11月22日(木)、福島農園で先週15日に収穫したパスクラサンの「予冷・追熟試験」を、赤磐市と合同で行うことになりました。温度帯の異なる試験区を設定し、定期的に糖度や硬度などを計測していきます。来年、赤磐市で実施予定の発表会で経過や結果を報告する予定です。お楽しみに・・・。
今回は、秋作水耕メロンの収穫についてです。7月下旬に種をまき、9月中旬に人工授粉をしてから約1ヶ月半、なんとか収穫をすることが出来ました。秋作は、まだまだ気温が高く害虫や病気の多い時期なので、春作より少し栽培が難しいのです。でも、生徒と一緒に頑張って管理をしてきました。全体的に小玉なメロンになりましたが、2作目なので学習の振り返りもでき、より細かくメロン栽培について学習出来たと思います。来年も、よいメロンを生徒ともに作りたいと思います。
11月12日(月)、農マル園芸の吉備路店で開催されている「秋の寄せ植えコンテスト」に参加しました。園芸科学科草花類型の2年生は、この日のために様々な寄せ植えを作成し練習してきました。
この寄せ植えコンテストには3つのルールがあります。
1 鉢代、植物代、小物(ピックなど)を足して2,500円以内にすること。
2 ビオラかパンジーを必ず1ポット以上使用すること。
3 1時間以内(制限時間)に仕上げること。
生徒たちは、植物から決めたり、鉢から決めたり、何度も組み直したりと、鉢と植物を決めるために40分近く時間がかかりましたが、植え込みは素早く仕上げることが出来ました。
自分たちが作成した寄せ植えに合うタイトルも決めて完成しました。そして最後は作品を手に集合写真を撮りました。
学校から会場の農マル園芸吉備路店までの道中もゆっくりとしていて、秋から冬に移り行く樹木の色合い、田畑や山、川などの自然美を堪能できた時間となりました。農マル園芸の清水さんをはじめ多くの方々、お世話になりありがとうございました。
産経新聞主催の河野裕子短歌賞に1年生が国語の授業の一環で応募し、園芸科学科の鶴長さんが選者賞(島田幸典賞)を、同じく園芸科学科の大林さんが特別賞(短歌研究社賞)を受賞しました。11月10日(土)に京都で行われた授賞式に参加しました。おめでとうございます。尚、このことは山陽新聞にも記事として取り上げられました。
11月9日(金)、岡山市のさん太ホールにて「第65回岡山県高等学校家庭クラブ研究発表大会」が開催されました。
本校からは、支部大会を勝ち進んだスクールプロジェクト「手作り☆LIFE ~私たちの手でできること~」の発表者として、生活デザイン科の3年生二人が出場。また大会の運営役員として家庭クラブ役員が、さらには生活デザイン科1年生全員が聴衆者として参加しました。
結果は、残念ながら最優秀賞・優秀賞は逃し優良賞に終わりましたが、高校生らしい発想と学校全体で取り組んだ家庭クラブ活動としてふさわしい発表であり、会場に訪れた来賓の先生方からもお褒めの言葉をいただきました。
大会の締めくくりには、恒例の「家庭クラブの歌斉唱」で、大会運営に携わった本校家庭クラブ役員の生徒たちが他校の生徒と一緒に、手話による合唱を披露し、大会を盛り上げてくれました。初めて参加した1年生の皆さんは、どんな感想を持ったことでしょう。
この大会での経験が、今後の本校家庭クラブの活動の更なる発展・充実に活かされることを期待しています!
11月15日(木)、草花類型2年生が初めての交流会をしました。江尻地区の方々と寄せ植えづくりをする交流会です。自分たちで育てた草花を準備し、歩いて公民館まで出かけました。
会は、初めの自己紹介から穏やかな雰囲気となり、地域の方々の優しさを感じることができました。それに応えるように生徒たちも一生懸命説明をしたり、一緒に作業をしたりと、1時間ほどでしたが、充実感を味わうことのできた交流会でした。「また来たいな」生徒が笑顔で言ってくれたのが印象的でした。
11月14日(水)、待ちに待ったパスクラサンの収穫実習です。福島農園に行くと、メディア関係者や百貨店のバイヤーさん、赤磐市の市役所の方々など、多くの人がいらっしゃり、びっくりしました。
福島さんから収穫方法について学んだ後、実際に収穫をしていきました。そして、大きさごとに選別してコンテナに入れていきました。磐梨中学校の生徒さんがインターンシップとして広報の仕事を体験しに来ており、たくさん写真を撮られました。収穫後、福島さんの倉庫で細かな選別や追熟方法について説明を受けました。
1ヶ月間の追熟後に百貨店で販売することも決まっており、そこで生徒は販売実習をさせていただく予定です。パスクラサンを多くの方々に認知してもらい、地域貢献の一助となればと思い、これからも取組を続けていきたいと思います。
なお、この活動は西日本テレビ、テレビせとうち、山陽新聞の取材を受けました。
11月13日(火)、2年生が夏に行った事業所での就業体験や、専門学校・大学などでのオープンキャンパス参加報告会を、1年生と合同で行いました。インターンシップの取り組みは、社会人としてのマナーやコミュニケーション力を身につけ、職業観・勤労観を育成するために毎年行っています。今日は、2年生の代表生徒10名が報告を行いました。特に1年生は、進路研究に役立てるために一生懸命耳を傾けていました。先輩方の苦労話やこれからの自分のあり方・生き方についても説明があり、とてもよい機会となりました。
11月8日(木)、草花類型2年生23名が、岡山桃太郎空港と赤磐市のご協力をいただき、JAL(日本航空)のCA(キャビンアテンダント)の吉原さんによるマナー講座を受けました。23名は会社を起業し、自分達で栽培したバラをプリザーブドフラワーに加工し、それをオイルに浸けてハーバリウム(植物標本)にして販売する活動をしています。今日はその販売テクニックを磨くための研修です。お客様の立場になって声かけをすること、商品を持つ手のちょっとした仕草で印象が変わること、など、すぐにも使えることがたくさんありました。そして何より感謝の気持ちが大切であることを学びました。今日の学びをこれからの販売活動に活かしていきます。ありがとうございました。
11月12日(月)、園芸科学科2年生果樹類型の「総合実習」で、モモの整枝・せん定について学習しました。生徒一人ひとり、きちんと説明できるように学習しました。その後、ブドウの休眠を促すために「強制落葉」を行いました。秋・冬の作業が来年の実りにつながるのです。
11月9日(金)、園芸科学科1年生の総合実習で、以前作った干し柿を袋詰めしました。見事に乾燥していて、各自生徒が家庭に持ち帰りました。初めて干し柿を作った生徒がほとんどで、とても喜んでいました。
11月9日(金)~11日(日)、鳥取県立八頭高等学校で開催された「第50回全国高等学校選抜ホッケー大会 中国ブロック予選会」で、本校女子チームが見事、全国大会出場権を獲得しました!
男子チームは残念ながら初日に山口県の高森高校に敗れ、全国大会の夢を絶たれましたが、その悔しさをも力にして女子チームが頑張りました。10日に対戦した強豪八頭高校(鳥取)には敗れたものの、翌11日に対戦した西京高校(山口)では粘り強さを発揮!0-0で迎えた最終第4クオーター、残り時間わずか数分の終了間際に待望の1点を先取。歓喜の声の中、最後まで気迫の攻めでその1点を死守し、念願の一勝をあげました。
この結果、12月21日(金)から奈良県を中心に開催される全国選抜大会に、中国ブロックから、横田高校(島根)、八頭高校(鳥取)と共に本校女子チームが出場することになりました!よくやった!感動した!
頑張れ、瀬戸南ホッケーチーム!
毎年、文化委員会が桃源祭の全校制作を担当しています。クラスの文化委員を縦割りにして、3年生を中心に1学期から企画を検討します。そして、A~D組の4つの企画をプレゼンし、委員による投票で決定します。今年はバルーンリリースになりました。
桃源祭前日。あらかじめ全校生徒にメッセージをシールに書いてもらい、そのシールを文化委員で紐に貼っていきました。そして、明日、ちゃんと成功するように予行練習をしました。窓の外は明るいです。
桃源祭当日。早い生徒は5:45に登校し、準備を始めました。窓の外は真っ暗です。バルーンにガスを入れ、紐をつけ、会議室の天井にどんどんためていきました。7時半過ぎには、全校生徒分のバルーンを膨らますことができました。
全員で集合写真を撮影し、この後の段取りを確認しました。そして、小川委員長の号令で、バルーンは青空に旅立ちました・・・。なお、男子委員には3階会議室まで重たいボンベとともに往復してもらいました。お疲れ様でした。
11月6日(火)、11時から12時まで、本校の「草花実習室」にて第4回シクラメン講座を開催し、園芸科学科草花類型3年生のシクラメン研究班が、8名の一般受講生に「シクラメンの葉組み」を中心に「ガーデンシクラメンを用いた寄せ植え」「オリジナルシクラメンの播種」について講義をしました。
受講生が持ってこられた夏越しシクラメンは、葉が多く出ていて花芽も確認できました。次回(最終回)のシクラメン講座の時にはきっとつぼみが上がり、1月には開花すると思います。12月に開花するシクラメンに比べると約1~2ヶ月ほど遅れて開花しますが、開花期の長いのが夏越しシクラメンの特徴です。
ガーデンシクラメンの寄せ植えでは、持参された鉢の中心に葉組みをしたガーデンシクラメンを置き、色とりどりのパンジー、ビオラ、キンギョソウ、ストック、アリッサム等を周りに植え、きれいに仕上げることができました。
また、最後にオリジナルシクラメン(原種のペルシカムとフリルの入ったシクラメンとの掛け合わせ)の播種も行いました。これも次回(最終回)のシクラメン講座で確認ができます。
12月18日(火)の最後(5回目)のシクラメン講座では、1年間のまとめとクリスマスのプレゼント交換を行います。思い思いの品(500円程度)を持ち寄って楽しくシクラメン談義でくくりたいと思っています。
でもその前に、11月23日(金)にレストパークでシクラメン祭があります。販売と質問コーナーも設置しますので、皆さん、ぜひお越しください。よろしくお願いします。
11月4日(日)、下石井公園で開催された「秋のまちはなフェア」に草花類型2年生7人が元気に参加しました。今回も晴れ晴れとした秋空の下、練習を重ねた自慢の寄せ植えを中心に、パンジー・ビオラなどの草花苗ポットや原種シクラメンを販売しました。
今回は販売品の宣伝会も企画されており、1)授業で10回以上練習して身についた寄せ植えの技術や完成したときの達成感、そして売れたときの喜び、2)ガーデンシクラメンの寄せ植えと原種シクラメンの魅力について、3)ガーデンシクラメンの寿命は3年ぐらいですが、原種シクラメンは30年以上長生きするものもある、などの知識、4)今月23日に江尻のレストパークでシクラメン祭が行われること、など学校の宣伝もさせていただきました。花が好きなお客様と花に関する話がたくさんでき生徒達も喜んでいました。ありがとうございました。
11月2日(金)、本校の文化祭『桃源祭』が開幕しました。
快晴の空の下で始まった今年の桃源祭。テーマは「Only one 瀬戸南」。オープニング・セレモニーでは、文化委員会の企画で、全校生徒・教職員による『バルーン・リリース』が行われました。
一人一人の心を込めたメッセージを乗せて、雲一つない青空に吸い込まれていくかのように飛び立つ、色とりどりのバルーン。
見上げる生徒たちや先生方の、溢れんばかりの笑顔と歓声。
とても感動的でした!
10月19日(金)、園芸科学科1年生の「総合実習(果樹)」で、第二弾の干し柿作りをしました。今回は大きな「愛宕」という品種を用いて作りました。様々な柿の品種や生産地について学んだ後、製造工程について学習しました。けがもなく、うまく作ることができました。
皆さんはマコモタケを知っていますか? マコモタケはイネ科の植物で、イネの葉を大きくしたような植物です。太くなった茎を収穫して食べる野菜です。
10月26日(金)、生物生産科2年の女子4名が里庄町で収穫体験をしました。見るのも初めてのマコモタケを、ぬかるんだ田んぼで収穫するのは大変でしたが、新鮮で楽しい体験となりました。
昼食にはマコモタケづくしの料理を頂きました。食物繊維を多く含み、ヘルシーで、どんな料理にも合うことがわかりました。
そして、生産者さんがマコモタケの栽培を始めた経緯や、栽培技術、販売・経営についても学習しました。
収穫したマコモタケはお土産に頂き、学校で友達や先生とわけました。家庭でも料理をして美味しくいただきました。
収穫体験に呼んで下さった生産者さん、大変お世話になりました。
10月25日(木)、環太平洋大学から先生と学生さんが来校され、11月25日(日)に地元で行われる「国際かかしフェスティバル」の企画・運営について話し合いました。地元の方々との交流を主眼に、私たちができることや協力できることについて意見交換をしました。