9月になり1月に仕込んだ味噌の「味噌くり」作業が始まりました。味噌をミンチ機(味噌くり機)にかけ、粒を潰しなめらかな状態にして再仕込みを行います。今年は熟成状態がよくなめらかな味噌に仕上がってきています。HACCP(食品衛生管理方法)に取組み衛生管理や工程ごとの記録をきちんと行い安心安全な味噌製造を行っています。主原料の米は自然農法米(農薬、肥料を使用せず栽培)であることから農林水産省が推進している「環境負荷低減の取組の見える化」に申請し「みえるラベル」の取得を目指しています。
カテゴリー別アーカイブ: ①生物生産科
【家畜審査競技会参加・畜産研究所見学】
9月9日。畜産研究所で開催された家畜審査競技(肉用牛の部)に生物生産科アニマルコース10名が参加しました。岡山県内の農業高校の生徒が集まり、黒毛和種8頭の体型を審査し、優良な牛を見極める技術を競いました。
肥育牛舎の見学では、発育良好で迫力のある肥育牛を間近にし、生徒たちは圧倒されていました。飼育管理のポイントや日々の観察の重要さなどを学び、今年度の和牛甲子園に向けて残り4か月を大切に、「福姫櫻」に愛情をいっぱい注いでいきます!





自走式草刈り機登場(生物生産科)
瀬戸南高校ではおかやまアダプト推進事業に取り組み学校沿いの砂川土手の草刈りボランティアを定期的に行っています。
9月3日。県から借りた自走式草刈り機3台を使用して土手の草刈りを行いました。刈り払い機と比べると早くて、安全、疲れない、大草でもどんどん刈れるなど最新の草刈り機の性能に驚かされました。
草刈りの様子を西日本放送が取材に来てくださいました。 これからも学校農場周辺の環境を維持するためにアダプト推進事業に取り組んでいきます
【岡山県枝肉共励会見学】
8月20日。モーモークラブは「令和7年度岡山県枝肉共励会」を見学し、和牛肉の肉質の評価について学習しました。
岡山県下の名だたる農家の方々が牛を出品し、肥育技術を競いました。過去に和牛甲子園へ出品した本校の枝肉と比較し、ロースの面積やバラの厚みの迫力に圧倒され、今年度の大きな目標となりました。
共励会の前には全農岡山県本部の方に枝肉の格付について講義をしていただきました。飼養管理の注意点や工夫などのアドバイスもいただき、令和8年1月の和牛甲子園出品に向け気を引き締めていきたいです。
課題研究の取組(生物生産科)
生物生産科ライスコースでは「課題研究」で生徒が研究テーマを考え栽培試験を行っています。生育調査や収量調査、栽培管理など暑い中頑張って実施しています。ちょうど収穫期のスイカは大きさや糖度を調査した後はみんなで試食も行いました。岡山県のGI作物である「備前黒皮かぼちゃ」もきれいにできました。毎日水やりを続けた甲斐がありました。
【削蹄競技大会見学】
6月25日。生物生産科アニマルコース4名は「第28回岡山県牛削蹄競技大会」を見学し、牛の削蹄技術について学習しました。 西日本各地から削蹄師が集まり、牛の蹄を整える削蹄技術を競っていました。前肢と後肢の削蹄を行い、牛が健康で快適に過ごせる蹄を作り上げる職人技に生徒達の目が輝いていました。牛の管理は多くの方々に支えられていると改めて感じられました。






【エコーの活用】
6月5日。生物生産科アニマルコース2年生は超音波画像診断装置(エコー)の活用について学習を行いました。果物の入ったゼリーをエコーで映し、見え方を学習しました。身近な物で映り方のイメージを持ち、実際に牛の卵巣を確認することができました。 積極的に直腸検査に挑戦するなど、たくましい2年生もいました。
【牛乳の日】
6月1日は「世界牛乳の日」です。「牛乳の日」とは牛乳に対する関心を高め、酪農や乳業などの仕事を多くの人に知ってもらうことを目的とした日です。
生物生産科アニマルコースの3年生は思いを込めたポスターを作成して各クラスに「牛乳の日」について説明を行い、畜産に関する関心を高めてもらうために呼びかけを行いました。
6月は「牛乳月間」です。何気なく食べている乳製品に感謝していきたいです。
環境に優しいイネ栽培(生物生産科)
生物生産科ライスコースでは環境に配慮した農業に取り組んでいます。その一つとして水田でレンゲを栽培し緑肥(肥料)として利用しもち米を栽培しています。多数回中耕除草技術を用いて農薬を使わず栽培しています。レンゲがきれいに咲きましたがこの後すき込んで肥料にします。
アイガモロボットがやってきた!(生物生産科)
5月23日。生物生産科ライスコース2年生の「生物活用」の授業で抑草ロボット(アイガモロボット)の講義が行われました。東京農工大学客員教授の高木先生に有機農業や土壌微生物の講義をしていただき、アイガモロボット開発者の株式会社NEWGREEN取締役副社長の中村先生に開発の話をしていただきました。実際に池で携帯端末のアプリでアイガモロボットを操作しました。6月の田植え後には学校の水田を自動で動き回り水田を濁らせ雑草の発生を抑制するアイガモロボットを見ることができるようになります。
イネのもみまきをしました(生物生産科)
5月14日。イネのもみまきを行いました。みのる産業製の「ポット苗用自動播種機」で約450枚の苗箱に播種しました。約1ヶ月かけて「成苗」になるまで育苗します。今日は、「きぬむすめ」、「朝日」、「ヤシロモチ」、酒米の「雄町」の4品種を播種しました。これらの苗は、無農薬栽培に使用します。田植えは、6月中旬に実施します。
イネの種もみの選別(生物生産科)
5月1日。生物生産科2年生ライスコースの生徒が、イネの種もみの選別を行いました。よい苗作りのために、充実した種もみを選別します。塩水に種もみを浸けて沈んだものが良い種もみです。これを「塩水選」といいます。
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映画「百姓の声」上映会(おかき戦隊)
3月8日。岡山市東区西大寺の百花プラザで開催された『百姓の声』の映画上映会に「おかき戦隊瀬戸なんじゃ~」が参加しました。主催者の「岡山まごころ給食審議会」の呼びかけで地元の農業高校生として参加しました。瀬戸南高校創立100周年を記念したおかきのパッケージも初お目見えしました。卒業した先輩達も販売の応援に来てくださいました。ありがとうございます。
大地の力コンペ「未来農業賞」受賞(生物生産科)
3月6日。東京大学で行われた「大地の力コンペ」ファイナル審査に生物生産科お米プロジェクトチームPioneerR.G.が出場しました。 1次審査(書類審査)、2次審査(面接)、そして発表動画によるファイナル審査に進みました。5分間の動画による審査が行われ結果は未来農業賞(特別賞)でした。3年生にとっては最後の発表になりましたが、東京大学の見学もでき良い思い出になりました。
第98回 卒業証書授与式
3月1日(土)、卒業証書授与式を挙行しました。
厳粛な雰囲気の中、ご来賓の方々をはじめ、たくさんの方からお祝いの言葉を頂き、無事に卒業生を送り出せたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
98期生の皆さん、卒業おめでとう。
瀬戸南高校を選んでくれてありがとう。
これからも皆さんの活躍をずっと祈っています。








SDGs未来賞 受賞(生物生産科)
2月22日。毎日新聞大阪本社で開催された「クボタ・毎日地球未来賞受賞記念活動報告会」でお米プロジェクトチームPioneerR.G.が「SDGs未来賞」を受賞しました。報告講演では3年生メンバー3名が取り組み活動を発表しました。他の受賞者の発表もとても素晴らしい活動内容でした。質疑応答や交流会もあり他団体とも意見交換し親睦を深めました。
114団体応募(一般38団体 学生(高校・大学)76団体)のなか3番目の賞を頂きました。 当日の様子はYouTubeで配信されています。https://www.youtube.com/watch?v=SQvdmqt_1gk
【和牛肉販売会開催】
2月22日。生物生産科6名がゆめタウン平島店にて開催された和牛肉販売会に参加しました。
そこでは、第8回和牛甲子園に出品し、「A5」ランクとなった「たかのひめ」のお肉を販売しました。
当日は多くの方が来店され、試食やアンケートに協力していただきました。自分たちが育てた牛が、保護者の方や地域の方からの「美味しい」という声を直接聞くことができ、とてもやりがいを感じることのできた機会となりました。





【予告:和牛肉販売会開催】
第8回和牛甲子園出品牛「たかのひめ」の和牛肉販売会を次の日程で開催します。
日時:2月22日(土)10時30分~12時00分
場所:ゆめタウン 平島(岡山市東区東平島163)
生物生産科が日々の実習や朝・放課後に愛情をかけて育てた約30か月は、長いようであっという間でした。ステーキ、しゃぶしゃぶ、すき焼き用等、幅広い商品を準備しておりますので、ぜひお越しください。
生徒が教える「おいしい大根たくあん」(生物生産科)
1月24日。生物生産科2年生の「生物活用」の授業で生徒が講師役となり、学びを教え合う授業を行いました。自分たちで栽培したダイコンを使い即席たくあんをつくりました。調味料を調合して、切ったダイコンと一緒にビニール袋に入れました。2~3日で漬け上がります。
わかりやすくデザインされた説明の資料も生徒が作成したものです。
授業をしてみて「話を聞いてもらうのが大変」「勝手に作業を進めてしまう人がいる」など教えることの難しさも少し体験できた授業でした。
同時に、余ったダイコンと規格外の卵を使って「おでん」も作りました。味はしみていませんがみんなで楽しく食べ、3年に向けてどのような農産物の活用がしたいか話し合い夢を膨らませました。
動物ふれあい交流会のこの一年
生物生産科アニマルコースでは生物活用や畜産の授業を使って動物ふれあい交流会を行っています。
今年は8つの幼児クラブや施設に来校いただき、2年、3年生の授業内で実施をすることができました。







