山陽新聞 令和5年11月10日(金)掲載
カテゴリー別アーカイブ: ①生物生産科
米の等級検査(2回目)
11月9日。生物生産科2年生の「野菜」の授業で、米の等級検査を行いました。収穫時期の遅い「にこまる」と「朝日」の2品種を検査員の指示の下、「穀刺し」を米袋の横から突き刺しサンプルを採取しました。穀粒判別機で整粒値や銅割れ米・被害粒などの割合を調べました。
検査の結果、すべて1等になりました。日付印と等級印をすべての米袋に押しました。米は販売日まで保存します。
味噌パック詰め作業しました。
10月下旬から味噌のパック詰め実習が始まりました。1月に仕込んだ味噌を9月にミンチ機にかける「みそくり」作業の後、1ヶ月ほど寝かしてからパック詰めを行います。
できあがった味噌の香りが漂う中、きれいにパックに詰めをしました。学校で栽培したお米で米麹を作り、地元のダイズで仕込んだ無添加で素朴な味わいの味噌です。
おかき戦隊瀬戸南じゃ~ 全国農業高校収穫祭で「大丸東京賞」受賞
11月4・5日。東京の大丸百貨店で開催された『HANASAKA全国農業高校収穫祭』に「おかき戦隊瀬戸南じゃ~」のメンバー4名が参加しました。東京の百貨店での販売は初めてで最初緊張がみられたものの、先輩から受け継いだカラフルなつなぎでおかきの歌を流しながら元気に販売するスタイルが評価され、41校の参加校の中から「大丸東京賞」を初参加で受賞することができました。インタビューの様子は、11月中旬の毎日新聞に掲載される予定です。
無農薬・無肥料栽培イネの刈り取り
10月2日から多数回中耕除草による無肥料・無農薬栽培のイネの刈り取りが始まっています。生物生産栽培類型の授業で、50aの田んぼを数回に分けて刈り取りを行っています。
10月5日には2年生がコンバインを操作して稲刈りを行いました。とてもきれいなイネができています。収穫後は乾燥させ、もみすりをして製品に仕上げていきます。
味噌くり始まりました。(生物生産科)
2学期になり「味噌くり」作業が始まっています。10月5日には2年栽培類型の野菜の授業で味噌くり実習を行いました。白衣に着替え、衛生管理、安全な作業のために気をつけることを具体的に明を受けた後に実習を行いました。この味噌は今年の1月に学校産の米と地元の大豆と塩だけを材料に仕込んだ無添加の味噌です。味噌くり作業では大豆の粒が残っている味噌をミンチ機にかけ、再び樽に詰め熟成させます。11月にはパックに詰め販売を始めるので、楽しみにしてください。
江西小学校5年生とイネ刈り交流会を行いました!
10月4日。生物生産科3年生栽培類型の生徒が、江西小学校5年生とイネ刈り交流会を行いました。6月に田植え交流会で手植えをしたイネも、10月になり収穫期を迎えました。
高校生がイネの刈り方、束ね方、カマの使い方などを説明し、イネ刈りがスタートしました。1時間程度の交流でしたが、みんなで楽しく、ケガなくイネ刈りをすることができました。刈ったイネは、12月に小学生といっしょにお米パーティーで試食する予定です。
「校外研修へ行ってきました!」
「校外研修へ行ってきました!」
8月7日。生物生産科の2年生が、「JA西日本くみあい飼料」「全農サイロ」「夢ファーム」へ、施設の見学に行きました。
「くみあい飼料」では牛や鶏、豚の飼料の製造について講義を受け、普段学校で飼育している家畜たちの飼料について学びを深めました。また、「全農サイロ」では飼料原料の輸入から貯蔵を行っており、大規模な施設を見学しました。飼料価格高騰の情勢や飼料製造時の徹底した品質管理、感染症対策の実情を学び、畜産物の生産過程での重要な一面を改めて考える貴重な機会となりました。
そして、「夢ファーム」では本校の卒業生が就農し、水稲栽培について教えていただきました。大型農機を巧みに活用し、収量の増加や作業効率を上げる取り組みについて学び、本校以外の水稲栽培について学ぶ機会になりました。
『善きことをした高校生達』に掲載されました。
学校情報検索サイト「日本の学校」(JSコーポレーション)の中の、『善きことをした高校生達』のWEBページで、生物生産科栽培類型が令和4年から取り組んでいる「多数回中耕除草による無肥料、無農薬の稲栽培」が紹介されました。全国の高校生の取り組みが紹介されていますので、ぜひ見てみてください。
瀬戸南高が最優秀賞
山陽新聞 令和5年10月3日(火)掲載

第4回有機米生産システム国際シンポジウムに参加
9月4日(月)~7日(木)にかけて東北大学大学院農学研究科(青葉山コモンズ)で開催された「第4回有機米生産システム国際シンポジウム」に9月6日(水)から生物生産科のお米プロジェクト班PioneerR.Gの2年生3名が参加しました。
昨年度から取り組んできた、多数回中耕除草による無肥料・無農薬の稲栽培について発表しました。国内外の大学や研究機関が有機稲作の研究成果を発表するシンポジウムで、高校生が初めて発表しました。堂々とした発表、取り組み内容、伝わりやすさが評価され、発表後は多くの方から、「すごい発表だった」「一番良かった」と声をかけられました。
発表は同時通訳で会場だけではなく、国内外のWEB参加の人に発信されました。そして、 パネルディスカッションや懇親会で各研究について説明を聞いたり、情報交換をすることができました。
この発表の内容はこの後英語に訳し、記録紙に掲載されます。 これから収穫、収量調査と来年に向けて研究はまだまだ続きます。
キャベツを定植しました(生物生産科)
9月7日。生物生産科2年生栽培類型の生徒がキャベツの定植をしました。8月17日に種まきをしたキャベツも大きな苗になりました。しっかり栽培管理を行い、鍋のおいしい季節に収穫します!
ハクサイ播種しました
8月25日。生物生産科1年「農業と環境」の夏期実習でハクサイの播種を行いました。「黄ごころ75」という品種で、発芽から75日で収穫できる中早生のハクサイです。
播種の手順の説明を受け、ポリポットに播種しました。25日に播いた種が3日後の28日にはきれいに発芽していました。収穫はいつ頃になるかわかりますか?
暑いぞ!熱いぞ!イネの生育調査
生物生産科ではイネの栽培研究に取り組んでおり、田植え後から毎週イネの生育調査を2・3年生が行っています。夏休みでも気温が35℃を越える暑い中、草丈・茎数・葉色値の計測を行っています。地道な作業ですがこのデータはとても貴重なものになります。暑さに負けない情熱を持って取り組みます。
キャベツ・ブロッコリーの種をまきました(生物生産科)
8月17日。生物生産科2年生栽培類型の生徒が、キャベツ・ブロッコリーの播種をしました。2学期から「野菜」の授業で、冬野菜の学習教材として栽培していきます。
キャベツは、「秋徳SP」・「彩音」の2品種。ブロッコリーは、「ハイツSP」・「エンデバーSP」の2品種を播種しました。しっかり管理して、品質の良いものを作ります!
オープンスクールで「多数回中耕除草」実演(生物生産科)
7月26日のオープンスクールで有機稲作の研究に取り組むPioneer R.Gのメンバーが多数回中耕除草の実演を行いました。成長したイネの中を中耕除草機で走る様子を中学生に見てもらい、実験の意義について説明をしました。ドローンの操作体験もしてもらいました。暑い中、来春中学生に瀬戸南高校に入学してもらえるように、説明を頑張りました。
作業後は毎回「みのる産業製の中耕除草機」をきれいに洗って整備しています。
「夏のおかやま農業女子マルシェ」
7月22日(土)、23日(日)。岡山天満屋で開催された「夏のおかやま農業女子マルシェ」に「おかき戦隊瀬戸南じゃ~」のメンバー3名が参加しました。瀬戸南おかきの販売だけではなく、おかやま農業女子の出店の試食なども手伝いました。瀬戸南おかきのダンスも初披露し、好評でした。パフェ作り体験にも参加し、楽しい販売会でした。
スイートコーンの収穫(生物生産科)
7月19日。終業式後、1年生の「農業と環境」の授業で栽培したスイートコーン「キャンベラ86」を収穫しました。4月28日に種をまき、生育調査、観察を1学期間毎週続けてきました。少し小ぶりですが黄色のきれいな実になっていました。収穫したスイートコーンは持って帰って家族と食べたいと思います。
水田の手取り除草(生物生産科)
7月6日。1年生の「農業と環境」の授業で、水田(20a)の手取り除草を行いました。 この水田は、レンゲ農法で化学農薬、化学肥料を使わずに「ヤシロモチ」を栽培しています。
今年は水田雑草の「ヒエ」が大量に発生しました。イネによく似たヒエの見分け方を学習した後、水田に入り除草をしました。気温が35.6℃、水温が40℃の水田に入り、ヒエを見つけて次々に取り除いていきました。この水田でとれたモチ米は校内外で販売される他「瀬戸南おかき」の材料になります。
和気町で田植えまつりに参加(おかき戦隊・Pioneer R.G)
7月2日。和気町父井原の水田で行われた、「和気町有機農業産地づくり協議会」の田植えまつりに、生物生産科の交流で地域活性化を目指す「おかき戦隊瀬戸南じゃ~」と有機稲作の研究に取り組んでいる「Pioneer R.G」のメンバー9名が参加しました。小さな子どもたちに苗の植え方を優しく教えました。衆議院議員の平沼正二郎さんも参加され、「瀬戸南高校の皆様へ 有機農業の取り組みありがとうございます」と書かれた色紙をいただきました。天然ウナギのつかみ取りもあり、楽しい時間を過ごしました。「Pioneer R.G」による自動操作田植機のデモンストレーション走行も行い学校で行っている有機農業の取り組みについて小さい子にもわかりやすいように説明しました。