カテゴリー別アーカイブ: パワーアップ事業

瀬戸南高校パワーアップ事業「特別講師による講演会」

 瀬戸南高校では毎年、グローバルな視点に立脚し、産官学との連携強化を図りつつ、農業学習を通して、地域創生に貢献する人材育成のカリキュラムを開発する「瀬戸南高校パワーアップ事業」を行っています。そして、その一環として、各界の講師を招き、世界や日本の農業や農業の6次産業化、農産物輸出等について学び、興味・関心を喚起させる目的で講演会を実施しています。今年度(10月12日・13日・14日)は、以下の3名の先生にご講演いただきました。

■「攻めの農業経営Ⅰ:農業のマーケティング戦略」
  講師:株式会社 引両紋  代表取締役 青山雅史 先生

■「攻めの農業経営Ⅱ:アグリビジネスのケーススタディ」
  講師:株式会社卵娘庵  代表 藤井美佐 先

■「攻めの農業経営Ⅲ:アグリビジネスのケーススタディ」
  講師:石原果樹園  代表 石原 直樹 先生

課題研究プレゼンテーションwith瀬戸&瀬戸南高校

3月12日(火)、赤磐市中央図書館1階の多目的ホールで開催された赤磐市主催の「課題研究プレゼンテーションwith瀬戸&瀬戸南高校」に参加してきました。本校からは、パスクラサンの研究発表とブドウの鮮度維持の研究発表を行いました。先輩から引き継いだテーマをこれから発展させて、調査・研究に励もうと考えているときに、このような発表の機会を得ました。

また、瀬戸高校さんのポスターセッションも行われ、7つの発表を聞くことができました。自分たちの進路研究をベースに、調査したり企業に商品開発提案を行ったりと、私たちの研究に通じるものがあり、また、個性ある演出を交えながら発表をされていて、本当に勉強になりました。

モチベーションがとても上がる機会となり、これからのテーマ設定や研究活動に役立てていきたいと思います。
赤磐市の方々、瀬戸高校のみなさん、ありがとうございました。

パクチー料理で瀬戸南おかき関係者が国際交流

2月22日(金)、課題研究で瀬戸南おかきの開発・販売をしている生物生産科の3年から1年の13名が、環太平洋大学にベトナムから来ている留学生と、瀬戸南高校の調理実習室で料理交流会を行いました。この会のきっかけは昨年11月の「国際かかしフェスティバル」で、ベトナムの家庭料理にパクチーが使われていることや、留学生の方たちが自炊をされていることを生徒が知り、おかき製造でパクチーを加工していながらパクチー料理を食べたことがなかったため、ぜひ本場のパクチー料理を食べてみたいとお願いして実現したものです。

5人の留学生から料理の手ほどきを受け、パクチーを使ったベトナム家庭料理のフォーと生春巻きを作りました。料理をしながら留学生と料理の話や、学生生活、語学の勉強などについて楽しく会話することができました。
この会は、3年生とのお別れ会も兼ねており、瀬戸南おかきの開発・販売に関わったパクチー生産者、岡パク黄ニラ大使、おかき製造会社社長も参加してくださり、卒業を迎える3年生と懇親を深めました。
活動を引き継いだ2年生と1年生は、これからの活動目標を報告するとともに、自分たちで作詞・作曲して完成したばかりのおかきの歌「瀬戸南おかき」を披露し、盛大な拍手をいただいてこれからの活動への決意を新たにしていました。

 

 

 

 

 

 

なお、この様子はNHKの「もぎたて!」で放映されました。

 

第3回瀬戸南高校地域共育審議会

2月20日(水)、岡山県教育委員会から指定を受けた「おかやま創生高校パワーアップ事業」(研究テーマ「グローバル市場を目指す攻めの農業経営人材の育成」)の最終年度にあたり、今日は締めくくりとして、さまざまな分野の委員の先生方と3年間の事業の評価や今後の可能性について協議しました。また、昨年の夏の台湾研修の報告として、生徒たちが発表をし、質疑応答も行いました。

多くの方や地域、関係機関のサポートもあり、おかげさまで充実した教育活動・研究活動を行うことができました。ありがとうございました。来年度は、これまでの成果をベースにし、グローカルな人材育成に努めていきたいと思います。

 

模擬会社の株主総会

1月31日(木)、園芸科学科草花類型2年生が、授業の中で1年間行ってきた模擬会社の活動を締めくくる株主総会を開催しました。これは、株券を先生方に発行して資本金を集め、自分たちで育てた草花を利用して加工品を作り、それを販売して利益を上げようという6次産業化の起業家教育の取組です。生徒の中から社長、副社長、部長などを選出し、各自が生産、加工、営業、経理の部署に分かれて担当の仕事をしてきました。試作で起きたいろいろな失敗を乗り越えて完成した今年の商品はハーバリウムです。総会では、株主の先生方からいろいろな質問を受けて対応に苦労していましたが、無事、黒字の決算報告をすることが出来ました。お疲れ様でした。


「職業としての農業」を学ぶ出前授業

1月24日(木)、中国四国農政局の出前授業がありました。お茶の生産と販売を手がけられている「引両紋」の青山雅史さんに来ていただき、お茶の生産から加工・販売、ビジネスモデル、起業のポイント等、非常に内容の濃いお話を聞くチャンスに恵まれました。話をうかがううちに、失敗の連続の中に農業の可能性が多く存在することを感じました。また、農政局の経営支援課長の前田博さんに、就農の支援策における国の施策や現状について詳しいレクチャーを受けました。とても充実した出前授業でした。

 

 

 


 

校内プロジェクト発表会

1月22日(火)、本校体育館で「校内プロジェクト発表会」を行いました。生物生産科と園芸科学科の各類型の代表と、家庭クラブの代表、台湾研修報告、そして農業大学校へ進学された先輩の模範発表の計8題の発表がありました。農業クラブと家庭クラブで優秀賞を獲得した発表や、先日の赤磐市青果物輸出コンソーシアムでの発表など、どの発表も、計画的に実験・実施したものをまとめ、鋭い考察や今後の課題について発表されており、後輩たちにとってとても勉強になったことと思います。また、「研究を引き継いでほしい」という熱いメッセージも多く聞かれ、後輩へのエールにも聞こえました。3年生皆さん、お疲れ様でした。

 

 

 

 

「赤磐市青果物輸出コンソーシアム」意見交換会に参加しました!

赤磐市が取り組む『もも・ぶどうの貯蔵・輸出技術』の研究に、昨年度から本校の生徒たちも参加しています。

1月18日(金)、本年度の取組の報告&意見交換会が県立農業大学校で開催され、大学教授の先生方の報告に混じって、本校生徒も3つの取組について発表しました。

 

 

 

 

意見交換会では、参加された地元生産農家の方や県の農林行政の方々から寄せられる鋭い質問にも、四苦八苦しながらも生徒たちは頑張って「自分の言葉」で応答してくれていました。

 

 

 

 

 

 

 

頭の中で思考をグルグルと巡らせながら絞り出した「自分の言葉」は本物ですし、自身の次なる課題にも繋がるヒントにもなったはず...。

 

 

 

 

とても密度の濃い、貴重な学びの場となりました!

第46回毎日農業記録賞

12月6日(木)、毎日新聞岡山支局長が来校され、第46回毎日農業記録賞で高校生部門「岡山支局長賞」の表彰を、園芸科学科2年の今田藍海さんが受けました。また、園芸科学科3年の新田衣吹さんも、地区入賞を果たして表彰されました。二人は、夏休みに台湾へ視察研修にでかけ、そこから感じたことや学んだことを文章にまとめてエントリーしていました。「たくさんの学びをこれからの進路に生かしたい!」と、支局長さんと約束していました。おめでとうございます。

パワーアップ事業「国際かかしフェスティバル」の企画

10月25日(木)、環太平洋大学から先生と学生さんが来校され、11月25日(日)に地元で行われる「国際かかしフェスティバル」の企画・運営について話し合いました。地元の方々との交流を主眼に、私たちができることや協力できることについて意見交換をしました。


「攻めの農業経営」ワークショップ

10月19日(金)、園芸科学科1年の「農業と環境」の授業の中で、パワーアップ事業「攻めの農業経営」のこれまでの課題レポートや講演会のまとめとして、「農業のおもしろさ・魅力って何?」というテーマでディスカッションしました。ワークショップを通して生徒からいろいろな考え方やアイデアが出され、お互い新たな発見がありました。また、他者の意見に耳を傾けたり自分の意見を整理して伝えたりと、いつもの授業と空気感が異なっていて、楽しさの中にも緊張感を感じることができました。最後にグループごとで話し合った意見を発表し合い、まとめとしました。

講座「攻めの農業経営Ⅰ:世界と闘う日本の農業」

10月11日(木)、1年生を対象に、「JTB中国四国」エグゼクティブプロデューサー・岡山県教育委員会留学コーディネーターの田村秀昭先生に来校していただき、講演会を実施しました。

今回の講演の目的は、グローバルな視点に立って、産官学との連携強化を図りつつ、農業学習を通して、地域創生に貢献する人材育成のカリキュラムを開発する「おかやま創生高校パワーアップ事業」の一環として、各界の講師をお招きし、世界や日本の農業や農業の6次産業化、農産物輸出等について学び、生徒の興味・関心を喚起させることです。

田村先生には、海外からの旅行客の現状や、今後の日本の農業や観光のあり方についてたくさんのヒントをいただきました。「農業がこれからの日本を救う」という言葉が、1年生のやる気に火をつけたようでした。

 

講座「攻めの農業経営Ⅱ:アグリビジネスのケーススタディ」

10月10日(水)、2年生を対象に、「株式会社卵娘庵」代表の藤井美佐先生に来校していただき、講演会を実施しました。

今回の講演の目的は、グローバルな視点に立って、産官学との連携強化を図りつつ、農業学習を通して、地域創生に貢献する人材育成のカリキュラムを開発する「おかやま創生高校パワーアップ事業」の一環として、各界の講師をお招きし、世界や日本の農業や農業の6次産業化、農産物輸出等について学び、生徒の興味・関心を喚起させることです。

藤井先生には、鶏卵の生産や廃鶏の肉の活用、プリンやお菓子の製造・販売、働き方改革等の会社運営についてなど、農業経営を戦略的に展開されていることをお話ししていただき、生徒はたくさんのヒントをいただきました。また、7月の豪雨で被災されたそうですが、「乗り越えられるピンチしか来ない」と信じて立ち向かう姿勢に、生徒は感動していました。

講座「攻めの農業経営Ⅲ:農産物輸出のケーススタディ」

10月9日(火)、3年生を対象に、「有限会社スコレー」取締役の大内盛勢先生に来校していただき、講演会を実施しました。

今回の講演の目的は、グローバルな視点に立って、産官学との連携強化を図りつつ、農業学習を通して、地域創生に貢献する人材育成のカリキュラムを開発する「おかやま創生高校パワーアップ事業」の一環として、各界の講師をお招きし、世界や日本の農業や農業の6次産業化、農産物輸出等について学び、生徒の興味・関心を喚起させることです。

大内先生には、洋ラン・ブドウ・ドラゴンフルーツの生産や加工、そして輸出に挑戦されている苦労話をわかりやすく丁寧にお話していただきました。生徒は、海外進出へのロマンと可能性を感じ取ったようでした。

 

夏休みの終わりに…「校内研修会」で先生方もお勉強!(8月30日)

2学期始業式(9月3日)を前に、校内の先生方で「授業力向上研修会」を行いました。

講師として岡山大学地域総合研究センター 山田一隆 先生をお迎えし『グループワークの進め方-その前に、その後に-』をテーマに、90分みっちりと皆でお勉強。KJ法を実践しながら、グループワークや体験型学習のねらいや注意点、さらには授業設計について、学び合いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

各テーブルでは、年齢や教科の壁を越え、先生方がお互いに、付箋紙を片手に悩みやら体験談を語り合い、とても有意義な時間を共有することができました。

さあ、いよいよ週明けには新学期が始まります。

生徒たちと共に、「チーム瀬戸南」2学期 … 始動です!

「台湾視察研修」報告②(3・4日目)

台湾での研修3日目は「桃園農工高級中等学校」を訪ねました。地元の高校生から大歓迎を受け、折り紙交流、クラフト体験で盛り上がりました。あちらの生徒さんたちの高い英語力に驚きましたが、本校生徒もよく頑張ってコミュニケーションをとっていました。校内を案内してもらい、学校農場の施設も見学することができました。

 

 

 

 

 

 

 

午後からは市内の散策で、スーパー視察のほか、近隣のお寺にも参拝しました。この日も充実した一日を過ごすことができ、宿舎に戻って恒例の振り返り学習を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

3泊4日の台湾研修は、台風の影響も心配されましたが、天候にも恵まれ全プログラムを無事に終えることができました。研修最終日の4日目(8月24日)は早朝に宿舎を出発して帰国の途につき、夕方には全員無事に岡山駅に到着しました。          皆さん、たいへんお疲れ様でした!2学期には、研修で学んだことや体感してきたことを報告してもらうのを楽しみにしています。

 

「台湾視察研修」報告① (2日目)

台湾での研修2日目。午前中は、台湾高速鉄道(新幹線)で台中市に移動し、裕毛屋旗艦店(スーパー)での視察・ヒアリング調査を行いました。

出迎えてくださったのは何と社長さん。生徒たちを歓迎してくださるとともに、「農産物をただ生産、販売するのではなく、付加価値を付け差別化を図らなければ農業の未来は暗い。皆さんは農業の勉強をたくさんして行動を起こしてほしい。日本の農産物を売り込み、架け橋になってほしい。」と熱く語ってくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

午後からは再び台湾高速鉄道で移動。台北市内の百貨店で岡山県が開催している「岡山県物産展(岡山フェア)」にインターンシップとして参加させていただき、岡山県の特産品のPRを行いました。

ここでは本校産の『瀬戸南おかき』も販売させていただきました!

 

 

 

 

 

 

 

宿舎では早速、学習会。この日の学びの成果を共有しました。

 

 

 

 

 

参加者は皆、元気に2日目を有意義に過ごすことができました。3日目の明日は、現地の高校生との交流会を予定しています。

 

 

 

台湾視察研修(8月21日~24日)に出発!

「おかやま創生 高校パワーアップ事業」の一環として、昨年に続き今年も本校生徒6名、教員2名が3泊4日の日程で台湾への視察研修に出発しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

台風の影響が心配されましたが、無事に桃園市内の宿舎に到着。研修第1日目は、夕方から台北最大級の夜市「士林夜市」を視察しました。生徒は疲れもあったのか緊張気味ですが、果たして現地のB級グルメを堪能できたでしょうか。

明日は、台中市の裕毛屋旗艦店(スーパー)でマーケティング調査のほか、台北市で開催されている「岡山フェア」に参加してインターンシップに挑戦です!

中国四国農政局長さんが来校!「台湾視察研修」生徒を激励してくださいました。

8月7日、中国四国農政局から坂井康宏 局長、龍口浩司 岡山支局長、吉田恵美子 地域連携課長様の3名が来校してくださり、21日から「台湾視察研修」に挑戦する生徒たちを激励してくださいました。

生徒たちは、早速に勉強したばかりの中国語で自己紹介。研修への意気込みとともに、農業を取り巻く課題などについて質問をしていました。

坂井局長様は「高校で海外を体験できることは大変貴重な機会。この機会を得たことに感謝して、是非ともしっかりと世界を感じてくるとともに世界の中での日本や日本の農業を見つめて来てほしい。頑張って!」と、励ましの言葉をかけてくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

「台湾視察研修」は、来る8月21日(火)から24日(金)の3泊4日の予定で、台北市~台中市を中心に、百貨店でのマーケティング調査や岡山県が開催する「岡山フェア」でのインターンシップ、現地の高校生との交流など、盛りだくさんの研修プログラムを予定しています。