校内プロジェクト発表会

1月22日(火)、本校体育館で「校内プロジェクト発表会」を行いました。生物生産科と園芸科学科の各類型の代表と、家庭クラブの代表、台湾研修報告、そして農業大学校へ進学された先輩の模範発表の計8題の発表がありました。農業クラブと家庭クラブで優秀賞を獲得した発表や、先日の赤磐市青果物輸出コンソーシアムでの発表など、どの発表も、計画的に実験・実施したものをまとめ、鋭い考察や今後の課題について発表されており、後輩たちにとってとても勉強になったことと思います。また、「研究を引き継いでほしい」という熱いメッセージも多く聞かれ、後輩へのエールにも聞こえました。3年生皆さん、お疲れ様でした。

 

 

 

 

各学科の「課題研究」発表会を行いました。

1月16日(水)、各学科の3年生が今年一年間をかけて取り組んできた「課題研究」の発表会が開催されました。

 

 

 

 

 

 

 

生物生産科では、栽培類型から2班、飼育類型から4班の計6つの班から研究報告がありました。中には、要約(Summary)部分を英語で記述して発表したり、報告書の中の感想部分を中国語や韓国語で記述したりすることにチャレンジしてくれた生徒もいました。会場には2年生や先生方のほか、保護者の方々も来校してくださり、熱心に質問を投げかけてくれていました。

 

 

 

 

 

 

 

園芸科学科は3つの類型毎に各会場に2年生を招いて発表会を実施しました。果樹園芸類型から29題、野菜園芸類型から24題、草花園芸類型からは6題の研究報告がありました。園芸科学科では「一人一課題」を目標にグループの中で細分化されたテーマで研究に取り組んでおり、先生からの鋭い質問に苦しみながら応答する場面も見られましたが、各生徒がそれぞれ一年間かけて取り組んだ過程がしっかりと発表に反映されていました。

 

 

 

 

 

 

 

生活デザイン科では、「保育」「食生活」「情報」「衣生活」の4つの班から研究報告がありました。生活デザイン科の生徒は、検定や資格取得への挑戦、作品制作などが大きな目標でもありますが、それにとどまらず個々の生徒がそれぞれ課題を設定して取り組んできた研究活動の報告もなされていました。真剣に発表を聞く2年生の目には、きっと次年度に自らが取り組む課題研究のヒントや目標が見えてきたのではないでしょうか。

いずれの学科の発表会でも、発表し終えた3年生の顔にはホッとした表情とともに、3年間の学習をやり遂げた満足感のようなものが見られました、皆さん、ご苦労様でした!

最後のせん定実習

1月22日(火)、園芸科学科果樹類型3年生の「総合実習」では、最後のブドウのせん定実習を行いました。黒系と緑系のブドウは、品種によってせん定方法が異なります。流石3年生は3年目のせん定で、とても慣れた手つきでせん定を行っていました。これで最後のせん定実習と思うと、少し寂しい気持ちになりました。この先、このブドウを引き継いで、後輩たちにも頑張ってほしいです。

 

 

 


「赤磐市青果物輸出コンソーシアム」意見交換会に参加しました!

赤磐市が取り組む『もも・ぶどうの貯蔵・輸出技術』の研究に、昨年度から本校の生徒たちも参加しています。

1月18日(金)、本年度の取組の報告&意見交換会が県立農業大学校で開催され、大学教授の先生方の報告に混じって、本校生徒も3つの取組について発表しました。

 

 

 

 

意見交換会では、参加された地元生産農家の方や県の農林行政の方々から寄せられる鋭い質問にも、四苦八苦しながらも生徒たちは頑張って「自分の言葉」で応答してくれていました。

 

 

 

 

 

 

 

頭の中で思考をグルグルと巡らせながら絞り出した「自分の言葉」は本物ですし、自身の次なる課題にも繋がるヒントにもなったはず...。

 

 

 

 

とても密度の濃い、貴重な学びの場となりました!

卒業式に向けて コサージ作製

1月17日(木)、園芸科学科草花類型2年生が、卒業式で3年生が胸につけるコサージの製作準備を始めました。今年で13年目になる生花のコサージ。きれいにできるように、また、一緒に作る1年生に教えられるように、しっかり練習していきます。1年生も18日にパーツづくりに挑戦します。

 

冬の果樹園実習

1月18日(金)、1年生の総合実習「果樹」の授業で、1)モモの樹の構造と枝の種類について、2)ブドウのせん定について、学習しました。先週の授業でロープワークについて学んでいたため、早速、せん定枝の結束に役立ちました。果樹園はとても風が強くて寒く感じましたが、冬季の実習の大切さも身にしみて感じることができました。

 

 

 

 

 

生活デザイン科3年生が「『フードデザイン』御食事会」を開催しました!

1月10日(木)、生活デザイン科3年の「フードデザイン」選択生22名が「御食事会」を企画し、教職員を招待してくれました。

 

 

 

 

3年間の食物分野の学習の集大成として、全員で力を合わせ、お世話になった先生方に感謝の気持ちを込めてつくってくれた料理は、赤米入りごはんや鰆の西京焼き、天ぷらなど丁寧につくられた「松花堂弁当」に「えびのしんじょ椀」、実習で漬けた南高梅の「梅干し」、そしてデザートには甘味「わらびもち」。どれもとても上品で美味しくいただくことができました。

 

 

 

 

 

 

 

参加された多くの先生方から「美味しかったよ」「上手にできているね」と笑顔で声をかけてもらい、生徒たちも満面の笑顔になっていました。

食事は毎日当たり前のように取りますが、料理で人を笑顔にしたり、元気にしたりすることができるその知識と技術、そして何より「人を思う心」を学び取ってくれた生徒たち。何と頼もしいことでしょう。

3年間、よく頑張りました。そして、心を込めて「ご馳走様でした!」

全国高校選抜ホッケー大会に出場も...一回戦突破ならず!

12月22日(土)、「第50回全国高等学校選抜ホッケー大会」(於:和歌山県マツゲンスポーツグラウンド)の火ぶたが切って落とされました。

 

 

 

 

 

 

 

初出場の本校女子チーム。記念すべき全国大会初挑戦の相手は、富山県立石動(いするぎ)高等学校...何と今年のインターハイを制した強豪チームです。

 

 

 

 

 

 

 

小雨の中で始まった試合。挑戦者の我がチームは前半を0-2と善戦するも、後半にはスタミナと攻撃力に勝る相手に得点を重ねられ、終わってみれば0-7で完敗。

全国大会初得点の道は遠かった。

しかしながら、試合巧者を相手に我がチームの惜しい攻撃も数多く見られ、何よりも試合後の選手たちの悔し涙の顔には、次に繋がる『確かなもの』を感じました。

 

 

 

 

 

 

 

瀬戸南ホッケーの歴史は、ここから始まる! 頑張れ、瀬戸南!

 

福祉生徒体験発表会に参加しました。

12月18日(火)、県立備前緑陽高等学校で「岡山県高等学校福祉教育協会第11回生徒体験発表会」が開催され、本校から生活デザイン科福祉類型の3年生たちが参加しました。発表の部では、8校から12名の代表生徒の体験発表が行われ、本校からは浦上さんが「福祉に学んで」と題して、学校での学びや施設実習を通して感じたこと、気づいたこと等について発表しました。

 

 

 

 

 

 

 

「こんなに違うのか」...授業で学んだことを現場実習で実践することの難しさや戸惑い、利用者の方とコミュニケーションをとることの難しさを思い知った。でもそんな実習を通して改めて「人の役に立ちたい」という気持ちが膨らんだ。卒業後は介護士になる!

自らの体験から将来への強い志を、力強く発表してくれました。

「体験」によって気づいたことや感じたことは「自らの言葉」にして語ることで、はじめて「経験」になる。そして、次に使える「自分の力」になるのだと思います。

参加した生徒たちもまた、12名の仲間たちの発表を聞き、「体験による学び」を共有してくれたことでしょう。

第5回シクラメン講座

12月18日(火)、第5回シクラメン講座を瀬戸南高校の草花実習室で開催しました。毎年5回目の最終回は、今年管理をした夏越しシクラメンを持ち込んでいただき、うまくいった場合の管理の秘訣(裏テク)を披露して頂いています。今年の猛暑はかなり応えたようで、秋の段階で球根は堅かったのに芽が出ないとか、大きくなった球根が割れてしまったなど、ダメージを多く受けました。高温多湿を嫌うシクラメンを、涼しい条件下で管理することがどれだけ大切であるか再確認できました。

愛着があったシクラメンが枯れてしまうのは残念なことです。1年ごとに写真に収めていくことも大事だと思いました。今回参加された受講生の皆様の意見や感想をもとに、来年度のシクラメン講座も考えていきたいと思います。最後は恒例の集合写真を撮りました。受講生の皆様、1年間、大変お世話になりました。ありがとうございました。


冬の三者面談&教室整備

12月14日(金)から、1・2年生を対象とした本校恒例の冬の三者面談が始まりました。2学期の振り返りをしながら、今後すべきことについて話し合っています。また、1年生はインターンシップについて、2年生は具体的な進学先・就職先について、「進路実現」に向き合う話もしています。

さらには年末ということもあり、教室の掃除・ワックスがけをしているクラスもあります。学び舎をピカピカにしたい! と手に力が入っていました。

          

 

高島屋での販売実習! パスクラサンをしっかりと広報!

12月17日(月)、岡山高島屋で、パスクラサンの販売実習が実現しました!

福島さんの圃場で先月収穫し追熟したパスクラサンを、ついに多くの方々に知っていただける機会に恵まれたのです。
生徒は、初めての販売実習ということもありとても緊張していました。しかし、スタッフの方々のサポートもあり、2時間という短い時間でしたが、パスクラサンをしっかりとアピールすることができました。多くの新聞社(読売新聞、山陽新聞)やテレビ局(RNC、RSK、TSC)が取材に来てくださり、とてもうれしかったです。ありがとうございました。

  

  

 

 

第48回シクラメン祭にむけて・・・

12月13日(木)、来年のシクラメン祭に向けてシクラメン(園芸種)を播種(はしゅ)しました。シクラメンは、播種から開花まで約1年間栽培管理をするので、今日がシクラメン祭へのスタートになります。
今日の実習では、園芸科学科2年B組10人が2人1組に分かれ、1枚のトレイ(200粒用)に1品種ずつ、3品種を合計5枚のトレイに播種しました。トレイの中の200個のセル(細胞のような植え床)の真ん中にそれぞれ種子を1粒ずつ置き、覆土として岡山砂を被せ、発芽機の中に入れました。
次回は17日(月)にC組が同じ要領で播種を行います。本校独自で作出しているオリジナルシクラメン(限定150粒)を播種した後、ガーデンシクラメンの播種へと続きます。
約5週間後に発芽するように発芽機の温度を調節し、観察しながら今年の先輩に負けないシクラメンを咲かせるように管理していきます。みんなで頑張ります!

農業大学校との交流学習

12月12日(水)、農業大学校で行われている果樹に関するプロジェクト研究の発表会に園芸科学科果樹類型の2年生が参加し、モモとブドウに関する4つの研究発表を聴かせていただきました。研究の内容と成果について学生さんから直接説明を受け、生徒はとても刺激を受けたようです。また、圃場見学もさせていただき、地域の果樹園芸について関心を深めることができました。今日の学びを、3年次の課題研究のテーマ設定に役立ててもらいたいと思いました。

 

 

パスクラサンの試食!

栽培農家の福島さんから「ぜひ試食に」と声をかけていただき、12月11日(火)に早速うかがいました。約1か月の追熟を行ったパスクラサンはとても柔らかな食感で、バナナとリンゴをかけあわせたような味をしていて、今まで食べたことのない非常においしい果実であることがわかりました。これまでいろいろ調査やお手伝いをさせていただき、やっと味わうことができました! 近くの直売所でも販売されており、とてもうれしい気持ちになりました。

12月17日(月)に高島屋で販売されるそうで、一緒に販売実習を行う予定です。是非、お越しください。

 

パスクラサンの予冷・追熟実験

赤磐市と共同で進めている予冷・追熟実験。過去の文献を参考にしながら予冷温度の試験区を設けて、糖度や硬度などを定期的に計測しています。今日12月7日(金)は、その調査日でした。どんな結果になるのか、楽しみです。1月18日に赤磐市で行われる報告会で中間発表をしますので、ご期待ください。

教職員研修!

12月6日(木)、東京家政大学の山浦秀男先生をお招きし、学級経営のあり方について教職員が研修を行いました。データを分析し、そこから解決策を導く方法についてアドバイスをいただきました。特に、生徒の自己肯定感を高める工夫が求められていることを学びました。今後のクラス運営や授業展開に役立てていきたいと思います。

第46回毎日農業記録賞

12月6日(木)、毎日新聞岡山支局長が来校され、第46回毎日農業記録賞で高校生部門「岡山支局長賞」の表彰を、園芸科学科2年の今田藍海さんが受けました。また、園芸科学科3年の新田衣吹さんも、地区入賞を果たして表彰されました。二人は、夏休みに台湾へ視察研修にでかけ、そこから感じたことや学んだことを文章にまとめてエントリーしていました。「たくさんの学びをこれからの進路に生かしたい!」と、支局長さんと約束していました。おめでとうございます。

第47回! シクラメン祭!!

11月23日(金)、本校の伝統行事である「第47回シクラメン祭」が晴天の江尻レストパークで開催されました。吹奏楽部によるオープニングの生演奏の余韻が残る中、10時30分、本校の山根康史校長の挨拶でいよいよ祭が始まりました。

 

 

 

今回は、園芸科学科野菜類型の生徒が栽培したキャベツ、ダイコン、レタス、ホウレンソウ、ネギなどの冬野菜、同科草花類型の生徒が栽培した祭の主役「A級シクラメン」「B級シクラメン」「ミニシクラメン」「原種シクラメン」などの様々なシクラメンに、ハボタン、パンジー、ガーデンシクラメン、コニファーなど多種多様の植物を使った「寄せ植え」、パンジー、ビオラ、ハボタンなどのポット苗に加え、生物生産科栽培類型の生徒が商品開発した「パクチーおかき」も販売しました。今年は3人のシクラメン大使(生徒)による「シクラメン何でも相談室」を新たに開催し、祭を自ら盛り上げました。

 

 

 

販売・接客係からは、「接客の仕事ができ、満足でした。」「お客様から、ありがとうと言ってもらえた。」「自分たちが手塩にかけて育てた苗が売れるのを見たらうれしかった。」などの意見や感想が聞かれました。また駐車場係からは、「道案内は寒くてしんどかったが、お客様に道を尋ねられたときに「こちらです。」とうまく応えられると、やりきった感でいっぱいになった。」などの感想が聞かれました。

 

 

 

 

来年は学校にお客様をお迎えする形に戻ります。生徒、保護者、地域の皆様のお陰で続いているお祭です。来年の48回目も愛される祭となるように、これから準備をしていきます。ありがとうございました。そして、来年もよろしくお願いいたします。

 

いのちと心の教育で人づくり