カテゴリー別アーカイブ: 校長室

「乳製品利用料理コンクール、保都さんおめでとう!!」(校長室より)平成26年10月8日(水)

10月4日(土)、生活デザイン科2年保都成美さんが、岡山市南区浦安本町の学校給食総合センターを会場に開催された「第35回牛乳・乳製品利用料理コンクール岡山県大会」において、優良賞を受賞しました。県内高校生477人が独自レシピを応募し、厳しい書類審査を通過した7校10人が、制限時間1時間で調理しました。

保都さんの料理は『冷やしごま担々麺』。夏に家庭の冷蔵庫にある手頃な食材を利用したいという思いと、夏ならそうめんが定番ですが、味をより麺に絡ませやすくするために「冷や麦」にしたとのこと。キュウリ・トマト・もやし・鶏のもも肉・冷や麦・牛乳・ねりごまを使って仕上げた、さっぱりとのどごしの良い料理に仕上がりました。

応援に駆けつけられた御両親の前での優良賞、見事です。

013 015 DSCN5398 DSCN5400 DSCN5403 DSCN5405 DSCN5425

「戸髙君おめでとう!!」2級園芸技能士合格(校長室より)平成26年10月6日(月)

園芸科学科3年、戸髙義春君が見事「2級園芸装飾技能士」に合格しました。園芸科学科では平成18年度からこの資格取得に向けて取り組んできましたが、なかなか合格者が出ませんでした。昨年25年度に初めて2名が合格、そして今年度は戸髙君が見事に合格を果たしました。

戸髙君は2年生で3級に合格していましたが、難関の2級を受験をするかどうか迷っていた時、剣道部の先輩から「2級園芸装飾、おもしろいからやってみては」の言葉にチャレンジを決めました。2級園芸装飾は、2時間の制限時間内に「ヌキ」と呼ばれる枠や、ビニールで底を作ることから始まり、石を境界としてアレカヤシ、タマシダ、ハイビスカスなど大小様々な植物を使って装飾を行うものです。また、学科試験は植物の装飾や生態について50問が出されますが、戸髙君は実技が82点、学科は50問中44問が正解という高得点での合格でした。戸髙君は卒業後、造園関係への就職が内定しており、この技術を生かせることを楽しみにしています。

改めて、戸髙君合格。

007

 

011

009

 

創立89周年記念式校長式辞(校長室より)H26.10.1(水)

式 辞
天高く、澄み渡る青空に秋到来を告げるさわやかな季節となりました。本日は、創立89周年記念式に、お忙しい中を吉田銑介同窓会長、大橋貢副会長のご臨席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
記念式典に当たり、本校の生い立ちと89年の歴史を説明します。今から約100年前の明治末期から大正初期にかけて、この旭東地区は、米、モモ、ブドウ、畜産などの農業を中心に発展をしてきました。ちょうどその頃、この地域の将来を担う青年に、農業教育を行うことが必要となりました。
そして、大正15年3月「岡山県瀬戸実業学校」としての設置が許可され、89年前の今日、開校式が挙行されました。
時代は移り、今から30年前の昭和59年、生活デザイン科の前身である「家政科」2学級を新しく加え、「瀬戸農業高等学校」から、「瀬戸南高等学校」に校名が変更されました。つまり、「瀬戸南高校」と呼ばれるようになってから、ちょうど今年が30年目という記念すべき節目の年でもあります。
現在11,073名の卒業生が、本校を巣立ち、地域の発展に貢献し、また、本校の応援団として、みんなを温かく見守ってくださっております。
さて、2年前の今日の式辞で、校長室の本棚に、毎年1冊ずつ保存されてある「句集・しくらめん」の話をしました。去年で第36号になりましたが、その時の話を覚えてくれている3年生もいるかと思います。

この句集の見返しには、36年間ずっと、同じ言葉がつづられています。それを読んでみると、「シクラメンは本校を代表する花であり、生徒に最も親しまれている花である。12月の初めから春まで、次から次へと咲き続けるこの花は、種をまいてから咲くまでに、1年数ヶ月以上もかかる。卒業後も忘れられない花なのである。」と毎年書き継がれています。
昨年の今日は、「桃源」という生徒会・農業クラブ・家庭クラブの機関誌を紹介しました。「桃源」は昨年度までに57号が発行されています。そのうち校長室に保管されてあった一番古いのが、昭和33年発行の第6号でした。

当時の羽原茂校長がその桃源に書かれていた言葉、「随所作主、立処皆真」。という非常に難しい言葉を昨年紹介しました。

私なりに解釈すると、「今、自分が置かれている環境や立場に不平や不満を言う前に、まず、今の自分ができる最善の努力をすることこそが、成功への道を開くことだ。」と解釈をしました。
それでは、今年度は「創立記念誌」の話をします。これは今から9年前の創立80周年で作られた「瀬戸南の現在(いま)という記念誌です。
来年の今日、10月1日には、大きな区切りとなる創立90周年の記念式典を、大勢の来賓をお招きしてこの体育館で行います。その時には、この冊子と同じように創立90周年記念誌を発行します。

この80年誌を見ると、約40年前の創立50周年には、同窓会により、生徒ホールと桃源会館の間の記念庭園が造られました。

また、60周年には、生徒ホールが記念館として建設され、70周年には桃源会館、80周年には、武道場の南にあるトレーニングルームが建設されました。
いよいよ、来年の90周年では、今までのような建物は経済的にも造れなくなりましたので、教員室がある校舎の3階の壁に「岡山県立瀬戸南高等学校」という、一つの文字の大きさが70センチのステンレス製の文字盤と、来賓玄関の上に、50センチ大の校章を、同窓会によって取り付けていただける予定になっています。1・2年生は、来年の90周年記念式典を目標として、これから様々な記念行事を作り上げていく、大きな仕事がありますので、よろしくお願いしたいと思います。
最後になりましたが、みんなの母校が、みんなの力で、さらに地域に愛され、地域になくてはならない学校として、これからも100年、200年と長い歴史を刻んでいくことを心より祈念して、創立89周年記念式の式辞といたします。

☆☆★☆☆★☆☆★☆ 音 楽 鑑 賞 会 ☆★☆☆★☆☆★☆☆
午後から、6人で編成されたゴスペルユニットEverything Get To Good(E.G.G) を招いての「創立89周年記念音楽鑑賞会」を行いました。

「Make Us One」という「一つになろう」「みんな一致しよう」という意味の楽曲で始まり、「翼をください」という私の年代では懐かしい曲ですが、今では小学校の教科書にも掲載されている曲あり、また震災復興支援ソングである「花は咲く」、また懐かしい坂本九さんの「見上げてごらん空の星を」など全15曲が披露されました。楽器としてはピアノだけですが、ひとり一人の特徴のある力強い歌声に、生徒だけでなく、聞きに来てくださった保護者の方、同窓会長・副会長を含め、我々教員級も皆感動し、思い出に残る時間を過ごすことができました。

DSCN1319

DSCN1324DSCN1330DSCN1337DSCN1352DSCN1419

『最高のお・も・て・な・し』岡山県郷土芸能発表会(校長室より)平成26年9月28日(日)

第38回岡山県高等学校総合文化祭・郷土芸能部門発表会が、9月28日(日)タンチョウと鯉のぼりで有名な和気町の、学び館「サエスタ」大ホールで行われました。今年度は県下8校が出場しての発表会となりました。出場校等は次のとおり(発表順)

  • ①岡山龍谷高校    「龍谷太鼓」
  • ②県立玉島商業高校  「玉商紅太鼓」
  • ③倉敷翠松高校    「翠松碧太鼓」
  • ④県立高松農業高校  「最上太鼓」
  • ⑤県立高梁城南高校  「備中神楽」
  • ⑥県立勝間田高校   「勝央金時太鼓」
  • ⑦岡山学芸館高校   「備前やまと太鼓」
  • ⑧県立瀬戸南高校   「備前陣太鼓」

本校は、今年度と来年度が事務局担当校となっており、備前陣太鼓を発表した5人の他、受付・接待・会場係として、生徒会・農業クラブの各役員が前日土曜日の準備から当日の運営全般に携わりました。

備前陣太鼓を発表した5人のたたく太鼓の迫力は、少人数でしたが、8校中1・2を争うすばらしいものだったと思います。
また、来場されたお客様から、「受付の瀬戸南の生徒さんが、とてもさわやかにあいさつされ、言葉遣いも丁寧で感心した。」「帰るときも瀬戸南の生徒さんが、出口の両側にみんな並んで『ありがとうございました』と声を掛けてくれ、うれしくて、また来年も見に来ようと思いました。」などのお言葉をいただきました。

こちらこそ、高校生の発表を見に来てくださってありがとうございました。009 011 019022034 051 052

第5回『服育』標語コンテストで林さん入賞。おめでとう。(校長室より)平成26年9月25日(木)

第5回服育標語コンテストの結果が先日学校に届きました。全国1600通の応募の中から、生活デザイン科1年の林翠さんの作品が、最優秀1名・優秀1名・佳作6名の中の、見事“佳作”に選ばれました。

林さんの標語は、「着こなしは 社会人の スタートだ」 です。

「知育」「徳育」「体育」という言葉はよく耳にしますが、『服育』は、コンテスト主催者の言葉を借りれば、例えば「ファッション」としての服装や着こなし(もしくは着崩し)ではなく、「社会で普遍的に通じる良識」としての服装や着こなしがあるのではないか・・・(略)・・・未来を担う子どもたちのために、衣服の持つ可能性を伝えていきたい、という思いから始まったそうです。

009

 

007

「瀬戸南が初代王者」(校長室より)平成26年9月18日(木)

山陽新聞(9/17・水)朝刊に掲載された記事のとおり、13(土)14(日)の2日間、天満屋岡山店で初めて開催された「おかやま学生グランプリ」において、瀬戸南高校が優勝し、副賞として期間限定で天満屋岡山店での商品を販売する権利をいただきました。

自校で開発した商品や農産物の質に加え、販売時の接客態度を競う大会でもあり、審査員である天満屋従業員の方や買い物客の皆さんからの投票においても、ずば抜けて(少し誇張しました)第1位と聞いています。これも普段からのあいさつ・言葉遣い・礼儀を意識した学校生活の延長線上の結果と確信しています。

最後に、新聞記事をご覧になった多くの方から電話やメールをいただき感謝しております。197 199 202 203

2学期始業式・式辞(校長室より)平成26年9月1日

夏休みも終わり、最近は朝夕暦どおり、秋の気配を感じるようになりました。いよいよ今日から2学期が始まります。2学期には、毎月大きな学校行事があります。今月末には桃源祭体育の部、10月には2年生の修学旅行、11月には桃源祭文化の部、そして12月になると、シクラメン祭りがあります。どの行事も、各クラスや3本部でしっかりとした計画を立て、協力しながら、一人ひとりが達成感を味わえる行事になることを期待しています。
さて、3年生は、いよいよ16日から就職試験が始まります。求人が上向きになったとはいっても、決して希望する会社に、入りやすくなったわけではありません。「厳選採用」という言葉を、よく耳にしますが、どんな人物でも採用するといった意味では全くありません。夏休みから履歴書を何枚も何枚も書き直したり、面接練習を続けながら、礼儀作法や正しい言葉遣いを磨いてきたりしていますが、それを就職や進学試験の時だけの一時的なものでなく、普段の生活の中でも心がけ、意識しなくても自然にできるようにしてください。
話は変わりますが、夏休み中に中学3年生を対象とした、オープンスクールを実施しました。みなさんも中学生の時に本校のオープンスクールにほとんどの人が参加したと思いますが、昨年度は約300人の参加でした。しかし、今年は400人近い大勢の中学生が、本校のオープンスクールに参加をしてくれました。これも在校生のみなさんの普段から頑張っている姿が、地域に認められ、瀬戸南高校で高校生活を送りたいという中学生や、瀬戸南高校なら安心して子供を通学させられると思ってくださる保護者の方が増えたからだと思います。
最後に、今日9月1日は「防災の日」です。2週間ほど前の8月20日の未明、みなさんもよく知っているように広島市北部で、猛烈な雨が引き金になって山肌が突然崩壊し、住宅を飲み込んで70人を超える多数の犠牲者が出る土砂災害が起こりました。岡山県も広島県と同じような地質で、花崗岩が風化してもろくなった「まさ土」が多いそうです。山が崩れ、土石流が起こりやすくなる目安は、1時間に50ミリ以上の雨だそうです。
今年は地球温暖化によって、全国各地で局地的な豪雨が相次いでいます。岡山県内でも過去20年間で大規模な土砂崩れが5件発生し、11人の尊い命が奪われています。これからはみなさんの自宅が、土砂災害の危険性が高い地域にある場合は、特に大雨の情報に「高い警戒心」をもち、避難勧告の前であっても、現状を把握しながら積極的に安全な場所に避難してほしいと思います。
また、8月上旬には、台風11・12号による記録的な大雨が降り、近県の高知や徳島でも甚大な被害が出ました。最近の気象統計によると、台風の上陸や被害が一番多い月は圧倒的にこの9月だそうです。登下校の時は、急な気象の変化に対して無理をせず、安全を最優先した行動をとってください。
他にも、愛知県では野球の試合中、ピッチャーをしていた高校2年生の男子生徒を雷が直撃しました。バックネット裏に用意されていたAEDを使って救命措置をした後、救急車で病院に運ばれましたが、残念ながら亡くなりました。その時は雨が上がった後で、空は晴れていたそうです。専門家によると、空は晴れていても雷雲から10キロ離れたところまでは、落雷する危険性があるそうです。雷の音は12キロの距離までしか聞こえないといわれているので、ゴロゴロと聞こえたら、雷が近くに来ていると思って、すぐに安全な場所に避難することが大原則です。外での部活動や実習の時、特に雷に気をつけてほしいと思います。
今日は、防災の日に絡めて命を守る話を中心にしました。これからは日が暮れるのもどんどんと早くなります。不審者対策、交通ルールの遵守と合わせて、みなさんが気象の変化に敏感に対応しながら、安心・安全な高校生活を送り、充実した2学期となることを節に願い、2学期始業式の式辞といたします。

 

DSC_0084 DSC_0091 DSC_0095 DSC_0097 DSC_0098 DSC_0102 DSC_0105 DSC_0109 DSC_0111

華道部・いけばな池坊展を訪ねて(校長室より)平成26年8月29日(金)

8/28~31の4日間、ゆめタウン山陽店、1階中央広場で開催された「松本光子社中10周年、いけばな池坊展」を訪ねました。今回の池坊展は、本校で非常勤講師として華道部を長年にわたって指導してくださっている松本光子先生の社中10周年記念であり、「心をつないで」をテーマとした夏から秋にかけての個性あふれる作品の数々が展示され、多くの人がその作品に見入っておられました。   毎年、先生の華道展には、本校華道部員16名の作品も展示していただき、大変感謝をしております。会場でいただいたパンフレットに、華道部員が取り組む「いけばな」と本校園芸科学科の生徒が取り組んでいる「フラワーアレンジメント」との違いが掲載されていたので紹介します。
●フラワーアレンジメントが美しく咲いた花を中心に使う一方で、いけばなはそれらばかりでなく、蕾や枯れた枝も使用します。

●フラワーアレンジメントが花で空間を埋めながら作品を作る一方で、いけばなは花や枝を切り落としながら調和させ、作品を作ります。

DSC01736 DSC01737 DSC01738 DSC01739 DSC01740 DSC01743 DSC01744 DSC01745 DSC01746 DSC01747 DSC01772 DSC01773 DSC01774

グリコピア、UCC、沢の鶴・・・見学(PTA研修旅行)(校長室より)

今年度のPTA研修旅行は、神戸・グリコピア工場見学・・・昔のパッケージにある両手を上げて走っている人の姿は変わりませんが、今は昔と比べると手足が長く、子どもも親しめるように明るい表情になっているそうです。

昼食は、南京町のほぼ真ん中にある友好飯店での中華料理、午後はUCC博物館でのアイスコーヒーのテイスティング体験、最後はお酒で有名な沢の鶴資料館を見学しました。

今回は“食”にこだわった総勢46名の研修旅行でした。小学生も8名が参加してくれました。夏休みの良い思い出になったと思います。

来年もさらに大勢の人が参加し、バス2台で出発することができれば、PTA活動もさらに盛り上がっていくと思います。

DSC01603

DSC01610 DSC01614 DSC01623 DSC01624 DSC01629 DSC01630 DSC01631 DSC01634 DSC01638 DSC01639 DSC01642 DSC01643 DSC01644 DSC01646

1学期終業式式辞(校長室より)

連日暑い日が続いていますが、今日で1学期が終わります。
夏休みを前に、1学期を振り返ってみて、良かったことや印象に残ったことを3つほど話をします。
まず、一つ目は、部活動が昨年度と比較して活発になっていると思います。運動部では、2年前、愛好会でスタートした軟式野球と弓道が、5月1日の生徒総会で部への昇格が承認され、運動部の数が10になりました。その10ある運動部の内の8つの部が県大会に出場することができました。練習においても、毎週のように、他の高校に練習に出向いたり、県外に遠征して練習試合をしたりするなど、積極的に他校の生徒と交流をしながら、レベルアップを図っている部も多くなってきました。
文化部においては、美術部が2年連続「高校生美術コンクール」で金賞と銀賞を受賞したり、吹奏楽部は岡山市民会館で6月に行われた「高等学校吹奏楽祭」に瀬戸南高校単独として、初めて出場したりしました。先生も市民会館に行きましたが、12人という少人数でしたが、堂々とした演奏に感動しました。また、先ほどの壮行会のとおり、全国総文祭に郷土芸能部が出場するのも、素晴らしいことの一つだと思います。夏休みは普段以上に時間がつくれると思いますから、それぞれの部や同好会において、内容の濃い練習をしっかりして、実力を付けてください。

二つ目に素晴らしいと思ったことは、6月中旬、鈴木先生の1D「家庭基礎」の授業を、長谷川先生と越智先生と私の3人で参観した後、階段を下りていると、後ろから男子2人が「授業参観、ありがとうございました」と、自然に、本当に爽やかに声を掛けてくれて、ビックリしました。まっすぐにきちんと成長できているなぁと感心しました。

最後三つ目は、校内美化についてです。6月下旬に、本校に関係のある中学校3年の担任の先生や進路の先生25名を招いて、「瀬戸南高校の説明会」をしました。その時、長船中学校のある先生が、「校内を歩いてみて、ゴミが落ちていないので驚きました」と言ってくれました。昨年から掃除に時間一杯取り組むことを目標にしてきましたが、その成果が出つつあるのかなと思いました。
ゴミに関してはブラジルで開催されたサッカーワールドカップの時、みんなもよく知っているこんなニュースがありました。日本人サポーターの負けた試合の後でも、取り乱すことなく、しかも雨が降っている中を、観客席のゴミを拾っている姿が、世界中の大きなニュースになりました。先生自身も、そのニュースを見て、勝ち負けよりも、はるかに大切なものを見たような気がしました。

それでは、明日からの40日間という長い夏休み、暑さに負けず、進路のこと、勉強や実習、資格取得そして部活動、夏のボランティア体験など、様々な活動にしっかりと取り組んでください。
2学期始業式に、また体育館に468名全員が元気で集合できることを願って、1学期終業式の式辞といたします。

 

終業式 終業式1 終業式2 終業式3 終業式4 終業式5 終業式6

全国総文祭・郷土芸能部 壮行式 あいさつ(校長室より)

7月27日~8月1日の6日間、茨城県で開催される第38回全国総合文化祭の郷土芸能・和太鼓部門に岡山県代表として出場することになった、郷土芸能・和太鼓同好会のメンバーを紹介します。3A原田君、2A岩井君、2B長野君、1A石川君、1D湯浅さんの5人です。
この機会に備前陣太鼓について少し紹介をします。今、日曜日の夜、NHKの大河ドラマで「軍師官兵衛」が放送されていますが、この前の内容は、織田信長が家臣の明智光秀よって打たれる、歴史上有名な「本能寺の変」でした。あのような戦国時代の戦場において,何千何万人という軍兵全員に聞こえるように「進め」とか「引け」といった合図するために打つ太鼓が、「陣太鼓」だそうです。 本校の郷土芸能部は、14年前に創部し、本校から南に1キロほど行ったところにあるパナソニックの工場の中にある道場で、備前陣太鼓メンバーの方から御指導をいただきながら、現在に至っています。7月20日(日)には、倉敷市のマービーふれあいセンターで行われる「岡山県芸術フェスティバル2014」で演奏し、そして、7月21日(月)には岡山市牟佐にある「牟佐げんき」という特別養護老人ホームで慰問演奏をして、7月28日の全国大会に臨むと聞いています。
それでは、全国総合文化祭では、練習の成果を思う存分発揮し、本校並びに岡山県の代表として、精一杯演奏をしてきてください。

 

壮行式1 壮行式2 壮行式3 壮行式4 壮行式5

表彰伝達式(校長室)

1学期終業式に先立ち、表彰伝達式を行いました。受賞者は次のとおりです。おめでとう。よく頑張りました。

  1. 備前支部高等学校総合体育大会種目 バドミントン女子学校対抗の部第3位
  2. 旭東地区ソフトテニス交流大会女子第2位、瀬戸南高校Aチーム
  3. 旭東地区ソフトテニス交流大会男子第3位、瀬戸南高校Aチーム
  4. 県総体弓道、男子個人第3位柳田君
  5. 県高校生美術部コンクール(風景画の部)金賞、山内君
  6. 県高校生美術部コンクール(キャラクターイラストレーション)銀賞、大槻さん
  7. 校内農業クラブ意見発表
  • 最優秀賞 生物生産科3年 三宅君
  • 優秀賞 園芸科学科3年 戸高君
  • 優秀賞 園芸科学科2年 二司さん
  • 優秀賞 生物生産科2年 井上君

表彰式1 表彰式2 表彰式3

第1回学校評議員会・開催(校長室より)

7月15日(火)9:30~11:30、本校応接室にて第1回学校評議員会並びに学校関係者評価委員会を開催しました。本年度の学校評議員は2名の方が替わり、次の方に岡山県教育委員会からの委嘱状をお渡しいたしました。

学校評議員

  • 三田範夫 (岡山県穀物改良協会事務局次長、元県立農業大学校長)
  • 安井由美子(社会福祉法人 恵風会 常務理事)
  • 塩見美枝 (染色家)
  • 吉田銑介 (同窓会長)
  • 大森文生 (PTA会長)

校長あいさつの後、自己紹介、学校側から学校経営目標等について説明をいたしました。    学校評議員の方からは、次のようなアドバイスをいただきました。

  1. 学校HPは中学生も進路選択の材料としてよく見るのでさらに充実させてほしい。生徒がUPできるところがあればよい。
  2. 福祉の仕事は、「心遣い・気遣い」が大切。
  3. 瀬戸南の今の課題は何でしょうか。
  4. 部室内の整理・整頓には、常に気を付けてください。
  5. 3本部(生徒会・農業クラブ・家庭クラブ)の活動は、瀬戸南だけの活動。ぜひしっかり前面に出してPR等してください。
  6. 生徒が朝ご飯を食べているか気になります。食べないと途中でエネルギー切れになってしまう。

・・・・・・・・他多くの意見をいただきました。

次の職員会議で、今回の学校評議員会でいただいた御意見を全教職員に報告し、改善すべき所は早急に改善していきます.学校評議員の皆様には、お忙しい中を御出席いただきまして、ありがとうございました。

①②③④⑤⑥

第2回PTA役員会への出席ありがとうございました。

第2回PTA役員会への御出席ありがとうございました。                                                                  ( 校長室より )

7月2日(水)16:00から、本校桃源会館で第2回のPTA役員会を開催いたしましたところ、15名の役員の方にお忙しい中を御出席いただきまして、ありがとうございました。

補導部の方には、この夏休み中に赤磐市花火大会を含めて、3ヶ所での夏祭り補導。文化部の方には、7月18日発行のPTA新聞第38号の作成。そして、厚生部の方には、7月26日(土)のPTA研修旅行等でたいへんお世話になります。改めて御礼申し上げます。

さて、今年度のPTA研修旅行は神戸方面ということで、内容も「グリコピア工場見学」、昼食は神戸南京町で、午後はUCC珈琲博物館(テイスティング体験)、最後は沢の鶴資料館を見学という行程で盛りだくさんの内容になっています。小学生7名、幼児2名も参加してくれて、総勢47名で旅行に行くことになりました。夏休みの良い思い出になればと思っています。

また、役員会では桃源祭文化の部(11/8)とシクラメン祭(12/6)のバザーについても、時間をかけて協議していただきありがとうございました。

バザーを通して活動することにより、保護者の方々が楽しみながら、連携を深めていただけるものと思っております。

今後とも、保護者の皆様には瀬戸南高校をしっかりと支えていただければと思っております。ありがとうございました。

DSC01410DSC01413DSC01415DSC01417

平成26年度 中高連絡協議会

平成26年度 中高連絡会(あいさつ)

平成26年6月25日(水)実施

〈 中学校の先生方へ 〉

昨日はたいへんお忙しい中を、本校までお越しいただきまして、誠にありがとうございました。

さて、本校には田んぼなどの農場が4400平方メートル、4町4反ありますが、23日に生物生産科の1年生と3年生が、水を張った田んぼで「どろんこバレー」をしました。また、26日には江西小学校の5年生の児童が来てくれて、生徒と一緒に田植えをします。

本校には、生物生産科を含めて、3つの専門学科がありますが、どの学科も普通科高校では決して体験できない実習を、季節に応じて趣向を凝らしながら行っています。今回、先生方には2班に分かれて実習を見ていただきましたが、保護者の方も安心して通わせられる高校だと思っていただけると確信しています。

日々の教育活動については、今年度リニューアルした学校HPや学校案内を見ていただければ、さらによく分かっていただけると思います。ただ、学校HPについては、部活動のところがまだ“工事中”ですが、1学期の終業式までには完成すると思います。部活動以外のところは毎日のように最新情報を入れていますので、生徒の皆さんに御紹介ください。

農業・園芸・家庭科に興味がある多くの生徒さんが、瀬戸南高校を希望してくれることを願っております。

中高連絡会DSC00006DSC00015

 

 

 

DSC00018DSC00027DSC00031

 

 

 

 

 

授業参観週間(前半を終えて)

同僚の教員による授業招待や授業参観を通して、授業のアイデアを得ることで本校の授業づくりに生かしていくことを目的として、6月2日(月)~13(金)の2週間、全員の先生方が他の先生の授業を多く参観しています。私自身も参観する中でし、調理実習をする生活デザイン科生徒のテキパキとした動きに感動したり、園芸科学科の生徒がピンセットを上手に使って植物バイオに取り組んだり、また化学教室では卵白を用いてタンパク質の変性、呈色反応や成分元素を興味深い表情で調べる生物生産科の生徒。そして、音楽室では「O sole mio」を鑑賞し、ピアノ伴奏により、明るく歌う生徒、武道場で気合いを入れて竹刀をふる生徒、どの顔も若さに溢れ生き生きとしていました。高校時代、みんなが笑顔で毎日を一生懸命に生き、授業・実習などに積極的に取り組んでくれることを願っています。 平成26年6月9日(月)

野菜のマジック 調理実習風景 調理実習 調理 総合実習1年鑑定競技学習 食物検定に向けて 化学実験 音楽・ピアノの前で バイオ実習 アントシアニンによる色の変化

高校生美術コンクール☆金賞・銀賞

5月31日(土)、平成26年度高校生美術コンクールが倉敷芸術科学大学において、県内の高校美術部員を中心に580人が参加して行われた。本校は昨年度に引き続き、今年度も2名が金賞・銀賞の上位入賞を果たした。 風景画部門で見事金賞に輝いたのは、生物生産科3年山内雄奨君(上南中出身)。玉野の街並みと高梁川を筆ペンと水彩画で描いた。金賞と分かったとき、今まで絵を描いて、賞をもらったことがないのでビックリしたと話す。また、キャラクターイラストレーション部門で銀賞を獲得したのは、生物生産科2年大槻琴音さん(高陽中出身)。統一テーマは「夏季限定、恋はじめました」。夏にできることを一杯画きたかった。一枚の紙に夏のイメージを詰め込んだ作品。来年度はぜひ金賞を狙いたいと話す。

平成26年6月3日(火)

生徒総会

~おもいやり~ 生徒総会 H26.5.1(木)

今日から5月、周りの野山を見ても、新緑がまぶしい、1年間で一番さわやかな、過ごしやすい季節になりました。
1年生は入学して3週間が過ぎて、やっと高校生活に慣れてきた頃だと思います。
さて、これから生徒総会が行われますが、今日の総会によって、今年度の生徒会や部活動、各種委員会の活動方針や行事日程などが決定され、実質、今日から今年度の活動がスタートすることになります。
先生は昨日、この生徒総会の冊子をもらいましたが、中を読んで思ったことを1つ話をして、挨拶に代えたいと思います。
それは、この冊子の3ページを見ると、今年度の生徒会目標が、「勇往邁進」、サブタイトルは「おもいやり」となっていました。その「おもいやり」の具体的な行動の1つとして、「トイレのスリッパをそろえるなど人のことを考えて行動していく」と書かれています。

先生自身の日課として、毎日一回は教室棟の方に行くことにしていますが、その目的の一つに、トイレのスリッパがどうなっているのかを期待しながら見に行きます。
全てのスリッパが整然と並んでいたらうれしいし、反対にスリッパが逆向きになっていて、つまり、思いやりのない状態があれば、がっかりします。          昨年よりは大分良くなっていると思いますが、今一歩かなというのが実感です。
ちょうど1年前の5月5日のこどもの日に、みんなも知っていると思いますが、元プロ野球選手の長嶋茂雄さんと松井秀喜さんが、安倍総理から国民栄誉賞を授与されました。松井選手は石川県の星陵高校野球部の出身ですが、その野球部の山下監督がこんな事を言っています。「キャッチボールができれば、人生は絶対に成功する。なぜかというと、キャッチボールは相手が取りやすいように、相手の胸を目がけてボールを投げる。それが思いやりだ。思いやりのない人間は、絶対に成功しない」 先生もその通りだと思いますし、スリッパ一つが持つ意味は、大きいと思います。
それでは、これからの生徒総会で決定される活動の中に、思いやりの精神がしっかりと含まれることを期待して挨拶とします。

生徒総会1 生徒総会2 生徒総会3

ありがとうございました。大盛況!春の苗物販売会

本日は、早朝より瀬戸南高校へお越しいただきまして、誠にありがとうございます。生徒、教職員を代表いたしまして、心よりお礼申し上げます。
本校では、生徒が育てた生産物を地域の方に販売できる機会として、今日の「春の苗物販売会」と、12月に行います「シクラメン祭り」の2回を設定しております。
生徒が毎日の実習の中で、丹精込めてつくった物を、生徒自身の手で販売する機会です。販売品自体の善し悪しと合わせて、販売を担当する生徒の態度、あいさつや言葉遣いなどもしっかり見ていただき、アドバイスをいただければと思います。
最初に、1点だけお断りしておくことがあります。             レジなども生徒が中心になって行います。一般のお店のプロの方のような素早い対応ができない場面もあるかもしれません。勉強の一環ということで、少々時間がかかりましても、御理解をいただければありがたいと思います。      今日は、トマト、ナス、キュウリといった夏野菜の苗や、マリーゴールド、サルビア、ペチュニアなどの草花苗の他、卵や加工品としてローストチキン、味噌そして、本校産の黒毛和牛肉も販売させていただきます。
何か御不明な点がございましたら、生徒か教員に、御遠慮なくお尋ねください。 また、今日は気温も高くなってくると思います。 もし気分が悪くなられた方がおられましたら、本校の養護教諭も待機しておりますので、お知らせください。

春の苗物販売校舎の2階から苗物販売会苗物販売4苗物販売5苗物販売6花の苗夏野菜の苗 卵・味噌・牛肉など 動物とのふれあい チマサンチュ 販売所全景

挨拶は、相手に正対(新入生にマナー講習)

6時限目、専門学校ビーマックスの井上校長を招いて、新入生を対象にマナー講習会を行った。
新入生は登校6日目で、少しずつ”高校生”になりつつあるが、この時期にこそ、しっかりと正しいマナー教育を行いたいとの思いで、2年前から学期の節目、節目で講習会を開いている。
次の写真にもあるように、1年生160名全員が、「ハイ」と言う返事の仕方、「おはようございます」の挨拶、正しい起立の姿勢、お辞儀の仕方、椅子の座り方、ノックは3回(2回はトイレノック)の他、教務室への出入りの仕方等々・・・、実技を交えての基本的な振舞について体得できたと思う。
今後、普段の学校生活の中でどれだけ実践できたかが実践できるカギになると思われる。

⑧座り方の練習 ⑦お辞儀:中心は青山1学年主任 ⑥お辞儀の練習 ⑤立ち姿の確認 ④ ③発声練習 ②講師*ビーマックスの井上校長 ①新入生マナー講習