シクラメン栽培をゴールから逆算!?

3月12日(火)、園芸科学科草花類型2年生が、課題研究でシクラメンの形態調査を行いました。形態とは、花や花梗(かこう:花が咲く茎に似たところ)、葉、茎、球根等シクラメンの器官(部位)のことです。それぞれの器官の数や大きさなどをノギス等を使用して調査しました。参加した9人の生徒が、それぞれ今満開のシクラメンを分解すると、その中には70以上の花や葉があるものもありました。
今回、春の実習でシクラメンのポット上げを行う前に、「ゴールに向かって今から逆算」方式で、この「シクラメンにおける基礎実験」を行いました。この実験によって、栽培した環境(光や温度、土壌、鉢の大きさなど)を振り返りることができ、今年の潅水(かんすい:水やり)や施肥(せひ:肥料やり)、鉢上げのタイミングなどの各管理の役目や修正点が分かります。11月にきれいな花がたくさん上がるように逆算してシクラメン栽培開始です!!!

 

課題研究プレゼンテーションwith瀬戸&瀬戸南高校

3月12日(火)、赤磐市中央図書館1階の多目的ホールで開催された赤磐市主催の「課題研究プレゼンテーションwith瀬戸&瀬戸南高校」に参加してきました。本校からは、パスクラサンの研究発表とブドウの鮮度維持の研究発表を行いました。先輩から引き継いだテーマをこれから発展させて、調査・研究に励もうと考えているときに、このような発表の機会を得ました。

また、瀬戸高校さんのポスターセッションも行われ、7つの発表を聞くことができました。自分たちの進路研究をベースに、調査したり企業に商品開発提案を行ったりと、私たちの研究に通じるものがあり、また、個性ある演出を交えながら発表をされていて、本当に勉強になりました。

モチベーションがとても上がる機会となり、これからのテーマ設定や研究活動に役立てていきたいと思います。
赤磐市の方々、瀬戸高校のみなさん、ありがとうございました。

酪農インターンシップ しました!

生物生産科飼育類型の1年生が、3月9日~11日の3日間、松﨑牧場でインターンシップ(農業体験)をしました。生徒は乳牛がとても大好きで、酪農(乳牛)関係の仕事に進むかどうかを考えているのですが、瀬戸南高校では乳牛を飼育していません。そこで、西大寺地区にある松﨑牧場にお願いし、朝7:00から餌やり、除糞、搾乳の手伝いなどを行い、その後併設されたジェラート製造・販売所でも体験をさせていただきました。
最新の設備や高度な飼育技術、乳加工品の製造販売に取り組む経営など、松﨑牧場で体験したこと、見たこと、聞いたことなどすべてが、将来の進路決定にきっと役立つと思います。お疲れ様でした。

 

春作メロン 始まりました

卒業式も終わり、新年度に向けていろいろなところで栽培が始まっています。園芸科学科野菜類型では春作の水耕栽培メロンの種まきをしました。本校のメロン栽培はロックウールを培地とした水耕栽培です。まず、種をまく前にロックウールの表面を少しほぐしたり、種が入る溝をあけるなどの準備をします。準備が出来たら種の向きを確認しながらロックウールに入れます(まきます)。

 

 

 

 

3日後に出た芽

3日~5日もすると種から芽が出ます。気が早いですが順調にいけば5月の連休明けに人工授粉をし、7月に収穫をすることが出来ます。美味しいメロンができるよう頑張って管理しましょう。

今日の総合実習(果樹類型1年)

3月4日(月)。今日もあいにくの雨です。少しばかり肌寒く感じます。
今日は、ハウスブドウの「粗皮はぎ」を行いました。これは、古くて厚くなった樹皮をはがす作業で、樹皮の中に隠れて越冬している害虫・病原菌の除去を目的としています。新梢を傷つけないように、慎重に行っていきました。初めての実習でしたが、順調に作業が進み、予定以上の速さで終えることができました。おいしいブドウを食べるまでに多くの作業があることを改めて実感しました。これからの実習も貪欲に頑張っていきます。

第92回卒業証書授与式

雨は28日の昼にあがり、3月1日(金)、穏やかな晴天のもと第92回卒業証書授与式が挙行されました。厳かな雰囲気の中で式は進行し、最後の校歌斉唱では全校生徒が元気に大合唱しました。そして、生花のコサージを胸にした146名が巣立っていきました。

今まで応援団でいてくださった保護者の方々、温かく見守ってくださった地域の方々、支援してくださった卒業生の方々、本当にありがとうございました。新たな卒業生146名を、そしてこれからの瀬戸南高校を、今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

卒業式の生花コサージ作り 

2月27~28日、園芸科学科草花類型の2年23人と1年25人が園芸実習室に集まり、3/1の卒業式で3年生が身につけるコサージを作っています。これは、生花コサージ作りを通して「いのちと心の教育でひとづくり」を体現する、平成18年から継続している大切な行事です。今日は、カスミソウとレザーファン、そしてカーネーションの下準備をしました。今まで練習を重ねてきたので、比較的スムーズに作業は進行しています。明日28日は、メインのシンビジウムの下準備をし、その後に各パーツを組み合わせ、リボンをつけて完成です。3年生のために心を込めて、一生懸命作ります。

 

第8回おかやま新聞コンクール 優秀賞!

第8回おかやま新聞コンクールの新聞づくりの部に、2年生が国語の授業の一環で応募し、生活デザイン科の浮田さん(上道中出身)が、優秀賞・岡山市教育長賞に選ばれました。修学旅行で福島県の被災地を訪問し、現地の方からお話を伺い、命の大切さを実感したことなどを写真とともにまとめた新聞でした。訪問前の勝手なイメージと、現在の美しい福島の自然や暖かい人たちの姿とのギャップをどのようにして伝えたらよいのか、じっくりと考えて紙面を作ったそうです。

また、園芸科学科の藤原くん(西大寺中出身)、佐藤さん(富山中出身)、生活デザイン科の谷さん(瀬戸中出身)も入選しました。おめでとうございます。

 

大玉トマト「麗夏」の栽培はじめました ~園芸科学科~

今日は、園芸科学科1年生が大玉トマト「麗夏」の鉢上げをしました。今年もおいしい大玉トマトを生徒と作ります。

鉢上げとは、セルトレイなどたくさんの苗が生えている箱から、ビニルポットなどの鉢に苗を移し替えることです。鉢の大きさはホームセンターなどで販売されている苗と同じです。慣れない作業で少し時間がかかりましたが、そのうち早くできるようになるでしょう。

2月初めに種をまいて約20日間たっており、しばらく見ていなかった苗が大きく成長している姿に、生徒も感心していました。

「苗半作」です。よい苗になるようしっかり管理しましょう。

 

鉢上げ

2年生学年レクレーション「ドッジボール大会」

2月26日(火)。学年末考査も終わり、春の訪れを感じるような穏やかな日差しの中、2年生最後の思い出づくりとして、生徒たちがドッジボール大会を企画・運営しました。あと4日で3年生が卒業します。「次の瀬戸南を背負うのは自分たちだ!」という意気込みの感じられた良い大会でした。

 

1年生学年レクレーション「合唱コンテスト」

2月26日(火)。今日は、1年生がクラス対抗「合唱コンテスト」を開催しました。趣向をこらした演出をしたり、パートごとに分かれたりして、とてもクラス色の現れたコンテストとなりました。優勝は生活デザイン科で、見事なハーモニーでした。最後に、卒業式間近ということもあり、全員で校歌の練習も行いました。心を込めた大きな歌声で、3年生を送りたいと思います。

 

 

春野菜の種まき、はじまりました

4月の苗物販売にむけて、春野菜(トマト、ナスなどの果菜類)の種まきが始まりました。今日はナスとピーマンです。種のまき方にもいくつかポイントがあるので、しっかり説明を受けて、園芸科学科野菜類型の1年生が丁寧にまきました。この後、ポリポットに移す鉢上げなどの管理もあります。しっかり学んで良い苗ができるようになりましょう。

パクチー料理で瀬戸南おかき関係者が国際交流

2月22日(金)、課題研究で瀬戸南おかきの開発・販売をしている生物生産科の3年から1年の13名が、環太平洋大学にベトナムから来ている留学生と、瀬戸南高校の調理実習室で料理交流会を行いました。この会のきっかけは昨年11月の「国際かかしフェスティバル」で、ベトナムの家庭料理にパクチーが使われていることや、留学生の方たちが自炊をされていることを生徒が知り、おかき製造でパクチーを加工していながらパクチー料理を食べたことがなかったため、ぜひ本場のパクチー料理を食べてみたいとお願いして実現したものです。

5人の留学生から料理の手ほどきを受け、パクチーを使ったベトナム家庭料理のフォーと生春巻きを作りました。料理をしながら留学生と料理の話や、学生生活、語学の勉強などについて楽しく会話することができました。
この会は、3年生とのお別れ会も兼ねており、瀬戸南おかきの開発・販売に関わったパクチー生産者、岡パク黄ニラ大使、おかき製造会社社長も参加してくださり、卒業を迎える3年生と懇親を深めました。
活動を引き継いだ2年生と1年生は、これからの活動目標を報告するとともに、自分たちで作詞・作曲して完成したばかりのおかきの歌「瀬戸南おかき」を披露し、盛大な拍手をいただいてこれからの活動への決意を新たにしていました。

 

 

 

 

 

 

なお、この様子はNHKの「もぎたて!」で放映されました。

 

種イモ、植えつけました

2月21日(木)、生物生産科栽培類型1年生が、ジャガイモ(デジマ)の種イモを植え付けました。2年生19名、1年生20名が混合で4人の班になり、先生の説明の後、2年生から植え方を教わりながら、各班約50メートルのうねに30㎝間隔で種イモを合計5アール分植え付けました。2年生は、自分で植え付けるより人に伝わるように説明することが難しいことや、説明するためには正確な知識と見本を見せるための技術が必要なことを実感していました。1年生は、4月から入学してくる後輩達に教えられるように、今まで習ったことをしっかりと身につけていって欲しいです。

締めくくりの学年集会

2月22日。今日は学年末考査の最終日でした。そして、3時間目に、1・2年生ともに学年集会を行い、各係の先生や担任・副担任の先生から1年間の振り返りやこれからの学校生活について話がありました。勉強や部活動などの取組や進路研究について反省をしつつ、今後の学校生活や将来の夢について改めて考えさせられました。あっという間の1年間でしたが、「さらなる高み」を目指して、一歩一歩確実に前進していって欲しいです。

第3回瀬戸南高校地域共育審議会

2月20日(水)、岡山県教育委員会から指定を受けた「おかやま創生高校パワーアップ事業」(研究テーマ「グローバル市場を目指す攻めの農業経営人材の育成」)の最終年度にあたり、今日は締めくくりとして、さまざまな分野の委員の先生方と3年間の事業の評価や今後の可能性について協議しました。また、昨年の夏の台湾研修の報告として、生徒たちが発表をし、質疑応答も行いました。

多くの方や地域、関係機関のサポートもあり、おかげさまで充実した教育活動・研究活動を行うことができました。ありがとうございました。来年度は、これまでの成果をベースにし、グローカルな人材育成に努めていきたいと思います。

 

学年末考査

2月18日(月)~22日(金)、1、2年生の学年末考査が始まりました。本年度最後の考査ということもあり、生徒はいつも以上に気合いが入っています。頑張れ~!

考査が終われば、3月1日の卒業式。気がつけば、あっという間の1年間。とても早く感じます。時間を大切にして欲しいものです。

いのちと心の教育で人づくり