平成26年度農業大学校との交流事業

園芸科学科果樹類型の2年生30人が赤磐市にある農業大学校との交流事業に臨みました。農業大学校果樹専攻生のプロジェクト課題には「桃の弱剪定と開心自然形による生育の違いについて」や「ハート型ブドウの小房化の検討」など、1年間を通した研究内容で2年生にとっては3年次から本格化する各々の「課題研究」に向けて参考になったようです。質疑応答では活発に質問が行われ、充実した交流事業となりました。

また、瀬戸南卒の農大生も多数おり、後輩たちに向けてエールを送る場面がありました。

農大交流1農大交流2

 

H26年度 2学期終業式 平成26年12月24日(水)

おはようございます。
先生が全校揃ったみんなの前で話ができる機会は、入学式や卒業式を含めて、年間8回あります。今日はその5回目になります。2学期の終わりに当たり、何を話そうかと考えた時、やはり、9月6日に16才10ヶ月という若さで亡くなった、生物生産科2年生の那須葵君の事しかないと思いました。
那須君が亡くなって、今日で109日目になります。振り返ると、通夜・葬儀を終えた9月10日には、御両親と弟さん、そしておじいさんの4人をお招きして、この体育館で追悼式を行いました。追悼式が終わったとき、お父さんが、みんなに向かって「ありがとうございました」とお礼を言われたあの声、通夜の時から泣き続けておられたお母さんのお顔は、今でも忘れることはできません。
式の後、本館の1階から2階に上がる途中に掲示してある、那須君が詠んだ『庭の花 ながめて和む 祖母の顔』という川柳を見ていただき、校長室で那須君の昔話を聞かせてもらいました。その後、帰られる御家族を、教職員30人ほどでお見送りをさせていただきました。
その時、“あっ”と思う光景を目にしました。それは、那須君の遺影を抱いた御家族が、校門の横に止めていた車に乗ろうとされた時、グランドで体育の授業していたみんなが、活動を止めて、御家族の方に正対し、深々と頭を下げていた光景です。先生は、「本当に、人の気持ちがわかる、心のやさしい、素直な生徒達だ」と思いました。
那須君が亡くなった日から、クラスでは、毎朝欠かすことなく黙祷をして、心を落ち着かせてから朝のHRを始めているそうです。また、体育祭には、グランド全部が見渡せる、本部席の机の上に那須君の写真が置かれ、文化祭では、2Aのみんなとともに那須君の写真もステージに上がっていました。クラスの代表がお墓参りに行ったり、修学旅行や文化祭の写真をボードに貼って、御仏壇に持って行って、那須君に見てもらったりしたと、担任の森年先生から聞いています。
我が子がどんな状況であれ、自分より先に逝くということの無念さ、辛さは一生消えるものではないと、先生自身、一教師として、また、人の子の親として痛切に感じます。だからこそ、みんなのこうした行動は、那須君自身が喜んでくれているのはもちろん、それ以上に御家族のお気持ちが、どんなにか慰められているものと思います。
さて、2学期はいろいろな行事がありました。とりわけ、3年生にとっては、自分の将来の進路を決める大事な時期でもありました。今も進路決定に向けて、努力を続けている人がいます。そして、3学期は、一年のまとめの学期として、まだまだいろいろな学習や行事が待っています。那須君がやりたくても、もうできない勉強もスポーツもここにいる我々にはできます。
我々にとって一番大切なのは、やはり“命”です。人生、決して良いことばかりではありません。しかし、いかなることが起こっても、今、“命”あることに感謝し、生き抜くことが、命を授けられた者の使命です。
最後になりましたが、あと一週間もすれば、2015年という新しい年を迎えます。 この冬休み、健康に気を付けるとともに、交通事故やトラブルに巻き込まれることがないよう、細心の注意を払ってください。みんなが明るい新年を迎えられることを願って、2学期終業式の式辞といたします。

①校長式辞②校長式辞

H26年度 三本部役員認証式 平成26年12月24日(水)

みなさん、おはようございます。
平成26年度は、まだ3学期を残していますが、今をもって3本部役員の仕事が、新役員へと引き継がれました。
旧役員の皆さんは、1年間たいへんお疲れさまでした。
役員をしてみて、大変なことの方が多かったのではないかと思いますが、その反面、自分も成長でき、新しい仲間もでき、充実感や達成感を味わえた人も多かったと思います。
この貴重な経験を、これからの人生や、上の学年で役立ててください。
新役員の皆さん、これからの1年間、瀬戸南高校を、さらにレベルアップするように、リーダーシップをとってください。
新役員にお願いしたいことは、1つ目は、今年度行った行事、例えば、桃源祭や、農ク、家クの行事を振り返り、まず役員で検討し、改善点を探して、そして来年度の行事を、さらに進化させてください。
2つ目は、瀬戸南高校のために良いと思った活動があれば、失敗を恐れず、リーダーシップを発揮して、実行に移してください。
以上2点をお願いして、認証式のあいさつとします。

認証式①認証式②認証式③

認証式④認証式⑤認証式⑥認証式⑦

 

 

認証式⑧

H26年度 2学期末表彰式 平成26年12月24日(水)

2学期終業式に先立って表彰式を行いました。2学期に部活動や農業クラブ、家庭クラブなど、いろいろな分野で活躍し、良い成績を修めた51名の生徒に表彰状を渡し、全校生徒に披露することができました。年々表彰者数も増え、学校全体に活気が出てきているように感じます。よく頑張りました。

1表彰式2表彰式3表彰式7表彰式

 

 

5表彰式4表彰式

旭川荘でのボランティア活動

12月22日(月)、生活デザイン科1年生8名が旭川荘児童院を訪問し、布団カバーやシーツを交換する奉仕活動をさせていただきました。敷き布団にはシワが出ないように注意し、気持ちよく就寝できるようにと心を込めながら、二人一組で作業を行いました。移動中には施設内の設備やレクリエーションの様子なども見学することができ、貴重な体験となりました。旭川荘ボラ1222写真①旭川荘ボラ1222写真②

食物調理検定3級実技(1年生フードデザイン)

 12月18日(木)の放課後、食物調理検定3級の実技試験を行いました。内容は、指定調理2品を40分間で調理し、盛り付け・配膳までを行うというものです。1・2学期の授業で身につけた成果を発揮しようと、制限時間いっぱい集中して取り組んでいた様子が印象に残りました。写真①写真②

試合の結果報告(ソフトテニス部)

・練習試合(男子)/10月26日(日):瀬戸高校
岡山県高校新人大会に臨むため、瀬戸高校、和気閑谷高校、瀬戸南高校の3校で男女の練習試合を行いました。11月初旬から2週にわたりダブルス、団体戦が行われるため、男女ダブルスの県大会出場ペアだけでなく、団体メンバーを含めた練習試合になりました。 地区予選会から時間が経過していることもありますが、残念ながら翌週に県大会を控えているような内容ではありませんでした。厳しい県大会になることは間違いないので、選手個々の奮起に期待して臨みたいと思います。

・岡山県高等学校新人ソフトテニス大会(個人)/11月2日(日):浦安総合公園
9月に行われた地区予選会で代表権をつかんだ男子3ペア、女子4ペアの7ペアが出場しましたが、残念ながら2日目に残るペアはありませんでした。試合内容は技術もまだまだですが、肝心なところで1本のミスが出てしまう気持ちの弱さが敗因です。マッチも握っていたので、この1本は本当に大きな1本で悔しいです。
来週の団体戦は個人戦とは雰囲気も大きく違い、チーム力が試される大会です。厳しい戦いになることは分かっているので、あとは県大会を戦う気持ちをどれだけ上げることができるかが課題です。気持ちを切り替えて臨むことができれば、勝機はあると思います。

・岡山県高等学校新人ソフトテニス大会(団体)/11月8日(土)、11日(火)
:備前テニスセンター
先週に引き続き団体戦が開催され、男女ともに出場しました。男子は個人戦のペアを崩して初戦に臨み、第1マッチは2本、第2マッチは3本のマッチを握られる苦しい展開となりましたが、粘り強くボールをつなぎファイナルゲームを勝ちきって初戦を突破しました。2回戦の対関西戦はは第1マッチを幸先良く奪い盛り上がりましたが、最後は相手の総合力が勝る残念な結果となりました。
女子においては県総体と同対戦となり、第1マッチを取って第2マッチも3-1とリードしました。しかし、その後にプレッシャーから追い上げられる展開となり、逆転で1-1の3番勝負になりました。一度傾いた流れは止められず第3マッチも敗退し、リベンジを許す結果となりました。第2マッチをリードしていただけに、悔しい敗戦となりました。

男子1回戦                         女子1回戦
瀬戸南 3対0 岡山一宮                  瀬戸南 1対2 岡山操山
男子2回戦
瀬戸南 1対2 関西

・第2回ソフトテニス合同練習会(岡山県中・高運動部活動連携・強化推進事業)       /11月15日(土)、16日(日):岡山県総合グラウンドテニスコート
平成28年に備前市を会場に岡山インターハイが開催されます。その強化事業として、県大会へ出場した高校1年生と中学2、3年生を対象にした第2回ソフトテニス合同練習会が開催されました。講師には世界選手権代表の小林選手(理大附属高卒)と長年日本代表として活躍した杉本選手(就実高校卒)が来岡され、本校からは男子2名と女子5名が参加しました。基本的な内容が中心でしたが、実技を交えた説明は普段とは違った経験になったと思います。できれば、2年後の大きな夢に向かって取り組んでほしいと思います。
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・2級審判講習会/11月22日(土):備前市民体育館
資格取得のひとつとして、1年男子2名を引率して2級審判員の資格を受講しました。内容は、競技規則や審判規則といったルールを理解し、審判を行うことができる資格です。 普段は何となくプレーや審判を行っているのですが、意外と知らないことや間違ったことを試合中にしていることをよく見ます。受講した2名は無事に合格し資格を取得しましたから、これからは今まで以上に意識を高く持って、練習やプレーに活かすことができるものと期待しています。もちろん周囲への影響もあるでしょう。
残念ながら今回は受講できなかった生徒たちも、次の機会には資格を取得させ、来年度の中国大会や28年度のインターハイを盛り上げる力にしてきたいと思っています。

室内園芸装飾『金・銀』受賞  (校長室より)  平成26年12月10日(水)

H26年度、室内園芸装飾技能検定において、本校の2名が見事『金賞・銀賞』を獲得しました。1時間の制限時間内で、決められた観葉植物、今回はアレカヤシ、ワーネッキー、ホンコンカポック、ベゴニア、グズマニア、ニチニチソウ、ポトスの7種類を使い、楽園づくりをイメージしながら所定の場所に各植物を配置していく内容の技能検定です。
金賞を受賞したのは、園芸科学科2年の松下将太君です。「検定の最初は緊張していましたが、日々の練習によって自分が得意な土台づくりが速くできるようになり、平常心で取り組めたことが、今回の金賞受賞につながったと思います。」と話していました。
銀賞を受賞したのは、同じく園芸科学科2年の上岡瑞希さんです。「放課後に練習を重ね、時間を計ることによって、底面のクラフト紙を見えないように水苔で隠す作業に時間がかかりすぎていたことが分かり、それを克服したことが銀賞につながりました。」と話していました。

おめでとう。また、次の目標を設定して頑張ってください。

① ② ③ ④

吹奏楽部 シクラメン祭で演奏

12月6日(土)に行われたシクラメン祭にて、吹奏楽部が演奏しました。

《笑点のテーマ》や《木星》などを、披露しました。

寒い中、多くのお客様が立ち止まって、演奏を聴いてくださいました。

冬休みも練習に励みたいと思います。

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「第43回シクラメン祭」 お待ちしてま~す!

本校のシクラメン祭は、今年で43回目を迎えます。園芸科学科の生徒はもちろん、生物生産科・生活デザイン科の生徒も自分たちが丹精込めた実習での生産物を地域の皆様に販売することで、平素の学習成果を発表しようと張り切っています。

日時  12月6日(土曜日) 12:00~14:00 《雨天決行》

    11:30~  シクラメン整理券の配布

    11:40~ おこわ・シフォンケーキ整理券の配布

場所  本校農場

お願い  当日は、かなり交通渋滞が予想されます。

また、10:30まで授業のため、校門は、11:00まで開きませんので、

      それより早い来校はご遠慮ください。

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    【 販売品目 】

シクラメン・寄せ植え・草花苗

葉ボタンプランター・野菜類

あわせ柿・干し柿

米・味噌

スモークチキン・ローストチキン

おこわ・シフォンケーキ   など

吹奏楽部 バンドフェスティバルに出演

11月23日(日)に行われた第38回バンドフェスティバルに、本校の吹奏楽部が出演しました。

《RPG》と《名探偵コナンのメインテーマ》を披露しました。

会場の方々が暖かい雰囲気で聴いてくださり、演奏中に手拍子をしてくださいました。

今後も日頃の練習を大切にし、校内外の演奏会に積極的に参加したいと思います。

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ダイコン収穫(生物生産科1年)

 

生物生産科1年生が育てたダイコンを収穫調査しました。

9月26日播種(種まき) 10月24日間引き、追肥、中耕と 管理を続けてきたダイコンもだいぶ大きくなったので、調査のために1本ずつ抜き取りました。調査後は持ち帰り料理して食べます。

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牛のエサ準備

ある秋晴れの日の農業実習。

牛のエサとなる稲ワラ集めがありました。水田で栽培した稲のワラ(茎や葉)を乾燥させ、専用の機械(ロールベーラー)で、直方体(四角い固まり)に整形し、牛のエサとして利用します。今日の実習は、その稲ワラを貯蔵用のハウスに運ぶ作業です。大変な力仕事ですが、生物生産科2・3年生の飼育類型が力を合わせてがんばりました。DSC00859DSC00857DSC00854DSC00852DSC00850DSC00849DSC00848

「消費者トラブル防止教育」を受講しました

岡山市市民局生活安全課消費生活センターの水内副主査をお招きし、総合学習で3年生が消費者教育の講演を受講しました。高校生が巻き込まれやすいネットトラブルや、卒業後の社会生活で陥りやすいマルチ商法について、具体的な例を挙げてわかりやすく説明していただき、生徒も教員も大変勉強になりました。「トラブルが発生したら、1人で抱え込まずにまず消費生活センターに電話を」という言葉が、生徒にはとても心強く感じられたようでした。

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イラストコンテストで吉備国際大学・学長賞(校長室より)平成26年11月19日(水)

 第4回吉備国際大学アニメーション文化部「高校生イラストコンテスト」の手描き部門において、本校園芸科学科1年小山唯さんの作品が、70作品中第2位となり、見事、吉備国際大学・学長賞を受賞しました。副賞として、5,000円分の図書券が贈られました。小山さんの作品には、ハロウィーンの楽しさが表現されています。来年度は総長賞(第1位)を目指して応募したいとのことでした。・・・受賞おめでとう。012 013 014  

お米販売始まります!

稲刈りが無事終了しました。夏の長雨と、台風18・19号の被害もあり、岡山県の作況指数は96「やや不良」でしたが、本校は豊作でした! 今月18日よりライスセンターで保護者向けの販売を開始いたします。12月6日(土)のシクラメン祭では、一般の方にも販売させていただきますので、美味しいお米を買いに来てください!

お味噌の準備もしています。

イネレンジャー稲刈り稲刈りみそくり味噌パック

産業教育130年記念 第61回岡山県高等学校家庭クラブ研究発表大会 報告

 11月12日(水)、さん太ホールで開催された「産業教育130年記念岡山県高等学校家庭クラブ研究発表大会」で、本校家庭クラブ代表生徒が「グリーンプロジェクト2014」の題目で発表を行いました。

 県大会では各支部の代表校、計6校(備前美作支部より真庭高校・津山高校・瀬戸南高校、備中支部より総社高校・井原高校・高梁城南高校)が発表を行い、最優秀賞には真庭高校(研究題目:「ばばちゃんいつまでも元気でね」~はぐくみ・受け継ぐ我が家の味~)、優秀賞には津山高校(研究題目:「家庭クラブ活動の活性化をめざして」~Build Up FHJ~)が輝き、本校は優良賞をいただきました。 

 また、閉会式では家庭クラブの歌に合わせて手話歌を披露しました。家ク県大会①発表の様子家ク県大会②手話歌披露

保育園体験実習(第2回目)保育類型3年生

 10月27日(月)に、保育類型3年生(女子17名)が万富保育園を訪問し、保育園一日体験実習を行いました。5つのグループに分かれた生徒たちは、6月と同じクラスを担当し、成長した園児たちと再会したあと、準備していた造形活動を一緒に行ったり、歌やピアノ伴奏を交えたパネルシアターやペープサートなどを実演したりしました。昼食も一緒にとり、お着替えやお昼寝の様子も見学した後、園長先生を囲んで実習の振り返りを行いました。2年間の学びの成果はもちろん、今後の目標について、各自が発表し、平井園長先生から御助言や励ましのお言葉をいただきました。10月27日3D保育園実習①10月27日3D保育園実習②

保育園体験実習(第1回目)保育類型2年生

10月30日(木)に、保育類型2年生(女子20名、男子1名)が万富保育園を訪問し、保育園半日体験実習を行いました。
傘袋を利用したおもちゃを一緒に作り、屋外に出て飛ばして遊んだり、音楽に合わせて体を動かしたりしながら園児たちとふれあいました。初めての実習で緊張していた生徒たちも、すぐに笑顔になり、積極的に園児と関わりをもとうと、頑張っていました。

2D保育園実習1030その① 2D保育園実習1030その②

いのちと心の教育で人づくり