シクラメン講座(5回目)(園芸科学科草花類型)

12月17日(火)。「平成から令和のシクラメンを咲かそう」と開講した本年度のシクラメン講座も、いよいよ5回目の最終回となりました。あいにくの雨模様でしたが、受講生の方々もほぼ全員ご参加くださいました。

今日は、皆さんのシクラメンの管理方法についての情報交換がメインで行われました。夏の高温対策に悩まされ、毎年の気候の変動に対応することができずに株を枯らしてしまった方が多かったです。特に、水のやり過ぎなどが多かったように思います。 そこで提案したのが、底面給水鉢の底皿を外した管理方法でした。この方法だと底皿がないために潅水に注意が払われます。また水が多すぎても、下の皿がないために余分な水が抜け、意外と元気な状態をキープできるという長所があります。     

また、夏越しをしていく中で失敗?してしまった株も、手入れをすることで球根から植物の生命力のすごさを感じることができる、シクラメンの「コーデックス」について勉強しました。これは、シクラメンがきれいな塊根植物であり、球根から葉柄(葉の茎)や花梗(花の茎)が生えるところを見て、わび・さびを感じることが最近ブームになっているものです。紹介後は、実際に植え込みをして、きれいに仕上げました。

受講生の皆様、1年間お世話になり、ありがとうございました。来年もシクラメン講座を行う予定ですので、よろしくお願いいたします。

最近の実習の様子PARTⅡ(生物生産科飼育類型)

③子牛の分娩  12/11に和牛の分娩がありました。母牛は「しんひでなみ」号で、生まれてきた子牛はオスで22kgでした。小さな子牛でしたが、生まれてからすぐに立ち上がり初乳を飲んでいたので安心しました。寒い時期に生まれたので防寒対策として「カーフジャケット」という防寒着を着させています。翌日には下痢を予防する薬を投与しました。今後も元気に育ってくれることを願っています。

最近の実習の様子PARTⅠ(生物生産科飼育類型)

①牛体測定   子牛の発育状態をチェックするために牛体測定を行いました。今回は備前県民局とJAの職員の方に測定していただきました。牛体測定をしていただくだけでなく、関係機関の職員の方から話をしていただき、学びを深める機会となりました。この測定結果は今後の飼養管理の改善に役立てたいと思います。

②飼料給与(ヤギ)   本校ではヤギの飼育にも取り組んでいます。写真は、濃厚飼料を給与している様子です。飼料を報酬として給与することで、足の周りを回る芸を仕込もうとしているところです。ちなみにこのヤギは今年の4月に生まれたヤギで、飼料を与えている生徒が分娩を介助してくれました。非常に微笑ましい風景でした。

東備畜産研究会「先進地視察」で笠岡へ(生物生産科飼育類型)

東備畜産研究会の先進地視察に同行し、笠岡市のベイファームの希望園にお邪魔させていただきました。県下最大級の牧場で、大規模な畜産経営を実際に見学さていただくことができました。その中でもローターパーラーは圧巻でした。一度に80頭近いホルスタインの搾乳がズムーズに行われる様子は、飼養管理をされている方の努力や工夫が感じられる場面でした。

また、飼養管理上の工夫だけでなく、オゾン発生装置や大量に発生する糞尿を処理するための堆肥場など今日の畜産が抱える課題の解決に向けて積極的に取り組まれていました。未来の畜産業を担う生徒達にとって非常に有意義な視察となりました。

終わりになりましたが、今回の視察に当たって、視察の場を提供してくださいました有限会社希望園の皆様、視察の機会を提供してくださいました東備畜産研究会の皆様、そして、視察に当たって準備をしてくださいました備前県民局の農産物生産課の皆様に御礼を申し上げます。

天満屋で販売実習(生物生産科)

12月12日と13日に「おかき戦隊瀬戸南じゃ~」が、瀬戸南おかきと、栽培から仕込み・完成まで約3年かかった瀬戸南醤油(黒大豆醤油)を天満屋で販売しました。

朝、店内で職員さんの朝礼に参加し、販売する商品についての説明を行いました。おかきは、「味噌」「パクチー」「瀬戸南醤油」「柚子胡椒」の4種類を販売しました。生徒は試食を勧め、商品の説明をしながら接客を行いました。「瀬戸南おかきの歌」を流しながら、にぎやかな販売になりました。

来週の12月18日(水)には、高島屋で12時から2時まで販売会を行います。こちらにも是非いらしてください。

ハウスのビニル貼り替え(園芸科学科草花類型)

12月12日(木)。2年生B組の草花類型の生徒で、草花ハウスのビニルの貼り替えをしました。まずは屋根の部分、つまの部分、巻き上げの部分、そしてすその部分を気をつけて外しました。その後、真新しいビニルをみんなで貼り替えました。

今日は天気もよく、集中して楽しくできました。しわもなく貼れ、巻き上げもきれいに仕上げられました。お疲れ様でした。

「パスクラサンを知る」(園芸科学科果樹類型)

12月11日(水)。園芸科学科果樹類型3年生のパスクラサン研究班が、生産者の福島さんのお宅にうかがい、追熟の様子を観察させていただきました。果実は小さなものから順番に追熟が進み、ギフト用として箱詰めされていました。また、試食もさせていただき、ついに初めてパスクラサンを食べることができました!  とてもクリーミーで甘く、リンゴとバナナを掛け合わせたような味でした!!

来週の18日から岡山高島屋さんで販売実習をさせていただく予定となっています。ここまで多くの方々のサポートがあり、たくさんのことを勉強することができました。感謝しかありません。ありがとうございました。

なお、この様子が読売新聞に掲載されました。

防災講習会(整備委員会)

12月11日(水)。防災力を高めるための「防災講習会」を、全校生徒を対象に整備委員会が実施しました。甚大な被害が予想される南海トラフ巨大地震や、昨年発生した西日本豪雨、ここ数年日本に大きな被害を与えている台風に土砂崩れなどの大規模災害、そして火災・・・。これらに対して減災を学習するために、整備委員が調べたことをまとめ、プレゼンをしました。11月には防災訓練も実施しており、生徒の災害に対する意識が向上したと思います。

また、委員会主催の生徒向け講習会は始めてのことであり、他の委員会も興味を示したようで、「整備委員会に続け!」と準備を始めているようです。

表彰披露&ホッケー部壮行式&三本部立会演説会&投票

12月10日(火)。全校が体育館に集合して、表彰披露と、岐阜県で開催される全国選抜大会に出場するホッケー部の壮行式、そして三本部の立会演説会を行いました。

ホッケー部の壮行式では、顧問の妹尾先生が中国大会を勝ち上がった様子や、部員一人ひとりを紹介され、全国にかける熱い思いが伝わってきました。全国制覇を目指して頑張ってください。応援しています。

三本部の立会演説会では、各本部の会長・副会長候補者が演説しました。各候補者の真剣な思いであふれていました。

その後、投票が4会場で行われました。選挙管理係の皆さん、お疲れさまでした。

なお、校長からのあいさつ文は、「校長通信」のページに掲載しています。

表彰披露
ホッケー部壮行式
立会演説会
投票の様子
投票の様子

農業大学校との交流学習(園芸科学科果樹類型)

12月9日(月)。今日は、園芸科学科果樹園芸類型の2年生全員で農業大学校を訪問し、果樹に関するプロジェクト研究の内容及び成果について、先輩方から直接説明をしていただきました。また、ほ場見学もさせていただき、モモやブドウ以外の話もうかがうことができました。

地域の果樹園芸に関して、たくさんの知識を得ることができました。また、来年度の「課題研究」のテーマ設定や研究の進め方について、大いに参考となりました。ありがとうございました。

講演「世界と闘う日本の農業」(せとみなみパワーアップ事業)

12月9日(月)。特別講演としてJTB中国四国のエグゼクティブプロデューサー兼岡山県教育委員会留学コーディネーターの田村秀昭先生をお招きし、「世界と闘う日本の農業」と題して、生物生産科と園芸科学科の1年生に講演をしていただきました。スマート農業や6次産業化の話にとどまらず、インバウンドや外国人旅行者のデータを示しつつ、農業の可能性について熱く語っていただきました。普段の農業生産の講演とは異なり、たくさんの発見や驚き、気づきがあり、とても勉強になりました。

ありがとうございました。

ハクサイ収穫しました(生物生産科)

12月3日(火)、生物生産科1年生40名が、8月に種をまいて育てたハクサイを収穫しました。 大きく育ったハクサイはとてもしっかりと葉が巻いており、通常のハクサイの2倍ほどまでに育ったことをみんなで喜びました。収穫したハクサイは持ち帰り、家族に品種や栽培の仕方を説明してから食べてもらいます。

本年度最後の瀬戸南市

11月30日(土)。学科説明会、生デフェス★2019、そして瀬戸南市。半日に3つのイベントを同時開催しました。

今年最後の瀬戸南市は晴天にも恵まれ、延べ人数125人という大イベントになりました。 「新鮮なレタス、キュウリ、餅米、味噌、おかき、黒豆醤油、ローストチキンは軽減税率のレジへ。シクラメンを始めとする草花は、新税率のレジにお並びください。では、思う存分、瀬戸南高校の空気を吸ってお買い物をお楽しみください。」と、園芸科学科3年草花類型長の景山くんの元気なあいさつで始まりました。 地域の方や懐かしい卒業生との再会も有り、あっという間の2時間でした。

今年1年、大変お世話になりありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

生デフェス2019 (生活デザイン科)

11月30日(土)、生デフェス2019を開催しました。4回目となる今年は、保育ステージは「アラジン」のオペレッタを、福祉ステージは「認知症になったりんご姫」と題して福祉劇を、課題研究衣生活グループはファッションショーを行いました。それぞれの発表を3年生が担当し、3年間の学びの集大成となる見事なステージとなりました。体育館後方にはキッズコーナーを設け、小さなお子様にも楽しんでいただけるよう、2年生保育類型の生徒が工夫を凝らしました。

また販売では、瀬戸南のお米を使った「瀬戸南myおこわ」を1年生が、「シフォンケーキ」を2年生が、「フルーツパウンドケーキ」を3年生が担当しました。 30分の販売時間でほとんどの商品が売り切れ、大好評でした。

生活デザイン科での学習の成果を発表することで、私たちを支えてくださるみなさまに日頃の感謝の気持ちをお伝えできたらと思っております。 今後とも引き続き生活デザイン科をよろしくお願いします。

保育ステージ
福祉ステージ
ファッションショー
キッズコーナー
販売の様子(1)
販売の様子(2)

ブドウハウスのフィルム張り替え(園芸科学科果樹類型)

11月27日(水)。風の無い穏やかな天気。3年生の「総合実習」の授業で、ブドウの施設栽培で用いているビニルハウスのプラスチックフィルムの張り替えを行いました。ブドウ栽培では、雨よけをしないと病気が発生します。本校では、ガラス温室とビニルハウスで13品種のブドウを栽培しています。定期的に劣化したプラスチックフィルムを張り替えなければなりませんが、息を合わせて行わないと、フィルムに穴が開いたりしわがよったりします。今回はとてもうまく張り替えができました。3年生、お疲れ様でした。

今後は強制落葉やせん定の実習が待っています。

トラクター運転実習(生物生産科農業機械選択)

11月18日・25日、3年生の「農業機械」選択者がトラクターの運転実習を行いました。 栽培類型の生徒は、普段から水田などのほ場で乗り慣れているため、なかなかの運転操作でした。得意な人が苦手な人に「そこで少し右にハンドルを切る」「そこでクラッチを戻しながら曲がる」など、教え合う様子も見られました。 今回はグランドの堅い土の上で運転しましたが、水田の中では操作がもっと難しいので、まだまだ練習が必要です。

校外1日研修(生物生産科)

11月22日(金)、生物生産科2年生が校外研修を行いました。岡山種雄牛センターでは、牛の種牛を見学し、採精の作業を見させていただきました。ひるぜんジャージーランドでは、牛乳加工場を見学し、ヨーグルトやチーズなどの製造工場の見学を行いました。中国四国酪農大学校では、ホルスタインの搾乳や飼育管理について学びました。いずれも学校ではできない貴重な体験で、自分たちのこれからの学習の取り組みに生かしていきたいです。

江尻地区との交流会(園芸科学科草花類型)

11月21日(木)。園芸科学科草花類型の2年生が、江尻地区の方と寄せ植えづくりの交流会を行いました。これまで2年生は販売用の寄せ植えをいくつも作り、寄せ植えコンテストにも出場して、そしてシクラメン祭などでも販売活動をしてきました。いよいよその技術を披露する場です。

トラックから荷物を降ろすと、全員であいさつをして、早速開始です。植え方や植物の話をしながら、次第に打ち解け、最後は寄せ植え作品を見ながら管理方法などの会話に花が咲いていました。江尻地区のみなさん、お世話になりました。

いのちと心の教育で人づくり