3月10日、だんだん暖かい日が増えてきていましたが、久しぶりに雪が舞いました。
短時間でしたが、かなりの雪が舞いました。その中、実習の手を止めること無く育雛器(いくすうき:ヒヨコを育てる器械)の洗浄をしている生徒、実習に果樹園へ向かう生徒などを見かけました。
また、屋根はあるけど、外で実習を行っていたり、部活をしていたり、悪天候に負けない生徒の姿に誇らしさを感じました。昼食時間にも激しく降ったので、帰宅する生徒や職員室に戻る教員にも容赦なく雪にまみれました。もちろん本校の牛の背にも雪が積もりました。
カテゴリー別アーカイブ: ②園芸科学科
クリスマスローズと原種シクラメンのコラボ!~半田山植物園~
3月7日、半田山植物園にてクリスマスローズ協会のイベントに草花類型シクラメン班の5名が参加しました。平成22年度から半田山植物園の一角にクリスマスローズと原種シクラメンのコラボ定植をさせていただいています。今回も観察会と調査をかねて参加でき、特別に園芸研究家の横山直樹氏が来園されていて、午後からは岡山国際交流センターにて同氏の講演会に参加しました。雨の中での観察会になりましたが、クリスマスローズ協会とコラボができて気持ちは晴々でした。
今年もモモの摘蕾が始まりました
3月4日、新年度に向けモモの管理作業も本格的に始まりました。まだまだ寒い日が続いていますが、日増しに春の訪れが感じられ、新芽も勢いよく芽吹いていました。今回の実習では新2年生が担当するゴールデンピーチの摘雷(てきらい:不要な花のつぼみを取り除く作業)を行いました。1年生は1月から果樹・野菜・草花の3類型に別れての実習になっています。果樹類型を専攻した生徒達は、まだまだ作業に慣れないようで悪戦苦闘しながらも一生懸命の姿が伝わってきます。
2年後には最高学年としてモモ園を管理する責任者として実習に臨めるように指導していきたいと思います。
草花苗のポット上げをしました。 ~春の苗物販売会の準備③~
マリーゴールドとサルビアが発芽後順調に育ってきたので、セルトレイからポットに移植しました。1株ずつ丁寧にポット上げを行いました。これからも引き続き良い苗に育つように管理していきます。マリーゴールドは黄・オレンジ・赤など、サルビアは赤・青・白・ピンクなどの花が咲く予定です。春の苗物販売会には、きっと可憐な花を咲かせはじめていることでしょう。
卒業生にコサージのプレゼント!!
園芸科学科 草花類型の1・2年生(48名)が協力して、卒業式用のコサージを作製しました。
1ヶ月前からコサージリボンの練習を始め、3日前にリボンの準備ができました。
2日前から花材を切り分けたり、ワイヤリング(花に針金を通して補強する)をしたりして下準備しました。
卒業式予行の後、午後から花材を組み合わせて、リボンをつけ作製しました。
今年の花材は、シンビジウム、カーネーション、カスミソウ、ミリオングラタス、レザーファンで、2年生が、1年生に作り方を指導しました。
卒業式の朝、3年生の教室まで行き、緊張しながら149名の卒業生の胸にコサージを付けました。
在校生からの思いが込められたコサージを胸に、心の温まる卒業式が行われました。
平成26年度 園芸科学科果樹類型 せん定講習会
2月19日(木)、園芸科学科果樹類型2年生を対象にモモのせん定講習会が行われました。東備農業普及指導センターより2名の講師の方々が来られ、「モモの仕立て方」や「開心自然形」を構成する枝の名称などについて学習しました。「実際にせん定しようとするとどれを切っていいのか戸惑ってしまう」、「早く覚えて1人で管理できるようになりたい」と意気込んでいる生徒もおり、今後の実習に期待が膨らみます。
粗皮はぎ:2月16日(月)~
せん定が終わったので、「粗皮はぎ」という作業に取りかかりました。ブドウの木が大きくなるにつれ、木の表面の皮が浮いてきて、ペリペリとむけるようになります。この隙間や重なり合った枝に潜んで越冬している害虫や病気の菌を減らすために、この皮をむいてやります。
寒いうちにやると木が寒さで弱ってしまうこともありますが、今年は比較的暖かく、寒さもゆるんでいるので取りかかりました。調子よくペリペリと皮がむけると、ちょっと快感だったりします!
トマトを鉢上げしました-園芸科学科-
本日、トマトの鉢上げの実習をしました。播種してから本葉が2枚ほど出ると鉢(ビニルポット)に移し替える作業をします。これを「鉢上げ」または「移植」といいます。野菜類型の生徒は、初めての実習だったのでとまどいながらでしたが正確に作業ができました。今後のトマトの生長が楽しみです。
トマトが発芽しました
1月30日に播種をしたトマトの現在の状況です。
播種から10日でここまで大きくなりました。発芽も生育も良好です。
良い苗になるようしっかりと管理していきます。
生物生産科,園芸科学科2年生「エンジン分解・組み立て」実習しました
1/30,2/2,4と生物生産科と園芸科学科2年生はエンジン分解・組み立て実習を行いました。この実習は専門科目「農業機械」の実技と今年度学んできた4サイクルエンジン学習の仕上げとして実習しています。一日(1~6限)かけ行います。年度当初から予告しており、生徒達は大変楽しみにしていました。最初、試運転を行いエンジンが壊れていないことを確認した後、どんどん分解していき、最終的にピストンを外すところまで行います。その後、注意を払いながら組み立て、最後に確認として、エンジンを始動させました。各班のエンジンが無事に掛かるとみんなで歓声を上げました。生徒もほっとした顔を見せていました。
トマトの播種をしました
1月30日金曜日、3・4時間目の1BC野菜類型総合実習でトマトの播種を行いました。品種名は「 麗夏 」で、来年度2年生の野菜Aという授業で生徒たちが栽培・管理を学んでいきます。まず、3時間目に実習室で今後のトマト栽培の流れを学習し、トマトの形態を理解するため種のスケッチをしました。
4時間目は育苗ハウスでトマトの播種実習です。一人一袋(約25粒)をセルトレイに1粒ずつまきました。しっかり管理よいトマトを収穫したいと思います。
ブドウの剪定が始まりました
2年生ブドウ班、始動です。それぞれの担当ハウスで、ブドウの剪定が始まりました。方法は短梢剪定(たんしょうせんてい)ですが、品種や樹齢、樹の特性を踏まえ、芽飛びしないように残す芽の数を変えています。切り口には、殺菌・保護のためにトップジンMペーストを塗布します。剪定枝を見ると、樹勢や管理の善し悪しがよくわかります。これから長丁場になりますが、頑張りましょう。
ブドウの元肥散布
今年度は少し遅くなりましたが、ブドウの元肥として堆肥を散布しました。
主幹から半径1.5~2m、高さ20㎝程度に盛り、レーキで平らにならしました。堆肥はよく熟成した窒素分の少ないものを購入しています。新しく果樹類型に入った1年生がせっせと堆肥を運搬しました。平成27年産も美味しいブドウが期待できそうです。
春の草花苗の準備が始まりました②
初夏~秋の花壇の代表格的な草花、マリーゴールドの種を播きました。
マリーゴールドは、黄色、オレンジ色、赤色などの暖色系の花が一般的で、比較的育てやすい草花です。根に含まれる物質がセンチュウの発生を抑制する効果があるとされていて、「コンパニオンプランツ」として野菜畑に植えられることもあります。
「コンパニオンプランツ」とは、違う植物を混植することで、病害虫が発生しにくくなったり、お互いの成長を促したりする相性の良い組み合わせのことです。
セルトレイの1マスごとに1粒ずつ丁寧に種を挿すように置きました。
春の苗物販売会には、ポット苗として販売予定です。
シクラメンの交配実験~オリジナルシクラメンを作る~
1月23日 3・4時間目 1BCの草花類型生はシクラメンの交配実験を行った。
先週、両性花のシクラメンから、おしべを取り除く作業「除雄(じょゆう)」を行い、1週間経った今日、色とりどりのシクラメンから好きな品種を選び交配実験を行った。成功すれば、5月に採種、10月に播種、そして3年生になる2年後のシクラメン祭で自分たちが行ったオリジナルシクラメンが開花する 運び。どんなオリジナルシクラメンが誕生するか今から楽しみである。
シクラメン検定の表彰をしました。
課題研究発表会の後に、本校で行っている「シクラメン検定」の表彰式を行いました。最高得点の河本夢実さんには、グランプリとして原種シクラメンがプレゼントされました。
この「シクラメン検定」は、平成23年に本校のシクラメン祭の40周年を記念して、作られた検定です。
園芸科学科草花類型3年生が全員受検します。70%以上の正解で合格とし銀バッジ、80%以上の正解で金バッジが授与されます。
今年は、金バッジ16名・銀バッジ3名の合格がありました。
課題研究発表会(園芸科学科)を行いました。
1月21日、園芸科学科の3年生が1年間「課題研究」の授業を通じて研究したことをそれぞれ果樹・野菜・草花類型に分かれて発表会を行いました。
2年生は来年度の研究の参考にするため、聴衆として参加しました。
果樹:個人またはグループでの発表をしました。発表後の質疑応答時間には、3年生の積極的な質問と、その回答で盛り上がりました。中には、珍回答もありましたが充実した発表会になりました。
野菜:1人1題テーマを決めて研究したので、個人での発表になりました。日々こまめにデータをとっていて、結果の裏付けや考察がきちんとできている発表が多くありました。また、興味を持った2年生からも積極的に質問が出ました。来年も期待できそうです。
草花:グループでの研究でしたが、1人ずつ発表をしました。1年間の結果をまとめて5分間の発表を行いました。なかには2分間の質疑応答の際、2年生からの質問の答えに困った生徒もいましたが、調べて後日、解答をする予定です。発表後に「シクラメン検定」の表彰も行いました。
オリジナルシクラメンの耐寒試験
「瀬戸南高校オリジナルシクラメン」は、園芸種(一般的な鉢植えのシクラメン)と原種を交配して作ったものです。
冷涼な温度を好むシクラメンですが、冬を露地(花壇)で越すことができるのか、調査をするために花壇に定植しました。
露地での冬越しができれば、原種シクラメンやガーデンシクラメンよりも葉や花の大きいシクラメンが花壇や寄せ植えに利用でき、華やかな彩りを添えられることになります。
春の草花苗の準備が始まりました①
春~夏の花壇・寄せ植えの代表格的な草花、サルビアの種を播きました。
幼い頃に花弁をとって蜜を吸った記憶がありませんか?サルビアといえば、赤色が主流ですが、今回は鮮やかな地色に白の2色咲きの花色の品種も播種しました。
セルトレイに1マスごとに1粒ずつ丁寧に種を置き、覆土をしました。
春の苗物販売会には、ポット苗として販売予定です。
シクラメンが順調に発芽しました。
昨年11月中旬に播種した瀬戸南高校オリジナルのシクラメン(生徒たちが交配・採種したもの)が順調に発芽してきています。この後、ポット上げをして、来年度(H27年12月)のシクラメン祭りに販売できるよう栽培管理をしていきます。どんな花が咲くかは・・・咲いてみないとわかりません。可憐な花が咲くのを楽しみに、大事に栽培していきます。