1月17日(木)、園芸科学科草花類型2年生が、卒業式で3年生が胸につけるコサージの製作準備を始めました。今年で13年目になる生花のコサージ。きれいにできるように、また、一緒に作る1年生に教えられるように、しっかり練習していきます。1年生も18日にパーツづくりに挑戦します。
1月17日(木)、園芸科学科草花類型2年生が、卒業式で3年生が胸につけるコサージの製作準備を始めました。今年で13年目になる生花のコサージ。きれいにできるように、また、一緒に作る1年生に教えられるように、しっかり練習していきます。1年生も18日にパーツづくりに挑戦します。
1月18日(金)、1年生の総合実習「果樹」の授業で、1)モモの樹の構造と枝の種類について、2)ブドウのせん定について、学習しました。先週の授業でロープワークについて学んでいたため、早速、せん定枝の結束に役立ちました。果樹園はとても風が強くて寒く感じましたが、冬季の実習の大切さも身にしみて感じることができました。
1月10日(木)、生活デザイン科3年の「フードデザイン」選択生22名が「御食事会」を企画し、教職員を招待してくれました。
3年間の食物分野の学習の集大成として、全員で力を合わせ、お世話になった先生方に感謝の気持ちを込めてつくってくれた料理は、赤米入りごはんや鰆の西京焼き、天ぷらなど丁寧につくられた「松花堂弁当」に「えびのしんじょ椀」、実習で漬けた南高梅の「梅干し」、そしてデザートには甘味「わらびもち」。どれもとても上品で美味しくいただくことができました。
参加された多くの先生方から「美味しかったよ」「上手にできているね」と笑顔で声をかけてもらい、生徒たちも満面の笑顔になっていました。
食事は毎日当たり前のように取りますが、料理で人を笑顔にしたり、元気にしたりすることができるその知識と技術、そして何より「人を思う心」を学び取ってくれた生徒たち。何と頼もしいことでしょう。
3年間、よく頑張りました。そして、心を込めて「ご馳走様でした!」
12月18日(火)、県立備前緑陽高等学校で「岡山県高等学校福祉教育協会第11回生徒体験発表会」が開催され、本校から生活デザイン科福祉類型の3年生たちが参加しました。発表の部では、8校から12名の代表生徒の体験発表が行われ、本校からは浦上さんが「福祉に学んで」と題して、学校での学びや施設実習を通して感じたこと、気づいたこと等について発表しました。
「こんなに違うのか」...授業で学んだことを現場実習で実践することの難しさや戸惑い、利用者の方とコミュニケーションをとることの難しさを思い知った。でもそんな実習を通して改めて「人の役に立ちたい」という気持ちが膨らんだ。卒業後は介護士になる!
自らの体験から将来への強い志を、力強く発表してくれました。
「体験」によって気づいたことや感じたことは「自らの言葉」にして語ることで、はじめて「経験」になる。そして、次に使える「自分の力」になるのだと思います。
参加した生徒たちもまた、12名の仲間たちの発表を聞き、「体験による学び」を共有してくれたことでしょう。
12月18日(火)、第5回シクラメン講座を瀬戸南高校の草花実習室で開催しました。毎年5回目の最終回は、今年管理をした夏越しシクラメンを持ち込んでいただき、うまくいった場合の管理の秘訣(裏テク)を披露して頂いています。今年の猛暑はかなり応えたようで、秋の段階で球根は堅かったのに芽が出ないとか、大きくなった球根が割れてしまったなど、ダメージを多く受けました。高温多湿を嫌うシクラメンを、涼しい条件下で管理することがどれだけ大切であるか再確認できました。
愛着があったシクラメンが枯れてしまうのは残念なことです。1年ごとに写真に収めていくことも大事だと思いました。今回参加された受講生の皆様の意見や感想をもとに、来年度のシクラメン講座も考えていきたいと思います。最後は恒例の集合写真を撮りました。受講生の皆様、1年間、大変お世話になりました。ありがとうございました。
12月17日(月)、岡山高島屋で、パスクラサンの販売実習が実現しました!
福島さんの圃場で先月収穫し追熟したパスクラサンを、ついに多くの方々に知っていただける機会に恵まれたのです。
生徒は、初めての販売実習ということもありとても緊張していました。しかし、スタッフの方々のサポートもあり、2時間という短い時間でしたが、パスクラサンをしっかりとアピールすることができました。多くの新聞社(読売新聞、山陽新聞)やテレビ局(RNC、RSK、TSC)が取材に来てくださり、とてもうれしかったです。ありがとうございました。
12月13日(木)、来年のシクラメン祭に向けてシクラメン(園芸種)を播種(はしゅ)しました。シクラメンは、播種から開花まで約1年間栽培管理をするので、今日がシクラメン祭へのスタートになります。
今日の実習では、園芸科学科2年B組10人が2人1組に分かれ、1枚のトレイ(200粒用)に1品種ずつ、3品種を合計5枚のトレイに播種しました。トレイの中の200個のセル(細胞のような植え床)の真ん中にそれぞれ種子を1粒ずつ置き、覆土として岡山砂を被せ、発芽機の中に入れました。
次回は17日(月)にC組が同じ要領で播種を行います。本校独自で作出しているオリジナルシクラメン(限定150粒)を播種した後、ガーデンシクラメンの播種へと続きます。
約5週間後に発芽するように発芽機の温度を調節し、観察しながら今年の先輩に負けないシクラメンを咲かせるように管理していきます。みんなで頑張ります!
12月12日(水)、農業大学校で行われている果樹に関するプロジェクト研究の発表会に園芸科学科果樹類型の2年生が参加し、モモとブドウに関する4つの研究発表を聴かせていただきました。研究の内容と成果について学生さんから直接説明を受け、生徒はとても刺激を受けたようです。また、圃場見学もさせていただき、地域の果樹園芸について関心を深めることができました。今日の学びを、3年次の課題研究のテーマ設定に役立ててもらいたいと思いました。
栽培農家の福島さんから「ぜひ試食に」と声をかけていただき、12月11日(火)に早速うかがいました。約1か月の追熟を行ったパスクラサンはとても柔らかな食感で、バナナとリンゴをかけあわせたような味をしていて、今まで食べたことのない非常においしい果実であることがわかりました。これまでいろいろ調査やお手伝いをさせていただき、やっと味わうことができました! 近くの直売所でも販売されており、とてもうれしい気持ちになりました。
12月17日(月)に高島屋で販売されるそうで、一緒に販売実習を行う予定です。是非、お越しください。
11月23日(金)、本校の伝統行事である「第47回シクラメン祭」が晴天の江尻レストパークで開催されました。吹奏楽部によるオープニングの生演奏の余韻が残る中、10時30分、本校の山根康史校長の挨拶でいよいよ祭が始まりました。
今回は、園芸科学科野菜類型の生徒が栽培したキャベツ、ダイコン、レタス、ホウレンソウ、ネギなどの冬野菜、同科草花類型の生徒が栽培した祭の主役「A級シクラメン」「B級シクラメン」「ミニシクラメン」「原種シクラメン」などの様々なシクラメンに、ハボタン、パンジー、ガーデンシクラメン、コニファーなど多種多様の植物を使った「寄せ植え」、パンジー、ビオラ、ハボタンなどのポット苗に加え、生物生産科栽培類型の生徒が商品開発した「パクチーおかき」も販売しました。今年は3人のシクラメン大使(生徒)による「シクラメン何でも相談室」を新たに開催し、祭を自ら盛り上げました。
販売・接客係からは、「接客の仕事ができ、満足でした。」「お客様から、ありがとうと言ってもらえた。」「自分たちが手塩にかけて育てた苗が売れるのを見たらうれしかった。」などの意見や感想が聞かれました。また駐車場係からは、「道案内は寒くてしんどかったが、お客様に道を尋ねられたときに「こちらです。」とうまく応えられると、やりきった感でいっぱいになった。」などの感想が聞かれました。
来年は学校にお客様をお迎えする形に戻ります。生徒、保護者、地域の皆様のお陰で続いているお祭です。来年の48回目も愛される祭となるように、これから準備をしていきます。ありがとうございました。そして、来年もよろしくお願いいたします。
今回は、秋作水耕メロンの収穫についてです。7月下旬に種をまき、9月中旬に人工授粉をしてから約1ヶ月半、なんとか収穫をすることが出来ました。秋作は、まだまだ気温が高く害虫や病気の多い時期なので、春作より少し栽培が難しいのです。でも、生徒と一緒に頑張って管理をしてきました。全体的に小玉なメロンになりましたが、2作目なので学習の振り返りもでき、より細かくメロン栽培について学習出来たと思います。来年も、よいメロンを生徒ともに作りたいと思います。
11月12日(月)、農マル園芸の吉備路店で開催されている「秋の寄せ植えコンテスト」に参加しました。園芸科学科草花類型の2年生は、この日のために様々な寄せ植えを作成し練習してきました。
この寄せ植えコンテストには3つのルールがあります。
1 鉢代、植物代、小物(ピックなど)を足して2,500円以内にすること。
2 ビオラかパンジーを必ず1ポット以上使用すること。
3 1時間以内(制限時間)に仕上げること。
生徒たちは、植物から決めたり、鉢から決めたり、何度も組み直したりと、鉢と植物を決めるために40分近く時間がかかりましたが、植え込みは素早く仕上げることが出来ました。
自分たちが作成した寄せ植えに合うタイトルも決めて完成しました。そして最後は作品を手に集合写真を撮りました。
学校から会場の農マル園芸吉備路店までの道中もゆっくりとしていて、秋から冬に移り行く樹木の色合い、田畑や山、川などの自然美を堪能できた時間となりました。農マル園芸の清水さんをはじめ多くの方々、お世話になりありがとうございました。
11月9日(金)、岡山市のさん太ホールにて「第65回岡山県高等学校家庭クラブ研究発表大会」が開催されました。
本校からは、支部大会を勝ち進んだスクールプロジェクト「手作り☆LIFE ~私たちの手でできること~」の発表者として、生活デザイン科の3年生二人が出場。また大会の運営役員として家庭クラブ役員が、さらには生活デザイン科1年生全員が聴衆者として参加しました。
結果は、残念ながら最優秀賞・優秀賞は逃し優良賞に終わりましたが、高校生らしい発想と学校全体で取り組んだ家庭クラブ活動としてふさわしい発表であり、会場に訪れた来賓の先生方からもお褒めの言葉をいただきました。
大会の締めくくりには、恒例の「家庭クラブの歌斉唱」で、大会運営に携わった本校家庭クラブ役員の生徒たちが他校の生徒と一緒に、手話による合唱を披露し、大会を盛り上げてくれました。初めて参加した1年生の皆さんは、どんな感想を持ったことでしょう。
この大会での経験が、今後の本校家庭クラブの活動の更なる発展・充実に活かされることを期待しています!
11月15日(木)、草花類型2年生が初めての交流会をしました。江尻地区の方々と寄せ植えづくりをする交流会です。自分たちで育てた草花を準備し、歩いて公民館まで出かけました。
会は、初めの自己紹介から穏やかな雰囲気となり、地域の方々の優しさを感じることができました。それに応えるように生徒たちも一生懸命説明をしたり、一緒に作業をしたりと、1時間ほどでしたが、充実感を味わうことのできた交流会でした。「また来たいな」生徒が笑顔で言ってくれたのが印象的でした。
11月14日(水)、待ちに待ったパスクラサンの収穫実習です。福島農園に行くと、メディア関係者や百貨店のバイヤーさん、赤磐市の市役所の方々など、多くの人がいらっしゃり、びっくりしました。
福島さんから収穫方法について学んだ後、実際に収穫をしていきました。そして、大きさごとに選別してコンテナに入れていきました。磐梨中学校の生徒さんがインターンシップとして広報の仕事を体験しに来ており、たくさん写真を撮られました。収穫後、福島さんの倉庫で細かな選別や追熟方法について説明を受けました。
1ヶ月間の追熟後に百貨店で販売することも決まっており、そこで生徒は販売実習をさせていただく予定です。パスクラサンを多くの方々に認知してもらい、地域貢献の一助となればと思い、これからも取組を続けていきたいと思います。
なお、この活動は西日本テレビ、テレビせとうち、山陽新聞の取材を受けました。
11月8日(木)、草花類型2年生23名が、岡山桃太郎空港と赤磐市のご協力をいただき、JAL(日本航空)のCA(キャビンアテンダント)の吉原さんによるマナー講座を受けました。23名は会社を起業し、自分達で栽培したバラをプリザーブドフラワーに加工し、それをオイルに浸けてハーバリウム(植物標本)にして販売する活動をしています。今日はその販売テクニックを磨くための研修です。お客様の立場になって声かけをすること、商品を持つ手のちょっとした仕草で印象が変わること、など、すぐにも使えることがたくさんありました。そして何より感謝の気持ちが大切であることを学びました。今日の学びをこれからの販売活動に活かしていきます。ありがとうございました。
11月12日(月)、園芸科学科2年生果樹類型の「総合実習」で、モモの整枝・せん定について学習しました。生徒一人ひとり、きちんと説明できるように学習しました。その後、ブドウの休眠を促すために「強制落葉」を行いました。秋・冬の作業が来年の実りにつながるのです。
11月9日(金)、園芸科学科1年生の総合実習で、以前作った干し柿を袋詰めしました。見事に乾燥していて、各自生徒が家庭に持ち帰りました。初めて干し柿を作った生徒がほとんどで、とても喜んでいました。
11月6日(火)、11時から12時まで、本校の「草花実習室」にて第4回シクラメン講座を開催し、園芸科学科草花類型3年生のシクラメン研究班が、8名の一般受講生に「シクラメンの葉組み」を中心に「ガーデンシクラメンを用いた寄せ植え」「オリジナルシクラメンの播種」について講義をしました。
受講生が持ってこられた夏越しシクラメンは、葉が多く出ていて花芽も確認できました。次回(最終回)のシクラメン講座の時にはきっとつぼみが上がり、1月には開花すると思います。12月に開花するシクラメンに比べると約1~2ヶ月ほど遅れて開花しますが、開花期の長いのが夏越しシクラメンの特徴です。
ガーデンシクラメンの寄せ植えでは、持参された鉢の中心に葉組みをしたガーデンシクラメンを置き、色とりどりのパンジー、ビオラ、キンギョソウ、ストック、アリッサム等を周りに植え、きれいに仕上げることができました。
また、最後にオリジナルシクラメン(原種のペルシカムとフリルの入ったシクラメンとの掛け合わせ)の播種も行いました。これも次回(最終回)のシクラメン講座で確認ができます。
12月18日(火)の最後(5回目)のシクラメン講座では、1年間のまとめとクリスマスのプレゼント交換を行います。思い思いの品(500円程度)を持ち寄って楽しくシクラメン談義でくくりたいと思っています。
でもその前に、11月23日(金)にレストパークでシクラメン祭があります。販売と質問コーナーも設置しますので、皆さん、ぜひお越しください。よろしくお願いします。
11月4日(日)、下石井公園で開催された「秋のまちはなフェア」に草花類型2年生7人が元気に参加しました。今回も晴れ晴れとした秋空の下、練習を重ねた自慢の寄せ植えを中心に、パンジー・ビオラなどの草花苗ポットや原種シクラメンを販売しました。
今回は販売品の宣伝会も企画されており、1)授業で10回以上練習して身についた寄せ植えの技術や完成したときの達成感、そして売れたときの喜び、2)ガーデンシクラメンの寄せ植えと原種シクラメンの魅力について、3)ガーデンシクラメンの寿命は3年ぐらいですが、原種シクラメンは30年以上長生きするものもある、などの知識、4)今月23日に江尻のレストパークでシクラメン祭が行われること、など学校の宣伝もさせていただきました。花が好きなお客様と花に関する話がたくさんでき生徒達も喜んでいました。ありがとうございました。