1/30,2/2,4と生物生産科と園芸科学科2年生はエンジン分解・組み立て実習を行いました。この実習は専門科目「農業機械」の実技と今年度学んできた4サイクルエンジン学習の仕上げとして実習しています。一日(1~6限)かけ行います。年度当初から予告しており、生徒達は大変楽しみにしていました。最初、試運転を行いエンジンが壊れていないことを確認した後、どんどん分解していき、最終的にピストンを外すところまで行います。その後、注意を払いながら組み立て、最後に確認として、エンジンを始動させました。各班のエンジンが無事に掛かるとみんなで歓声を上げました。生徒もほっとした顔を見せていました。
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牛の爪切り!!(削蹄)
生物生産科2年生(飼育類型)は、社会人講師活用事業で牛の爪切り「削蹄(さくてい)」の体験を行いました。毎年お世話になっている吉備中央町の福井牧場、削蹄師の福井薫さんに削蹄について指導をしていただきました。生徒たちも初めて、削蹄する牛の足にロープをかけ、保定枠に縛ります。その後、専用の道具を使って、注意深く爪を切ったり、削ったりします。この授業を通じて、爪切りの大切さと、蹄の構造がわかりました。福井さんありがとうございました。
子牛の出荷(1月分)
生物生産科(飼育類型)で飼育している子牛の出荷がありました。今回出荷されたのは、生まれてから8ヶ月たった子牛2頭です。日頃から生徒が愛情を注いで育てた牛たちとのさみしい別れの時です。牛は経済動物なのでこの日は必ずやってきます。出荷2日前から、被毛の管理や、蹄(ひづめ)の手入れなど気持ちを込めて行いました。牛のセリ市前日に、牛を運んでくださる業者の方が大きなトラックで来られました。生徒と先生、協力して子牛を積み込みました。
子牛のセリ市は1月23日、真庭市の市場で行われました。当日は2・3年生各1名、1年生1名が参加。最後の牛体管理の後、牛たちはセリにかけられ、新しい飼い主が決まりました。今後、牛たちは肥育牛(肉になる牛)として飼育されます。
子牛たちがいなくなった牛舎はちょっぴり寂しくなりましたが、新しい子牛も誕生しています。今後も「牛の飼育をがんばっていこう」という気持ちを新たにしました。
子牛の誕生
1月10日、かわいい子牛が誕生しました。
母牛の「さざなみ」が、1月9日、22時30分頃から落ち着きがなくなり、牛房の中を行ったり来たり。そして日が変わった0時30分に産気づきました。その後1時45分、ついに新しい命が誕生しました。深夜の分娩に立ち会った畜産部の高見先生は「さざなみは、3産目なので楽なお産だった。でも予定日の1月3日から遅れたな。」とのコメント。
母牛は生まれた我が子の体をなめたり、上手に乳を飲ませたり、立派なお母さんをしています。
翌日から誕生を知った生徒達は笑顔で牛舎を訪れています。
ダイコン収穫(生物生産科1年)
牛のエサ準備
お米販売始まります!
稲刈りが無事終了しました。夏の長雨と、台風18・19号の被害もあり、岡山県の作況指数は96「やや不良」でしたが、本校は豊作でした! 今月18日よりライスセンターで保護者向けの販売を開始いたします。12月6日(土)のシクラメン祭では、一般の方にも販売させていただきますので、美味しいお米を買いに来てください!
お味噌の準備もしています。
動物愛護活動(その2)
9月に赤磐市で行われた「あかいわ動物ふれあいフェスティバル2014」(会場:山陽ふれあい公園)に続き、11月2日(土)に岡山県動物愛護センター(岡山市北区御津)で、「県動物愛護フェスティバル」が開催され、各団体から動物愛護に関する23ものイベントがありました。本校からの参加は、生物生産科2年生の「動物愛護標語」と「自慢のペット写真」の応募です。動物愛護館のロビーに応募作品が展示され、参観者から「なかなか説得力のある標語だね」、「かわいいね。ワンちゃんのしぐさ。」など口々に温かい評価をいただきました。これらの応募作品はイベント当日、人気投票が行われ、その結果が後日発表されます。「全員入賞」の吉報を待っています。
「やすかつひら」から「あんどうひろき」の仔牛が・・・!!
受精卵移植をしました。ドナー(受精卵を提供する牛)が「あんどうひろき」です。 レシピエント(受精卵をもらって妊娠する牛)が「やすかつひら」です。
前日に先生が授業をした内容が実際に目の前で行われます。
岡山家畜保健衛生所の金岡獣医さんが移植を担当して下さいました。
まず、直腸検査で卵巣に黄体(おうたい)があることを確認します。その後、外陰部をきれいに消毒します。「あんどうひろき」の受精卵を融解し、受精卵の移植器にセットして移植の開始です。
最近の受精卵移植器は、使い捨てだそうです。子宮深部に注入しやすいように移植器の先が柔らかく曲がるように設計されていることや移植が成功すると14日後に発情がないことを教えていただきました。思ったより簡単そうで、人工授精とあまり変わらない感じがしました。本校で1番能力の高い「あんどうひろき」の子供が生まれたらいいのになぁ。
江西小学校と稲刈り交流(生物生産科)
動物愛護ボランティアに参加
全国的行事の一つである「動物愛護週間」が始まりました。期間は9月20日から26日。国や地方自治体は「動物愛護」ふさわしい行事を数多く実施します。岡山県でもさまざまな行事が企画されていますが、地元、赤磐市でも「あかいわ動物ふれあいフェスティバル2014」が山陽ふれあい公園で開催されました。本校からは生物生産科2年生の井上光君が実施ボランティアとして参加しました。内容は「日本愛玩動物協会岡山支部」が企画した「動物○×クイズ」、「動物風船」、「ワンちゃん障害物競走」のお手伝いをしました。井上君は、多くの来場者、イベント参加者に笑顔で対応し、主催者からも「明るい態度がいいね。来年もぜひ参加して。」とあたたかい言葉をいただきました。
牧草の収穫(第3回目)
「みそくり」 始めました。
『特別講演とシンポジウム参加して』 生物生産科
岡山大学で行われた第21回日本胚移植研究会大会の特別講演とシンポジウムに行ってきました。正直に言いますと難しすぎる内容でした。でも発表者の先生方と会場の出席者方の討論では、何か畜産の奥深さと熱心さが伝わってきました。獣医さん中心の会で難しい単語の連発でしたが、「受精卵の移植が畜産経営の未来を明るくする方法の一つになるんだ」というのが伝わってくる大会でした。
高校生もかなり出席していたので「みんな、わかるのかなぁ」と思えました。講演を1番前の席で聞いて録音したので、また帰って聞いてみたいと思います。
『はなはなてる』県大会へ出場決定!! 生物生産科
10月18~19日に真庭市で行われる第69回岡山県畜産共進会に若雌の部で出場が決定しました。
9月9日にJA全農おかやまの柴田憲志先生に学校に来ていただき、体側や体型、牛の能力などの総合的に見て頂き、出品基準に達しているので出場が決定しました。 出場牛は『はなはなてる』本校の牛の中では、1番能力の高い牛です。次期、期待のエースです。柴田氏「胴のびや胸深、胸囲は平均値以上である。ただもう少し体高が低いのと肩後の充実がほしい。それと過肥が・・・。」課題をたくさん頂いたので後1ヶ月できることを最大限頑張るのみです。ダイエットと肩後の充実のための運動量を上げなくては!!
農業クラブ家畜審査競技 乳牛の部に参加して 生物生産科
「家畜審査競技」 =「牛の善し悪しを見分ける目」を競う競技です。家畜を飼育する上で「いい牛」を見分けることは経営に直結します。そんな知識を勉強してのぞみました。 しかしです。学校にはホルスタイン種(乳牛)はいません。先生から頂いた資料が頼みの綱です。実際の勉強の仕方は・・・。実は、スマホです。YouTubeの動画を見て勉強しました。それとラスト2日で先生が借りてきた共進会のDVDでした。こんな状態で参加したのですが、正直に言うと映像ばかりで実物を前にするとやっぱり違いすぎて難しかったです。
結果は思ったよりもできていて、「育成」は出場した6人ともがバッチリで、もしや「最優秀賞?」の期待もありましたが、「成牛」が大きく違っていて、家畜審査の奥深さを感じた1日でした。
結果は団体3位で「優秀賞」でした。来年はさらに上をめざして・・・。
子牛の出荷2
将来への道標(農業インターンシップ)
『ヒナから食卓まで』この題名で…!!⑦ 生物生産科
今日は最後の体側です。体重と中足骨長を測定します。チャンキーブロイラーの飼育は終了です。生物生産科2年生飼育類型が全員集合しての実習です。
と殺、放血、湯煎(ゆせん)、脱羽、腸ぬき、冷凍保存が午前中のメニューです。各自一人ずつ交代で3羽のと殺を行います。放血が終わると湯煎・脱羽と続きます。
腸ぬきは産卵鶏のボリスブラウン種の廃鶏や雄鶏と比べると、ずいぶん大きいので手がスムーズに入って意外と簡単です。だけど大きくて重い!!
腸ぬきが終わると樽に詰めて冷凍保存です。これから、どんな加工品なって食卓にあがるのやら………。
まだまだつづく。『ヒナ卓物語』
私たちは何をしに……!! 生物生産科
私たちは、岡山市の長谷井商店に見学研修に行ってきました。
課題研究で取り組んでいる鶏肉を使った薩摩揚げの製品化に向けた取り組みでの課題解決のためにプロのご意見を伺いに行ってきました。
そこで、目から鱗が落ちるような大きな発見とヒントをもらえたとも思います。
まず、食品工場の衛生管理の徹底。製品工場に入るまでに制服への更衣、手洗い、衣服へのローラーがけ等、衛生管理に対する考え方にいまさらながら痛感しました。
また、揚げた時の色の違い。自動フライヤーの温度や構造。サイレントカッターの温度と使い方。材料・調味料の投入の順番、調味料の使い方等。突き当たっていた壁が壊せれる様な感覚を得たように思います。商品化に向けて頑張れるエネルギーをいただけました。
長谷井商店の皆様、説明してくださった井上さんありがとうございました。