2月19日(木)、園芸科学科果樹類型2年生を対象にモモのせん定講習会が行われました。東備農業普及指導センターより2名の講師の方々が来られ、「モモの仕立て方」や「開心自然形」を構成する枝の名称などについて学習しました。「実際にせん定しようとするとどれを切っていいのか戸惑ってしまう」、「早く覚えて1人で管理できるようになりたい」と意気込んでいる生徒もおり、今後の実習に期待が膨らみます。
2月19日(木)、園芸科学科果樹類型2年生を対象にモモのせん定講習会が行われました。東備農業普及指導センターより2名の講師の方々が来られ、「モモの仕立て方」や「開心自然形」を構成する枝の名称などについて学習しました。「実際にせん定しようとするとどれを切っていいのか戸惑ってしまう」、「早く覚えて1人で管理できるようになりたい」と意気込んでいる生徒もおり、今後の実習に期待が膨らみます。
『Let’s はいけいにく!』
2月16日、岡山大学鹿田キャンパス内のJunko Fukutake Hallで行われた「第2回岡山まちの夢学生発☆実現プロジェクト」に生物生産科 飼育類型 加工班が発表に行ってきました。
昨年7月に企画提案書をエントリーをしてから改良に改良を重ねた『鶏系点天(けいけいてんてん)』を携えての参加でした。発表(プレゼン)は卒業考査が終わってから、プロジェクトメンバーが次々とインフルエンザで出席停止なりながら、また特別入試で学校登校禁止の期間をぬっての作成でした。また、「タブラ ラサ」の渡辺さんにアドバイスいただき、発表にこぎ着けることができました。同時にこのプロジェクトの「鶏系点天」を昼食時に会場にお越しの方々に試食をしていただき「美味しい」「大葉味が特にいい」などたくさんのご意見を頂き、発表会に参加して本当に良かったと思います。また、伊原木県知事とのパネルディスカッションにも参加、知事に試食用の『鶏系点天』をプレゼントすることができました。今回のプロジェクトを通じて知事から、何事にも真剣に熱意を持って取り組むことの大切さを教えていただきました。私たちのプロジェクトが、後輩たちに受け継がれ、商標登録でき、『瀬戸南名物 鶏系点天』として地域の味に発展し、B級グルメとして定着できたらいいなと思います。
生物生産科2年生(飼育類型)は、社会人講師活用事業で牛の爪切り「削蹄(さくてい)」の体験を行いました。毎年お世話になっている吉備中央町の福井牧場、削蹄師の福井薫さんに削蹄について指導をしていただきました。生徒たちも初めて、削蹄する牛の足にロープをかけ、保定枠に縛ります。その後、専用の道具を使って、注意深く爪を切ったり、削ったりします。この授業を通じて、爪切りの大切さと、蹄の構造がわかりました。福井さんありがとうございました。
2年生ブドウ班、始動です。それぞれの担当ハウスで、ブドウの剪定が始まりました。方法は短梢剪定(たんしょうせんてい)ですが、品種や樹齢、樹の特性を踏まえ、芽飛びしないように残す芽の数を変えています。切り口には、殺菌・保護のためにトップジンMペーストを塗布します。剪定枝を見ると、樹勢や管理の善し悪しがよくわかります。これから長丁場になりますが、頑張りましょう。
今年度は少し遅くなりましたが、ブドウの元肥として堆肥を散布しました。
主幹から半径1.5~2m、高さ20㎝程度に盛り、レーキで平らにならしました。堆肥はよく熟成した窒素分の少ないものを購入しています。新しく果樹類型に入った1年生がせっせと堆肥を運搬しました。平成27年産も美味しいブドウが期待できそうです。
初夏~秋の花壇の代表格的な草花、マリーゴールドの種を播きました。
マリーゴールドは、黄色、オレンジ色、赤色などの暖色系の花が一般的で、比較的育てやすい草花です。根に含まれる物質がセンチュウの発生を抑制する効果があるとされていて、「コンパニオンプランツ」として野菜畑に植えられることもあります。
「コンパニオンプランツ」とは、違う植物を混植することで、病害虫が発生しにくくなったり、お互いの成長を促したりする相性の良い組み合わせのことです。
セルトレイの1マスごとに1粒ずつ丁寧に種を挿すように置きました。
春の苗物販売会には、ポット苗として販売予定です。
生物生産科(飼育類型)で飼育している子牛の出荷がありました。今回出荷されたのは、生まれてから8ヶ月たった子牛2頭です。日頃から生徒が愛情を注いで育てた牛たちとのさみしい別れの時です。牛は経済動物なのでこの日は必ずやってきます。出荷2日前から、被毛の管理や、蹄(ひづめ)の手入れなど気持ちを込めて行いました。牛のセリ市前日に、牛を運んでくださる業者の方が大きなトラックで来られました。生徒と先生、協力して子牛を積み込みました。
子牛のセリ市は1月23日、真庭市の市場で行われました。当日は2・3年生各1名、1年生1名が参加。最後の牛体管理の後、牛たちはセリにかけられ、新しい飼い主が決まりました。今後、牛たちは肥育牛(肉になる牛)として飼育されます。
子牛たちがいなくなった牛舎はちょっぴり寂しくなりましたが、新しい子牛も誕生しています。今後も「牛の飼育をがんばっていこう」という気持ちを新たにしました。
1月23日 3・4時間目 1BCの草花類型生はシクラメンの交配実験を行った。
先週、両性花のシクラメンから、おしべを取り除く作業「除雄(じょゆう)」を行い、1週間経った今日、色とりどりのシクラメンから好きな品種を選び交配実験を行った。成功すれば、5月に採種、10月に播種、そして3年生になる2年後のシクラメン祭で自分たちが行ったオリジナルシクラメンが開花する 運び。どんなオリジナルシクラメンが誕生するか今から楽しみである。
課題研究発表会の後に、本校で行っている「シクラメン検定」の表彰式を行いました。最高得点の河本夢実さんには、グランプリとして原種シクラメンがプレゼントされました。
この「シクラメン検定」は、平成23年に本校のシクラメン祭の40周年を記念して、作られた検定です。
園芸科学科草花類型3年生が全員受検します。70%以上の正解で合格とし銀バッジ、80%以上の正解で金バッジが授与されます。
今年は、金バッジ16名・銀バッジ3名の合格がありました。
1月21日、園芸科学科の3年生が1年間「課題研究」の授業を通じて研究したことをそれぞれ果樹・野菜・草花類型に分かれて発表会を行いました。
2年生は来年度の研究の参考にするため、聴衆として参加しました。
果樹:個人またはグループでの発表をしました。発表後の質疑応答時間には、3年生の積極的な質問と、その回答で盛り上がりました。中には、珍回答もありましたが充実した発表会になりました。
野菜:1人1題テーマを決めて研究したので、個人での発表になりました。日々こまめにデータをとっていて、結果の裏付けや考察がきちんとできている発表が多くありました。また、興味を持った2年生からも積極的に質問が出ました。来年も期待できそうです。
草花:グループでの研究でしたが、1人ずつ発表をしました。1年間の結果をまとめて5分間の発表を行いました。なかには2分間の質疑応答の際、2年生からの質問の答えに困った生徒もいましたが、調べて後日、解答をする予定です。発表後に「シクラメン検定」の表彰も行いました。
「瀬戸南高校オリジナルシクラメン」は、園芸種(一般的な鉢植えのシクラメン)と原種を交配して作ったものです。
冷涼な温度を好むシクラメンですが、冬を露地(花壇)で越すことができるのか、調査をするために花壇に定植しました。
露地での冬越しができれば、原種シクラメンやガーデンシクラメンよりも葉や花の大きいシクラメンが花壇や寄せ植えに利用でき、華やかな彩りを添えられることになります。
春~夏の花壇・寄せ植えの代表格的な草花、サルビアの種を播きました。
幼い頃に花弁をとって蜜を吸った記憶がありませんか?サルビアといえば、赤色が主流ですが、今回は鮮やかな地色に白の2色咲きの花色の品種も播種しました。
セルトレイに1マスごとに1粒ずつ丁寧に種を置き、覆土をしました。
春の苗物販売会には、ポット苗として販売予定です。
1月10日、かわいい子牛が誕生しました。
母牛の「さざなみ」が、1月9日、22時30分頃から落ち着きがなくなり、牛房の中を行ったり来たり。そして日が変わった0時30分に産気づきました。その後1時45分、ついに新しい命が誕生しました。深夜の分娩に立ち会った畜産部の高見先生は「さざなみは、3産目なので楽なお産だった。でも予定日の1月3日から遅れたな。」とのコメント。
母牛は生まれた我が子の体をなめたり、上手に乳を飲ませたり、立派なお母さんをしています。
翌日から誕生を知った生徒達は笑顔で牛舎を訪れています。
昨年11月中旬に播種した瀬戸南高校オリジナルのシクラメン(生徒たちが交配・採種したもの)が順調に発芽してきています。この後、ポット上げをして、来年度(H27年12月)のシクラメン祭りに販売できるよう栽培管理をしていきます。どんな花が咲くかは・・・咲いてみないとわかりません。可憐な花が咲くのを楽しみに、大事に栽培していきます。
生徒たちが交配・採種した瀬戸南高校オリジナルのシクラメンに可憐な花が咲きました。
原種シクラメンの系統が入っています。篝火(かがりび)系のもの、シルバーリーフ系のもの、萼(がく)の白いものなど、個性的な瀬戸南オリジナルシクラメンの花が咲きました。
数に限りがありますが、販売もしています。詳しくは、草花部までお問い合わせください。
新ハウス4棟棟上げ完了しました。主となる骨格が組み上がり、全体像が見えてきました。次はブドウハウスとしての部材の取り付けです。安全第一で慎重にかつワクワク感を持ちつつ頑張ります。
12月26日(金)に、シクラメン講座5回目を行いました。
年間5回の講座で2年目・3年目の花を開花させる技術をシクラメン講習会形式で行っています。今年度は男子生徒3名が講師役を務めています。写真は受講生の方の2年目の開花したシクラメンの様子です。
来年度も5月、6月、9月、11月、12月の5回を計画しています。 ご希望の方は本校平田までご連絡をお願いします。(定員20名様)
本校のシクラメン祭は、今年で43回目を迎えます。園芸科学科の生徒はもちろん、生物生産科・生活デザイン科の生徒も自分たちが丹精込めた実習での生産物を地域の皆様に販売することで、平素の学習成果を発表しようと張り切っています。
日時 12月6日(土曜日) 12:00~14:00 《雨天決行》
11:30~ シクラメン整理券の配布
11:40~ おこわ・シフォンケーキ整理券の配布
場所 本校農場
お願い 当日は、かなり交通渋滞が予想されます。
また、10:30まで授業のため、校門は、11:00まで開きませんので、
それより早い来校はご遠慮ください。
【 販売品目 】
シクラメン・寄せ植え・草花苗 |
葉ボタンプランター・野菜類 |
あわせ柿・干し柿 |
米・味噌 |
スモークチキン・ローストチキン |
おこわ・シフォンケーキ など |