生物生産科 栽培類型の取り組み

   水の冷たい季節、毎年恒例の味噌の仕込みが始まりました。味噌の製造実習を通して食品加工の基礎基本と食品衛生について学んでいます。また、2月17日、地元の米を原料に煎餅などを製造している畠山製菓の工場見学にて食品製造の最先端を学びました。

全校百人一首大会で熱戦 1月24日

 日本全国が大寒波にさらされる中、体育館では、全校生徒による百人一首大会で熱戦が繰り広げられました。4人一組の120班に分かれ、源平形式で百枚の札を取り合うクラス対抗戦です。人気漫画「ちはやふる」にも描かれているような高校生の真剣なまなざしがあり、無音状態の後、発せられる音に一斉に反応する勢いに若者のパワーを感じました。優勝は生活デザイン科3年生で惜しくも生物生産科3年生が準優勝でした。これからも本校の伝統行事として続けていきたいと思います。

園芸科学科 果樹類型の取り組み

1月23日に東備農業普及指導センターの首藤様を講師に迎えてブドウ・モモの剪定について2年生が学びました。樹勢を見ながら的確に剪定をすることの重要性をしっかりと学び、実践していきます。
 2月になって課題研究がスタートしました。あるチームは、土壌改良用の炭を作るための装置を設置しました。美味しい果物を一生懸命作ります

生活デザイン科 課題研究・類型発表会 1月20日

福祉体験実習で学んだ事を伝える劇や保育実習で学んだ歌やパフォーマンス、教養類型で学んだ普通科目の紹介や英語でのスピーチがありました。それぞれの類型でこの2年間に一生懸命学んだことがよく分かりました。劇の台詞に「変身!」というのがあり、生徒たちが学びの意味に気付く瞬間が描かれており、とても印象的でした。
 ファッションショーでは、課題研究被服グループの生徒が自分たちの作品を披露しました。

3年生がこの一年間に取り組んだ農業研究  合計53題

生物生産科 飼育類型
◆鶏の産卵率向上計画◆アイガモの研究~人工ふ化と骨格標本~◆岡山地鶏に対する飼料米・トウモロコシの影響◆ふれあい動物園の充実◆4つ星子牛に願いを込めて

生物生産科 栽培類型
◆ヤーコンの栽培とおいしさ紹介◆菜の花による環境に優しい米づくりの研究◆野菜の栽培から活用まで◆農業機械の知識・技術を身につけよう

園芸科学科 草花類型
◆盆栽の作成◆西側用水路沿いの花壇整備◆メルヘンな桜通り◆リンドウのエクセルソイルと土壌栽培の比較実証◆シクラメン祭にむけてかわいい花壇を完成させる◆シクラメンの里リニューアル◆玄関装飾◆シクラメン講座◆瀬戸駅の装飾◆和風庭園づくり

園芸科学科 果樹類型
◆黒系ブドウの品質向上◆瀬戸ジャイアンツの品質向上◆土壌水分地がブドウの品質におよぼす影響と表示板設置◆エコ容器作成とキャラクター作成◆温州ミカンに万田酵素を散布するとどのような変化があるか◆大玉白鳳に万田酵素を散布するとどのように変化するか◆柿の接ぎ木について◆ビワの生長~無農薬栽培と万田酵素の効果◆アルプス乙女のエスパリエ仕立てと糖度15度以上を目指す ◆フルーツガーデンの作成 ◆オリーブの再生◆ブルーベリーの栽培方法◆クランベリーの生育促進

園芸科学科 野菜類型 
◆茎レタスを使った、マルチの色の違いによる生育・収量の変化◆ブロッコリーと相性のよいコンパニオンプランツの有無で生長にどう差が出るか◆コマツナ栽培によるコンパニオンプランツの有無と生育の違い◆人参の生育・鶏糞の有無では生長に差がでるか◆ニンジンのコンパニオンプランツ有無での違い◆緑コールラビと紫コールラビの違い◆コンパニオンプランツ有無によるダイコンの生育の違い◆チャービルを使ったカリフラワーの生育の違いについて◆黒マルチと銀マルチを使っての生育の違い◆液肥の有無でどれくらい大きさに差がでるのか◆色違いマルチを使用してのカブの生育を研究 ◆キャベツのコンパニオンプランツを使った生育の違いについて◆ミニトマトにマグネシウムとカルシウムを葉面散布することの効果◆ニンジンで液肥、IB化成、普通化成、普通の4調査区の生育の違い 等

英語でスピーチ Short&Sweetupon my Graduation

1月16日、生活デザイン科3年教養類型の8名は、「卒業の思いをこめた短い手紙」という題で英語スピーチを行いました。お気に入りのウォークマンや親友や部活の仲間、スケッチブックにトロンボーン(楽器)、家族、アイドル(嵐)と対象は様々でしたが、思いは一つ「決して忘れない、ありがとうThank you」でした。挿絵や写真をスクリーンに映しながら、推敲を重ねた原稿を一生懸命思いを込めて、英語で発表する姿が印象的でした。

先生方を招待しての食事会  1月17日

 生活デザイン科3年生が、先生方を招いて食事会を開きました。献立は、きびきび寿司、車ふのカツ、えびとバジルのトマトソースパスタ、野菜スープ、デザート、コーヒーでした。 生徒達が授業で学んだことを活かして食材を無駄なく使用して作った料理は、とても美味しく、心のこもったものでした。食事会では野菜たっぷりの食事をゆっくりと味わうことができ、本当に楽しい時間でした。また、生徒が製作したゆかたの披露もありました。生徒達がしっかりと技術を身につけ成長していることがよくわかりました。

おいしく食べる!をデザインしよう。SETONA米粉の誕生から

☆家庭クラブスクール

プロジェクトの概要

瀬戸南産米粉の誕生をきっかけに、家庭クラブでは、米粉を美味しく食べるための活動として、「材料・作る楽しみ・食べる楽しみ」をデザインすることに取り組みました。

「材料をデザイン」として、米粉シフォンケーキの開発をはじめ、瀬戸南の米粉と農作物を使ったレシピの開発に挑戦しました。た、赤磐商工会、「石釜パン工房 麦のひげ」との連携によりシフォンケーキの商品化も実現し、地元赤磐産米粉商品の一つとして定着してきています。

 

「作る楽しみをデザイン」として、小学生料理教室(米粉ピザ作り)を実施し、自分で作ることの楽しさを小学生に実感してもらえたのではないかと思います。

「食べる楽しみをデザイン」として、誰もがおいしく食べられる米粉とろみスープの開発や、来年の1月13日には地域の健康教室での嚥下体操などの実施を予定しています。

今後も、子どもから高齢者まで幅広くアプローチできる瀬戸南高校の強みを活かして、誰もがおいしく食べるための研究を続けていきたいと思います。

 

福祉体験発表会レポート 12月14日

西川原プラザで行われたこの会には岡山県下で福祉を学ぶ生徒80名が参加し、参加校10校から16題の発表がありました。瀬戸南から生活デザイン科3年武本玲奈さん(長船中出身)が出場し見事な発表をしました。いずれの発表も印象深く、多くの生徒が福祉施設を現場という言葉で表現し、強い衝撃を受けた後、それを勇気を持って乗り越えようとすることから得られる学び、世界観の変化、その道で生きる覚悟をする、そんな心の成長がしっかりと聴衆者に伝わってきました。共有体験のある生徒達はことさらに強い共感と力を得たようでした。

 

第一回シクラメン検定 12月14日

園芸科学科草花類型3年生を対象にシクラメンの特性や栽培技術についての知識や技術に関するシクラメン検定試験を実施しました。4者択一問題が40問出題され、7割以上が合格ラインで、今回は19人が受検して10人が合格しました。 なお、園芸科学科3年久保榛夏さん(富山中出身)が最高得点で合格しました。

 

第一回食のサミットに参加 12月11日

くらしき作陽大学主催のこの会に「地域の食材を使った安心安全や健康志向の商品開発」に取り組んでいる県内の高校5校が参加し、商品の説明と試食を行いました。本校の生活文化研究会は、シフォンケーキに続く第2弾ともいえる「米粉チュィール」を出品しました。会場では程よい甘さと食感がよいととても好評でした。これらの取組みを通して地域への理解が深まり、大きな自信につながったことは間違いありません。

 

第40回シクラメン祭 12月3日

前日からの雨がようやく上がり、少し重たい曇り空の中、第40回を迎えるシクラメン祭が無事に行われました。今年も開場と共に列に並んで下さった地域の方々には、PTAのお茶のサービスや生徒によるスモークチキンの解体ショー、シクラメンクイズなどの40回記念企画を楽しんでいただきました。

オープニングの和太鼓演奏が始まると会場全体が、和太鼓の音を味わうように静かになり、駆けつけた生徒達は何かを確認するかのように聴き入っていました。演奏後の「よっしゃ頑張ろう!」という声がとても印象的でした。第40回記念の餅つきイベントも行われ、会場はとても活気づいていました。

農場生産物として種まきから丹精込めて栽培したシクラメン・パンジー・葉ボタンなどの草花や寄せ植え生徒作品、ハクサイ・キャベツ・ダイコン・お米・柿などの太陽の恵み一杯の農産物に加えて瀬戸南名物のスモークチキンやローストチキンに瀬戸南オリジナルのシフォンケーキとおこわなど人気の商品が並びました。足下の悪い所をご来場下さいました地域や保護者の皆様に厚く御礼申し上げます。

いのちと心の教育で人づくり