今年度は少し遅くなりましたが、ブドウの元肥として堆肥を散布しました。
主幹から半径1.5~2m、高さ20㎝程度に盛り、レーキで平らにならしました。堆肥はよく熟成した窒素分の少ないものを購入しています。新しく果樹類型に入った1年生がせっせと堆肥を運搬しました。平成27年産も美味しいブドウが期待できそうです。
カテゴリー別アーカイブ: ②園芸科学科
春の草花苗の準備が始まりました②
初夏~秋の花壇の代表格的な草花、マリーゴールドの種を播きました。
マリーゴールドは、黄色、オレンジ色、赤色などの暖色系の花が一般的で、比較的育てやすい草花です。根に含まれる物質がセンチュウの発生を抑制する効果があるとされていて、「コンパニオンプランツ」として野菜畑に植えられることもあります。
「コンパニオンプランツ」とは、違う植物を混植することで、病害虫が発生しにくくなったり、お互いの成長を促したりする相性の良い組み合わせのことです。
セルトレイの1マスごとに1粒ずつ丁寧に種を挿すように置きました。
春の苗物販売会には、ポット苗として販売予定です。
シクラメンの交配実験~オリジナルシクラメンを作る~
1月23日 3・4時間目 1BCの草花類型生はシクラメンの交配実験を行った。
先週、両性花のシクラメンから、おしべを取り除く作業「除雄(じょゆう)」を行い、1週間経った今日、色とりどりのシクラメンから好きな品種を選び交配実験を行った。成功すれば、5月に採種、10月に播種、そして3年生になる2年後のシクラメン祭で自分たちが行ったオリジナルシクラメンが開花する 運び。どんなオリジナルシクラメンが誕生するか今から楽しみである。
シクラメン検定の表彰をしました。
課題研究発表会の後に、本校で行っている「シクラメン検定」の表彰式を行いました。最高得点の河本夢実さんには、グランプリとして原種シクラメンがプレゼントされました。
この「シクラメン検定」は、平成23年に本校のシクラメン祭の40周年を記念して、作られた検定です。
園芸科学科草花類型3年生が全員受検します。70%以上の正解で合格とし銀バッジ、80%以上の正解で金バッジが授与されます。
今年は、金バッジ16名・銀バッジ3名の合格がありました。
課題研究発表会(園芸科学科)を行いました。
1月21日、園芸科学科の3年生が1年間「課題研究」の授業を通じて研究したことをそれぞれ果樹・野菜・草花類型に分かれて発表会を行いました。
2年生は来年度の研究の参考にするため、聴衆として参加しました。
果樹:個人またはグループでの発表をしました。発表後の質疑応答時間には、3年生の積極的な質問と、その回答で盛り上がりました。中には、珍回答もありましたが充実した発表会になりました。
野菜:1人1題テーマを決めて研究したので、個人での発表になりました。日々こまめにデータをとっていて、結果の裏付けや考察がきちんとできている発表が多くありました。また、興味を持った2年生からも積極的に質問が出ました。来年も期待できそうです。
草花:グループでの研究でしたが、1人ずつ発表をしました。1年間の結果をまとめて5分間の発表を行いました。なかには2分間の質疑応答の際、2年生からの質問の答えに困った生徒もいましたが、調べて後日、解答をする予定です。発表後に「シクラメン検定」の表彰も行いました。
オリジナルシクラメンの耐寒試験
「瀬戸南高校オリジナルシクラメン」は、園芸種(一般的な鉢植えのシクラメン)と原種を交配して作ったものです。
冷涼な温度を好むシクラメンですが、冬を露地(花壇)で越すことができるのか、調査をするために花壇に定植しました。
露地での冬越しができれば、原種シクラメンやガーデンシクラメンよりも葉や花の大きいシクラメンが花壇や寄せ植えに利用でき、華やかな彩りを添えられることになります。
春の草花苗の準備が始まりました①
春~夏の花壇・寄せ植えの代表格的な草花、サルビアの種を播きました。
幼い頃に花弁をとって蜜を吸った記憶がありませんか?サルビアといえば、赤色が主流ですが、今回は鮮やかな地色に白の2色咲きの花色の品種も播種しました。
セルトレイに1マスごとに1粒ずつ丁寧に種を置き、覆土をしました。
春の苗物販売会には、ポット苗として販売予定です。
シクラメンが順調に発芽しました。
昨年11月中旬に播種した瀬戸南高校オリジナルのシクラメン(生徒たちが交配・採種したもの)が順調に発芽してきています。この後、ポット上げをして、来年度(H27年12月)のシクラメン祭りに販売できるよう栽培管理をしていきます。どんな花が咲くかは・・・咲いてみないとわかりません。可憐な花が咲くのを楽しみに、大事に栽培していきます。
こんなの咲きました!~瀬戸南高校オリジナルシクラメン~
生徒たちが交配・採種した瀬戸南高校オリジナルのシクラメンに可憐な花が咲きました。
原種シクラメンの系統が入っています。篝火(かがりび)系のもの、シルバーリーフ系のもの、萼(がく)の白いものなど、個性的な瀬戸南オリジナルシクラメンの花が咲きました。
数に限りがありますが、販売もしています。詳しくは、草花部までお問い合わせください。
干し柿を販売しています!
農場生産物として、事務室にて干し柿を販売しています。この干し柿は、学校で栽培している愛宕柿を園芸科学科果樹類型の生徒達が収穫、皮むき、吊し、湯煎といった一連の作業を実習で行い、温室で干して完成させた一品です。一連10個吊りで500円と値段もお手頃なことから、シクラメン祭でも大好評でした。お正月は過ぎましたが、是非ともご賞味頂きたいと思います。なお、販売数には限りはありますので、販売終了の際は御了承ください。
ブドウハウス順調に建設中②
新ハウス4棟棟上げ完了しました。主となる骨格が組み上がり、全体像が見えてきました。次はブドウハウスとしての部材の取り付けです。安全第一で慎重にかつワクワク感を持ちつつ頑張ります。
シクラメン講座5回目
12月26日(金)に、シクラメン講座5回目を行いました。
年間5回の講座で2年目・3年目の花を開花させる技術をシクラメン講習会形式で行っています。今年度は男子生徒3名が講師役を務めています。写真は受講生の方の2年目の開花したシクラメンの様子です。
来年度も5月、6月、9月、11月、12月の5回を計画しています。 ご希望の方は本校平田までご連絡をお願いします。(定員20名様)
ブドウハウス順調に建設中
平成26年度農業大学校との交流事業
室内園芸装飾『金・銀』受賞 (校長室より) 平成26年12月10日(水)
H26年度、室内園芸装飾技能検定において、本校の2名が見事『金賞・銀賞』を獲得しました。1時間の制限時間内で、決められた観葉植物、今回はアレカヤシ、ワーネッキー、ホンコンカポック、ベゴニア、グズマニア、ニチニチソウ、ポトスの7種類を使い、楽園づくりをイメージしながら所定の場所に各植物を配置していく内容の技能検定です。
金賞を受賞したのは、園芸科学科2年の松下将太君です。「検定の最初は緊張していましたが、日々の練習によって自分が得意な土台づくりが速くできるようになり、平常心で取り組めたことが、今回の金賞受賞につながったと思います。」と話していました。
銀賞を受賞したのは、同じく園芸科学科2年の上岡瑞希さんです。「放課後に練習を重ね、時間を計ることによって、底面のクラフト紙を見えないように水苔で隠す作業に時間がかかりすぎていたことが分かり、それを克服したことが銀賞につながりました。」と話していました。
おめでとう。また、次の目標を設定して頑張ってください。