9月27日、30日の2日間で2年生と3年生の実習でタマネギの種をまきました。天候に恵まれ秋晴れの気持ちいいなかでの実習になりました。いつもの種まきと違ってたくさんのたねを細かく蒔いていくので忍耐が必要とされます。普段と違った緊張感のなかで、皆黙って頑張りました。
きっといい苗が出来ると思います。
全国的行事の一つである「動物愛護週間」が始まりました。期間は9月20日から26日。国や地方自治体は「動物愛護」ふさわしい行事を数多く実施します。岡山県でもさまざまな行事が企画されていますが、地元、赤磐市でも「あかいわ動物ふれあいフェスティバル2014」が山陽ふれあい公園で開催されました。本校からは生物生産科2年生の井上光君が実施ボランティアとして参加しました。内容は「日本愛玩動物協会岡山支部」が企画した「動物○×クイズ」、「動物風船」、「ワンちゃん障害物競走」のお手伝いをしました。井上君は、多くの来場者、イベント参加者に笑顔で対応し、主催者からも「明るい態度がいいね。来年もぜひ参加して。」とあたたかい言葉をいただきました。
9月13日、14日に天満屋岡山店で岡山東商業高校、倉敷商業高校、岡山ビジネスカレッジと本校瀬戸南高校の4校が合同で、自校で開発した商品の品質や生産物、販売接客マナーを競う『おかやま学生グランプリ』が開かれました。9月4日に事前打ち合わせと販売品の説明会を行い各校のアイデア商品が紹介され、本校も米粉を使用したシフォンケーキ、ぶどう、モモ、タマネギ、卵、寄せ植え、コケ玉くん、ピーマン、オクラ、ナス等多くの製品を当日販売しました。
延べ21人の生徒が参加し、販売や『おかやま学生グランプリ』の紹介をしながら参加しました。多くのお客様に接しながら挨拶、おじきの仕方、言葉遣い。日頃の学校生活から気をつけていることを感じながら過ごした2日間だったと思います。その結果、『来場者部門大賞』・『おかやま学生グランプリ大賞』と二つの賞をいただき、期間限定で天満屋岡山店で商品を販売する権利をいただいて帰ることができました。
そして、初代チャンピオンという結果で、ふたたび新聞報道されるなど大きな成果を得ることができました。この機会を提案して頂いた岡山東商業のみなさん。天満屋岡山店スタッフのみなさん。一緒に販売して下さったみなさん。そして、来場して下さったみなさん。いい機会を与えて頂きまして本当にありがとうございました。これからも、いい生産物はもちろんのこと。今回の経験を生かして挨拶や態度、人とのコミュニケーションについて生徒とともに取り組んでいきたいと思います。
岡山大学で行われた第21回日本胚移植研究会大会の特別講演とシンポジウムに行ってきました。正直に言いますと難しすぎる内容でした。でも発表者の先生方と会場の出席者方の討論では、何か畜産の奥深さと熱心さが伝わってきました。獣医さん中心の会で難しい単語の連発でしたが、「受精卵の移植が畜産経営の未来を明るくする方法の一つになるんだ」というのが伝わってくる大会でした。
高校生もかなり出席していたので「みんな、わかるのかなぁ」と思えました。講演を1番前の席で聞いて録音したので、また帰って聞いてみたいと思います。
10月18~19日に真庭市で行われる第69回岡山県畜産共進会に若雌の部で出場が決定しました。
9月9日にJA全農おかやまの柴田憲志先生に学校に来ていただき、体側や体型、牛の能力などの総合的に見て頂き、出品基準に達しているので出場が決定しました。 出場牛は『はなはなてる』本校の牛の中では、1番能力の高い牛です。次期、期待のエースです。柴田氏「胴のびや胸深、胸囲は平均値以上である。ただもう少し体高が低いのと肩後の充実がほしい。それと過肥が・・・。」課題をたくさん頂いたので後1ヶ月できることを最大限頑張るのみです。ダイエットと肩後の充実のための運動量を上げなくては!!
「家畜審査競技」 =「牛の善し悪しを見分ける目」を競う競技です。家畜を飼育する上で「いい牛」を見分けることは経営に直結します。そんな知識を勉強してのぞみました。 しかしです。学校にはホルスタイン種(乳牛)はいません。先生から頂いた資料が頼みの綱です。実際の勉強の仕方は・・・。実は、スマホです。YouTubeの動画を見て勉強しました。それとラスト2日で先生が借りてきた共進会のDVDでした。こんな状態で参加したのですが、正直に言うと映像ばかりで実物を前にするとやっぱり違いすぎて難しかったです。
結果は思ったよりもできていて、「育成」は出場した6人ともがバッチリで、もしや「最優秀賞?」の期待もありましたが、「成牛」が大きく違っていて、家畜審査の奥深さを感じた1日でした。
結果は団体3位で「優秀賞」でした。来年はさらに上をめざして・・・。
生活デザイン科1年9名と、家庭クラブ役員3名で、7月23日(土)、介護老人保健施設「アルテピアせと」にボランティアに行き、夏祭りのお手伝いをさせていただきました。
(生徒感想より)
初めて介護老人保健施設に行きました。自分の仕事がきちんとこなせるか心配だったけど、高齢者の方々の笑顔に救われ、私の方が元気をもらい、最後まで私も笑顔で頑張ることができました。
車いすに乗っておられる方や、寝たきりの方々もおられましたが、表情は明るく、食べたいものや言いたいことを、家族の方や職員の方に伝えられている姿を見て、自分ももっと頑張ろうと思い、大きな声で販売をするようにしました。
ジュースやコーヒーを渡すたびに、笑顔で「ありがとう」と言ってくださった方々を見て、私も幸せな気分になれました。また機会があれば、今後も積極的にボランティアに参加したいです。
「アルテピアせと」の皆様には、ボランティアを受けていただき、丁寧なご指導をいただき、ありがとうございました。
今日は最後の体側です。体重と中足骨長を測定します。チャンキーブロイラーの飼育は終了です。生物生産科2年生飼育類型が全員集合しての実習です。
と殺、放血、湯煎(ゆせん)、脱羽、腸ぬき、冷凍保存が午前中のメニューです。各自一人ずつ交代で3羽のと殺を行います。放血が終わると湯煎・脱羽と続きます。
腸ぬきは産卵鶏のボリスブラウン種の廃鶏や雄鶏と比べると、ずいぶん大きいので手がスムーズに入って意外と簡単です。だけど大きくて重い!!
腸ぬきが終わると樽に詰めて冷凍保存です。これから、どんな加工品なって食卓にあがるのやら………。
まだまだつづく。『ヒナ卓物語』