夏休みの期間を利用して、生物生産科2年生2名(稲田、石川君)が池田動物園(岡山市北区京山)で動物飼育に関するインターンシップ(就業体験)を行いました。期間は6日間で、ふれあい動物園、鳥類、草食獣、肉食獣・・・さまざまな動物の飼育管理、展示方法などについて学びました。
高校では家畜の飼育については学んでいますが、動物園の動物たちはまったく違います。緊張感を持って体験したことは、生徒にとって将来の進路決定の一つの道標になったと思います。
生活デザイン科1年9名と、家庭クラブ役員3名で、7月23日(土)、介護老人保健施設「アルテピアせと」にボランティアに行き、夏祭りのお手伝いをさせていただきました。
(生徒感想より)
初めて介護老人保健施設に行きました。自分の仕事がきちんとこなせるか心配だったけど、高齢者の方々の笑顔に救われ、私の方が元気をもらい、最後まで私も笑顔で頑張ることができました。
車いすに乗っておられる方や、寝たきりの方々もおられましたが、表情は明るく、食べたいものや言いたいことを、家族の方や職員の方に伝えられている姿を見て、自分ももっと頑張ろうと思い、大きな声で販売をするようにしました。
ジュースやコーヒーを渡すたびに、笑顔で「ありがとう」と言ってくださった方々を見て、私も幸せな気分になれました。また機会があれば、今後も積極的にボランティアに参加したいです。
「アルテピアせと」の皆様には、ボランティアを受けていただき、丁寧なご指導をいただき、ありがとうございました。
今日は最後の体側です。体重と中足骨長を測定します。チャンキーブロイラーの飼育は終了です。生物生産科2年生飼育類型が全員集合しての実習です。
と殺、放血、湯煎(ゆせん)、脱羽、腸ぬき、冷凍保存が午前中のメニューです。各自一人ずつ交代で3羽のと殺を行います。放血が終わると湯煎・脱羽と続きます。
腸ぬきは産卵鶏のボリスブラウン種の廃鶏や雄鶏と比べると、ずいぶん大きいので手がスムーズに入って意外と簡単です。だけど大きくて重い!!
腸ぬきが終わると樽に詰めて冷凍保存です。これから、どんな加工品なって食卓にあがるのやら………。
まだまだつづく。『ヒナ卓物語』
私たちは、岡山市の長谷井商店に見学研修に行ってきました。
課題研究で取り組んでいる鶏肉を使った薩摩揚げの製品化に向けた取り組みでの課題解決のためにプロのご意見を伺いに行ってきました。
そこで、目から鱗が落ちるような大きな発見とヒントをもらえたとも思います。
まず、食品工場の衛生管理の徹底。製品工場に入るまでに制服への更衣、手洗い、衣服へのローラーがけ等、衛生管理に対する考え方にいまさらながら痛感しました。
また、揚げた時の色の違い。自動フライヤーの温度や構造。サイレントカッターの温度と使い方。材料・調味料の投入の順番、調味料の使い方等。突き当たっていた壁が壊せれる様な感覚を得たように思います。商品化に向けて頑張れるエネルギーをいただけました。
長谷井商店の皆様、説明してくださった井上さんありがとうございました。
八月に入り野菜部では、秋作メロンの栽培が始まりました。まず、栽培する水耕ベッドの組み立てをして、雑菌を無くすための消毒をしました。あわせて、種まきもします。なぜこの時期なのかというと野菜の栽培では、収穫時期から逆算して播種する時期を決めます。当然学校なので、いろんな行事があるのでそれらも含めて考えます。今回は、昨年好評だった赤肉系のメロンを生徒の意見により栽培することにしました。生徒も種を間違えないように慎重にまきました。三月に一度まいているのであっという間でした。さあ、みんなでいいメロン作りましょう!
6月12日(水)に、保育類型2年生(女子19名、男子1名)が万富保育園を訪問し、園で行われたお楽しみ会を見学しました。園の先生方が準備した出し物や幕間の手遊びや歌など、これから園で実習をさせていただくためのヒントをたくさん得ることができました。また、生徒たちも3つのグループに分かれ、それぞれ6月の梅雨の季節にちなんだ出し物を披露しました。
7月18日(土)に、保育類型2年生(女子19名、男子1名)が中国学園で行われた子どもパートナー認証講座を受講しました。午前中は、子どもを支援するために必要なことや子どもを理解するためにワークを交えた講義があり、午後からは地元の小学生たちと、
けん玉、カロム、GIGOなどの遊びを通して子どもパートナーとしての関わり方を実践しました。他校の高校生とも意見交換ができ、子どもの支援者としての心構えや遊びの支援や声かけの仕方等、これから子ども達に関わる上で必要なことを楽しく学ぶことができた講座でした。
6月10日(火)に、保育類型3年生(女子18名)が万富保育園の年長さん(ゆり組さん・ばら組さん)を本校の農場にお招きして、動物ふれあい交流を行いました。
園児たちは高校生のお姉さんたちから、動物の特徴やふれあうときの注意点などを教えてもらい、聴診器を使ってうさぎの心音を聞いたり、牛ややぎへのえさやりなどに挑戦したりしました。
7月に入って園芸科3年生で作ってきたメロンの収穫をしました。3月の種まきから始まって、 4月の定植、5月の人工交配とわき芽やツルの管理を毎週やってきました。人工交配をして メロンが見えるまでは、生徒もただ実習をしている感じでしたがメロンが見え出すと、どんどんやる気が出て管理をするようになりました。今日は、最後の調査として重さを計り、価格設定をしました。食べるまでにはもう少し追熟してから食べ頃になります。
夏から秋にかけて、もう一回メロンを作る予定なので、いいメロンを生徒とともに作る予定です!
今年度、園芸科学科に入学した一年生がなかなか出来のよいトウモロコシの収穫をしました。このトウモロコシは、「農業と環境」の授業で栽培体験学習(プロジェクト学習)をするために栽培したものです。ねらいとして、農産物を作るためには継続した力が必要であることを理解してもらうためもあります。苗を畑に植えてから、生徒は交替しながら土日以外のほぼ毎日、トウモロコシに水やりをしてくれました。そのおかげもあって今年のトウモロコシはよい出来でした。
生徒も嬉しそうにもって帰ってくれました。
1学期期末考査のため報告が1週間飛んでしましましたが、その間に大きく変化が現れてきました。
各区(ハーブ給与区、油脂給与区、対照区)ごとに変化も若干感じますが、何より大きく違うのは、個体差です。同じ区で飼育されているチャンキーブロイラーで1Kg以上の差が出来てきたことです。
単に雄・雌の差? それとも個体差? 現在調査中ですが、何が原因なのか大きな疑問が発生しました。あと2週間ほどで、「と殺」です。何らかのデータが出そろうと思いますのでまた報告します。
生活デザイン科1年7名と、家庭クラブ役員2名で、7月14日(月)、旭川荘にボランティアに行きました。児童院についての説明を受け、おしめたたみ体験をさせていただきました。
(生徒感想より)
昔は1日に6000枚のおむつがでていたそうですが、今は半分が紙おむつなので、布は半分になったそうです。半分といっても1日に3000枚は出るそうです。部屋に入ったときのおむつの山は衝撃的でした。
結構強く引っ張ってもしわが伸びなくて、一つ一つ力を入れてのばすのは大変でした。2人でやっていても大変だったのに、1人でやっている人もいてすごいと思いました。
障がいをもっている人は、日本に多くいて、みんなが支え合っていかないとその人達が困ります。今後も絶対に支え合わないといけないから今、この人達にできること、してあげられることを精一杯していきたいと思いました。
旭川荘の皆様には、ボランティアを受け入れて丁寧な御指導をいただき、ありがとうございました。
生活デザイン科2年生19名、介護初任者研修に伴う授業の一環で、7月14日、アルテピアせとに施設見学に行きました。
現場で働かれている介護士の中上先生の話をお伺いしたり、施設の中を見学させていただいたりしました。見学の途中、利用者の方と童謡を歌ったり、本校の校歌を利用者の方に聴いていただいたりする場面もありました。現場の介護のたいへんさや魅力を感じる貴重な体験になりました。
今後、介護初任者研修の資格取得を目指した3月の実習に向け、本格的に介護の勉強をしていきます。