暖かい気候となり、生物生産科の畜産部では動物たちの出産が続いています。かわいらしい子ウシ、子ヤギがどんどん誕生しています。子ウシたちは母親のお乳をたっぷり飲み、すくすくと育っています。毎日、飼育類型や動物飼育同好会の生徒たちが愛情を注いで管理しています。
カテゴリー別アーカイブ: 各学科
マニュアスプレッダでGO!
春のような日ざしの中、今日は1号水田に堆肥を散布しました。使用する作業機は「マニュアスプレッダ(堆肥散布機)」。トラクタの後ろに牽引(けいいん)して使用します。2年生はマニュアスプレッダの操作は初めてなので、説明をしっかりと聞いて、事故の無いように作業を進めました。
マニュアスプレッダの入れない水田の隅は、手で散布しました。
下仁田ネギを定植しました-園芸科学科-
本日、生徒と一緒にシクラメン祭りで販売する下仁田ネギを畑へ定植しました。
白いネギの部分を作るために溝を掘りあげ、苗を3cmから5cmの間隔で置き、軽く覆土をします。その後、ワラを置いて作業は終了です。
今後、数回土寄せをして軟白部(ネギの白い部分)を増やしていきます。
美味しく育ちますように!!
家電リサイクル工場見学
3月4日(水)生活デザイン科1年生が「生活産業基礎」の授業の一環として、岡山市北区にある、平林金属株式会社リサイクルファーム御津に見学に行きました。
2001年に施行された「家電リサイクル法」に基づく、家電リサイクルの仕組みについて分かりやすく説明していただいた後、実際に家電製品4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)がリサイクルされる様子を見学しました。
以下、生徒の感想の一部を紹介します。
○私が一番印象に残っているのは、手作業が多かったことです。機械を使うことばかりだろうと思っていましたが、1つ1つ部品を外したり分けたりするのは大変だなと思いました。
○「限られた資源を、最大限有効に活かして使う」という言葉をお聞きして、本当に大切なことだなと思いました。リサイクル工場では、ただ分解するだけではなく、地球に配慮しているところが素晴らしいと思いました。私も家でできる分別をしていきたいです。
赤十字幼児安全法講習会(保育類型2年生)
3月3日(火)・4日(水)の2日間の日程で、日本赤十字社岡山県支部から2名の講師をお招きし、幼児安全法の講習会を行いました。
人形劇講習会(保育類型2年生)
2月18日(木)に、備前市を拠点に活動をしておられる「かばくんクラブ」のみなさんをお迎えし、人形劇講習会を開催しました。
手遊び、読み聞かせ、パネルシアター、ボードビルなど盛りだくさんの内容を実演していただいたあと、グループに分かれてのワークショップを御指導いただき、最後はお互いに発表し合いました。
雪ニモマケズ・・・
3月10日、だんだん暖かい日が増えてきていましたが、久しぶりに雪が舞いました。
短時間でしたが、かなりの雪が舞いました。その中、実習の手を止めること無く育雛器(いくすうき:ヒヨコを育てる器械)の洗浄をしている生徒、実習に果樹園へ向かう生徒などを見かけました。
また、屋根はあるけど、外で実習を行っていたり、部活をしていたり、悪天候に負けない生徒の姿に誇らしさを感じました。昼食時間にも激しく降ったので、帰宅する生徒や職員室に戻る教員にも容赦なく雪にまみれました。もちろん本校の牛の背にも雪が積もりました。
クリスマスローズと原種シクラメンのコラボ!~半田山植物園~
3月7日、半田山植物園にてクリスマスローズ協会のイベントに草花類型シクラメン班の5名が参加しました。平成22年度から半田山植物園の一角にクリスマスローズと原種シクラメンのコラボ定植をさせていただいています。今回も観察会と調査をかねて参加でき、特別に園芸研究家の横山直樹氏が来園されていて、午後からは岡山国際交流センターにて同氏の講演会に参加しました。雨の中での観察会になりましたが、クリスマスローズ協会とコラボができて気持ちは晴々でした。
ジャガイモの種芋を植え付けました
栽培類型の1・2年生がジャガイモの種芋を植え付けました。品種はデジマです。
水田に畝(うね)を立て、大きさに合わせて種芋を切り分け 、30cm間隔で植え付けました。田植えが始まる前の6月上旬に収穫予定です。
今年もモモの摘蕾が始まりました
3月4日、新年度に向けモモの管理作業も本格的に始まりました。まだまだ寒い日が続いていますが、日増しに春の訪れが感じられ、新芽も勢いよく芽吹いていました。今回の実習では新2年生が担当するゴールデンピーチの摘雷(てきらい:不要な花のつぼみを取り除く作業)を行いました。1年生は1月から果樹・野菜・草花の3類型に別れての実習になっています。果樹類型を専攻した生徒達は、まだまだ作業に慣れないようで悪戦苦闘しながらも一生懸命の姿が伝わってきます。
2年後には最高学年としてモモ園を管理する責任者として実習に臨めるように指導していきたいと思います。
草花苗のポット上げをしました。 ~春の苗物販売会の準備③~
マリーゴールドとサルビアが発芽後順調に育ってきたので、セルトレイからポットに移植しました。1株ずつ丁寧にポット上げを行いました。これからも引き続き良い苗に育つように管理していきます。マリーゴールドは黄・オレンジ・赤など、サルビアは赤・青・白・ピンクなどの花が咲く予定です。春の苗物販売会には、きっと可憐な花を咲かせはじめていることでしょう。
卒業生にコサージのプレゼント!!
園芸科学科 草花類型の1・2年生(48名)が協力して、卒業式用のコサージを作製しました。
1ヶ月前からコサージリボンの練習を始め、3日前にリボンの準備ができました。
2日前から花材を切り分けたり、ワイヤリング(花に針金を通して補強する)をしたりして下準備しました。
卒業式予行の後、午後から花材を組み合わせて、リボンをつけ作製しました。
今年の花材は、シンビジウム、カーネーション、カスミソウ、ミリオングラタス、レザーファンで、2年生が、1年生に作り方を指導しました。
卒業式の朝、3年生の教室まで行き、緊張しながら149名の卒業生の胸にコサージを付けました。
在校生からの思いが込められたコサージを胸に、心の温まる卒業式が行われました。
卒業を前に畜魂慰霊祭 生物生産科
2月27日、生物生産科3年の飼育類型16名と先生方が参加して、卒業式前に畜魂慰霊祭を行いました。学習のため多くの尊い家畜たちの命をいただきました。校内に設置されている畜魂碑に、代表生徒が家畜たちへの思いと、卒業後の自分達の進むべく方向を誓いました。最後に、花をたむけ、「命の教育」が完成しました。
菜の花栽培米の農家見学に行きました
生物生産科栽培類型2年生が、除草のために菜の花を栽培してお米を生産している農家の見学に出かけました。今年、実際に自分たちで栽培した経験と比較しながら、菜の花にも連作障害があること、同じ役割でレンゲやヘアリーベッチなどのマメ科作物も利用できること、収穫量は反あたり8俵であるが売り方で十分に利益が出ることなど、興味深いお話をたくさん伺うことができました。また、自分で改造された耕耘機や、高品質なお米を出荷するために工夫されている選別機なども見せていただきました。
来年に向け、1年生が菜の花の播種をしました。しっかりと引き継いでいきたいと思います。
お忙しい中、お時間を割いてくださりありがとうございました。
味噌の仕込み終わりました
米、米麹菌、大豆、塩、水だけで作る、人工添加物ゼロで大好評の瀬戸南の米味噌ですが、来年度分の仕込みが終わりました。
生物生産科栽培類型の冬の大仕事です。
1日目はお米の準備、2日目は米麹作り、3日目は米麹の手入れと大豆の準備、4日目は米麹の塩切りと大豆との仕込みです。各工程を理解しながら、衛生面に気をつけ、瀬戸南伝統の味の継承を行っています。
平成26年度 園芸科学科果樹類型 せん定講習会
2月19日(木)、園芸科学科果樹類型2年生を対象にモモのせん定講習会が行われました。東備農業普及指導センターより2名の講師の方々が来られ、「モモの仕立て方」や「開心自然形」を構成する枝の名称などについて学習しました。「実際にせん定しようとするとどれを切っていいのか戸惑ってしまう」、「早く覚えて1人で管理できるようになりたい」と意気込んでいる生徒もおり、今後の実習に期待が膨らみます。
粗皮はぎ:2月16日(月)~
せん定が終わったので、「粗皮はぎ」という作業に取りかかりました。ブドウの木が大きくなるにつれ、木の表面の皮が浮いてきて、ペリペリとむけるようになります。この隙間や重なり合った枝に潜んで越冬している害虫や病気の菌を減らすために、この皮をむいてやります。
寒いうちにやると木が寒さで弱ってしまうこともありますが、今年は比較的暖かく、寒さもゆるんでいるので取りかかりました。調子よくペリペリと皮がむけると、ちょっと快感だったりします!
トマトを鉢上げしました-園芸科学科-
本日、トマトの鉢上げの実習をしました。播種してから本葉が2枚ほど出ると鉢(ビニルポット)に移し替える作業をします。これを「鉢上げ」または「移植」といいます。野菜類型の生徒は、初めての実習だったのでとまどいながらでしたが正確に作業ができました。今後のトマトの生長が楽しみです。
先進農家に学ぶ(ウシの飼育)
2月6日、生物生産科(飼育類型)2年生21名は、岸本牧場(東区万富)を訪問し、肥育牛(肥らせて肉として利用する牛)飼育と利用、流通について学習しました。当牧場は2つの牧場を持ち、常時2,000頭の肥育牛を飼育しています。あわせて株式会社岡山ミートも経営され、生産からサービス部門まで幅広く取り組んでいる先進農家です。生徒たちは、夢のある畜産経営を目の当たりにし、日頃学んでいる「農業の可能性、発展性」が大きなものであることに気づきました。
「第2回岡山まちの夢学生発☆実現プロジェクト」 『Let’s はいけいにく!』 生物生産科
『Let’s はいけいにく!』
2月16日、岡山大学鹿田キャンパス内のJunko Fukutake Hallで行われた「第2回岡山まちの夢学生発☆実現プロジェクト」に生物生産科 飼育類型 加工班が発表に行ってきました。
昨年7月に企画提案書をエントリーをしてから改良に改良を重ねた『鶏系点天(けいけいてんてん)』を携えての参加でした。発表(プレゼン)は卒業考査が終わってから、プロジェクトメンバーが次々とインフルエンザで出席停止なりながら、また特別入試で学校登校禁止の期間をぬっての作成でした。また、「タブラ ラサ」の渡辺さんにアドバイスいただき、発表にこぎ着けることができました。同時にこのプロジェクトの「鶏系点天」を昼食時に会場にお越しの方々に試食をしていただき「美味しい」「大葉味が特にいい」などたくさんのご意見を頂き、発表会に参加して本当に良かったと思います。また、伊原木県知事とのパネルディスカッションにも参加、知事に試食用の『鶏系点天』をプレゼントすることができました。今回のプロジェクトを通じて知事から、何事にも真剣に熱意を持って取り組むことの大切さを教えていただきました。私たちのプロジェクトが、後輩たちに受け継がれ、商標登録でき、『瀬戸南名物 鶏系点天』として地域の味に発展し、B級グルメとして定着できたらいいなと思います。