カテゴリー別アーカイブ: 各学科

農業インターンシップ 農業大学校1年生からアドバイスを受ける。

 7月18日、この夏に農業インターンシップに参加予定の3年生4名は、農業大学校を訪問し、農業大学校1年生4名から農家での体験実習をする場合の心構えについてのアドバイスをいただきました。参加してくださった農業大学校の生徒は、全員瀬戸南高校を昨年度卒業した先輩ということもあり、とても丁寧に農業大学校入学後に農家研修で学んだ事や感じた事、心がけなければならないことを教えてくれました。特にメモを取ることの大切さ、積極的に学ぶ姿勢を持って参加すること、素直に学ぶこと、分からないことがあればしっかりと聞いて確認し、思い込みで判断しないことなど大変参考になりました。◆農業インターンシップとは、将来農業分野に進路を考えている生徒が、農家にて就業体験を行う取り組みで、夏休み期間中に5日間、9月以降平日に2日間行います。それぞれが希望する作目について勉強します。今回は、土壌分析をテーマに分析装置を持参して土について学びます。この取り組みは、農家の選定や研修前指導について岡山県農業大学校の協力をいただいて実現しました。夏の研修の様子については、またお伝えします。

ハンドマッサージの実習

 7月11日、生活デザイン科福祉類型3年生は、先生方をお客様に迎え、コミュニケーションをしながらハンドマッサージをする実習を行いました。体調を尋ね、お客様と会話をしながら10分程度オイルを使って両腕をマッサージします。マッサージ後は少し腕が温かくなったように感じました。18日には多聞荘訪問で高齢者の皆様にマッサージをして差し上げるとのことです。さらに練習を重ねて、11月10日・11日と桃太郎アリーナで行われるさんフェア岡山2012で、来場者を対象に行い、福祉の分野で広く実践されているマッサージの効果について伝えたいと思います。

農業鑑定競技校内大会の様子

 7月6日(金)、本校体育館にて農業鑑定競技会が行われました。農業の専門分野に係わる写真や実物が40題出題され、その名称や特徴について答えていきます。短時間でいかに正確に答えられるかを競い、最高得点の生徒は、学校代表として全国大会(長野県)へ出場することになります。

例えば、この植物は次のうちどれですか。

リンゴ モモ ブドウ

答えは モモ

農業クラブ プロジェクト発表県大会の結果

6月27日、岡山県学校農業クラブ連盟 プロジェクト発表県大会が久世高校で行われました。本校からは、以下の2題の発表を行いました。学校に戻ってからの報告会では、日頃取り組んでいる研究をまとめてしっかりと発表できたという達成感、これからの取り組むべき課題について立ち向かわなければというやる気、後輩へこの研究を受け継ぐんだという3年生としての思いが、生徒達から伝わってきました。

◆生物生産科飼育類型の発表 タイトル「新しい瀬戸南の味を求めて ~廃鶏肉を蘇らせよう~」

発表者 3年 八田 綾(備前中出身)、重松季咲良(赤坂中出身) 、小池夕貴子(日生中出身)、古賀千夏(高陽中出身)   結果3位

 廃鶏肉を活用した紅白チキンソーセージへの取り組み ヘルシーで人気があります。更に食味の改善を図っていきます。学校の食味試験を教職員は、楽しみにしております。

 

◆園芸科学科草花類型の発表 タイトル「もっともっとシクラメン ~地域に拡げようシクラメンの輪パート3」

発表者 3年 小林貴洋(西大寺中出身)、飯田裕加里(桜が丘中出身)、鶴峯沙也加(備前中出身)、岡崎さやか(旭東中出身)、馬場有加里(旭東中出身)、山口亜衣(富山中出身)  結果2位(優秀賞)

 

 原種シクラメンにこだわった様々な取り組み、品種育成がアカデミックで楽しみです。シクラメン検定もシクラメンにこだわった学校ならではの全国初の取り組みです。

紫色のトマトの取材に来られました。

 6月27日、園芸科学科野菜類型3年生が担当しているミニトマトは、バラエティに富んでいます。雨よけハウスの中では、赤い丸いミニトマトだけではなく、赤いプラム型ミニトマトや黄色のミニトマトに加え、トスカーナバイオレットという紫色のトマトが実をつけていました。赤いトマトに負けないくらい美味しいとのことです。Oniビジョンが、この噂を聞きつけて取材に来られました。写真は草丈が2mを超えたミニトマトの誘引(ずらし)と芽かきの作業をしているものです。

江西小学校を迎え、田植え体験交流会

 6月27日、生物生産科栽培類型3年生は、江西小学校5年生105名を本校農場に迎え、田植え体験交流会を実施しました。子ども達は、裸足になって土の感触を確かめながら、田んぼの中で列をつくり、高校生の掛け声をしっかりと聞きながら、ひと苗ひと苗を丁寧に植え付けていました。秋の収穫の頃には、一緒に稲刈り体験を行い、新米を食べる感謝の会を江西小学校と合同で進めて行きます。

どろんこバレー白熱!

 6月25日、恒例のどろんこバレーが始まりました。生物生産科1年生と3年生約80名に加え、教員7名が参加しました。土になじみ、土を身近に感じることのできる行事です。全身泥だらけになりながらボールに飛びつく姿はとてもさわやかでした。

 

 

生活デザイン科の授業風景 6月25日

  生活デザイン科福祉類型3年生は、7月31日に本校で行われるオープンスクールの手話歌体験コーナーと介護ベット体験コーナーについて企画の打ち合わせを行いました。説明役と中学生役に別れてどのようにしたらわかりやすく楽しく進めることができるか検討していました(写真左)。また、生活デザイン科1年生は、社会福祉基礎の授業で車いす体験実習を行いました(写真右)。

かたせ桜保育園での実習

 6月22日、生活デザイン科3年生は、かたせ桜保育園を訪問して、保育実習を行いました。写真は、年長さんとゲームをして楽しんでいる場面で、盛り上がる子どもたちに笑顔で対応する高校生たち、保育士の先生の指導する姿から多くの事を学びました。

バイオテクノロジーを学ぶ

 6月22日、園芸科学科3年生の植物バイオテクノロジーの時間では、ナデシコの茎頂培養に挑戦しました。実体顕微鏡を使って0.1mm程度の大きさの成長点を摘出し、栄養を含んだ寒天培地に植え付けます。植物体の小さな一部分から植物を再生させることは、挿し木に比べてとても難しく、特殊な装置を使わなければうまくいきません。園芸科学科では、このように優良植物を大量に増やす技術(バイオテクノロジー)について学んでいます。

トウモロコシの生育調査

 6月22日、園芸科学科の1年生は、農業科学基礎の授業でトウモロコシの生育調査をしました。今回のテーマは、雄ずいと雌ずいの確認とスケッチです。株によって生育の悪い物、風の影響で根本から曲がっている物、害虫のアワノメイガなど実際に栽培したからこそ学べることは沢山あります。実際に育てる経験を通して栽培農家の事を想像することもできます。担当の先生が、「植物も一生懸命生きているんだよ」の言葉に大きくうなずく生徒達でした。

田植え始まる!

6月22日、生物生産科栽培類型3年生が、今年最初の田植えを行いました。最初に植え付けた田んぼは、生徒が課題研究で安全で美味しい米作りに取り組んでいる場所です。農薬を使っていない水田に無農薬で育てた苗を田植機で植え、少し曲がった所は手植えで対応しました。約1.8haある水田は、この後次々に田植えを行います。そして来週には江西小学校5年生を迎えての田植え交流を予定しています。

 

昼休み野菜の販売 大人気!

 6月21日(木)、昼休みに校内で園芸科学科野菜類型の3年生が、農場で収穫した完熟トマト、ピーマン、キュウリの販売を行いました。生徒50名ほどが購入してくれました。聞くと親から買ってくるように頼まれたとか、ここのトマトを食べたら店で売っているトマトは食べられんとか、いろいろな声を聞くことができました。わずか15分間の販売時間でしたが、完売となりました。お買い上げありがとうございました。

次世代フルーツの栽培に挑戦

6月20日(水)、園芸科学科果樹類型3年生が、担当する果樹の栽培管理実習に取り組んでいました。写真は、岡山県次世代フルーツとして注目しているシャインマスカットの摘粒の作業をしているところです。一房一房心を込めて、一生懸命取り組んでおり、収穫時期が楽しみです。本校では、その他次世代フルーツとしてオーロラブラックや岡山夢白桃の栽培にも取り組んでいます。8月末に農家視察が岡山県の企画としてありますが、生徒達はその際にいろいろと質問したいとやる気満々でした。

 

万富保育園の園児と動物交流で保育実習

6月18日(月)生活デザイン科保育類型3年生16名は、万富保育園の園児(4~5歳)19名を本校農場に招いて動物交流を行いました。ヤギに干し草を与えたり、ウサギを抱きかかえたりと園児達が動物達と触れ合うのを優しく見守りながら、楽しい時間を過ごしました。農場のある学校ならではの保育実習です。

コンパニオンプランツの研究

園芸科学科野菜類型3年生は、課題研究でコンパニオンプランツの研究に取り組んでいます。コンパニオンプランツとは、野菜の近くに一緒に植え付けると野菜の成長を促進したり、病気にかかりにくくしたりする効果のある植物のことを指します。生徒達は、ネギとオクラを混植したり、ナスの周りにソルガムを植え付けたりして、コンパニオンプランツが、野菜の成長と害虫防除についてどういった効果があるのか調査しています。農薬を控えることができれば安心・安全な野菜を栽培することが可能です。写真は、栽培実験の説明をしている生徒の様子です。

授業公開

 6月14日、農業の研究授業を実施しました。草刈り機を実物を使って安全に使用する基礎基本について説明する授業やパソコンを使って乳牛の飼養計算について説明する授業が行われ、生徒達は真剣に取り組んでいました。

江西小学校へ出張野菜教室

 6月13日、園芸科学科野菜類型の3年生18名は、本校の近隣にある江西小学校を訪問し、小学2年生91名を対象に野菜の育て方教室を行いました。小学校の花壇では、5月に植え付けたトマト、ナス、キュウリの苗が順調に育っており、高校生は、野菜を支柱に誘引する方法を教えたり、野菜の説明をしたりと小学生の気持ちを考えながら優しく語りかけていました。小学生は収穫した野菜を家に持って帰って食べるのが楽しみとのことでした。

6月の瀬戸南の農場の一コマ

 

 

 

 

洗卵室では、産みたての卵が処理されていきます。果樹園では、藤稔り(ブドウ)の摘粒の作業をしています。形や大きさ向きを考えながら行います。ゴールデンピーチの袋掛けでは、一人200枚のノルマを真剣にこなしています。白桃と比べてマンゴーのような風味のある桃、晩生なので袋は2重で虫対策は万全です。無事に収穫できればゴールデンピーチのフルーツソース(ジャム)(非売品)を作る予定です。

 

 

 

 

生物生産では、課題研究でいろんな作物の栽培に取り組んでいます。紫イモや安納イモ、食用ほおずき、ヤーコン、ヒエ・きびなどの雑穀などが順調に育っています。収穫後には、いろいろ工夫をして加工したり、料理をしたりして食文化について学びます。作って食べるまでの体験ができます。

 

 恒例のシクラメン講座、担当の園芸科学科3年小林君は、丁寧にわかりやすく説明していました。この取り組みは、原種シクラメンの取り組みなどと併せて仲間と一緒にプロジェクト発表県大会で報告する予定です。