草花だより29話 「シクラメンの病害 その1」

 10月6日。
 シクラメンの栽培では萎凋病(いちょうびょう)」の病斑をよく見ます。半分が黄色くなり、しおれてしまいます。フザリウム菌による病気で、どこにでもいる菌のため、普段の予防が大切です、新しい鉢、新しい土を使って、衛生面に注意して実習をするように心がけています。シクラメンの実習では、コロナウィルスが流行する前から手洗い消毒を行ってから作業をしています。それでも今年も多くの株が病気になってしまいました。発病すると捨てるしかなく、怖い病気です。
 
 お知らせ:今年のシクラメン祭もコロナのため開催できなくなりました。申し訳ありません。代わりに11月15日~11月20日に、「玉井青空市」「Aコープ西日本くまやま店」にて、1日50鉢限定で販売を予定しています。よろしくお願いします。

野菜だよりVol.96 「3年生交流学習 ~江西小学校とのサツマイモ収穫~」

 10月20日。
 園芸科学科野菜園芸類型3年生が、江西小学校2年生との「サツマイモ収穫交流学習」を行いました。例年、この時期にサツマイモの収穫を通した交流学習を実施しています。交流学習では、サツマイモの収穫のほかに、レクリエーションとしてサツマイモの紹介や、クイズを行いました。小学生たちは皆元気いっぱいで、収穫もレクリエーションも全力で取り組んでいました。私たちも、何をしなければならないか考えながら、芋ほりを手伝ったり、知識を教えたりすることができました。最後に、小学生の皆さんは収穫できたサツマイモを嬉しそうに持って帰りました。

IPU環太平洋大学へ(生活デザイン科 3年)

 10月18日、生活デザイン科3年「課題研究 情報ビジネス」選択者はIPU環太平洋大学に行きました。 2回目となった今回は、スクラッチというプログラミングソフトを用い、倍数や約数等を求めるプログラミングを学びました。大学の先生や学生に教えてもらいながらプログラミングを体験することで、物事を順序立てて考える事の大切さを学びました。

江西小学校とのイネ刈り交流会

 10月14日(木)。
 生物生産科栽培類型3年生が、江西小学校5年生との「イネ刈り交流会」を行いました。毎年、田植え、イネ刈り、お米パーティーの全3回のお米作り交流会を実施しています。今年も昨年同様、新型コロナウイルスの影響で田植え交流会は実施できなかったため、今日のイネ刈り交流会を楽しみにしていました。  
 今年は、「ヤシロモチ」というもち米の品種を刈り取りました。最初に、本校生徒がイネの刈り方の説明や実演、ケガをしないように注意事項を伝えたのち、イネ刈りを行いました。小学生たちは上手に鎌を使い、どんどんイネを刈っていきます。刈り取ったイネは、3~4株を1束に結び、コンバインで脱穀しました。  
 小学生も本校生徒もとても楽しかったという感想を持っていましたが、高校生は小学生にわかりやすく説明することは、とても難しいということも経験したようです。

イネ刈りスタート

 10月4日(月)。
 生物生産科栽培類型が、「総合実習」で令和3年産米の刈り取りをスタートしました。5月中旬からモミを播き、6月中に4品種を植え付けました。除草や追肥、生育状況の観察を行いながら、丹精込めて栽培してきたイネの収穫です。  
 10月4日(月)から10月8日(金)までで、「きぬむすめ」の刈取りが終了しました。他にも「にこまる」「朝日」「ヤシロモチ」の収穫を10月中に行う予定です。イネ刈り後は乾燥させて「籾すり」を行い、「玄米」に調製して袋詰めします。あと3週間、イネ刈りを頑張りたいと思います。

専門の学びに向けて(生活デザイン科 1年)

 10月14日、生活デザイン科1年生に向けて類型説明会を行いました。 生活デザイン科では2年生から、福祉類型、保育類型に分かれます。類型担当の先生方からそれぞれの学習内容や取得できる資格について説明を受けました。今後、自分の進路を踏まえ、類型を決定していきます。

シトラスリボンプロジェクト (生活デザイン科 2年)

 10月6日は、生活支援技術の授業の一環で、シトラスリボンを作りました。 愛媛から始まった「シトラスリボンプロジェクト」は、たとえウイルスに感染しても誰もが地域で笑顔の暮らしを目指そうとする動きです。 本来はシトラス色のリボンを使いますが、授業では学校にあった毛糸やリボンを使って結び方を練習しました。

野菜だよりVol.92 「出前講座~害虫対策と研究への取り組み方~」

 10月5日。 
 園芸科学科野菜園芸類型2年生が、岡山県農林水産総合センター農業研究所病虫研究室の西優輔氏より講義をしていただきました。内容は、実際に岡山県で発生した害虫被害の対策についてで、害虫の動画や、その虫を食べる「天敵」の実物などを交えて説明してくださいました。そして、対策の過程や研究への取り組み方、解決への方法などを分かりやすく教えていただきました。最後に「研究と聞くとすごく難しいことのように聞こえますが、そうではなく自由な発想で取り組むことが大事です。」と話されました。普段から野菜を観察することを意識したいと思いました。

愛と自律の川柳委員会 「川柳入賞」

 10月7日。
 「第14回キラク介護川柳」(株式会社トンボ主催)において、1C杉奈々代さんが特別賞を受賞しました。本日、本校応接室にて表彰伝達式を行いました。賞状と副賞をいただきました。また、本校は団体賞も受賞しました。 「KIRAKU」のホームページにも受賞作品が掲載されていますので、是非ご覧ください。今後も川柳委員会の活躍にご期待ください。
  「 今の時代 ヤングケアラー 増えている 」

いのちと心の教育で人づくり