カテゴリー別アーカイブ: ②園芸科学科

ハチミツが採れました

今春から飼育していたセイヨウミツバチの採蜜を7月に行いました。生徒にとっては初めての体験でした。きれいな蜜が分離器から流れ出すと、思わず「うぉー!」。歓声が上がりました。得られた蜜はその後、ろ過、瓶詰めを行いました。最後にかわいらしいラベルを貼り付け完成。100本の製品ができました。1瓶(約120g)500円で販売しています。写真は上段左:巣内の検査、右:貯蜜状態のチェック、中段左:ハチミツのろ過、右:ラベルの貼り付け、下段左:瓶詰め完了、右:校長も購入。
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園芸科学科1年生 スイートコーン栽培

農業専門科目「農業と環境」の一学期の学習で、 園芸科学科1年生(81名)は スイートコーン栽培を行いました。5月に種(品種名:ゴールドラッシュ)を播き、7月に収穫。生徒たちは毎日の灌水(かんすい)と生育調査、害虫対策などを行いました。収穫とハウスの片付けは暑い日になりましたが、一学期の締めくくりとして頑張りました。2学期はダイコンとハクサイの栽培にチャレンジします。写真は上段左:種まき、右:定植、中段左:根の伸長調査、右:収穫、下段:畑の片付け。
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オープンスクール 雨の中たくさんの中学生が来てくれました。

 7月30日、あいにくの雨模様でしたが、約270名の中学3年生の参加があり、充実したオープンスクールとなりました。生物生産科の体験メニューは、ふれあい動物交流と加工食品の食味体験で、園芸科学科の体験メニューは、トマトの糖度調べと植物の植え替え、果樹の品質調査と出荷調整、草花の苗の植え付け体験です。生活デザイン科は、レッドキャベツを使った調理実験、手話・点字の体験、ペープサードの制作と保育体験を行いました。それぞれの場面で生徒達が、先生役になったりアシスタントになったりと、日頃の学習成果を大いに発揮して、中学生の皆さんに本校の魅力を伝えてくれました。IMG_2587

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瀬戸南の果物 中学校販売はじまりました。

 瀬戸南高校園芸科学科では、生徒自身が栽培管理して収穫したモモやブドウを、生徒の出身中学校を訪問して販売する取り組みを行っています。今年は7月23日~8月8日と9月6日~9月13日に掛けて18校を訪問し、清水白桃や瀬戸ジャイアンツ、ゴールデンピーチなどを販売します。

 7月25日、邑久中学校と山南中学校に果樹専攻の生徒が訪問し、中学校の職員室で清水白桃とブドウ藤稔の販売を行いました。販売を始める前に、少し時間をいただいて、果樹栽培や果物への思いについて、パソコンを使って説明をしました。生徒達は少し照れくさそうでしたが、説明後に大きな拍手をいただき、中学校の先生方が喜んでモモやブドウを買ってくださったことが、何よりもうれしかったようです。

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コンテナガーデンにたっぷりと水やり

IMG_2467 7月18日、午前7時40分、実習が始まる前の時間を使って、園芸科学科3年生の生徒が、桃源会館と武道場の間に配置しているフラワーコンテナへの水やりをしていました。水やりをしている生徒に声を掛ける、とデザインのポイントや花の名前などについて丁寧に教えてくれました。大きな鉢にバランスよく植え付けられており、草花には勢いがありました。

「小学生との園芸交流」~ 楽しかった やさいパーティ!~

  7月10日(水)、江西小学校(岡山市東区江尻)にて、「やさいパーティ」を行いました。このパーティーは春に同校で、高校生と小学生が協同して植え付けたトマトやピーマンなどの夏野菜を収穫し、野菜カレーやサラダにして食べようというイベントです。小学校玄関で高校生たちは小学生にエスコートされ、テーブルに着きました。小学生のの歓迎の言葉に続き、いよいよ食事の開始。自分たちの手で育てた野菜の味はまた格別。あっという間にお皿は空っぽに。その後は小学生のダンスやクイズ。息のあった合唱もあり楽しいひとときとなりました。この様子は、Oniビジョンにも取材され、生徒にも自信になりました。
 動画配信はこちらから。http://www.oninet.ne.jp/archives/925DSCF2263 DSCF2271 DSCF2275 DSCF2293

夏の日差しを受けて輝く草花

 桃源会館の前のフラワーストリート、生徒の草花の寄せ植え作品が、夏の日差しを受けて輝いていました。この廊下にはいつも手入れの行き届いた草花があります。この瀬戸南高校のほっとする空間は、生徒達の日頃の管理によって作られていることのあらためて感謝申し上げます。長い夏を迎えますがよろしくお願いします。

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校内鑑定競技 農業に関する知識を競います。

  7月5日(金)、体育館を会場に校内検定競技会が行われました。生物生産科、園芸科学科の1~3年生の生徒全員が、日本学校農業クラブ連盟の全国大会参加切符を目指して取り組みました。害虫や農薬、植物の種類や特性、農器具や実験器具の名称や用途など40問を制限時間内で答えなければなりません。写真のように30kgもある機械も出題されていました。

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ピーマンとナスの株元にバジルを植えたら

 6月27日の園芸科学科2年生野菜類型の実習の様子です。畑では様々な野菜の栽培に取り組んでいます。興味深いのはコンパニオンプランツを活用した取り組みです。ピーマンやナスの株元にハーブで有名なバジル(バジリコはこの葉を乾燥して粉にしたもので、バジリコ・スパゲッティにも使われます)が植わっていることです。生徒の説明では、一緒に植えると、両方の生育が促進された上で、野菜の風味が増すそうです。害虫の被害がへるかどうかあわせて調査するとのことです。

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草花専攻生 中庭の花壇をデザインする。

  6月24日(月)、園芸科学科2年生草花類型の生徒達が、中庭花壇の装飾に取り組みました。メランポジウムやコリウス、インパチェンスの草花を、その特性や色合いを組み合わせたデザインを考えながら植え付けます。中でも黄色は、「幸福の黄色いハンカチ」という映画もあるように幸せと希望の色と言われています。明るい未来や前向きな気持ちを表し、楽しいシーンを演出する色ですし、周りの注目を集め親近感をもたらす効果があるようです。本校の中庭にふさわしい色合いだと思います。

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小学生との園芸交流~野菜は大きくなったかな?~

 江西小学校2年生と行っている園芸交流の第3回目。6月12日に小学校で植え付けた野菜苗の生育状態の確認と、その後の管理を行いました。以前植えた100本の苗は順調に生長し、ミニトマトやキュウリはすでに収穫できる状態に。小学生は自分たちが担当している畑を毎日観察しながら、水をやったり、雑草を抜いたり管理しているそうです。今日はナスの誘引や、トマトのわき芽取りなどちょっと難しい管理作業を行いました。とても暑い中での作業になりましたが、みんな汗をかきながら真剣に取り組みました。小学生から、「次回は収穫だー!」、「野菜パーティをしようー!」と楽しい感想が寄せられました。この様子は、NHKにも取材され、当日夕方の放映されました。来月は小学校を訪問しての収穫・試食会が予定されています。kousai1 kousai2 kousai3 kousai4

ゴールデンピーチの袋掛け

6月10日、園芸科学科果樹類型の3年生がゴールデンピーチの袋掛けを行いました。ゴールデンピーチは、9月に収穫予定の晩生の黄金桃です。マンゴーのような香りと食味が特徴の桃で、清水白桃やおかやま夢白桃とはひと味違う瀬戸南の人気品目です。生徒達は自分の担当木の着果状態を確認しながら、台風や害虫の被害を受けずに果実の大きい桃が収穫できるようにと願い込めながら袋掛けをしていました。

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完熟トマトの校内販売

6月10日、昼休み園芸科学科野菜類型の生徒による完熟トマトの販売が校内で行われました。毎週月木の2回、採れたて新鮮な完熟トマトが1袋250円で販売されます。トマトはやや小ぶりですが、糖度は7.5と高く味は上々です。生徒が列をなして買っていく様子をみると、いよいよ夏のシーズンだなと実感します。折しも今日から完全夏服の期間となりました。

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コンパニオンプランツ

6月10日、園芸科学科2年生野菜類型では、ナスやピーマン、キュウリの露地野菜の収穫を行っていました。この畑の特徴はそれぞれの野菜の株間にバジルやニラなどを植えていることです。生徒の説明によるとバジルやニラは野菜のコンパニオンプランツと呼ぶそうで、一緒に植え付けると病害虫の被害を軽減出来る可能性があるとのことでした。今後は、生育や病害虫の被害についてコンパニオンプランツの植えていない対照区と比較し、その効果について調査していくそうです。今のところ生育などに大きな差は認められませんでしたが、農薬に頼らない安心安全な野菜作りにつながるとても面白い実験です。

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室内園芸装飾技能士3級検定に向けて猛練習

6月10日、園芸科学科2年生草花類型の生徒達は、7月に行われる室内園芸技能士3級検定に向けて練習しています。制限時間1時間の中で観葉植物の植え替えを行い、直径1mの枠の中に規定の植物を配置して、設計図通りに室内装飾を仕上げなければいけません。授業では2人1組となって、植物の配置と植物の正面を確認しながら、真剣に取り組んでいました。白石教諭のお話では、全員合格が目標とのことです。

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ブドウの管理について学んでいます。

6月6日、園芸科学科2年の果樹の授業です。小川教諭がブドウの摘粒についてスライドと実物を使って説明していました。生徒達は、まさに実習でこの作業に取り組んでいることもあり、真剣そのものです。実習の時に疑問に思ったことを質問する生徒、それに丁寧に答える先生、その説明にうなずく生徒達、今年もきっとおいしいブドウが出来そうです。

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ゴムの取り木 3年生が1年生に指導!

6月6日、園芸科学科の1年生と3年生の合同学習です。草花類型の3年生が、1年生にゴムの取り木を教えています。ゴムの取り木は、室内園芸装飾技能士2級検定試験にも課せられる課題です。最初に3年生がやってみせ、1年生の作業を丁寧に指導します。1年生も3年生も一生懸命でした。

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イチゴ先進地研修

 5月29日(水) 岡山市東区松新町の吉田銑介氏(本校OB、イチゴ栽培農家)農場にて、農業経営、イチゴ栽培技術についての研修を行いました。様々な品種の特徴、収穫方法、親株の管理技術など専門的見地での指導がありました。5時間の長い研修で、内容もハード。参加した園芸科学科野菜類型3年生(20名)は額に汗しながら、有意義な研修となり、満足して帰校しました。収穫したイチゴは後日授業でイチゴジャムに加工する予定です。 研修の様子は、Oniビジョンにも取材され、生徒にも自信になりました。
http://www.oninet.ne.jp/archives/516 で配信されています。是非ご覧ください。

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青系ブドウの新品種育成を目指して

DSCF1256-1 園芸科学科果樹類型2年生の生徒達は、課題研究の時間にブドウの新品種作りを目標とした交配実習に取り組みました。写真は、別名桃太郎ブドウの名で有名な「瀬戸ジャイアンツ」を母株に、岡山県次世代フルーツと言われる「シャインマスカット」の花粉を受粉している様子です。生徒達は真剣に取り組んでおり、世界に誇れるブドウが誕生することを夢見ています。瀬戸南高校では、世界に誇れる岡山の果物についてしっかりと学べます。