カテゴリー別アーカイブ: ②園芸科学科

オオカナダモの視察見学(生物生産科・園芸科学科)

生物生産科栽培類型と園芸科学科草花類型が共同で岡山市農林水産部の依頼を受け、水草のオオカナダモの肥料化実験に取り組んでいます。オオカナダモは県南の水路に大量繁殖しており、水路管理の妨げとなるため市が除去をしています。その除去した藻を資源として利用できないか?と考え、栽培類型はイネを、草花類型はシクラメンを対象作物として肥料化実験を行っています。

今日は、生物生産科栽培類型の2年生20名と園芸科学科草花類型の3年生4名が、岡山南区役所で市農林水産部の方や浦安土地改良区の方からオオカナダモに関する講演を聞き、浦安地区の用水路の現地視察を行いました。また、生徒が現在までの研究の中間報告を行ったところ、本研究にとても期待していると言ってくださいました。

今日学んだことをこれからの研究に生かしていきます。

なお、この様子は、9/7付けの山陽新聞にも掲載されました。

有限会社スコレー見学(園芸科学科果樹類型)

9月5日(木)、園芸科学科果樹類型の2年生31名が、農業の多角経営をされている岡山市北区の有限会社スコレーさんを見学しました。会社の概要や経営展開のポイントをわかりやすく説明してくださった後、ほ場と販売施設を見学させていただきました。ブドウやドラゴンフルーツ、洋ランなどの生育状況や、それらを材料とした加工品も見せていただき、新たな知見を得ることができました。これからの授業に役立てていきたいと思います。ありがとうございました。

シクラメンの葉組みとリング付け(園芸科学科草花類型)

9月4日(水)、園芸科学科3年C組の草花類型の生徒がシクラメンの葉組みとリング付けを行いました。まず、温室に入る前によく手を洗い、さらに消毒をしてからシクラメンに触るようにしています。シクラメンは病原菌に弱いため、この先、病気などにかかると大きなダメージを受けるからです。生徒も気が引き締まって一生懸命に取り組みました。

葉組みをすることで、花芽や葉芽がたくさん出てくる箇所(芽点)に光が当たりやすくなります。リングは葉組みをした状態を固定するもので、シクラメン祭に出荷するまであと2回行います。「今年も多くの花が咲きますように・・・。」みんなで頑張っていきます。

ブドウ&ワイン&パスクラサンの勉強合宿(園芸科学科果樹類型)

9月3日(火)・4日(水)に、赤磐市さんの取り計らいで、果樹類型3年生の地域貢献グループが、「ワイン用ぶどう収穫及びワイン醸造についての学習&パスクラサンフルーツソース勉強会」という名の合宿を課題研究の一環として実現することができました。 一日目。午前中は、キャンベルとリースリングというワイン用ブドウの収穫を体験させていただきました。市役所の方も応援に来てくださいました。午後は、選果場でブドウの傷んだ箇所を取り除く調整作業を行いました。夜は、生産者の方を招いて意見交換会を行いました。生産者の方々の苦労や熱い思いを知るよい機会となりました。

二日目。朝から、パスクラサンのラベルデザインについて話し合いをしました。生産者の方を前面に出そうという案で一致しました。次に、ドイツの森の中にある「是里ワイナリー」で、ブドウを搾汁する工程を見学させていただきました。そして、ワイン製造について沢山学ぶことができました。製品として消費者の方々の手に渡るまでいろいろな工程があり、コストと手間がかなりかかっていることがよくわかりました。

課題研究のまとめに大いに役立つ合宿になりました。ありがとうございました。

ブドウの収穫、販売会のお知らせ(園芸科学科果樹類型)

8月8日(木)。相変わらず暑い日が続いています。

今日から、ついに緑系ブドウの「シャインマスカット」「瀬戸ジャイアンツ」「マスカットオブアレキサンドリア」の収穫を開始しました。まず、糖度計で全ての品種の糖度を確認しました。そして、収穫・調整をおこない、パックや箱に詰めていきました。ここまで長く、そしてたくさんの管理作業を行ってきたので、思いもひとしおです。

【 お知らせ 】  8月11日・13日・15日の13:30から、校内のトレーニングセンター前でブドウの販売会を行います。是非、足をお運びいただいて、私たちが丹精こめて作ったブドウをお買い求めください。 よろしくお願いいたします。

農ク中国大会、プロジェクト発表・意見発表頑張りました。

8月7日(水)、広島県庄原市の庄原市民会館で行われた、第39回日本学校農業クラブ中国ブロック連盟大会に、生物生産科2・3年の「おかき戦隊瀬戸南じゃー」のメンバー8人がプロジェクト発表に、園芸科学科2年の平山さんが意見発表に岡山県代表として出場しました。

前日の6日には大会リハーサルが行われ、本番に向け入念な確認を行いました。宿舎に戻ってからも、夜遅くまで最後の仕上げとなる練習や修正を行いました。 最優秀賞を目指し頑張ってきましたが、結果はプロジェクト発表、意見発表ともに優秀賞でした。

レベルの高い大会に参加できたこと、今まで一生懸命活動にとり組み練習をしてきたことがよい経験となりました。応援、ありがとうございました。

夏のオープンスクール開催!

7月31日(水)、「夏のオープンスクール」を開催しました。電車のトラブルもあり、時間通りに開始できるのか心配されましたが、生徒会役員を中心に、農クと家クが協力して運営にかかわってくれ、無事に終えることができました。ありがとうございました。中学生の皆さん、次回のオープンスクールは10月19日(土)です。

秋作メロンの種まき(園芸科学科野菜類型)

先日、春作の水耕メロンの片付けをして、今日、生徒が秋作メロンの種まきをしました。今回は赤肉系のメロンを育てます。生徒も春作に続いて2回目になると手つきも良く、メロンの種を発芽しやすくするロックウールの表面処理など手際よくしました。春作は天候にも恵まれて美味しいメロンを作ることが出来ました。でも、交配に失敗したり、収穫前に病気が発生してメロンが出来ない株もありました。秋作は、暑い時期から栽培が始まるので春作より難しいです。頑張って管理をしていきましょう。

春作メロン収穫しました(園芸科学科野菜類型)

5月の連休明けに人工交配した春作メロンを7月の中旬に収穫しました。収穫後、果実の重さや果径の調査をし、追熟をさせました。今年のメロンは、良い出来だった昨年の春作と変わらないほどの良い出来となり、校内販売会では、生徒や先生方に喜んで買ってもらえました。秋作も頑張りたいと思います。

                    

ブドウの調整(園芸科学科果樹類型)

7月26日(金)。園芸科学科果樹類型2年生が、夏休みの実習で黒系品種の「藤稔」「ブラックビート」の収穫・調整を行いました。電子秤で計量して、パックと三角袋へラッピングしました。試食すると糖度は16度以上あり、とても甘かったです。今日は午後から校外へも販売に行く予定です。ご購入、よろしくお願いいたします。

フラワー装飾検定3級合格に向けて(園芸科学科草花類型)

7月18日、19日の2日間、園芸科学科草花類型3年生の2名がフラワー装飾検定(検定会場:岡山市市場、検定日:7月23日)に向けて最後の練習に取り組みました。合格するためには、課題1のブーケとリボンを35分で、課題2のバスケットを30分で、課題3のブートニアを20分で、それぞれ仕上げなければなりません。今まで時間内に収める練習を何度も行ってきました。本番を直前に、暑さとも戦いながら合格目指して最終確認をしました。絶対、合格するぞ!!!

ブドウ初収穫!(園芸科学科果樹類型)

7月17日(水)。晴天の中、ついにブドウの収穫をしました。今季初です。今日の品種は、「高雄」「ブラックビート」です。収穫後、収量調査や調整を行い、パックや袋に詰めました。糖度計で糖度を計測すると16度以上あり、まずまずの出来であることがわかりました。今後は、黒系のブドウ、そして白系のブドウへと収穫していきます。お客さんの手に渡ることをイメージして、これからも実習を頑張りたいと思います。


室内園芸装飾2級・3級に挑戦

7月13日(土)、14日(日)の2日間にわたって、園芸科学科草花類型の2、3年生が室内園芸装飾の2級、3級に挑戦しました。制限時間内に課題作品を完成させるもので、1学期からこの日のためにコツコツと練習をしてきました。全員、時間内にはおさまりましたが、結果はどうでしょうか? 発表は8月30日の予定です。みんな合格できるといいですね。

 


パスクラサンに学ぶ(園芸科学科果樹類型)

7月10日(水)、園芸科学科果樹類型3年生が、課題研究の授業で赤磐市地域おこし協力隊の山本さんの指導の下、赤磐市内の加工施設でパスクラサンのフルーツソースを作りました。冷凍しておいた規格外のパスクラサンをミキサーにかけ、砂糖とレモン汁を加えて味を調え、約100本を製造しました。今後、文化祭などで販売していく予定です。
農業による6次産業化や地域活性化などを学ぶ私たちにとって、パスクラサンの存在はとても大きいです。赤磐市の皆さん、ありがとうございます。尚、この様子を山陽新聞の記者さんが取材に来てくださいました。記事になるのが楽しみです。


赤坂中学校へ出前講座!

7月9日(火)、赤坂中学校の3年生に、「食品製造」と「畜産」の出前授業を行ってきました。食品製造の授業では、家庭でも身近な”たまご”を教材にして、卵の上に実際に乗って卵殻の強度を実感したり、さらに卵が持つ三大特性について学習しました。また、畜産の授業では、実験動物としてのウサギの利活用方法を学び、実際に拍動を聴診器で聴きました。中学生のみなさんは、とても楽しそうに、そして意欲的に授業に取り組んでくれて、良い時間となりました。


校内農業鑑定競技会

7月5日(金)。期末考査最終日。体育館では、「農業鑑定競技会」が行われました。「農業鑑定競技会」とは、教科の学習や学校農業クラブ活動で得た農業に関する知識・技術の成果を、鑑定・判断・診断・審査する能力を競い合うものです。生物生産科と園芸科学科の1年生から3年生までの全員が参加し、優秀な成績を収めた生徒が、学校代表として全国大会(南東北大会)に出場することができます。結果発表が楽しみです。


林ぶどう研究所の視察(園芸科学科果樹類型)

7月3日(水)、午後から岡山市にある「林ぶどう研究所」の門をたたきました。林さんは、某テレビ番組に出演され、全国区の話題の方です。しかも、5年前まで本校にブドウ栽培の指導にも来られていました。
林さんは、100種類以上のブドウを栽培しながら、15年前から品種改良にも取り組まれておられ、ブドウにとても愛情を持たれていました。品種登録のことや種苗法についても教えていただきました。さらに、ほ場見学もさせていただき、話題の「マスカットジパング」も見ることができました。
お忙しい中、いろいろなお話を聞かせていただいてパワーを頂いたとともに、戦略的に栽培や産地形成、ブランド化などを進めることの大切さなど、改めて気づくことができました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 


私たちもタマツゲの剪定!!(園芸科学科草花類型)

6月28日(金)。今週は園芸科学科1年生B・C組2班の生徒が、草花の総合実習の時間に温室周りのタマツゲを剪定しました。大きな刈り込みバサミの使い方を全員で学習し、今回も怪我無く実習を終えました。刈り込みばさみの予想以上の威力に多くの生徒はびっくりしていました。「またやってみたい」という声が今回も多くあり、前回に引き続き思い切ったことができた実習でした。