カテゴリー別アーカイブ: 各学科

春の草花苗の準備が始まりました②

初夏~秋の花壇の代表格的な草花、マリーゴールドの種を播きました。
マリーゴールドは、黄色、オレンジ色、赤色などの暖色系の花が一般的で、比較的育てやすい草花です。根に含まれる物質がセンチュウの発生を抑制する効果があるとされていて、「コンパニオンプランツ」として野菜畑に植えられることもあります。
「コンパニオンプランツ」とは、違う植物を混植することで、病害虫が発生しにくくなったり、お互いの成長を促したりする相性の良い組み合わせのことです。

セルトレイの1マスごとに1粒ずつ丁寧に種を挿すように置きました。
春の苗物販売会には、ポット苗として販売予定です。

マリーゴールド1 マリーゴールド2 マリーゴールド

子牛の出荷(1月分)

生物生産科(飼育類型)で飼育している子牛の出荷がありました。今回出荷されたのは、生まれてから8ヶ月たった子牛2頭です。日頃から生徒が愛情を注いで育てた牛たちとのさみしい別れの時です。牛は経済動物なのでこの日は必ずやってきます。出荷2日前から、被毛の管理や、蹄(ひづめ)の手入れなど気持ちを込めて行いました。牛のセリ市前日に、牛を運んでくださる業者の方が大きなトラックで来られました。生徒と先生、協力して子牛を積み込みました。

子牛のセリ市は1月23日、真庭市の市場で行われました。当日は2・3年生各1名、1年生1名が参加。最後の牛体管理の後、牛たちはセリにかけられ、新しい飼い主が決まりました。今後、牛たちは肥育牛(肉になる牛)として飼育されます。

子牛たちがいなくなった牛舎はちょっぴり寂しくなりましたが、新しい子牛も誕生しています。今後も「牛の飼育をがんばっていこう」という気持ちを新たにしました。DSC01014

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シクラメンの交配実験~オリジナルシクラメンを作る~

1月23日 3・4時間目 1BCの草花類型生はシクラメンの交配実験を行った。
先週、両性花のシクラメンから、おしべを取り除く作業「除雄(じょゆう)」を行い、1週間経った今日、色とりどりのシクラメンから好きな品種を選び交配実験を行った。成功すれば、5月に採種、10月に播種、そして3年生になる2年後のシクラメン祭で自分たちが行ったオリジナルシクラメンが開花する 運び。どんなオリジナルシクラメンが誕生するか今から楽しみである。

農業クラブと家庭クラブが合同で『校内プロジェクト発表会』を開催しました。

1月22日、農業クラブと家庭クラブが合同で『校内プロジェクト発表会』を開催しました。
生物生産科は「栽培類型」と「飼育類型」から2題、園芸科学科は「果樹類型」、「野菜類型」、「草花類型」から3題、生活デザイン科はスクールプロジェクト、そして模範発表として、農業大学校から本校卒業生による卒論研究の計7題の発表がありました。

生物生産科(栽培類型)は、田植えと同時に米ぬかを水田に散布し、無農薬で除草効果を高める取り組みについての研究でした。
生物生産科(飼育類型)は、普通なら捨てられる廃鶏肉を美味しい物に加工して、さらに商品化できないかの検討についての研究でした。
園芸科学科(果樹類型)は、ブドウやモモ、ビワ、カキの栽培方法、PR方法の検討、卒業した中学校への訪問販売の成果などについての発表でした。
園芸科学科(野菜類型)は、根の生育制限など植物に高いストレスを与える栽培法によるトマトの高品質を目指した研究でした。
園芸科学科(草花類型)は、本校独自のオリジナルシクラメンの開発を通して、地域にシクラメンを広げていくという内容でした。
生活デザイン科(スクールプロジェクト)は、エコな学校生活を送ることをテーマに、家庭クラブで行っている環境に配慮したさまざまな取り組みについて発表していました。
農業大学校は、バラの栽培についての高度な栽培管理技術の研究でした。

それぞれの専攻(類型)の取り組みを聞くことで、他学科の学びを知る大事な機会でした。

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シクラメン検定の表彰をしました。

課題研究発表会の後に、本校で行っている「シクラメン検定」の表彰式を行いました。最高得点の河本夢実さんには、グランプリとして原種シクラメンがプレゼントされました。
この「シクラメン検定」は、平成23年に本校のシクラメン祭の40周年を記念して、作られた検定です。
園芸科学科草花類型3年生が全員受検します。70%以上の正解で合格とし銀バッジ、80%以上の正解で金バッジが授与されます。
今年は、金バッジ16名・銀バッジ3名の合格がありました。

シクラメン検定1

シクラメン検定2

シクラメン検定バッジ

 

課題研究発表会(園芸科学科)を行いました。

1月21日、園芸科学科の3年生が1年間「課題研究」の授業を通じて研究したことをそれぞれ果樹・野菜・草花類型に分かれて発表会を行いました。
2年生は来年度の研究の参考にするため、聴衆として参加しました。

果樹:個人またはグループでの発表をしました。発表後の質疑応答時間には、3年生の積極的な質問と、その回答で盛り上がりました。中には、珍回答もありましたが充実した発表会になりました。
野菜:1人1題テーマを決めて研究したので、個人での発表になりました。日々こまめにデータをとっていて、結果の裏付けや考察がきちんとできている発表が多くありました。また、興味を持った2年生からも積極的に質問が出ました。来年も期待できそうです。
草花:グループでの研究でしたが、1人ずつ発表をしました。1年間の結果をまとめて5分間の発表を行いました。なかには2分間の質疑応答の際、2年生からの質問の答えに困った生徒もいましたが、調べて後日、解答をする予定です。発表後に「シクラメン検定」の表彰も行いました。

課研果樹 課研野菜 課研草花

オリジナルシクラメンの耐寒試験

「瀬戸南高校オリジナルシクラメン」は、園芸種(一般的な鉢植えのシクラメン)と原種を交配して作ったものです。
冷涼な温度を好むシクラメンですが、冬を露地(花壇)で越すことができるのか、調査をするために花壇に定植しました。
露地での冬越しができれば、原種シクラメンやガーデンシクラメンよりも葉や花の大きいシクラメンが花壇や寄せ植えに利用でき、華やかな彩りを添えられることになります。

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春の草花苗の準備が始まりました①

春~夏の花壇・寄せ植えの代表格的な草花、サルビアの種を播きました。
幼い頃に花弁をとって蜜を吸った記憶がありませんか?サルビアといえば、赤色が主流ですが、今回は鮮やかな地色に白の2色咲きの花色の品種も播種しました。
セルトレイに1マスごとに1粒ずつ丁寧に種を置き、覆土をしました。
春の苗物販売会には、ポット苗として販売予定です。

サルビア播種1 サルビア播種2 サルビア播種3 サルビア

子牛の誕生

1月10日、かわいい子牛が誕生しました。

母牛の「さざなみ」が、1月9日、22時30分頃から落ち着きがなくなり、牛房の中を行ったり来たり。そして日が変わった0時30分に産気づきました。その後1時45分、ついに新しい命が誕生しました。深夜の分娩に立ち会った畜産部の高見先生は「さざなみは、3産目なので楽なお産だった。でも予定日の1月3日から遅れたな。」とのコメント。

母牛は生まれた我が子の体をなめたり、上手に乳を飲ませたり、立派なお母さんをしています。

翌日から誕生を知った生徒達は笑顔で牛舎を訪れています。

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シクラメンが順調に発芽しました。

昨年11月中旬に播種した瀬戸南高校オリジナルのシクラメン(生徒たちが交配・採種したもの)が順調に発芽してきています。この後、ポット上げをして、来年度(H27年12月)のシクラメン祭りに販売できるよう栽培管理をしていきます。どんな花が咲くかは・・・咲いてみないとわかりません。可憐な花が咲くのを楽しみに、大事に栽培していきます。

シクラメン発芽2 シクラメン発芽1

こんなの咲きました!~瀬戸南高校オリジナルシクラメン~

生徒たちが交配・採種した瀬戸南高校オリジナルのシクラメンに可憐な花が咲きました。
原種シクラメンの系統が入っています。篝火(かがりび)系のもの、シルバーリーフ系のもの、萼(がく)の白いものなど、個性的な瀬戸南オリジナルシクラメンの花が咲きました。

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数に限りがありますが、販売もしています。詳しくは、草花部までお問い合わせください。

干し柿を販売しています!

農場生産物として、事務室にて干し柿を販売しています。この干し柿は、学校で栽培している愛宕柿を園芸科学科果樹類型の生徒達が収穫、皮むき、吊し、湯煎といった一連の作業を実習で行い、温室で干して完成させた一品です。一連10個吊りで500円と値段もお手頃なことから、シクラメン祭でも大好評でした。お正月は過ぎましたが、是非ともご賞味頂きたいと思います。なお、販売数には限りはありますので、販売終了の際は御了承ください。

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シクラメン講座5回目

12月26日(金)に、シクラメン講座5回目を行いました。

年間5回の講座で2年目・3年目の花を開花させる技術をシクラメン講習会形式で行っています。今年度は男子生徒3名が講師役を務めています。写真は受講生の方の2年目の開花したシクラメンの様子です。

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  来年度も5月、6月、9月、11月、12月の5回を計画しています。                   ご希望の方は本校平田までご連絡をお願いします。(定員20名様)

平成26年度農業大学校との交流事業

園芸科学科果樹類型の2年生30人が赤磐市にある農業大学校との交流事業に臨みました。農業大学校果樹専攻生のプロジェクト課題には「桃の弱剪定と開心自然形による生育の違いについて」や「ハート型ブドウの小房化の検討」など、1年間を通した研究内容で2年生にとっては3年次から本格化する各々の「課題研究」に向けて参考になったようです。質疑応答では活発に質問が行われ、充実した交流事業となりました。

また、瀬戸南卒の農大生も多数おり、後輩たちに向けてエールを送る場面がありました。

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旭川荘でのボランティア活動

12月22日(月)、生活デザイン科1年生8名が旭川荘児童院を訪問し、布団カバーやシーツを交換する奉仕活動をさせていただきました。敷き布団にはシワが出ないように注意し、気持ちよく就寝できるようにと心を込めながら、二人一組で作業を行いました。移動中には施設内の設備やレクリエーションの様子なども見学することができ、貴重な体験となりました。旭川荘ボラ1222写真①旭川荘ボラ1222写真②

食物調理検定3級実技(1年生フードデザイン)

 12月18日(木)の放課後、食物調理検定3級の実技試験を行いました。内容は、指定調理2品を40分間で調理し、盛り付け・配膳までを行うというものです。1・2学期の授業で身につけた成果を発揮しようと、制限時間いっぱい集中して取り組んでいた様子が印象に残りました。写真①写真②

室内園芸装飾『金・銀』受賞  (校長室より)  平成26年12月10日(水)

H26年度、室内園芸装飾技能検定において、本校の2名が見事『金賞・銀賞』を獲得しました。1時間の制限時間内で、決められた観葉植物、今回はアレカヤシ、ワーネッキー、ホンコンカポック、ベゴニア、グズマニア、ニチニチソウ、ポトスの7種類を使い、楽園づくりをイメージしながら所定の場所に各植物を配置していく内容の技能検定です。
金賞を受賞したのは、園芸科学科2年の松下将太君です。「検定の最初は緊張していましたが、日々の練習によって自分が得意な土台づくりが速くできるようになり、平常心で取り組めたことが、今回の金賞受賞につながったと思います。」と話していました。
銀賞を受賞したのは、同じく園芸科学科2年の上岡瑞希さんです。「放課後に練習を重ね、時間を計ることによって、底面のクラフト紙を見えないように水苔で隠す作業に時間がかかりすぎていたことが分かり、それを克服したことが銀賞につながりました。」と話していました。

おめでとう。また、次の目標を設定して頑張ってください。

① ② ③ ④

ダイコン収穫(生物生産科1年)

 

生物生産科1年生が育てたダイコンを収穫調査しました。

9月26日播種(種まき) 10月24日間引き、追肥、中耕と 管理を続けてきたダイコンもだいぶ大きくなったので、調査のために1本ずつ抜き取りました。調査後は持ち帰り料理して食べます。

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