カテゴリー別アーカイブ: 各学科

子牛の誕生!(生物生産科飼育類型)

10月22日(火)。即位礼正殿の儀の記念すべき日に和牛の分娩がありました。生まれてきた子牛はオスで、体重は42kgでした。和牛の分娩は、子牛が無事に生まれた後も観察する必要があります。確認事項は大きく分けて2つあります。1つ目は、子牛が立つこと、2つ目は、子牛が母乳を飲むことです。特に2つ目は重要です。子牛が生まれてからすぐに母牛が分泌する初乳には、子牛が先天的に獲得することができない免疫物質が含まれています。しかも.初乳に含有される免疫物質は時間の経過とともに減少していくため、もし母牛が授乳を拒否するようであれば対処しなければなりません。今回はそのようなことはなく、無事に起立し母乳を飲んでいたので安心しました。今後もすくすくと元気に成長してほしいです。

園芸装飾検定2級に合格!(園芸科学科草花類型)

10月18日(金)。園芸科学科3年草花類型の2人が園芸装飾検定の2級に合格しました。

実技試験は7月に興陽高校で行われました。試験内容は、取り木(繁殖技術の実践)、大鉢の鉢替え、木枠を作成してその中に作る庭園装飾の3つで、総合的な技術力が問われます。制限時間内に仕上げることと暑さとの体力勝負でした。練習を何度も積んで本番を迎えました。

学科は9月にポリテクセンター(岡山職業能力開発促進センター)等で受験しました。内容は植物に関する専門知識の問題です。専門用語が多く、ひっかけ問題もあるので、対策として、過去問題を何度も反復して解きました。

本校では3年ぶりの快挙でした。合格、おめでとう!!

Let’s農場アクティビティ♪(生物生産科)

10月17日(木)。消費活動が「モノ消費」から「コト消費」に移り変わったと言われています。本校では、「攻めの農業経営」の一環で、様々な農業経営について学んでいます。今日の2年生農業経営の授業では、稲刈りを終えた水田で「農場アクティビティ」として、生徒達に実際に鬼ごっこをしてもらい、「コト消費」を体感してもらいました。農業の可能性を考える一助となれば幸いです。

おかき戦隊瀬戸南じゃ~ ヤンマー本社でおかき販売

10月17日(木)、赤磐市の企画・協力のもと、大阪にあるヤンマー本社の食堂で生物生産科の生徒5名と園芸科学科の生徒8名が販売実習を行いました。生物生産科の生徒は「おかき戦隊瀬戸南じゃ~」として「瀬戸南おかき」の販売と、先日できたばかりの黒大豆醤油「瀬戸南醤油」の販売を行いました。また園芸科学科の生徒は、低温で長期保存したブドウの販売をしました。  

ヤンマーの社員さんたちを前にして、それぞれの活動と商品の説明を行い、おかき戦隊瀬戸南じゃ~はオリジナルソングの「瀬戸南おかき」を演奏して歌い、大変喜んでいただきました。

午後からは、遠隔による機械動作管理システムの指令センターを見学させていただきました。日本中のヤンマーの機械が作動しているかどうかが、リアルタイムで一目見てわかるモニターなど、AIが管理している様子を見て、生徒達も最新の技術に感動していました。 ヤンマーと赤磐市のみなさん、大変お世話になりました。

国際稲刈り交流を行いました(生物生産科栽培類型)

10月16日(水)、生物生産科3年栽培類型19名と環太平洋大学の留学生23名が稲刈り交流を行いました。6月に一緒に手植えをし、生徒が管理をして育てた稲が黄金色に実り、刈り取り時期を迎えました。ベトナム、中国、タイからの留学生に稲刈りの仕方を説明したのちに、留学生が稲を刈り取り、高校生が結束をしていきました。作業をしながらお互いに趣味の話などして会話が盛り上がっていました。最後にみんなで稲をコンバインまで運び、脱穀作業をして7aの稲刈りが終了しました。

生徒や留学生から、今度は収穫したお米を使った交流がしたいという声が上がるほど楽しいひと時を過ごしました。お疲れ様でした。

おかき戦隊もち米を収穫(生物生産科栽培類型)

10月15日(火)。「おかき戦隊瀬戸南じゃ~」のメンバーが大型コンバインを操作して、「瀬戸南おかき」の材料となるもち米を収穫しました。コンバインの操作方法を学び、最初は先生についてもらいコツなどを教えてもらいながら練習した後は、一人で操作しました。

作業の様子は、ドローン操作を学んだほかのメンバーが、ドローンを使って画像と動画を撮影しました。今後のDVD作成などに活用したいと思っています。

「パスクラサンを知る」(園芸科学科果樹類型)

10月9日(水)。果樹類型3年生の地域貢献グループが、午後から福島さんのほ場へパスクラサンの生育確認に行きました。収穫に向かって徐々に大きくなっており、ホッとしました。

また今日は、「新高梨」の収穫体験もさせていただきました。自分の顔のサイズくらいの大きさのものもあり、軽トラック2台分を収穫しました。最後に試食もさせていただき、収穫の喜びを福島さんと共有しました。

来月はいよいよパスクラサンの収穫です。とても待ち遠しいです。

イネ刈り交流会♪(生物生産科栽培類型)

10月9日(水)、生物生産科栽培類型の3年生19名と江西小学校5年生103名が、本校の3号田で「イネ刈り交流会」を行いました。6月19日に「田植え交流会」で植えた「きぬむすめ」を、本校生徒の指導のもと刈り取りしました。3株1束にして、束が集まったらコンバインで脱穀しました。収穫したお米は、乾燥・もみすり・精白を行い、12月にお米パーティーにてみんなでいっしょに食べる予定です。

交流後、コンバインで仕上げ刈りを行いました。10月7日から開始した「きぬむすめ」の刈り取りが本日で終了しました。あと3品種です。どんどん刈っていくぞ!

今日の総合実習(園芸科学科)

10月4日(金)。園芸科学科1年の「総合実習」の授業で、果樹類型では、樹木の誘引や結束の時に用いるロープワークの学習をしました。「男結び」といわれるもので、イスを使って練習をしました。早くマスターできた生徒が他の生徒に教えたり、確認したりして盛り上がりました。その後、果樹園で除草や堆肥散布の準備をしました。

水路がきれいになったよ!!(園芸科学科)

10月4日(金)。園芸科学科1年生C組1班の生徒が、本校農場の西側水路を掃除しました。水路淵の草や枝の刈り取りと、水路の泥や砂などを畦に上げる実習をしました。水路の水は農場を含め砂場地区の田や畑を潤す大切な水源で有ることや、使用前と使用後には掃除をする習慣であることも一緒に学びました。 タナゴ、ハエ、スジエビなどの川魚類やタニシ、シジミなどの貝、イナゴやクサキリなどのバッタ類、みんなが苦手とするカエルやクモなどの生態も学べ、様々な動植物と共存することの大切さも実感できました。

きれいになった水路を見て気持ちも一新! 来週からの中間考査、がんばるぞ!!!

瀬戸南醤油ビン詰めしました(生物生産科)

10月4日(金)。先月もろみを搾って寝かせた黒大豆醤油の澱が沈み終わったので、殺菌のための火入れと、ビン詰め作業を笹埜醤油醸造元でおこないました。醤油プロジェクトのメンバーが一ビンずつ手作業で醤油をビンに詰めました。後日、確認作業をしながらラベルを貼れば完成です。1年生の3月に仕込んだ黒大豆醤油が販売できることを生徒たちは楽しみにしています。

第28回岡山県高等学校弁論大会

10月3日(木)。今日は、高松農業高校で「第28回岡山県高等学校弁論大会」があり、園芸科学科2年の平山さんが参加しました。自身の体験やヒヤリングをもとに、スピーチを行った結果、参加者15名中第4位の優秀賞を獲得しました。全国大会の切符は逃しましたが、他の弁士の発表に学ぶところがたくさんあったようです。お疲れ様でした。

秋作メロン、成長中!(園芸科学科野菜類型)

7月下旬に秋作のメロンの種をまき、8月中旬に成長した苗を定植しました。秋作のメロンは、気温の高い時期に定植するのであっという間に大きくなります。

9月の中旬に、側枝にできるいくつかの雌花に人工授粉をし、先日その中から形の良いメロンになる幼果を選び、それ以外を間引きました。そして、ヒモで幼果を吊り新聞紙で覆いました。

これからメロンの果実を収穫するまでに2か月弱かかります。良いメロンを育てましょう。

家庭クラブ、県大会出場決定!

10月2日(水)、家庭クラブのプロジェクト発表備前美作支部大会が高松農業高校で行われ、家庭クラブ役員9名で取り組んだ 「復活!備前黒皮かぼちゃ ~私たちの手で地域に発信しよう~」 が最優秀賞を獲得しました! 保存会の方達と一緒に取り組んできた活動で、11月6日(水)に総社市市民会館で行われる県大会に出場することになりました。おめでとうございます。そして次も頑張ってください。

ヒナの管理実習③(生物生産科)

10月2日(水)、生物生産科1年生が3回目のヒナの実習を行いました。産まれてから21日が経ち、体重も約250gと、生まれた時の約7倍に成長しました。成長が進み、現在のケージでは狭くなってしまったため、「大すう室」という大きな部屋にヒナを移動しました。そしてただ移動するだけでなく、水の飲み口に口ばしをあててやり、飲み口を覚えさせる作業も行いました。約470羽を、一羽一羽ていねいに覚えさせました。

ヒナ達も「ケージ」から「大きな部屋」に移動したため、走り回ったり、砂浴びしたりと嬉しそうでした。生徒たちもヒナとふれあい癒されているようでした。

コープフェスタ2019に参加(園芸科学科草花類型)

9月28日(土)、コープフェスタ2019がコンベックス岡山で開催されました。園芸科学科2年草花類型の生徒が草花類の販売に参加しました。準備したポップを手に、店の前を通るお客様に大きな声で「いらっしゃいませ」「瀬戸南高校自慢の寄せ植えとパンジーやビオラを持って来ました」「よろしくお願いします」と、学習成果の発表の場としてとらえて元気に販売実習をしました。寄せ植えやパンジー、ビオラ、モミジの盆栽はすべて完売しました。気持ちを込めて栽培した作品が売れたのはとてもうれしいことでした。

瀬戸南醤油の研究(生物生産科)

生物生産科の3年生が、瀬戸南醤油の研究を行っています。今回は、黒大豆を仕込んで作ったもろみから醤油を搾ったあとの「搾りかす」の有効利用として、「食べる味噌」と「ふりかけ」を作ってみました。食べる味噌は、豆板醤、ネギ、エノキタケ、しょうが、にんにくなど入れて作りました。ふりかけは、柚子、シソ、鰹節、ゴマなどを混ぜて作りました。

来週は、搾った醤油の火入れ、ビン詰めをおこない、「瀬戸南醤油」が完成します。

生徒の感想

○食べる味噌はピリ辛な仕上がりになり、「ごはんと食べると美味しい!」と好評でした。

○先生方からは、「もう少し砂糖が多くてもいい」「水あめを入れてみたら?」というアドバイスを頂きました。次の機会に試したいと思います。

○搾りかすを利用して、ダイコンなどの漬物も作成してみたい。

葉脈標本作ったよ!(園芸科学科)

9月13日(水)と27日(木)。園芸科学科1年生の授業で、葉の学習の一環としてヒイラギの葉脈標本を作りました。水酸化ナトリウムの溶液で葉肉をある程度溶かし、割り箸や歯ブラシできれいに葉肉を取り除きます。繊維質で残る葉脈については破かないように気をつけます。その後、赤紫色、水色、黄色など好きな色に染めます。各自それぞれ思いを込めて作成しました。

「パスクラサンを知る」(園芸科学科果樹類型)

9月24日(火)。果樹類型3年生の地域貢献グループが、パスクラサン生産者の福島さんのほ場にお邪魔し、生育の経過を視察させていただきました。袋掛けした袋がパンパンに膨らんでおり、残り1ヶ月で一回り大きくなって収穫期を迎えるそうです。また、先日の台風17号の影響が心配されましたが、落下した果実はわずかだそうで安心しました。しかし、輪紋病におかされた果実がいくつか見つかりました。

次回は収穫体験をさせていただく予定です。お世話になりますが、よろしくお願いいたします。