カテゴリー別アーカイブ: ①生物生産科

【予告:和牛肉販売会開催】

 第8回和牛甲子園出品牛「たかのひめ」の和牛肉販売会を次の日程で開催します。
 日時:2月22日(土)10時30分~12時00分
 場所:ゆめタウン 平島(岡山市東区東平島163)
 生物生産科が日々の実習や朝・放課後に愛情をかけて育てた約30か月は、長いようであっという間でした。ステーキ、しゃぶしゃぶ、すき焼き用等、幅広い商品を準備しておりますので、ぜひお越しください。

生徒が教える「おいしい大根たくあん」(生物生産科)

1月24日。生物生産科2年生の「生物活用」の授業で生徒が講師役となり、学びを教え合う授業を行いました。自分たちで栽培したダイコンを使い即席たくあんをつくりました。調味料を調合して、切ったダイコンと一緒にビニール袋に入れました。2~3日で漬け上がります。

 わかりやすくデザインされた説明の資料も生徒が作成したものです。

 授業をしてみて「話を聞いてもらうのが大変」「勝手に作業を進めてしまう人がいる」など教えることの難しさも少し体験できた授業でした。

 同時に、余ったダイコンと規格外の卵を使って「おでん」も作りました。味はしみていませんがみんなで楽しく食べ、3年に向けてどのような農産物の活用がしたいか話し合い夢を膨らませました。

【第8回 和牛甲子園】

 1月16日~17日。東京で開催された「第8回和牛甲子園」に生物生産科3名が参加しました。雌の肥育牛「たかのひめ」を出品するため、14日に積み込みを行って見送りました。16日には全国の和牛飼育に携わる高校牛児と交流し、多くの学びを得ました。17日には枝肉勉強会が行われ、「たかのひめ」はA5という格付になりました。愛情を込めて育てた「たかのひめ」は、2月に県内のスーパーで販売予定です。命に感謝し、販売まで全力で取り組んでいきます。

最後の総合実習(生物生産科)

1月15日。生物生産科3年生最後の「総合実習」でジャガイモの収穫を行いました。9月に種いもを植え付けましたが、毎日暑い日が続いたため萌芽が1ヶ月以上遅くなりました。そのためあまり大きなジャガイモには育っていませんが「メークイン」と「キタアカリ」を収穫しました。この冬の時期に掘ると土の中で熟成され、とてもおいしいジャガイモになります。  最後の実習時間をみんなで楽しく過ごすことができました。

課題研究発表会(生物生産科)

1月15日。生物生産科「課題研究発表会」を行いました。3年生が取り組んだ課題研究をとりまとめ、2年生の前で発表しました。挨拶、進行すべてを生徒自身で行いました。3年生はこの会に向けてスライドと発表原稿を作成し、後輩達に伝わるように工夫と練習を重ねていました。どれも興味深い研究取り組みで2年生の質疑応答も盛んに行われました。

「発表題目」

1.飼料米を活用した卵質改善実験   

2.未利用資源を活用した新たな卵開発

3.学校で廃棄する野菜を商品化 HACCP引き継ぎ

4.ハーブスプレーによるサシバエ対策&ブラシによるヤギのケガ対策

5.多数回中耕除草で無肥料無農薬栽培に挑む

6.備前黒皮かぼちゃの研究

7.牛の増体研究班

8.コスパ最強!?コンパニオンプランツ!

岡山シーガルズホームゲーム販売(おかき戦隊瀬戸南じゃ~)

1月12日。ジップアリーナで行われた「岡山シーガルズホームゲーム販売会」におかき戦隊とバレーボール部の生徒が参加しました。おかきのパッケージにシーガルズのロゴシールを貼り、「瀬戸南高校100周年」と「環境負荷低減みえるらべる」のシールも貼りました。

 販売後は試合観戦にも招待されプロの試合を見ることができました。岡山シーガルズはストレート勝ちでレベルの高い試合でした。  会場の外は「二十歳の集い」で集まった晴れ着姿の人たちでいっぱいでしたが、おかき戦隊のつなぎ姿は、誰よりも目立っていました 。

神戸大学で収量調査を学ぶ(生物生産科)

12月11日。兵庫県加西市にある、神戸大学大学院農学研究科附属食資源教育研究センターで、生物生産科3年生3名がイネの収量調査の方法とデータのまとめ方を学びました。プロジェクトで取り組んでいる多数回中耕除草技術を活用し無肥料・無農薬で栽培したイネ「きぬむすめ」の論文で使えるデータの取り方とまとめ方を学びました。

 「試験用脱穀機」や籾数を計測する「グレンカウンター」、「食味計」など初めて見る機器の使い方を大学の先生から学び、自分たちで育てたイネのサンプルを計測しました。

 高校では体験できないとても貴重な経験をすることができました。

全国農業高校HANASAKA収穫祭コラボメニュー食材提供  (おかき戦隊瀨戸なんじゃ~)

11月2日。「全国農業高校HANASAKA収穫祭」に参加のおかき戦隊瀨戸なんじゃ~のメンバー4名が、ヤンマーマルシェが運営するイタリアンレストラン「ASTERISCO(アステリスコ)」に招待されました。これは、農業高校生が作った食材を使った全国農業高校HANASAKA収穫祭コラボコースメニューに本校生物生産科の肥料・農薬不使用で栽培した「きぬむすめ」が使用されることになったためです。 東京のイタリアンレストランで、自分たちが栽培したお米が、おしゃれでとても美味しい料理になったことにとても感激しました。多くの農業高校がお米を作っているなかで選んでいただけたことはとても名誉で、今まで栽培研究や取り組み発表などで情報発信した成果だと思います。

全国お米甲子園2024プレゼンテーション部門優秀賞

 12月7日。山梨県北杜市で開催された全国お米甲子園2024プレゼンテーション部門最終審査に、生物生産科のお米プロジェクトチーム「PioneerR.G.」の5名が出場しました。これまで3年間取り組んだ「自動操舵システムを活用した多数回中耕除草による無肥料・無農薬栽培のイネ作り」について発表しました。1年生メンバーも参加し、プレゼンテーションを行いました。最後にリーダーの「コメ作り最高!」という叫びで発表を終えました。結果は優秀賞で2年連続グランプリとはならなかったものの、2度もこの大きなステージで発表できたことは大きな喜びになりました。3年生にとってはPioneerR.G.(コメ作りの先駆者)というチーム名で新しい農法にチャレンジしてきた集大成になりました。

みえるらべる取得(生物生産科)

生物生産科ライスコースでは、肥料や化学肥料を使わないイネ栽培を行っています。そこで、農林水産省が取り組んでいる農産物の環境負荷低減の取り組みの「見える化」に挑戦してみました。これは消費者に環境負荷低減が図られた農産物を選択してもらえるよう、「温室効果ガスの削減への貢献度合い」「生物多様性保全への配慮」を☆の数でラベル表示をして「見える化」したものです。

 今回はこの時期に販売しているもち米への表示を目的として、「温室ガス簡易算定シート」を作成し、中四国農政局に提出しました。そして12月5日に農水省に算定結果が認められた通知が農政局から届きました。温室効果ガス削減3つ星、生物多様性保全2つ星のラベルを貼ることができるようになりました。この「みえるらべる」の取得は岡山県の高校では一番最初になりました。「もち米」と、それを原料に使用している「瀬戸南おかき」にこのラベルを貼っています。

コメの食味官能試験

12月23日。生物生産科3年生が「作物」の授業で学んだコメの食味官能試験を行いました。基準米と試験対照米の「朝日」「雄町」「きぬむすめ」「にこまる」を比較評価する方法で行いました。外観・香り・味・粘り・硬さ・総合評価から品種によるそれぞれのコメの味の特性を考えながら試験対照米がそれぞれどの品種か答えていきました .

【繁殖研修会】

 12月11日。生物生産科3年生の「畜産」の授業で、岡山県家畜人工授精師協会と岡山県家畜保健衛生所の方々を講師としてお招きし、本校で繁殖研修会が行われました。受精卵移植の手技を学び、顕微鏡下で受精卵や精子を観察しました。実際に凍結精液を融解し、精子が動いている様子も見ることができ、大変貴重な経験となりました。

【削蹄講習会】

 11月15日。生物生産科2年生の「畜産」の授業で、岡山県装削蹄師会の方々を講師としてお招きし、本校で削蹄講習会が行われました。蹄管理の重要性や削蹄方法を学び、実際に削蹄を経験することができました。削蹄師の方は簡単に蹄を切っている様に見えましたが、実際に切ってみると鎌の刃が思うように通らず、苦戦するなど職人技を目の当たりにでき、貴重な経験となりました。

味噌加工始まりました。(生物生産科)

9月18日。生物生産科3年生栽培類型の「総合実習」の授業で味噌の加工を行いました。今年1月に仕込んだ、味噌の発酵が進んだ味噌をミンチ機に通してキメを細かくし再度樽につけ込み熟成させる「味噌くり」という作業です。HACCPの手順に従い、施設の衛生管理や器具をチェックし、作業の危険予測など行い実習しました。味噌のできは順調で、11月の販売開始までしっかり熟成させ伝統の味噌を提供できるよう管理していきます。

【子牛出荷】

 9月18~19日。生物生産科2・3年生が、9月20日に実施される和牛子牛のセリに向けて出荷の準備を行いました。牛の体に付着した汚れをしっかり落とし、すみずみまで手入れを行って準備しました。

モモの加工品作り(生物生産科)

9月12日。栽培類型の3年生が地域資源活用の授業で先週製造したゴールデンピーチのコンポートを活用したデザート作りをしました。前回作ったゼリーのレシピを改良し、「モモのパイ」、「モモのアイスクリーム」「モモのクレープ」を班別に製造しました。美味しくできたものもあれば、家庭とは勝手が違いうまくいかなかったものもありました。みんなで試食しレポートにまとめました .