今年度、最後の分娩(生物生産科飼育類型)

3月28日(土)の早朝に和牛の分娩がありました。オスの子牛でした。分娩予定日から1週間ほど遅れていたので心配していましたが、元気な子牛が生まれてくれました。今年度はこれが最後の分娩でした。無事に今年度の和牛の分娩を終えることができ、安心しました。新年度から生徒達がお世話をしてくれて元気に育ってくれることを期待しています。

「瀬戸南家族」で中庭剪定

本校中庭にはタイワンフウやケヤキなどの樹木があります。毎年、10月の落ち葉が出る前に徒長枝を剪定していますが、少しずつこぶをつくって樹高が高くなり、危険度が増していました。 そこで、今年は春の水が回る前のこの時期に、幹をチェンソーで1/3程度切り、樹高を低くしました。これにより、10月の剪定も安全に行えるようになると思います。これも「働き改革」のひとつ?になれば・・・。

そして、切り口にトップジンMペーストを塗り、乾燥と病気の予防も行いました。農場の先生方、大変お疲れさまでした。

牛舎で“助け愛”(生物生産科飼育類型)

3月16日(月)。今日は、小林先生、大畑先生、近藤先生、藤原先生が、生物生産科の生徒がいつも行っている牛房の除糞や繁殖牛への給餌など、牛舎の管理をお手伝いしてくれました。ありがとうございました。「生物生産科の生徒が普段していることを知ることができてよかった」、「実習の大切さが分かった」、「ウシってかわいいですね」等の感想をいただきました。

この様子をRSKテレビが取材に来られ、今日の夕方18:15からのイブニングニュースで放送される予定です。少しでも牛舎の様子が生徒に伝わればいいなと思っています。

ブドウ・モモの様子(園芸科学科果樹類型)

3月16日(月)の果樹園の様子です。新型コロナウイルスのため休校が続いていますが、モモやブドウは順調に生育しています。モモは蕾が大きくふくらみ始め、一部の品種は咲き始めました。本来なら摘蕾・摘花の時期ですので、実習ができるようになったら頑張りましょう。ブドウは、ブリージング(せん定した枝から水が出始め、これから芽が膨らんで枝が伸びるサイン)が所々起きています。こちらも、伸びた枝の誘引実習を頑張りましょう。

19日(木)の登校時には自分の担当区を見て、今後の管理計画を立ててください。

子牛、産まれました!(生物生産科飼育類型)

3月11日(水)の14:00頃、和牛の子牛が産まれました! メスの子牛で体重は37kgありました。陣痛が始まったのが10:00頃だったので、分娩に約4時間かかりました。娩出後はすぐに立ち上がり、母牛から母乳をもらっていました。元気な子牛が産まれてくれてひと安心です。

この子牛は「ET産子」と呼ばれるもので、受精卵移植という繁殖技術を用いて産まれています。以前の記事でも紹介しましたが、牛の改良を早める目的などで使われている技術です。母乳をもらっている母牛とは血縁関係はありませんが、それでも母牛の母性本能は本物です。こちらが牛房に入るだけで怒られてしまいます。今後も、母牛からの愛情を受けて元気に育ってほしいです。

和牛の受精卵移植(生物生産科飼育類型)

「受精卵移植」とは、供卵牛(ドナー牛)から優秀な能力をもった着床前の受精卵を採取し、他の受卵牛(レシピエント牛)の生殖器に移植する技術のことです。この技術によって、優秀な能力をもつ子牛を数多く生産することができ、能力の改良が早まると言われています。今回は、岡山家畜保健衛生所の獣医師にご来校いただき、施術していただきました。うまくいけば、今年の12月が出産予定日になります。順調に胎仔が育ってくれることを祈っています。

今年度最後の卒業式

3月6日(金)。卒業式当日に体調不良のため欠席していた生徒の卒業式を、ホームルーム教室で行いました。後輩達からの黒板アートメッセージや生花のコサージュ、フラワーアレンジメントが用意されており、卒業式の雰囲気を高めてくれました。卒業生が一人しかいない卒業式でしたが、たくさんの人達からのエールを感じることができる式典でした。式典後のホームルームでは、卒業生が将来の目標を生き生きと語ってくれました。

3年生が卒業していくということは、嬉しい反面寂しいことでもあります。彼らのこれからの活躍をそばで見ることができないのが残念ではありますが、それぞれの進路先での活躍を願っています。

生花のコサージ パート8(園芸科学科草花類型)

3月6日(金)。3月1日の卒業式に発熱のため参加できなかった一人の卒業生の卒業式を教室で行いました。そのためのコサージと、カーネーションのバスケットを先生方のお力を借りて作製しました。オアシスを2つのバスケットの大きさにセットして、カーネーションをドーム型に挿していきました。形ができあがったら、レザーファンをすき間に入れていきます。最後に形を確認して、1つにはカスミソウを、もう一つにはレザーファンをさらに入れました。30分足らずで完成しました。ありがとうございました。

瀬戸南家族で“助け愛”

 新型コロナウイルスの影響で生徒の登校を禁止しているので、春の実習ができません。しかし、動植物は日々成長し、生徒が来るまで待ってくれません。そこで、体育の妹尾先生と近藤先生がメロンの播種のお手伝いに来てくれました。これで、育苗ハウスで元気なメロンの苗ができることでしょう。また野菜の苗も、4月の販売会に向けて元気に育っています。ご期待ください。

おかやま春の蘭祭り(園芸科学科草花類型)

3月5日(木)。農業クラブ全国大会岡山大会(平成29年度)で使用した花のボードを利用して、農マル園芸吉備路農園のディスプレイを作りました。新型コロナウィルスの感染防止対策のため、生徒は不参加となりましたが、一緒に考えたデザイン案を採用して、教員で制作しました。 カタカナで「ラン」と読めるようにビオラをドットパネルに入れていき、4つの角には右上から時計回りで、本校産のミニカトレアとタマシダ、ワーネッキー、タマシダやエピデンドラムとグズマニア、そしてミニカトレアとレッドスターを入れました。隙間には、ラン栽培に最適なミズゴケを入れました。パネルの側面と裏面には、本校の敷地に面して自生している竹(ハチク)を利用しました。

蘭祭りは3月7日(土)~22日(日)まで開催されるそうです。

シクラメンのポット上げ(園芸科学科草花類型)

3月3日(火)。本校で栽培するシクラメンの中で、一番大きな花が咲く「AR」という品種をポット上げしました。2.5号という直径7.5cmの小さなポットです。固化培地で発芽してから、初めての土への植え付けです。今後、4号、5号、6号と鉢上げを繰り返し、11月には写真の後ろにある花のように大きく育てます。

これから一生懸命世話をしていきます。瀬戸南高校のシクラメンをよろしくお願いします。

第93回卒業式

3月1日(日)。第93回卒業式を挙行いたしました。新型コロナウイルスの影響で、在校生、来賓不在となりましたが、たくさんの保護者の方に参列していただき、151名の卒業生が立派に巣立っていきました。

卒業生の皆さん、この先もいろいろなことがあると思いますが、瀬戸南高校はこれからも皆さんを応援しています。また、元気な顔を見せに来てください。がんばれ~!