カテゴリー別アーカイブ: ②園芸科学科

第84回 卒業証書授与式 3月1日

春の到来をいち早く告げようとしている桃園に祝福されるように、3月1日瀬戸南高校を百四十八名の生徒が巣立ちました。凛とした会場に生徒一人ひとりの呼名と返事が148回呼応し、厳粛の中にもどこか温かみのある卒業式が執り行われました。心のこもった送辞と答辞を静かに聴く卒業生の心の中には3年間の様々な場面が現れていたものと思います。3年生が退場する時の大きな掛け声、爽やかな笑顔は、とても印象的でした。 会場一杯の拍手に送られた生徒達は、爽やかに輝いていました。卒業おめでとう。

コサージ作り 2月28日

園芸科学科草花類型1・2年生は、外部講師の原田恭雄先生の指導を受けて、卒業式用コサージ作りに取り組みました。胡蝶蘭は、花言葉が「幸せが飛んでくる」で卒業式にふさわしい花です。種から開花まで3年掛かる胡蝶蘭は、3年間でそれぞれの花をつけて卒業する生徒達と重なります。

クリスマスローズと原種シクラメン展  2月26日

園芸科学科草花類型は、岡山クリスマスローズ協会と協力してクリスマスローズと原種シクラメン展を半田山植物園にて行いました。会場では昨年の9月に生徒達が植栽した原種シクラメンが、見事に開花しており、いち早い春の到来を演出していました。多くの趣味園芸家が、会場を訪れ、生産者や愛好家の育てたクリスマスローズや原種シクラメンの展示を楽しんでいました。

エンジン分解組み立て実習 1月28日~2月2日

生物生産科および園芸科学科の2年生は、農業機械の授業で1気筒ガソリンエンジンの分解組み立ての実習を行いました。3人一組で1台のエンジンを担当し、丁寧に分解して点検し、そして組み立てました。最後にエンジンが無事に始動すると一斉に生徒たちから拍手があがりました。

学習成果の発表会 1月19日・21日

3年生の学習活動の集大成としてこの一年間取り組んだ調査研究や作品制作についての発表会が本校体育館にて行われました。
 生物生産科と園芸科学科では、合計46題の発表があり、パソコンを使って記録写真やデータを示すなどとても分かりやすい内容でした。聴衆者からの鋭い質問にもしっかりと受け答えしており、さすが3年生だと感心しました。発表内容は、多岐に渡っており、野菜栽培に関する実験や、庭園づくりといった校内美化に関する内容、果樹の栽培に関する研究など大変興味深いものでした。専門学習を深めた発表も多く、来年度以降にもつながる素晴らしい発表会でした。
 生活デザイン科では、最初にホームプロジェクトの発表が行われ、身近な家族に目を向けた学校で学んだ事を活かした素晴らしい取組が紹介され、続いて食物や情報、被服の課題研究の発表と教養・保育・福祉の類型発表がありました。特に学校の農産物を使った瀬戸南バーガーの研究や制作したドレスの発表、教養類型の授業紹介や保育と福祉類型による学習成果を披露する劇など元気あふれる発表会でした。

農業大学校との研究交流 12月21日

園芸科学科果樹類型2年生31名が、農大を訪問し、本校の卒業生が取り組んでいる果樹の成果発表を聴いて勉強させていただきました。同じ果樹に関する研究発表ということもあり、農大の先輩達に積極的に質問する姿が、とても頼もしかったです。今後連携して地域農業発展のために取り組みます。

第39回シクラメン祭 12月4日

 この日は、天気にも恵まれたこともあって朝早くから二千人にも及ぶお客様が来られ、瀬戸南高校は一年の中で最も賑わう日となりました。日頃の学習成果を発表する場であるこの行事に約220名の生徒が、販売担当として、各種委員会や部同好会・ボランティアを含め約100名の生徒が、受付や案内・警備・駐車場や催し物の担当として頑張りました。
 農場では、種まきから丹精込めて栽培したシクラメン、パンジー・葉ボタンや草花を寄せ植えして作った生徒作品、安心安全を心掛けて収穫した柿・キャベツや里芋、お米などの農産物、原料の栽培から加工までを取り組んだ味噌、ローストチキン、スモークチキンなどの畜産加工品などを販売しました。
 生活デザイン科では、おこわと本校の米粉を使った手作りのシフォンケーキを販売しました。PTAの方の協力による温かいうどんの販売など大盛況でした。ご来場くださいました皆様に厚く御礼申し上げます。

シクラメン祭りの準備の様子

12月4日のシクラメン祭りに向けて準備をしています。Oniビジョンの取材を受けて12月1日に放送された内容は、http://www.oninet.ne.jp/oni/2010/12/post-11.htmlでご覧になれます。12月3日は、あいにくの雨のため駐車場予定のグラウンドは最悪の状態で明日のために強風の中、ライン引きを行い、グラウンドの水たまりの水を除去する作業などお客様を迎えるため頑張っています。また、生活デザイン科では、おこわ作りとオリジナルシフォンケーキの製造に大忙しです。農場の方でもシクラメンの手入れやローストチキン、野菜、柿などの販売物や会場の準備とレジ打ちやあいさつなどの会計のリハーサルなど頑張っています。明日は、天気に恵まれ販売の学習が成果を上げますよう祈っております。

 シクラメンの整理券は9時から配布します。販売は、9時50分からです。

桃源祭 文化の部 11月12日、13日

「一致団結!心の絆を深めよう」をテーマに始まったステージ発表は、大いに盛り上がりました。自分たちの出番が始まる前の緊張感、よし頑張ろう!大丈夫と声を掛け合う場面、緞帳が開いてスポットライトが当たるとはじけるような演技、歌、ダンスが繰り広げられました。感動たっぷりのもの、迫力満点のもの、ユーモアーや笑いの要素満載のものなど今でも瞼を閉じると数々のシーンが思い起こされます。聴衆する態度も立派でした。

勇壮な和太鼓の演奏に続き、文化委員会のバルーンイベント、掛け声と共に飛び立つ風船のように爽やかな二日目がスタートしました。
 行列ができてなかなか入場できないクラス展示、日頃の活動状況を伝えるだけでなく楽しんでもらう体験コーナーを設けた部・同好会や委員会の展示、研究レポートや農場生産物・ゆかたなどの作品を数多く配置し、日頃の学習成果を分かりやすく展示した科展示などとても充実していました。
 野外ステージでは、様々な企画が実施され、会場を楽しく盛り上げました。バザー会場も休む暇のないくらい忙しく、活気に満ちていました。
 来場された方が、「笑顔が大変いいですね。」と言われていたのがとても印象的な素晴らしい桃源祭となりました。

まちはなフェア(下石井公園にて)11月6日

テレビせとうち主催のイベントで県下の農業高校5校が参加しました。本校は、農場で生産した葉ボタン・パンジー・シクラメンなどの販売に加えて、寄せ植え体験コーナーを設け、会場に来られた多くのお客さんに喜んでいただきました。特に原種シクラメンに興味を持った方からの問い合わせが多く、担当した園芸科学科2年生は、自信を持って対応していました。

外部講師授業「モモのせん定」

10月4日、2年生は、東備農業普及指導センターの首藤浩一氏をお招きしてモモのせん定についてご指導をいただきました。美味しいモモを収穫するためには、光合成で作られた糖分がバランスよく果実に蓄積されることが大切で、無駄な枝を切り取らなければなりません。実際にせん定する事は、大変責任が重く、生徒達は一生懸命講師の先生の説明を聞いて取り組んでいました。

半田山植物園に原種シクラメンを植栽しました。

 9月19日、本校生徒8名が、本校で育てた原種シクラメンを植え付けました。原種のシクラメンは、人の改良の手が加えられていない野生のシクラメンのことです。現在クリスマスの時期に華やかに大きな花を咲かせるシクラメンに対し、原種シクラメンは小柄で可愛らしいのが一番の魅力です。そして、また何と言っても日本の寒さ暑さに、そして病気に強い種類が多く、地植えも可能なのが魅力です。