おにぎり握ったよ!(生活デザイン科)

生活デザイン科の1年生では、「フードデザイン」という食物や調理、栄養などについて学ぶ授業が週2時間あります。5月8日(水)、調理室に慣れようというテーマで、炊飯した熱々のごはんでおにぎりを握ったり、野菜の切り方を練習した後、マカロニサラダを調理したり、加熱実験を兼ねてゆでたまごを作ったりしました。初めて素手でおにぎりを握った生徒もいたようでしたが、自分で握ったおにぎりでの昼食となりました。

 

 

和牛の血液検査(生物生産科飼育類型)

和牛の血中のビタミンAの濃度を測定するために、血液検査を行いました。岡山家畜保健衛生所の職員の方に検査を依頼しました。ビタミンAの濃度は飼料によって決まり、これをコントロールすることは、いわゆる「霜降り肉」を生産することにつながります。検査結果を元に、生徒と今後の飼料調整をしていきたいと思います。

おかき戦隊 柚胡椒味開発開始(生物生産科)

5月8日(水)、課題研究の授業で「瀬戸南おかき」の開発と地域交流をしている生物生産科3年生の5名が、新たな味の開発として高梁市吹屋地区でこだわって作られている佐藤紅商店の柚胡椒加工の見学を行いました。
柚胡椒の原材料やその保存方法、加工方法や販売について話を伺いました。また、開発のきっかけなど、6次産業のキーワードになるような話も聞けて大変参考になりました。
トウガラシの苗もゆずって頂き、学校でも栽培してみることになりました。トウガラシの収穫時期にはお手伝いにまた行かせていただきます。
吹屋のベンガラの町並みも見学できて楽しい研修となりました。
今後は頂いた柚胡椒でおかきの試作を行い、製品化に向けた検討を行います。

 

「果樹」授業風景

5月8日(水)、GWが終わり、授業が再開されました。今日の園芸科学科3年の「果樹」の授業では、果樹栽培における施設栽培について学習しました。日本では、ウンシュウミカン、オウトウ、ブドウがハウス等で栽培され、労働力を分散したり出荷時期を早めて高値を期待したりする経営が行われています。本校においても、ブドウはガラス温室やビニルハウスで栽培を行っています。技術だけではなく、経営の視点からも果樹の学習は行われています。

「課題研究」園芸科学科3年果樹類型

日増しに熱くなり、果樹圃場のブドウは咲き、モモの摘果もはじめました。
5月7日(火)、課題研究の授業で、ビワ班は「袋掛け(ふくろかけ)」を行いました。袋掛けの目的は、病害虫や日焼けの防止をはかるとともに、果実の表面をきれいに仕上げる目的で行います。
イチジク班は「定植(ていしょく)」を行いました。イチジクには、夏果専用(7月上中旬収穫)、秋果(8月下旬~11月上旬収穫)及び夏秋果兼用品種の3品種があります。今回定植したのは、夏秋果兼用品種です。
オリーブ班は、「剪定(せんてい)」と「定植(ていしょく)」を行いました。オリーブは本校の生徒にも出身者がいますが、牛窓特産の果樹です。本校の緯度は、牛窓より北にあり、海からも遠いので気候的に栽培は難く、例年、なかなか結実してくれないのですが、地域の特産物を知るために栽培に取り組んでいます。
どの班も、良品生産のために、地道な作業を忍耐強くこつこつと進めた一日でした。

 

 

 

ひよこの引越

5月7日(火)、約1ヶ月間「育すう器」と呼ばれるゲージで育てられたひよこが、大きな鶏舎に引越しました。生徒達がくちばしを給水器に近づけて、鶏舎での水の飲み方を教えてあげていました。立派なニワトリに成長し、おいしい鶏卵を産んでくれることを楽しみにしています。

シクラメン講座1回目 「平成のシクラメンを令和にも咲かそう」

5月7日(火)  11時~12時 本校農場職員室北側のこもれび(木小屋)で、14年目のシクラメン講座1回目を開講しました。今年度の構成メンバーは、昨年度までの方10名と新しい方が2名、担当の生徒が2名、名誉顧問(校長)1名、顧問1名の計16名です。今まで手塩にかけてこられた自慢の一鉢を持っての自己紹介から始まりました。担当の生徒が「私は、草花の可憐であるけど凜として太陽に向かって素直に伸びるところが好きです。そして、私の母も草花が好きですが、母に教えられるように、受講されている皆様から教えていただきながら、勉強していきたいと思います。よろしくお願いします。」と元気に言えたのが印象的でした。
今回は「非休眠方法」について学びました。シクラメンはもともと冬が旬で、夏の暑さ、特に高温多湿をとても嫌がります。暖かくなってきた5月以降、灌水を続けていく「非休眠法」と灌水を休止して休眠させる「休眠法」があります。その見分け方を見極めるというものでした。
もう一度、今年の冬に花を咲かせる技術を、自分だけの育て方で挑戦したいと思います。講座に参加される受講生の皆様、今年もよろしくお願いします。

「課題研究」園芸科学科果樹類型

5月7日(火)、園芸科学科果樹類型3年「課題研究」の地域貢献グループの取組のために、赤磐市地域おこし協力隊の山本隊員と成田隊員が来校されました。
昨年に引き続き「パスクラサンの研究」をテーマに、パスクラサンの商品開発に着手しました。また、「是里ワインの研究」も新たなテーマとして設定し、シャインマスカットを利用したワインの製造も企画しています。
赤磐市との強固な連携が、私たちの研究活動を支えてくださっています。少しでも私たちの取組が役立てばと、生徒たちも張り切っています。

第14回旭東地区ソフトテニス交流大会(団体)

5月5日(日)、地区予選会の熱気が冷める間もなく、翌日に備前テニスセンターで開催された旭東地区ソフトテニス交流大会(団体)。個人戦とは違い3ペアによって勝敗を決めるため、総合力の勝負が団体戦の醍醐味です。
男子4チーム、女子1チームが出場。男子はAチームが前日の個人戦の優勝・準優勝ペアを有する西大寺Aとの決勝戦で、ファイナルゲームにもつれる熱戦を粘り強くボールをつないで2対0で勝ちきり、3年ぶり3回目の優勝。女子は前日個人3位の笹岡ペアを中心にまとまりを見せ、決勝戦は惜しくも1対2で敗退しましたが昨年よりも一つ順位を上げ、価値のある準優勝でした。
決勝戦へ進んだレギュラー陣はもちろんですが、負けてもチームのために声を張り上げ最後まで応援をしてくれた全部員たちに感謝。いつも支えてくださり応援にまで来てくださった保護者の方々に感謝。いろいろな方々に支えられた優勝と準優勝を自信に、県総体でも「感謝」を胸に頑張ります。

 

全日本・中国高等学校ソフトテニス選手権大会(個人)旭東地区予選会

高校生が目指す一番大きな大会、全国高校総体(インターハイ)。その最初となる地区予選会が、5月4日(土)の好天のなか備前テニスセンターで開催され、県大会への出場枠(男子7ペア/女子8ペア)をかけて熱戦が繰り広げられました。
本校からは男子13ペアと女子4ペアが出場し、男子の長谷川・日笠ペアが第3位、惜しくもベスト4を逃し順位決定戦に回った福田・吉原ペアが第5位、林田・木下ペアが第7位、女子においては笹岡・岸本ペアが第3位に入り、それぞれ県大会への出場枠を獲得しました。
その他のペアも精一杯頑張りましたが、残念ながら力及ばず敗退となりました。県大会への出場枠を獲得したペアは、一緒に頑張っている部員たちの思いを胸に、地区の代表として全日本・中国大会の出場を目指して一日一日を取り組んでもらいたいと思います。

 

 

「半田山春の花まつり」(園芸科学科草花類型)

5月4日(土)、みどりの日。園芸科学科草花類型3年のシクラメンの里研究班3名が「半田山春の花まつり」に参加しました。天気も良く、半田山植物園は大勢のお客様で賑やかでした。8年前、「クリスマスローズの会」の方と一緒に、クリスマスローズの花壇に本校産の原種シクラメンを混植させていただいたのをきっかけに、毎年、春と秋の2回、販売と観察会をかねて参加させていただいています。
私たちが丹精込めて育てたサルビアやマリーゴールド、ペチュニアなどの花壇苗と寄せ植えを持ってきました。令和になって初めてのイベントだったためか、多くのテレビ局の方や新聞社の方が来られ、慣れない取材にとても緊張しましたが、お昼のニュースに早速流れ、それを見て買いに来てくださったお客様がいらっしゃったのには、とても驚きました。なかでも、「瀬戸南高校の苗はプランターや畑に植えると、とても元気に多くの花が咲くから買いに来たのよ」とお褒めの言葉も頂き、とてもやりがいを感じました。
今回は「ハーブの会」の方と同じテントで販売をさせていただきました。仲良くしていただいて、とてもほのぼのとした時間を感じることができました。大変お世話になりありがとうございました。とても楽しかったです。秋の花まつりでの再会を約束しました。「絶対行かせていただきます。」

 

瀬戸南おかき新作開発(生物生産科)

生物生産科の新商品開発プロジェクトで、瀬戸南おかき味噌、パクチーに続いて新しく真庭市湯原地区で生産されている大豆キヨミドリを使った甘いおかきを開発しました。
湯原青大豆生産組合で栽培されている地域特産の大豆のきな粉は、薄い緑がかった色をしています。3月から何度も試作を重ね、完成した味を持って、おかきの加工をしている山本製菓に行き、新作の製造依頼をしました。生徒達は山本社長とおかきの味の付け方や、パッケージについて打ち合わせをしました。新作が販売されるのが楽しみです。

 

ギター同好会「Spring フェス」開催!

4月26日(金)の放課後、ギター同好会のメンバーによる「Spring フェス」が生徒ホールで行われました。本校在籍の10組のアーティストたちが日ごろ練習を重ねてきたギターを爪弾き、歌声とともに、”音”を奏でました。多くの生徒や教職員が集まり、手拍子や拍手、掛け声がかかるなど大変盛り上がっていました。「やはり音楽は素晴らしい!」とみんなが改めて感じたに違いありません。
10連休のゴールデンウイークを明日に控えた今日、とても心を穏やかに、そして軽やかにしてくれたひと時でした。

菜の花田んぼでジャンプ!環境に優しい農業へ(生物生産科栽培類型)

生物生産科の田んぼには、毎年、菜の花を栽培している田んぼと、レンゲを栽培している田んぼがあります。環境保全型の循環式農業への取り組みとして、菜の花やレンゲを育て、田んぼに緑肥として入れることで、様々な効果があり、化学肥料や農薬を使用せずに稲を栽培することができます。稲刈りの副産物として生産された稲ワラは牛の飼料になり、くず米は鶏の飼料として利用されています。そして家畜の糞は、再び堆肥として田んぼで稲作に利用されています。
まもなく稲の籾まきが始まります。これからも環境保全を意識した農業に取り組んでいきます。

 

米ぬかでパウンドケーキ(生物生産科栽培類型)

4月24日(水)、生物生産科栽培類型3年の課題研究米班が、米ぬかを利用してパウンドケーキを作りました。
米班はお米甲子園で金賞になることを目標に、良食味米の生産に適した肥料の研究をしています。同時に米を精米したときの副産物である米ぬかを利用した新商品の研究もしています。今回は米ぬかを使い、プレーンタイプとチョコレートタイプの2種類のパウンドケーキを作り、アンケート調査をしました。プレーンタイプは改良が必要ですが、チョコレートタイプは美味しいという評価をいただきました。
今後は米ぬかを使ったクッキー、漬け物などを試作していきます。

トップカーの運転練習で安全な実習を!(生物生産科)

4月24日(木)、生物生産科2年生がトップカー(動力運搬車)の運転練習をしました。乗用タイプ(4輪)と、歩行用タイプ(3輪)の特性を学習し、安全に実習に取り組めるよう実技講習会を行いました。生物生産科では堆肥や稲ワラの運搬などにトップカーを使用して実習することがよくあります。しっかり学んで、安全を意識した実習に取り組んでいます。

パスクラサン生産者ヒアリング調査

4月23日(火)、園芸科学科果樹類型3年の6名が、「課題研究」の授業で昨年に引き続きパスクラサンについて研究を開始しました。
今日は、生産者の福島さんのほ場を見学させてもらい、初めてナシの花を見ることができました。そして、パスクラサン栽培や経営についていろいろなお話をうかがうことができました。今年度は、加工品の開発を赤磐市の方々とタッグを組んで研究する予定です。赤磐市特産のパスクラサンの知名度を少しでも上げることができるように、いろいろ考えて試してみたいと思っています。

 

春作メロン大きくなってます(園芸科学科)

4月23日(水)。3月末に水耕施設に植えたメロンを、園芸科学科野菜類型3年生が今学期初めて管理をしました。今年は花冷えが続いてなかなか茎が伸びず心配していましたが、ようやくここまで生長しました。

苗選び
メロンの定植

 

 

 

 

 

今日の管理実習で、いらない側枝や花を取り除きました。これにより、側枝などにとられていた栄養が主茎に集まるので、株全体がグッと大きくなると思います。5月の連休明けには、雌花への人工交配ができると思います。よいメロンを育てましょう。

管理前のメロン
管理中
管理後のメロン

 

いのちと心の教育で人づくり