果樹園だよりvol.41「ブドウこぼれ話」

 6月8日。 我が国でブドウがいつ頃から食べられていたのかご存じですか。食用としては、江戸時代中期以降に京都や大阪で食べられていたようです。山梨県の勝沼地方はブドウの産地として知られ、「勝沼や馬子もぶどうを喰いながら」という俳句が残っていることから、当時の様子がうかがえます。