桃源祭文化の部(第2日)

2日目は、天気予報通りあいにくの雨であった。予定していたバルーンアートはヘリウムガスの品不足から中止、野外ステージも体育館で行われた。今年から昨年度の卒業生を招待したこともあって、展示会場は結構賑わっていた。華道部のフラワーアレンジメント体験、茶道部の茶席、映画館やお化け屋敷、写真に手芸に美術など様々な文化活動を鑑賞することができた。バザー会場では担当の生徒達が雨と悪戦苦闘しながら一所懸命に取り組んでいた。雨の中で生徒達は多くのことを学んだことでしょう。また、今年は文化委員会企画のキャンドルリレーが行われた。生徒一人一人の希望や夢の描かれたグラスを燭台にロウソクの火がともり、体育館に「絆」の文字が浮かび上がった瞬間と黙祷により希望や夢に思いをはせた時間を生徒達は忘れないだろう。閉会式ではスタンプラリーの抽選があった。生徒達の作ったメロンや野菜やチキンやパウンドケーキが賞品として用意されており、瀬戸南らしい取り組みであった。瀬戸南高校は、今後も「こだわっていい物を作る。クオリティを追求する」という姿勢を伝統としたい。来年が楽しみです。

桃源祭文化の部(第1日)

11月16日、17日の2日間に渡って桃源祭文化の部が行われた。今年のテーマ「翔~無限の彼方へさあ行くぞ~」の意気込みで始まった。一日目は、ステージ発表である。勇壮な備前陣太鼓と優美な剣詩舞の郷土芸能から映画、ダンス、歌、演劇、ミュージカルと文化のフルコースを味わうことができた。特に3年生は3年間の集大成とも言える力量で聴衆者を大いに笑わせてくれ、感動をもたらした。アラジンのミュージカルは、忠実に台詞を再現しており素晴らしかった。緞帳が下りた後の緞帳向こうでわき起こった弾けるような歓声、仲間と喜ぶ声は忘れられない。千と千尋の神隠しの映画は、笑いの壺を100%押さえた内容だった。また、ゴミをゴミ箱に投げ入れるシーンを映画にした作品は、アイデアにきらりと光るものがあった。交通委員会による映画「2重ロック」は交通安全を深く考えさせる素晴らしいものであった。