4月の苗物販売にむけて、春野菜(トマト、ナスなどの果菜類)の種まきが始まりました。今日はナスとピーマンです。種のまき方にもいくつかポイントがあるので、しっかり説明を受けて、園芸科学科野菜類型の1年生が丁寧にまきました。この後、ポリポットに移す鉢上げなどの管理もあります。しっかり学んで良い苗ができるようになりましょう。
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パクチー料理で瀬戸南おかき関係者が国際交流
2月22日(金)、課題研究で瀬戸南おかきの開発・販売をしている生物生産科の3年から1年の13名が、環太平洋大学にベトナムから来ている留学生と、瀬戸南高校の調理実習室で料理交流会を行いました。この会のきっかけは昨年11月の「国際かかしフェスティバル」で、ベトナムの家庭料理にパクチーが使われていることや、留学生の方たちが自炊をされていることを生徒が知り、おかき製造でパクチーを加工していながらパクチー料理を食べたことがなかったため、ぜひ本場のパクチー料理を食べてみたいとお願いして実現したものです。
5人の留学生から料理の手ほどきを受け、パクチーを使ったベトナム家庭料理のフォーと生春巻きを作りました。料理をしながら留学生と料理の話や、学生生活、語学の勉強などについて楽しく会話することができました。
この会は、3年生とのお別れ会も兼ねており、瀬戸南おかきの開発・販売に関わったパクチー生産者、岡パク黄ニラ大使、おかき製造会社社長も参加してくださり、卒業を迎える3年生と懇親を深めました。
活動を引き継いだ2年生と1年生は、これからの活動目標を報告するとともに、自分たちで作詞・作曲して完成したばかりのおかきの歌「瀬戸南おかき」を披露し、盛大な拍手をいただいてこれからの活動への決意を新たにしていました。
なお、この様子はNHKの「もぎたて!」で放映されました。
種イモ、植えつけました
2月21日(木)、生物生産科栽培類型1年生が、ジャガイモ(デジマ)の種イモを植え付けました。2年生19名、1年生20名が混合で4人の班になり、先生の説明の後、2年生から植え方を教わりながら、各班約50メートルのうねに30㎝間隔で種イモを合計5アール分植え付けました。2年生は、自分で植え付けるより人に伝わるように説明することが難しいことや、説明するためには正確な知識と見本を見せるための技術が必要なことを実感していました。1年生は、4月から入学してくる後輩達に教えられるように、今まで習ったことをしっかりと身につけていって欲しいです。
園芸科学科草花類型の起業家教育
園芸科学科草花類型の2年生が、今年も自分たちで事業を企画し、資本金を集め、商品を開発し、販売する起業家教育に取り組みました。活動をまとめましたのでご覧ください。
今日の総合実習(果樹類型1年)
2月8日(金)。今日は、モモの「摘蕾」について学びました。枝の種類の復習をした後、摘蕾の方法をグループごとに練習し、休眠期に行う摘蕾の実技をほ場で行いました。モモには1本の樹に1万以上の蕾がありますが、生育の良い美味しい果実を実らせるために、摘蕾、摘花、摘果という作業をして、最終的に200個程度にまで選抜します。1年生が、モモと一緒にスタートを切りました。
仕込んだ黒大豆醤油を味見!
生物生産科2年生の醤油プロジェクトメンバーが、近隣の醤油醸造元で仕込んだ醤油を味見しました。この醤油は6次産業化の学習として、学校で生産した黒大豆を昨年の3月に生徒達が仕込んだものです。9月に観察したときよりも、もろみから良い香りがして良い醤油になってきていました。今後の予定として、試しに絞ったもので食味アンケートを実施し、さらに搾り粕を利用して漬け物の作成などを計画しています。黒大豆醤油の販売は、さらに半年樽で熟成させ、9月に搾って瓶詰めをして10月からしていく予定です。
模擬会社の株主総会
1月31日(木)、園芸科学科草花類型2年生が、授業の中で1年間行ってきた模擬会社の活動を締めくくる株主総会を開催しました。これは、株券を先生方に発行して資本金を集め、自分たちで育てた草花を利用して加工品を作り、それを販売して利益を上げようという6次産業化の起業家教育の取組です。生徒の中から社長、副社長、部長などを選出し、各自が生産、加工、営業、経理の部署に分かれて担当の仕事をしてきました。試作で起きたいろいろな失敗を乗り越えて完成した今年の商品はハーバリウムです。総会では、株主の先生方からいろいろな質問を受けて対応に苦労していましたが、無事、黒字の決算報告をすることが出来ました。お疲れ様でした。
テーブルマナー講座
1月31日(木)、生活デザイン科3年生がホテルグランビアにて、テーブルマナー講座を受講しました。フランス料理のフルコースをいただきながら、ナイフ、フォークの使い方やナプキンの使い方など洋食のマナーを学びました。食後は、ホテル内のチャペルや結婚式場、貸衣装室を見学させていただき、有意義な時間を過ごすことができました。
卒業後の社会生活に向けて、準備が着々と進んでいます。
今日の総合実習(果樹類型1年)
2月1日(金)、今朝は、とてつもなく冷えました。そんな日でも元気に実習です。
今日の実習では、モモの接ぎ木の勉強のため、病気に強い野生種の台木と既存の美味しい栽培種の種子を集め、それをポリポットに播種しました。種子は、ハンマーで中身を取り出し、培養土に植え付けました。また、アーモンドの種子も実験的に播種しました。その後、前回学んだ「男結び」の復習を行いました。接ぎ木の際も、ロープワークは必要なので繰り返し学習しています。果樹栽培の学習も多岐にわたります。しっかり学んでいきたいと思います。
うまく運転できるかな?
生物生産科2年の農業機械の授業では、トラクタの運転操作を練習します。グラウンド内にコーンを置き、S字に前進後進を行う際のハンドル操作とコーンまでの幅寄せを行いながら、学校にある3台のトラクタの車体感覚を身につけていきます。内輪差に気を付けながら後進するのはなかなか難しく、スムーズなS字にならないことも・・・。今後は、水田の耕うんや代かきなど、実習で行っていきます。
春のおとずれ・・・サイネリア販売
園芸科学科草花類型2年生が栽培しているサイネリアを、1鉢400円で販売開始しました。早生の品種は今が旬! 晩生の品種は2月下旬に開花予定です。生徒が丹精込めて育てたサイネリアを見に来てください。
味噌、仕込みました!
生物生産科栽培類型(1~3年生)では、今年も1月14日より、生徒が育てた米と地元産の大豆で味噌の仕込みを行っています。
寒い時期の器具の洗浄に始まり、洗米・浸漬、米麹作り、洗豆・浸漬、そして樽への仕込みと、一連の工程を行いました。仕込んだ味噌は、9月にミンチ機にかけ再仕込みをして、10月中旬からパックに詰めて販売する予定です。保存料無添加で引き継いできている伝統の味を、是非買いに来てください。
黄ニラ大使 瀬戸南に参上!
1月24日(木)、生物生産科の課題研究で「パクチーおかき」を開発したご縁で、黄ニラ・パクチー生産者で「黄ニラ大使」として有名な植田輝義氏をお招きし、講演会を開催しました。農業に就きトレードマークの黄色いつなぎを着て活動している理由、農業に取り組む思いなどお話していただきました。黄ニラやパクチーをもっと知ってもらい、産地を活性化していきたいという熱い思いが強く伝わりました。生徒から多くの質問も出て、植田さんからも「若い人たちが各方面で頑張ってくれたらうれしい」と励ましの言葉をいただきました。
シクラメン検定に合格したよ
1月23日(水)、園芸科学科草花類型3年生が、授業の中でシクラメン検定を全員受検しました。シクラメン検定とは本校独自の検定(70%正答で合格)で、教職員が草花の教科書や栽培書、今までの研究を基に、シクラメンの栽培技術や管理方法、原種シクラメンに関する知識などを4択問題にして、毎年改良を加えながら合計100問出題しています。シクラメン祭が40回目を迎える年に始まり、今年で7年目になりました。
もうすぐ3年生は本校を卒業しますが、高校生活の大半をシクラメンに携わった日々を思い出してくれればいいなと思いながら実施しています。合格、おめでとう!
「農業と環境」授業風景
1月24日(木)、園芸科学科1年C組「農業と環境」の授業で、土の中の水と空気について学びました。耕起や腐植の投入による生育環境のコントロールや、土のpHの調整方法について詳しく学びました。春からの栽培に活かしていきましょう。
各学科の「課題研究」発表会を行いました。
1月16日(水)、各学科の3年生が今年一年間をかけて取り組んできた「課題研究」の発表会が開催されました。
生物生産科では、栽培類型から2班、飼育類型から4班の計6つの班から研究報告がありました。中には、要約(Summary)部分を英語で記述して発表したり、報告書の中の感想部分を中国語や韓国語で記述したりすることにチャレンジしてくれた生徒もいました。会場には2年生や先生方のほか、保護者の方々も来校してくださり、熱心に質問を投げかけてくれていました。
園芸科学科は3つの類型毎に各会場に2年生を招いて発表会を実施しました。果樹園芸類型から29題、野菜園芸類型から24題、草花園芸類型からは6題の研究報告がありました。園芸科学科では「一人一課題」を目標にグループの中で細分化されたテーマで研究に取り組んでおり、先生からの鋭い質問に苦しみながら応答する場面も見られましたが、各生徒がそれぞれ一年間かけて取り組んだ過程がしっかりと発表に反映されていました。
生活デザイン科では、「保育」「食生活」「情報」「衣生活」の4つの班から研究報告がありました。生活デザイン科の生徒は、検定や資格取得への挑戦、作品制作などが大きな目標でもありますが、それにとどまらず個々の生徒がそれぞれ課題を設定して取り組んできた研究活動の報告もなされていました。真剣に発表を聞く2年生の目には、きっと次年度に自らが取り組む課題研究のヒントや目標が見えてきたのではないでしょうか。
いずれの学科の発表会でも、発表し終えた3年生の顔にはホッとした表情とともに、3年間の学習をやり遂げた満足感のようなものが見られました、皆さん、ご苦労様でした!
最後のせん定実習
1月22日(火)、園芸科学科果樹類型3年生の「総合実習」では、最後のブドウのせん定実習を行いました。黒系と緑系のブドウは、品種によってせん定方法が異なります。流石3年生は3年目のせん定で、とても慣れた手つきでせん定を行っていました。これで最後のせん定実習と思うと、少し寂しい気持ちになりました。この先、このブドウを引き継いで、後輩たちにも頑張ってほしいです。
「赤磐市青果物輸出コンソーシアム」意見交換会に参加しました!
赤磐市が取り組む『もも・ぶどうの貯蔵・輸出技術』の研究に、昨年度から本校の生徒たちも参加しています。
1月18日(金)、本年度の取組の報告&意見交換会が県立農業大学校で開催され、大学教授の先生方の報告に混じって、本校生徒も3つの取組について発表しました。
意見交換会では、参加された地元生産農家の方や県の農林行政の方々から寄せられる鋭い質問にも、四苦八苦しながらも生徒たちは頑張って「自分の言葉」で応答してくれていました。
頭の中で思考をグルグルと巡らせながら絞り出した「自分の言葉」は本物ですし、自身の次なる課題にも繋がるヒントにもなったはず...。
とても密度の濃い、貴重な学びの場となりました!
卒業式に向けて コサージ作製
1月17日(木)、園芸科学科草花類型2年生が、卒業式で3年生が胸につけるコサージの製作準備を始めました。今年で13年目になる生花のコサージ。きれいにできるように、また、一緒に作る1年生に教えられるように、しっかり練習していきます。1年生も18日にパーツづくりに挑戦します。
冬の果樹園実習
1月18日(金)、1年生の総合実習「果樹」の授業で、1)モモの樹の構造と枝の種類について、2)ブドウのせん定について、学習しました。先週の授業でロープワークについて学んでいたため、早速、せん定枝の結束に役立ちました。果樹園はとても風が強くて寒く感じましたが、冬季の実習の大切さも身にしみて感じることができました。