カテゴリー別アーカイブ: ①生物生産科

環境に優しい稲栽培~籾まき~(生物生産科)

5月16日(木)、生物生産科1年生40人がイネの籾(もみ)まきを行いました。種籾は温湯消毒をしたものを使い、苗箱の小さく区切られたセル毎に3粒ずつ手で播きました。
そして、覆土作業は、最初に説明を受けた生徒があとの生徒にやり方を教えるなどして、協力して合計30枚の苗箱に種籾をまきました。
成長した苗は、農薬や化学肥料を使わない環境に優しい稲栽培に使っていきます。

 

平板測量タイムアタック!(生物生産科)

5月16日(木)、平板測量の授業で、測点に据え付けが完了するまでの時間のタイムアタックを行いました。最速タイムは26秒! 時間だけでなく、測点に正確に据え付けているか、平板が水平になっているかなどの技術についても評価されていました。全員、楽しみながら技術を磨いていました。

 

レンゲを緑肥に!(生物生産科)

5月15日(水)、生物生産科3年生が水田のレンゲをトラクタですき込みました。レンゲは土の中で発酵・分解されてイネの肥料になり、化学肥料の使用を低減させることができます。5月に満開になったレンゲも花の時期が終わり、種を付け始めました。養分が種に移る前にすき込むと肥料としての効果が高くなります。
3年生が上手にトラクタを使い耕うんしました。この水田ではもち米の「ヤシロモチ」を植え付けます。できたもち米は「瀬戸南おかき」の材料になります。
水田の隅では水を張りドロを練って、イネの育苗箱を設置する苗代を作りました。田植えの準備が着々と進んでいます。

和牛の直腸検査(生物生産科飼育類型)

5/15(水)、総合実習で和牛の直腸検査を行いました。直腸検査とは、直腸に手を入れて、卵巣や子宮の状態を触診することです。人工授精や妊娠鑑定などにも用いられる技術です。「めっちゃ温かーい」、「これかなー?」と熱心に実習に取り組む姿が印象的でした。今回の実習を通じて、よりウシを好きになってほしいです。

 

環境に優しい種もみ温湯消毒(生物生産科栽培類型)

5月10日(金)、生物生産科2年生が種もみの温湯消毒を行いました。温湯消毒は農薬を使わない種もみの消毒方法で環境に優しい農法です。種もみを60℃のお湯に10分間漬けることで、種もみの消毒ができます。注意しなければならないことや、コツを学びました。消毒した種もみは、来週の種まきに向けて水につけて吸水させていきます。

種もみの消毒の後は新タマネギを収穫して、販売のために計量・袋詰めをしました。
その後、無農薬栽培トマトに支柱を立て、整枝(えき芽取り)と誘引の仕方を学びました。
2時間の授業の中でたくさんのことが学べました。

和牛の血液検査(生物生産科飼育類型)

和牛の血中のビタミンAの濃度を測定するために、血液検査を行いました。岡山家畜保健衛生所の職員の方に検査を依頼しました。ビタミンAの濃度は飼料によって決まり、これをコントロールすることは、いわゆる「霜降り肉」を生産することにつながります。検査結果を元に、生徒と今後の飼料調整をしていきたいと思います。

おかき戦隊 柚胡椒味開発開始(生物生産科)

5月8日(水)、課題研究の授業で「瀬戸南おかき」の開発と地域交流をしている生物生産科3年生の5名が、新たな味の開発として高梁市吹屋地区でこだわって作られている佐藤紅商店の柚胡椒加工の見学を行いました。
柚胡椒の原材料やその保存方法、加工方法や販売について話を伺いました。また、開発のきっかけなど、6次産業のキーワードになるような話も聞けて大変参考になりました。
トウガラシの苗もゆずって頂き、学校でも栽培してみることになりました。トウガラシの収穫時期にはお手伝いにまた行かせていただきます。
吹屋のベンガラの町並みも見学できて楽しい研修となりました。
今後は頂いた柚胡椒でおかきの試作を行い、製品化に向けた検討を行います。

 

ひよこの引越

5月7日(火)、約1ヶ月間「育すう器」と呼ばれるゲージで育てられたひよこが、大きな鶏舎に引越しました。生徒達がくちばしを給水器に近づけて、鶏舎での水の飲み方を教えてあげていました。立派なニワトリに成長し、おいしい鶏卵を産んでくれることを楽しみにしています。

瀬戸南おかき新作開発(生物生産科)

生物生産科の新商品開発プロジェクトで、瀬戸南おかき味噌、パクチーに続いて新しく真庭市湯原地区で生産されている大豆キヨミドリを使った甘いおかきを開発しました。
湯原青大豆生産組合で栽培されている地域特産の大豆のきな粉は、薄い緑がかった色をしています。3月から何度も試作を重ね、完成した味を持って、おかきの加工をしている山本製菓に行き、新作の製造依頼をしました。生徒達は山本社長とおかきの味の付け方や、パッケージについて打ち合わせをしました。新作が販売されるのが楽しみです。

 

菜の花田んぼでジャンプ!環境に優しい農業へ(生物生産科栽培類型)

生物生産科の田んぼには、毎年、菜の花を栽培している田んぼと、レンゲを栽培している田んぼがあります。環境保全型の循環式農業への取り組みとして、菜の花やレンゲを育て、田んぼに緑肥として入れることで、様々な効果があり、化学肥料や農薬を使用せずに稲を栽培することができます。稲刈りの副産物として生産された稲ワラは牛の飼料になり、くず米は鶏の飼料として利用されています。そして家畜の糞は、再び堆肥として田んぼで稲作に利用されています。
まもなく稲の籾まきが始まります。これからも環境保全を意識した農業に取り組んでいきます。

 

米ぬかでパウンドケーキ(生物生産科栽培類型)

4月24日(水)、生物生産科栽培類型3年の課題研究米班が、米ぬかを利用してパウンドケーキを作りました。
米班はお米甲子園で金賞になることを目標に、良食味米の生産に適した肥料の研究をしています。同時に米を精米したときの副産物である米ぬかを利用した新商品の研究もしています。今回は米ぬかを使い、プレーンタイプとチョコレートタイプの2種類のパウンドケーキを作り、アンケート調査をしました。プレーンタイプは改良が必要ですが、チョコレートタイプは美味しいという評価をいただきました。
今後は米ぬかを使ったクッキー、漬け物などを試作していきます。

トップカーの運転練習で安全な実習を!(生物生産科)

4月24日(木)、生物生産科2年生がトップカー(動力運搬車)の運転練習をしました。乗用タイプ(4輪)と、歩行用タイプ(3輪)の特性を学習し、安全に実習に取り組めるよう実技講習会を行いました。生物生産科では堆肥や稲ワラの運搬などにトップカーを使用して実習することがよくあります。しっかり学んで、安全を意識した実習に取り組んでいます。

「春の苗もの販売会」大盛況!

4月20日(土)9:30~11:00
「第14回春の苗もの販売会」が晴天の下、本校農場で行われました。
トマト・ナス・キュウリなどの野菜苗を始め、ローストチキン・味噌・卵などの生鮮食品、サルビア・マリーゴールドなどの草花苗、そして本校産の餅米で制作した「おかき」を販売しました。
校長先生のあいさつの後、生徒の元気な「いらっしゃいませ!」から、車で帰られるお客様への「ありがとうございます!!」までの繰り返しが1時間30分間ずっと続きました。
今回は販売物に追加して「おかき戦隊」によるギター演奏「瀬戸南おかき」の校内初披露があり、お客様から手拍子も頂いて盛り上がりました。おいしい麦茶の振る舞いや、ブドウに関するアンケートも実施されました。販売所とは少し離れたところでしたが、動物飼育同好会によるふれあい動物園も大人気でした。幼いお子様とご両親の笑顔がとても印象的でした。
今春入学したばかりの新入生も元気よく参加できました。今年度もお客様に私たちが学んでいる日常の学習成果を発表することができ、大変満足しています。ありがとうございました。

用水路清掃大作戦!

4月19日(金)、生物生産科2年生が用水路の掃除を行いました。農業にとって水は不可欠であり、地域においても大切な資源です。用水路の清掃を通して、地域貢献とともに水の大切さを学ぶことができました。お疲れ様でした。

春の苗もの販売会場づくり

4月17日(水)、園芸科学科野菜類型と草花類型の3年生が、今週末20日(土)に行う「第14回春の苗もの販売会」の会場準備を行いました。シートを敷き詰め、テントを15張たて、柱に重りをくくりつけました。これで準備OKです。

野菜類型の生徒は、Oniビジョンの取材も受けました。また、明日の朝刊には広告が入る予定です。ぜひ、お買い物に来てください。

「おかき戦隊瀬戸南じゃー」が「がいせん桜まつり」に現る!

4月14日(日)、生物生産科3年生5名と2年生3名が、真庭郡新庄村で行われた「がいせん桜まつり」で「瀬戸南おかき」を販売しました。
色違いのつなぎを着て「おかき戦隊瀬戸南じゃー」に変身した生徒達が、作詞作曲したオリジナルソングを歌いながら、おかきの販売をしました。「地域との交流と応援」をテーマに活動をしており、パクチーおかきの材料である岡山パクチーの知名度をアンケート調査したり、生のパクチーを見てもらったりもしました。会場となったメルヘンプラザでは、杵での餅つきに参加したり、はやりの歌をギターに合わせて歌うなど、地域の方々としっかり交流することができました。また、つきたてのお餅や、もち米の麺で作ったイノシシチャーシュー入りのラーメンなども頂き、暖かく迎え入れて頂きました。
歴史あるがいせん桜通りの町並みも見学してきました。ラジオや新聞の効果もあり、声をかけてくださった方も何人かいらっしゃいました。ありがとうございました。今後とも「地域の応援隊」として、「瀬戸南じゃー」はおかきの販売をしていきます。

おかき戦隊、つなぎ姿を披露(生物生産科)

4月8日(月)。始業式のあと、瀬戸南おかきのプロジェクトのメンバーが「おかき戦隊」として活動するためのつなぎを着て、来週14日(日)に新庄村の「がいせん桜まつり」でおかきを販売するときに披露する「おかきの歌」の練習をしました。是非、新庄村まで足を運んでいただき、おかき戦隊の勇姿を見ていただけたらと思います。
なお、山陽新聞の取材も受け、生徒達はおかき販売への意欲を記者に伝えていました。この内容は2~3日後に紙面に掲載される予定です。

ニワトリの飼育管理(^_^)/ (生物生産科飼育類型)

瀬戸南高校では、約1,400羽の採卵鶏を飼育して鶏卵を生産しており、生物生産科飼育類型の1・2年生が、春休み中も当番を組んで飼育管理の実習をしています。毎日、鶏舎で卵を集める「集卵」をし、卵を洗って商品にする「洗卵」をします。そして、カキガラの給与や掃除もていねいに行います。毎日決まった管理を確実に行う・・・。生き物を飼育管理する上でとても大切なことです。生徒のみなさん、これからも良品質の鶏卵を生産していきましょう!