毎年好評の生物生産科の味噌。今年も仕込みが無事終了しました。本校で育てた米と地元産の大豆、そして麹(こうじ)菌と塩と水だけでつくる無添加の米味噌です。栽培類型専攻の3年生から2年生、1年生へと、伝統の味が引き継がれました。来年度の10月頃から校内で販売予定です。よろしくお願いいたします。
毎年好評の生物生産科の味噌。今年も仕込みが無事終了しました。本校で育てた米と地元産の大豆、そして麹(こうじ)菌と塩と水だけでつくる無添加の米味噌です。栽培類型専攻の3年生から2年生、1年生へと、伝統の味が引き継がれました。来年度の10月頃から校内で販売予定です。よろしくお願いいたします。
1月26日に入すうしたヒナをデビーク(断し)しました。初めての体験です。先生の手本を基にヒナの保定をし、デビーカーでくちばしの先のとがった部分を少し焼きます。尻つつきの防止のためです。全部で550羽、「総合実習2時間の間でできるかなぁ。」「痛くないのかなぁ。」かわいそうの気持ちを捨てて頑張りました。何度か経験するごとに上手くなりました。2時間で全部できて達成感一杯です。尻つつきなんかしないで、みんなで大きく育て!!
生物生産科飼育類型の2年生は、肉用若鶏(ブロイラー)の飼育に取り組みました。
昨年の11月11日にヒナを岡山市内の福田種鶏場から導入し、飼育が開始されました。
学校到着後、35℃に保温された部屋に移され、えづけ(飲水、給餌)を行いました。
その後、日常の管理として、エサやり、掃除、ワクチン接種などを行いました。体重測定も毎日行いましたが、その増体量にはビックリ。同じ鶏である採卵鶏(卵を採るための鶏)と比べてみると、驚くほどの差でした。
そして飼育期間が2ヵ月を過ぎ、いよいよ肉として利用するときが迫ってきました。毎日愛情を込めて飼育した鶏たちの命をいただく日が来ました。授業に取り組んだ21名の生徒たちはそれぞれの思いでその実習に臨みました。
「普段何気なく食べている食材がどういう過程で生産され、利用されているのか」、飼育類型でしか学べない「いのちの教育」にふれられたことは私たちの大きな財産になりました。
平成28年1月14日(木) 岡山大学農学部において、作物開花制御学 教授 吉田 裕一 ・ 後藤 丹十郎先生を講師として、園芸学について学習しました。バイオテクノロジーを活用して植物を生産する研究について、園芸科学科2年生2名・1年生3名と生物生産科1年生1名が参加し、高校では学べない高度な農学技術に携わることができました。この体験を今後の学習に生かしていこうと思います。
1月19日、平成27年度生物生産科の課題研究発表会が開催されました。3年生は栽培、飼育の各専攻分野で1年以上かけて取り組んだ研究について、資料や、パワーポイントの大画面を使い、聴衆にわかりやすく説明しました。保護者の参加もあり、緊張感も高まりました。来年度、研究に取り組む2年生も興味を持って聞いていました。それぞれの研究について、会場から質問が飛び交い、活発な発表会になりました。いよいよ3年生は卒業が近づいています。3年生の専門学習に対しての熱い思いは、きっと後輩たちに受け継がれることでしょう。
発表題目は次の通り。
1 ラッカセイ栽培 ~昨年を超える栽培方法を模索して~
2 FRONTIER お米の最前線へ
3 一粒を一万粒に!
4 ふれあい広場の改築
5 瀬戸南ブランド~葉酸たまご~未来の希望となる物を作るために
6 Enjoy our life with the sheep and goats ~ヒツジとヤギに囲まれて~
7 広めよう瀬戸南の夢 鶏系点天
8 牛LOVE瀬南ファーム
生物生産科3年生の学習「課題研究」で、ヤギとヒツジの活用について取り組んでいます。研究目的は「循環農業」、「動物地域交流」、「羊毛利用」、「6次産業化」の可能性です。そこで今回の学習は、羊毛利用によるフェルトアクセサリー作りと、ヤギ牧場の見学です。
フェルト作りは、専門家をお招きし、専用の器具を使っての実技指導を受けました。羊毛をフェルト針でチクチク刺し形を整えました。1時間でご覧のようなかわいらしいストラップが作成できました。
ヤギ牧場は、岡山市東区の「ルーラルカプリ農場」を訪ねました。オーナーから農場の経営方針やヤギの活用について説明を受けた後、自家製ヤギミルクアイスクリームやランチをいただきました。ヤギの持つ可能性について熱く語っていただいたことが心に残りました。
生物生産科で取り組んでいる農業プロジェクトが優秀な研究として、全国のベスト100に選出されました。研究テーマは「金の卵~特殊な飼料添加物による鶏卵の品質改善とビジネスプラン~」。簡単に説明すると、餌に特殊な栄養素を加え卵の質を向上させ、それを付加価値として流通させていく。さらにマーケティングまで展開し、アグリビジネスとしてその可能性を探るというものです。表彰伝達は、日本政策金金融公庫から担当者2名が本校に来てくださり、生徒たちに選考経過と、今後の展開への期待など話していただきました。受賞した生徒たちは「来年はファイナリストベスト10として、東京で発表したい!」と熱く話していました。
受賞者は次の通り。
生物生産科1年 細中、橋本、川本、皿井、高木、田中、谷、豊田、松崎
おめでとう。
11月15日(日)、池田動物園(岡山市北区京山)で、「岡山市動物愛護フェスティバル2015」が開催されました。本校から生物生産科2年生3名がボランティアとして参加しました。当日は天候にも恵まれ、多数の参加者がありました。生徒は日本愛玩動物協会岡山支所の方々と各種イベントのお手伝いをしました。「動物クイズ」、「動物風船作り」など子ども達の喜ぶイベントを運営し、とてもやりがいが感じられる活動になりました。学校で学んでいる動物についての知識が生かされ、自信にもなりました。
<栽培類型>
米(玄米)・モチ米(精米)・味噌の準備ができています。
<飼育類型>
ローストチキンの製造が大詰めです。
パック詰めされたチキンを温熱殺菌し、ひとつずつ水気を丁寧に拭いて、ラベルを貼りました。
「シクラメン祭」。多くの方々のご来場をお待ちしています。
今、本校の水田は稲刈りが終わり、少しさみしい風景となっています。
しかし、新米の販売が始まりました!!
玄米30kg 7,500円~ (朝日、ヒノヒカリ、にこまる など)
もち米(白米)3kg 1,050円
詳しくは、086-952-0831 作物部までお問い合わせ下さい。
11月1日(日)、岡山県動物愛護センター(岡山市御津伊田)で、「第11回岡山県動物愛護フェスティバル」が開催されました。本校から生物生産科2年生2名がボランティアとして参加しました。多数参加された愛犬家を対象とした各種イベントのお手伝いをしました。
活動では本校を卒業して動物系専門学校に進学されている先輩ともご一緒でき、楽しい活動になりました。高校で学んでいる動物に関しての専門学習の発展としてとてもいい体験になりました。
また、動物愛護に関するペット写真・愛護標語にも本校から多数応募し、愛護館ホールに展示され、多くの来場者の注目を浴びていました。
生物生産科飼育類型で飼育されていたウシが2頭出荷されました。28ヵ月齢です。体重は約800Kgと750Kg。大きく育ちました。農業専門科目の「畜産」や「総合実習」、「課題研究」で育て上げました。
今日はいよいよ出荷の日。長い期間飼育したのでとても愛着があります。トラックに積み込む際はちょっと悲しくなりました。しかし家畜は経済動物です。気持ちを切り替えてみんなで送り出しました。いろいろと勉強させてくれてありがとうございました。
秋晴れが続いています。いよいよ本校の稲刈りが始まりました。
10月14日の江西小学校5年生との稲刈り交流がありました。生物生産科の栽培類型3年生17名の指導で、もち米の「ヤシロモチ」を手刈り、はざがけをしました。小学生が一生懸命に取り組んでくれ、とてもうれしかったです。
中間考査終了の10月16日からは、コンバインでの稲刈り開始です。快晴の空の下、快調に作業が進みました。これから2週間ほどかけて収穫する予定です。桃源祭文化の部で新米を販売いたします。お楽しみに・・・。
10/10・11 岡山県家畜共進会(真庭市)に本校飼育の和牛1頭を出品しました。
平成27年2月生まれの雌ウシ「はなはなこし」号です。
審査前日からの準備となり、3年生6名、1年生2名が泊まりがけで牛体管理に当たりました。
そして審査。最後の手入れを終え、審査会場にウシを移動。
審査員による長い審査。緊張の時間が過ぎていきました。
そしていよいよ審査発表。
若雌区で一等賞を獲得。
生徒もウシよく頑張りました。
10月4日(日)、赤磐市ふれあい公園で「あかいわ動物ふれあいフェスティバル2015」が開催されました。
本校からは生物生産科(飼育類型)2年生の4名がボランティアとして参加しました。
「動物○×クイズ」や「愛犬・飼い主障害物競走」など楽しいイベントのお手伝いをしました。
秋晴れの中、多くの参加者とペットに囲まれ、「動物」を共通の存在にして交流を深めました。
このイベントは、動物愛護週間の行事の一つとして行われました。
今後も、県動物愛護センターや、動物園でこれらのイベントが企画されています。
是非参加したいと思っています。
農場のあちらこちらで、秋らしい風景が見られるようになっています。
本校の水田や砂川の土手にヒガンバナが咲きました。草花部が栽培している原種シクラメンやミスカンサスなど秋咲きの草花も咲いています。
実りの秋らしく、水田の稲穂も頭をたれ始めています。果樹園では、カキが収穫を待っています。また、縞ダイダイの果実も大きくなってきました。
9月2日、岡山県学校農業クラブ連盟家畜審査競技(肉用牛の部)県大会が岡山県農林水産総合センター畜産研究所(美咲町)で開催されました。この競技は、5頭の繁殖候補雌牛(成牛)と、5頭の子牛の将来性を、体型や体の各データから判断するという高い専門性が問われる競技。
本校から6名が参加。学校代表に選ばれた生物生産科の3年4名(井上、大槻、石川大、金平)、2年生2名(岡村、片岡慎)は大会優勝を目指し、連日農場の牛舎で大特訓。特に3年生は最後の大会になるため取り組む真剣さが違いました。
そして当日、各農業高校から精鋭が集まり競技が開始。
畜産研究所が準備した牛たちへ選手の熱い視線が注がれ、制限時間(20分)は、あっという間に終了。
競技は高得点者が多く、ハイレベルな展開になりました。
残念ながら本校からは入賞者は出ませんでしたが、この無念さはきっと来年後輩たちが晴らしてくれると思います。
7月27日~8月1日の間、生物生産科2年の藤本優太君が、岡山市内の動物園で動物飼育・展示についての実習を行いました。この実習は日頃学習している農業専門学習(藤本君は動物飼育)を深めるために、関連施設などで行うものです。
朝8時に動物園に到着後、担当の飼育員さんとのミーティング、餌作り、舎内管理、給餌などハードな内容が続きます。小型獣、大型獣、ふれあい動物園・・・毎日担当動物や部署が変わります。しかし興味のある内容、あたたかいご指導のおかげで実のある実習になりました。
この研修で学んだことを、今後の高校生活、進路選択に生かしていこうと思います。
7月29日、夜9:30にかわいい子ウシが誕生しました。
お母さんは「やすふくさくら」。今回が3回目の出産です。
体重は38Kg。大きなオスでした。
誕生後1時間後には、足を踏ん張って立ち上がり、お母さんのお乳をおなかいっぱいになるまで飲んでいました。
翌日が本校のオープンスクールだったので、生まれたての子ウシを見た中学生はびっくり。
あなた方が入学する頃にはすっかり大きくなっています。
楽しみしてくださいね。