いのちの教育 飼育類型編

生物生産科飼育類型の2年生は、肉用若鶏(ブロイラー)の飼育に取り組みました。

昨年の11月11日にヒナを岡山市内の福田種鶏場から導入し、飼育が開始されました。

学校到着後、35℃に保温された部屋に移され、えづけ(飲水、給餌)を行いました。

その後、日常の管理として、エサやり、掃除、ワクチン接種などを行いました。体重測定も毎日行いましたが、その増体量にはビックリ。同じ鶏である採卵鶏(卵を採るための鶏)と比べてみると、驚くほどの差でした。

そして飼育期間が2ヵ月を過ぎ、いよいよ肉として利用するときが迫ってきました。毎日愛情を込めて飼育した鶏たちの命をいただく日が来ました。授業に取り組んだ21名の生徒たちはそれぞれの思いでその実習に臨みました。

「普段何気なく食べている食材がどういう過程で生産され、利用されているのか」、飼育類型でしか学べない「いのちの教育」にふれられたことは私たちの大きな財産になりました。

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