日頃の農業学習や職業資格の取得、技術、技能検定の合格等を通して、農業に関する知識・技術・技能を習得した生徒に認定されるアグリマイスターに5人の生徒が認定されました。 生物生産科、園芸科学科3年生それぞれ2名が「アグリマイスターシルバー」を取得、そして生物生産科の3年生1名が最高位である「アグリマイスタープラチナ」を本校ではじめて取得しました。「アグリマイスタープラチナ」はアグリマイスター認定者の中でも5%にも満たない取得率です。今年は5名もアグリマイスターに認定されさらに「アグリマイスタープラチナ」に認定されたことは快挙です。
カテゴリー別アーカイブ: ①生物生産科
【牧草収穫】
6月5日。生物生産科の生徒3年生は牧草の収穫を行いました。
3年生にもなるとトラクターやトップカーの運転も慣れている様子。今回はイタリアンライグラスの2番草を収穫し、牛たちのために自家産サイレージの調整をしました。
【家畜審査競技県大会(乳牛の部)個人・団体 優秀賞】
6月4日。岡山県農林水産総合センター畜産研究所にて家畜審査競技県大会(乳牛の部)が実施され、生物生産科の生徒6名が出場しました。この競技は体型を審査し乳牛の資質を見極める競技です。牧場見学や多くの方々に勉強の機会をいただき、個人・団体ともに優秀賞を受賞することができました。
次は9月に行われる肉用牛の部に向けて、審査の目を鍛えていきます!
教育実習
5月13日(月)~24日(金)の二週間にわたり2名の実習生が教育実習に来られました。
生物生産科には本校の卒業生である東京農業大学の宇井先生、生活デザイン科には川崎医療福祉大学の矢吹先生です。
最終日は研究授業として多くの教員が見学する中、実習の集大成として授業をされました。
生徒の皆さんも集中して学習していましたね!
お二人の先生方、本当にお疲れ様でした。今後のご活躍をお祈りしています!
動物ふれあい交流に向けて ~3Aと3Dの合同授業~
幼児を対象とした動物ふれあい交流に向けて、生物生産科飼育類型と生活デザイン科保育類型の生徒たちが、日頃の学びを共有し合いました。飼育類型の生徒は、保育類型の生徒から子どもたちとの関わり方や子どもが喜ぶ遊びや物について教わりました。反対に、保育類型の生徒は、飼育類型の生徒からウサギやヤギ、牛について教わり、実際に触れ合いました。今年度の動物ふれあい交流も、類型で協力し、成功させていきたいです!
スイートコーンの播種(生物生産科1年)
5月2日。「農業と環境」の授業で生物生産科の1年生がスイートコーンの種子を播きました。事前に発芽の条件や播種の方法を学び、発芽しやすいように種まきを行いました。
これから、植物の生長や生理生態、病害虫、管理方法について科学的に学んでいきます。
学校で栽培した小麦でピザ作り
4月23日。生物生産科3年栽培類型の「地域資源活用」の授業で学校で、栽培した小麦「ふくほのか」を使ってピザを作りました。トッピングはそれぞれ家庭から持ちよった野菜などを使いました。生地の発酵の様子や、伸びなど観察し学校産小麦のピザ適性を見ました。
ピザが焼きあがったときに歓声が上がりました。次回はトッピングの野菜、トマトソースを学校で製造して挑戦したいと思います。
スズメバチトラップの作製
4月17日。生物生産科3年生で新しく始まった「地域資源活用」の授業で、ペットボトルを利用したスズメバチトラップを作製しました。日本酒、米酢、酒粕、砂糖を混ぜて発酵臭のする液体を作り、穴を空けたペットボトルに入れ、校内の木に吊しました。
スズメバチの生態についても学び、この時期にはスズメバチの女王バチが飛び回っていて、1匹の女王バチを駆除することは1つの巣を駆除することに等しいことを学びました。そして、農業においてスズメバチは害虫を捕まえてくれる益虫でもあり、大切であることも学びました。
立派なジャガイモを作るぞ!(生物生産科ライスコース)
4月12日。生物生産科ライスコースの2年生が、新年度始まって最初の「総合実習」の授業を行いました。3月に種芋を植えたジャガイモの芽がたくさん萌芽してきました。たくさんの芽を放っておくと、小さなジャガイモがたくさん実ってしまいます。そこで、一つの種芋から芽が2本になるように、「除茎」の実習を行いました。芽の周りの雑草も取り除き、そろった大きなジャガイモが収穫できるように管理しました。これから勢いよく生長して立派なジャガイモが収穫できるよう、学んだ知識と技術でしっかりと管理していきます。
「PioneerR.G.(お米プロジェクト班)が JAグループ岡山から感謝状をいただきました」
3月4日に農業会館で行われた「2023お米甲子園最高金賞・グランプリ受賞校感謝状授与式に、PioneerR.G.メンバーの生物生産科2年生4名が参加しました。昨年の12月に新潟県で開催されたお米甲子園プレゼンテーション部門で1位になったことを祝っていただきました。
さらに山陽放送、テレビせとうち、オニビジョンの取材を受けました。
お米甲子園 グランプリ受賞!
12月2日。新潟県津南町で開催された「第25回米・食味分析鑑定コンクール国際大会inつなん2023全国高校お米甲子園」プレゼンテーション部門に、生物生産科2年のお米プロジェクト班PioneerR.G.が出場しました。予選を通過した3チームで竸い、見事グランプリを獲得することができました。多数回中耕除草技術を用い、無肥料無農薬で1等米を反収10.1俵収穫できた結果は会場に衝撃を与えたようでした。
米のおいしさ、品質を竸う食味鑑定部門では、同じく岡山県の高松農業高校が最高金賞を受賞し、岡山県勢が2部門とも制覇するという素晴らしい結果となりました。応援してくださった多くの方に感謝いたします。
今後も研究を続けて行きたいと思っています。中耕除草機を取得できるように応援よろしくお願いします。詳しくはHPの「ふるさと岡山学び舎環境整備事業」をご覧下さい。
瀬戸南高など12団体 おかやまSDGsアワード
山陽新聞 令和5年11月10日(金)掲載
米の等級検査(2回目)
11月9日。生物生産科2年生の「野菜」の授業で、米の等級検査を行いました。収穫時期の遅い「にこまる」と「朝日」の2品種を検査員の指示の下、「穀刺し」を米袋の横から突き刺しサンプルを採取しました。穀粒判別機で整粒値や銅割れ米・被害粒などの割合を調べました。
検査の結果、すべて1等になりました。日付印と等級印をすべての米袋に押しました。米は販売日まで保存します。
味噌パック詰め作業しました。
10月下旬から味噌のパック詰め実習が始まりました。1月に仕込んだ味噌を9月にミンチ機にかける「みそくり」作業の後、1ヶ月ほど寝かしてからパック詰めを行います。
できあがった味噌の香りが漂う中、きれいにパックに詰めをしました。学校で栽培したお米で米麹を作り、地元のダイズで仕込んだ無添加で素朴な味わいの味噌です。
おかき戦隊瀬戸南じゃ~ 全国農業高校収穫祭で「大丸東京賞」受賞
11月4・5日。東京の大丸百貨店で開催された『HANASAKA全国農業高校収穫祭』に「おかき戦隊瀬戸南じゃ~」のメンバー4名が参加しました。東京の百貨店での販売は初めてで最初緊張がみられたものの、先輩から受け継いだカラフルなつなぎでおかきの歌を流しながら元気に販売するスタイルが評価され、41校の参加校の中から「大丸東京賞」を初参加で受賞することができました。インタビューの様子は、11月中旬の毎日新聞に掲載される予定です。
無農薬・無肥料栽培イネの刈り取り
10月2日から多数回中耕除草による無肥料・無農薬栽培のイネの刈り取りが始まっています。生物生産栽培類型の授業で、50aの田んぼを数回に分けて刈り取りを行っています。
10月5日には2年生がコンバインを操作して稲刈りを行いました。とてもきれいなイネができています。収穫後は乾燥させ、もみすりをして製品に仕上げていきます。
味噌くり始まりました。(生物生産科)
2学期になり「味噌くり」作業が始まっています。10月5日には2年栽培類型の野菜の授業で味噌くり実習を行いました。白衣に着替え、衛生管理、安全な作業のために気をつけることを具体的に明を受けた後に実習を行いました。この味噌は今年の1月に学校産の米と地元の大豆と塩だけを材料に仕込んだ無添加の味噌です。味噌くり作業では大豆の粒が残っている味噌をミンチ機にかけ、再び樽に詰め熟成させます。11月にはパックに詰め販売を始めるので、楽しみにしてください。
江西小学校5年生とイネ刈り交流会を行いました!
10月4日。生物生産科3年生栽培類型の生徒が、江西小学校5年生とイネ刈り交流会を行いました。6月に田植え交流会で手植えをしたイネも、10月になり収穫期を迎えました。
高校生がイネの刈り方、束ね方、カマの使い方などを説明し、イネ刈りがスタートしました。1時間程度の交流でしたが、みんなで楽しく、ケガなくイネ刈りをすることができました。刈ったイネは、12月に小学生といっしょにお米パーティーで試食する予定です。
「校外研修へ行ってきました!」
「校外研修へ行ってきました!」
8月7日。生物生産科の2年生が、「JA西日本くみあい飼料」「全農サイロ」「夢ファーム」へ、施設の見学に行きました。
「くみあい飼料」では牛や鶏、豚の飼料の製造について講義を受け、普段学校で飼育している家畜たちの飼料について学びを深めました。また、「全農サイロ」では飼料原料の輸入から貯蔵を行っており、大規模な施設を見学しました。飼料価格高騰の情勢や飼料製造時の徹底した品質管理、感染症対策の実情を学び、畜産物の生産過程での重要な一面を改めて考える貴重な機会となりました。
そして、「夢ファーム」では本校の卒業生が就農し、水稲栽培について教えていただきました。大型農機を巧みに活用し、収量の増加や作業効率を上げる取り組みについて学び、本校以外の水稲栽培について学ぶ機会になりました。
『善きことをした高校生達』に掲載されました。
学校情報検索サイト「日本の学校」(JSコーポレーション)の中の、『善きことをした高校生達』のWEBページで、生物生産科栽培類型が令和4年から取り組んでいる「多数回中耕除草による無肥料、無農薬の稲栽培」が紹介されました。全国の高校生の取り組みが紹介されていますので、ぜひ見てみてください。