本年度最後の瀬戸南市

11月30日(土)。学科説明会、生デフェス★2019、そして瀬戸南市。半日に3つのイベントを同時開催しました。

今年最後の瀬戸南市は晴天にも恵まれ、延べ人数125人という大イベントになりました。 「新鮮なレタス、キュウリ、餅米、味噌、おかき、黒豆醤油、ローストチキンは軽減税率のレジへ。シクラメンを始めとする草花は、新税率のレジにお並びください。では、思う存分、瀬戸南高校の空気を吸ってお買い物をお楽しみください。」と、園芸科学科3年草花類型長の景山くんの元気なあいさつで始まりました。 地域の方や懐かしい卒業生との再会も有り、あっという間の2時間でした。

今年1年、大変お世話になりありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

生デフェス2019 (生活デザイン科)

11月30日(土)、生デフェス2019を開催しました。4回目となる今年は、保育ステージは「アラジン」のオペレッタを、福祉ステージは「認知症になったりんご姫」と題して福祉劇を、課題研究衣生活グループはファッションショーを行いました。それぞれの発表を3年生が担当し、3年間の学びの集大成となる見事なステージとなりました。体育館後方にはキッズコーナーを設け、小さなお子様にも楽しんでいただけるよう、2年生保育類型の生徒が工夫を凝らしました。

また販売では、瀬戸南のお米を使った「瀬戸南myおこわ」を1年生が、「シフォンケーキ」を2年生が、「フルーツパウンドケーキ」を3年生が担当しました。 30分の販売時間でほとんどの商品が売り切れ、大好評でした。

生活デザイン科での学習の成果を発表することで、私たちを支えてくださるみなさまに日頃の感謝の気持ちをお伝えできたらと思っております。 今後とも引き続き生活デザイン科をよろしくお願いします。

保育ステージ
福祉ステージ
ファッションショー
キッズコーナー
販売の様子(1)
販売の様子(2)

ブドウハウスのフィルム張り替え(園芸科学科果樹類型)

11月27日(水)。風の無い穏やかな天気。3年生の「総合実習」の授業で、ブドウの施設栽培で用いているビニルハウスのプラスチックフィルムの張り替えを行いました。ブドウ栽培では、雨よけをしないと病気が発生します。本校では、ガラス温室とビニルハウスで13品種のブドウを栽培しています。定期的に劣化したプラスチックフィルムを張り替えなければなりませんが、息を合わせて行わないと、フィルムに穴が開いたりしわがよったりします。今回はとてもうまく張り替えができました。3年生、お疲れ様でした。

今後は強制落葉やせん定の実習が待っています。

トラクター運転実習(生物生産科農業機械選択)

11月18日・25日、3年生の「農業機械」選択者がトラクターの運転実習を行いました。 栽培類型の生徒は、普段から水田などのほ場で乗り慣れているため、なかなかの運転操作でした。得意な人が苦手な人に「そこで少し右にハンドルを切る」「そこでクラッチを戻しながら曲がる」など、教え合う様子も見られました。 今回はグランドの堅い土の上で運転しましたが、水田の中では操作がもっと難しいので、まだまだ練習が必要です。

校外1日研修(生物生産科)

11月22日(金)、生物生産科2年生が校外研修を行いました。岡山種雄牛センターでは、牛の種牛を見学し、採精の作業を見させていただきました。ひるぜんジャージーランドでは、牛乳加工場を見学し、ヨーグルトやチーズなどの製造工場の見学を行いました。中国四国酪農大学校では、ホルスタインの搾乳や飼育管理について学びました。いずれも学校ではできない貴重な体験で、自分たちのこれからの学習の取り組みに生かしていきたいです。

江尻地区との交流会(園芸科学科草花類型)

11月21日(木)。園芸科学科草花類型の2年生が、江尻地区の方と寄せ植えづくりの交流会を行いました。これまで2年生は販売用の寄せ植えをいくつも作り、寄せ植えコンテストにも出場して、そしてシクラメン祭などでも販売活動をしてきました。いよいよその技術を披露する場です。

トラックから荷物を降ろすと、全員であいさつをして、早速開始です。植え方や植物の話をしながら、次第に打ち解け、最後は寄せ植え作品を見ながら管理方法などの会話に花が咲いていました。江尻地区のみなさん、お世話になりました。

農業クラブ県大会式典

11月21日(木)、岡山県立興陽高等学校で第62回学校農業クラブ岡山県大会が行われました。本校からは、農業クラブ役員と今年の農業クラブ各競技で入賞した生徒25名が参加しました。また、最優秀賞を受賞しているプロジェクト発表の「おかき戦隊瀬戸南じゃ~」と意見発表の平山さんが模範発表を行いました。その後授賞式が行われ、賞状とカップが授与されました。閉会式では、瀬戸南高校と真庭高校が次期事務局校となるため、瀬戸南高校農業クラブ会長の松岡さんが挨拶をして、県連旗を引継ぎました。 来年度は、農業クラブの運営を瀬戸南高校挙げて頑張っていきましょう。

秋冬のリボン花壇(園芸科学科草花類型)

11月20日(水)。園芸科学科草花類型の3年生が、教室前のリボン花壇を秋冬バージョンに植え替えました。事前に元肥を入れ、耕運機を使って耕しました。そして、各自が考えたデザイン画に基づいて、パンジー、ビオラ、ハボタンなどを植え付けていきました。これから寒くなりますが、きっと花が心と体を癒してくれることでしょう。

渋抜きカキの真空包装(園芸科学科果樹類型)

11月20日(水)。10日前に「食品製造」の授業でドライアイス処理をした「愛宕柿」を真空包装しました。初めに柿の表面の水分や汚れを取り除き、傷んだカキを選別しました。その後、真空包装機を使って真空状態にして包装しました。農産物の加工について、いろいろな方法を学んでいます。先人の知恵のすごさにも感動することがたくさんあります。これからも、農産物の加工について真剣に学んでいきたいと思います。

第48回シクラメン祭

11月16日(土)、第48回シクラメン祭を開催しました。江尻レストパークでの開催は、今年で4年目になります。園芸科学科3年の景山くん(高陽中出身)の挨拶の後、この日のために準備してきたシクラメンや草花苗、野菜、ローストチキンなどの販売を行いました。約千人のお客様が来場され、園芸科学科3年の岸本さん(上道中出身)の挨拶で終了しました。

来年もよろしくお願いいたします。

「パスクラサンを知る」(園芸科学科果樹類型)

11月13日(水)。いよいよパスクラサンの収穫です。春からヒアリングや袋掛けをしてきましたが、待ちに待った収穫となりました。今日はメディアの方やJAの方もたくさん来られました。一つひとつ丁寧に収穫し、コンテナに詰めていきました。12月18日(水)に、追熟した果実を岡山駅前の高島屋さんで販売する予定です。私たちもお手伝いに参加します。

渋い~実験(園芸科学科2年食品製造)

11月11日(月)。今日は「食品製造」の授業で柿の渋抜きの実験を行いました。渋柿にはタンニンという成分が含まれており、炭酸ガス(ドライアイス)を用いて「水溶性タンニン」を「不溶性タンニン」に変化させ、シブを感じなくさせる方法です。本校で収穫した愛宕柿を袋に詰め、ドライアイスを投入して空気を抜きました。10日後にはシブが抜ける予定です。

秋作メロン収穫しました (園芸科学科野菜類型)

7月下旬に種をまき、9月中旬に人工授粉してから約1か月半。無事にメロンを収穫することができました。秋作は、まだまだ気温が高く害虫や病気の多い時期の作型なので、春作に比べ栽培が少し難しいのです。でも、生徒と一緒に頑張って管理してきました。全体的に小玉なメロンになりましたが、2作目なので販売を含め学習の振り返りもでき、より細かくメロン栽培について学習できたと思います。来季も、よいメロンを生徒とともに作りたいと思います。

授業力向上月間

11月7日(木)。先生方による授業参観が6日より始まりました。これは、先生方の授業をお互いに参観し、教員の授業力を向上させるために行っているものです。全ての先生方が授業を公開され、ICTの活用や、工夫を凝らした演示・実験・実習が繰り広げられています。校長先生や教頭先生も参観されています。

これからも、生徒の皆さんにわかりやすく質の高い授業を提供できるように、研鑽を積んでいきます。

寄せ植え甲子園出場!(園芸科学科草花類型)

11月7日(木)、園芸科学科草花類型の2年生が、総社の農マル園芸さんで開催される「第8回寄せ植え甲子園」に参加しました。これは、1時間という制作時間と2,500円という予算の制限内で、パンジーまたはビオラをもちいた寄せ植えを作るコンテストです。担当の清水さんから説明を聞いて、スタートしました。広い敷地にたくさんの植物と資材・・・。気に入った鉢と、パンジーやビオラを活かした植物を選ぶのに時間がかかり、あっという間の1時間でした。作品タイトルをエントリーシートに書いて提出し、無事終了。完全燃焼です!

11月9日(土)からの2週間、来場された一般の方からの投票により、順位が決定します。最優秀賞を夢見て、吉報を待ちましょう! 農マル園芸のみなさん、大変お世話になり、ありがとうございました。

稲わらの収穫:その3(生物生産科)

農業機械・圃場の準備ができたら、次は機械収穫です。まずは、ロールベーラーの働きを簡単に説明しました。ロールベーラーの前面下部には、ピックと呼ばれる装置があります。これが、地面の稲わらを拾い上げます。拾い上げられた稲わらは、本体内部のローラーにより圧縮され、円筒形に成型されます。成型された稲わらは、一定の大きさになるとセンサーが検知して解けないようにネットで包まれて、本体後部から排出されます。

生徒にとって農業機械の実習は初めてではありませんが、ロールベーラーはロータリー(土を耕耘する作業機)よりもずっと大きい作業機です。どの生徒も真剣に実習に取り組んでいました。

出来上がった稲わらロールには、貝を宿主にした寄生虫がいる可能性があるので、死滅するまでの数か月間は飼料として使わずに、ビニールハウスで保管します。

今回の実習が「耕畜連携」や「循環型農業」、「安全な農業機械の利用」を考える機会となってくれたら幸いです。

稲わらの収穫:その2(生物生産科)

機械の準備ができたら、次は圃場の準備です。稲刈りの時に束にした稲わらは、立てて干しています。1つ1つ立てるのは大変ですが、よく乾かしておかないと保管中にカビが生えてしまうので大切な工程です。ロールベーラーで効率よく収穫するために、今日は事前に干しておいたこの稲わらを直線上に並べ変えました。これで農業機械、圃場の準備が完了しました。

具体的な機械収穫の実習内容については「その3」で紹介します。