カテゴリー別アーカイブ: ②園芸科学科

パスクラサンの試食!

栽培農家の福島さんから「ぜひ試食に」と声をかけていただき、12月11日(火)に早速うかがいました。約1か月の追熟を行ったパスクラサンはとても柔らかな食感で、バナナとリンゴをかけあわせたような味をしていて、今まで食べたことのない非常においしい果実であることがわかりました。これまでいろいろ調査やお手伝いをさせていただき、やっと味わうことができました! 近くの直売所でも販売されており、とてもうれしい気持ちになりました。

12月17日(月)に高島屋で販売されるそうで、一緒に販売実習を行う予定です。是非、お越しください。

 

第47回! シクラメン祭!!

11月23日(金)、本校の伝統行事である「第47回シクラメン祭」が晴天の江尻レストパークで開催されました。吹奏楽部によるオープニングの生演奏の余韻が残る中、10時30分、本校の山根康史校長の挨拶でいよいよ祭が始まりました。

 

 

 

今回は、園芸科学科野菜類型の生徒が栽培したキャベツ、ダイコン、レタス、ホウレンソウ、ネギなどの冬野菜、同科草花類型の生徒が栽培した祭の主役「A級シクラメン」「B級シクラメン」「ミニシクラメン」「原種シクラメン」などの様々なシクラメンに、ハボタン、パンジー、ガーデンシクラメン、コニファーなど多種多様の植物を使った「寄せ植え」、パンジー、ビオラ、ハボタンなどのポット苗に加え、生物生産科栽培類型の生徒が商品開発した「パクチーおかき」も販売しました。今年は3人のシクラメン大使(生徒)による「シクラメン何でも相談室」を新たに開催し、祭を自ら盛り上げました。

 

 

 

販売・接客係からは、「接客の仕事ができ、満足でした。」「お客様から、ありがとうと言ってもらえた。」「自分たちが手塩にかけて育てた苗が売れるのを見たらうれしかった。」などの意見や感想が聞かれました。また駐車場係からは、「道案内は寒くてしんどかったが、お客様に道を尋ねられたときに「こちらです。」とうまく応えられると、やりきった感でいっぱいになった。」などの感想が聞かれました。

 

 

 

 

来年は学校にお客様をお迎えする形に戻ります。生徒、保護者、地域の皆様のお陰で続いているお祭です。来年の48回目も愛される祭となるように、これから準備をしていきます。ありがとうございました。そして、来年もよろしくお願いいたします。

 

秋作メロンの収穫(水耕メロン栽培プロジェクト)-園芸科学科-

今回は、秋作水耕メロンの収穫についてです。7月下旬に種をまき、9月中旬に人工授粉をしてから約1ヶ月半、なんとか収穫をすることが出来ました。秋作は、まだまだ気温が高く害虫や病気の多い時期なので、春作より少し栽培が難しいのです。でも、生徒と一緒に頑張って管理をしてきました。全体的に小玉なメロンになりましたが、2作目なので学習の振り返りもでき、より細かくメロン栽培について学習出来たと思います。来年も、よいメロンを生徒ともに作りたいと思います。

「秋の寄せ植えコンテスト」に参加しました

11月12日(月)、農マル園芸の吉備路店で開催されている「秋の寄せ植えコンテスト」に参加しました。園芸科学科草花類型の2年生は、この日のために様々な寄せ植えを作成し練習してきました。
この寄せ植えコンテストには3つのルールがあります。
1 鉢代、植物代、小物(ピックなど)を足して2,500円以内にすること。
2 ビオラかパンジーを必ず1ポット以上使用すること。
3 1時間以内(制限時間)に仕上げること。
生徒たちは、植物から決めたり、鉢から決めたり、何度も組み直したりと、鉢と植物を決めるために40分近く時間がかかりましたが、植え込みは素早く仕上げることが出来ました。
自分たちが作成した寄せ植えに合うタイトルも決めて完成しました。そして最後は作品を手に集合写真を撮りました。
学校から会場の農マル園芸吉備路店までの道中もゆっくりとしていて、秋から冬に移り行く樹木の色合い、田畑や山、川などの自然美を堪能できた時間となりました。農マル園芸の清水さんをはじめ多くの方々、お世話になりありがとうございました。

 

 

 

草花類型2年生初交流会

11月15日(木)、草花類型2年生が初めての交流会をしました。江尻地区の方々と寄せ植えづくりをする交流会です。自分たちで育てた草花を準備し、歩いて公民館まで出かけました。

会は、初めの自己紹介から穏やかな雰囲気となり、地域の方々の優しさを感じることができました。それに応えるように生徒たちも一生懸命説明をしたり、一緒に作業をしたりと、1時間ほどでしたが、充実感を味わうことのできた交流会でした。「また来たいな」生徒が笑顔で言ってくれたのが印象的でした。

 

パスクラサン収穫

11月14日(水)、待ちに待ったパスクラサンの収穫実習です。福島農園に行くと、メディア関係者や百貨店のバイヤーさん、赤磐市の市役所の方々など、多くの人がいらっしゃり、びっくりしました。
福島さんから収穫方法について学んだ後、実際に収穫をしていきました。そして、大きさごとに選別してコンテナに入れていきました。磐梨中学校の生徒さんがインターンシップとして広報の仕事を体験しに来ており、たくさん写真を撮られました。収穫後、福島さんの倉庫で細かな選別や追熟方法について説明を受けました。
1ヶ月間の追熟後に百貨店で販売することも決まっており、そこで生徒は販売実習をさせていただく予定です。パスクラサンを多くの方々に認知してもらい、地域貢献の一助となればと思い、これからも取組を続けていきたいと思います。

なお、この活動は西日本テレビ、テレビせとうち、山陽新聞の取材を受けました。

 

 

JALのCAによるマナー講座

11月8日(木)、草花類型2年生23名が、岡山桃太郎空港と赤磐市のご協力をいただき、JAL(日本航空)のCA(キャビンアテンダント)の吉原さんによるマナー講座を受けました。23名は会社を起業し、自分達で栽培したバラをプリザーブドフラワーに加工し、それをオイルに浸けてハーバリウム(植物標本)にして販売する活動をしています。今日はその販売テクニックを磨くための研修です。お客様の立場になって声かけをすること、商品を持つ手のちょっとした仕草で印象が変わること、など、すぐにも使えることがたくさんありました。そして何より感謝の気持ちが大切であることを学びました。今日の学びをこれからの販売活動に活かしていきます。ありがとうございました。

果樹の冬支度・・・

11月12日(月)、園芸科学科2年生果樹類型の「総合実習」で、モモの整枝・せん定について学習しました。生徒一人ひとり、きちんと説明できるように学習しました。その後、ブドウの休眠を促すために「強制落葉」を行いました。秋・冬の作業が来年の実りにつながるのです。

 

 

 

干し柿完成!

11月9日(金)、園芸科学科1年生の総合実習で、以前作った干し柿を袋詰めしました。見事に乾燥していて、各自生徒が家庭に持ち帰りました。初めて干し柿を作った生徒がほとんどで、とても喜んでいました。

第4回 シクラメン講座

11月6日(火)、11時から12時まで、本校の「草花実習室」にて第4回シクラメン講座を開催し、園芸科学科草花類型3年生のシクラメン研究班が、8名の一般受講生に「シクラメンの葉組み」を中心に「ガーデンシクラメンを用いた寄せ植え」「オリジナルシクラメンの播種」について講義をしました。
受講生が持ってこられた夏越しシクラメンは、葉が多く出ていて花芽も確認できました。次回(最終回)のシクラメン講座の時にはきっとつぼみが上がり、1月には開花すると思います。12月に開花するシクラメンに比べると約1~2ヶ月ほど遅れて開花しますが、開花期の長いのが夏越しシクラメンの特徴です。
ガーデンシクラメンの寄せ植えでは、持参された鉢の中心に葉組みをしたガーデンシクラメンを置き、色とりどりのパンジー、ビオラ、キンギョソウ、ストック、アリッサム等を周りに植え、きれいに仕上げることができました。
また、最後にオリジナルシクラメン(原種のペルシカムとフリルの入ったシクラメンとの掛け合わせ)の播種も行いました。これも次回(最終回)のシクラメン講座で確認ができます。
12月18日(火)の最後(5回目)のシクラメン講座では、1年間のまとめとクリスマスのプレゼント交換を行います。思い思いの品(500円程度)を持ち寄って楽しくシクラメン談義でくくりたいと思っています。

でもその前に、11月23日(金)にレストパークでシクラメン祭があります。販売と質問コーナーも設置しますので、皆さん、ぜひお越しください。よろしくお願いします。

 

秋のまちはなフェアに参加しました

11月4日(日)、下石井公園で開催された「秋のまちはなフェア」に草花類型2年生7人が元気に参加しました。今回も晴れ晴れとした秋空の下、練習を重ねた自慢の寄せ植えを中心に、パンジー・ビオラなどの草花苗ポットや原種シクラメンを販売しました。
今回は販売品の宣伝会も企画されており、1)授業で10回以上練習して身についた寄せ植えの技術や完成したときの達成感、そして売れたときの喜び、2)ガーデンシクラメンの寄せ植えと原種シクラメンの魅力について、3)ガーデンシクラメンの寿命は3年ぐらいですが、原種シクラメンは30年以上長生きするものもある、などの知識、4)今月23日に江尻のレストパークでシクラメン祭が行われること、など学校の宣伝もさせていただきました。花が好きなお客様と花に関する話がたくさんでき生徒達も喜んでいました。ありがとうございました。

干し柿作り

10月19日(金)、園芸科学科1年生の「総合実習(果樹)」で、第二弾の干し柿作りをしました。今回は大きな「愛宕」という品種を用いて作りました。様々な柿の品種や生産地について学んだ後、製造工程について学習しました。けがもなく、うまく作ることができました。

秋のオープンスクール、大盛況!

10月20日(土)、秋のオープンスクールを本校で開催し、たくさんの中学生が参加してくれました。ありがとうございました。

各科での専門科目2つと普通科目1つのミニ授業を体験してもらい、そのあとで希望の部活動の体験もしてもらいました。学校の雰囲気を知ってもらえたと思います。何か疑問などがあれば、遠慮なくご連絡ください。

生物生産科 栽培類型

「進めパクチー軍団(6次産業化に向けて)」

 

生物生産科 飼育類型

「天才 西村動物園」

 

生物生産科 国語総合

「この漢字、なんと読む?」

 

園芸科学科 野菜類系

「アールスメロンの不思議(なぜネットはあるの?)」

 

園芸科学科 草花類型

「プリマドンナ(模擬会社活動の紹介)」

 

園芸科学科 世界史

「キズナの歴史(なぜあのとき○○は助けてくれたのか?)」

 

生活デザイン科 保育類型

HAPPY HALLOWEEN!

「手作りペープサートで演じてみよう!!」

生活デザイン科 福祉類型

HAPPY HALLOWEEN!

「福祉体験をしてみましょう!!」

生活デザイン科 化学

「食品を使った色実験」

 

 

西大寺緑化推進フェアに参加!

10月20日(土)、西大寺百花プラザで、西大寺緑化推進フェアが開催されました。様々な手法の生け花やフラワーアレンジメントの展示、緑の相談コーナー、即売会などがあり、本校も即売の部で参加しました。丹精を込めて栽培してきたパンジーやビオラ、ハボタンなどのポット苗、小さい葉の群落が小世界に誘い込んでくれる原種シクラメン(コウム)、コニファーとガーデンシクラメンを主にビオラとヘデラを合わせて自然風に仕上げた寄せ植えなどを販売しました。
授業で栽培してきたものを自分たちの手で販売する機会に恵まれました。本校独自の法被に身をまとい、力いっぱい、お客様を呼び込み、祭を十分に盛り上げました。今回参加した草花類型2年生7人の寄せ植えはすべて完売したのでとてもうれしかったです。充実した1日でした。
次の即売会は、11月3日(土)半田山植物園での「秋の花まつり」と、翌4日(日)下石井公園での「まちはなフェア」に参加させていただく予定です。よろしくお願いします。

「攻めの農業経営」ワークショップ

10月19日(金)、園芸科学科1年の「農業と環境」の授業の中で、パワーアップ事業「攻めの農業経営」のこれまでの課題レポートや講演会のまとめとして、「農業のおもしろさ・魅力って何?」というテーマでディスカッションしました。ワークショップを通して生徒からいろいろな考え方やアイデアが出され、お互い新たな発見がありました。また、他者の意見に耳を傾けたり自分の意見を整理して伝えたりと、いつもの授業と空気感が異なっていて、楽しさの中にも緊張感を感じることができました。最後にグループごとで話し合った意見を発表し合い、まとめとしました。

モモの芽接ぎ実習

10月15日(月)、園芸科学科2年生果樹類型の「総合実習」で、モモの「芽つぎ」の実習(練習)を行いました。接ぎ木は抵抗性の台木を利用することで、耐寒性、耐水性、耐病性などを向上させることができます。ナイフで穂木の芽を切り取り、台木に穂木の形成層がうまく接合するように合わせ、接ぎ木テープで固定しました。
これからも、いろいろな技術をマスターしたいと思います。

 

 

 

高陽中学校に「出前講座」

10月12日(金)、本日も、赤磐市立高陽中学校の出前講座に行ってきました。昨日同様、坂口教諭と佐々木教諭が「ポップコーンの科学」と「タマゴの科学」について実験をしてきました。進路学習の一環として「農業」の学習をのぞいてもらったのですが、興味を持っていただけたら幸いです。


桜が丘中学校に「出前講座」

10月11日(木)、赤磐市立桜が丘中学校の「出前講座」に行ってきました。3年生を対象に、本校の坂口教諭と佐々木教諭が「ポップコーンの科学」と「タマゴの科学」について授業をしてきました。実験ではかなり盛り上がっていました。

進路学習の一環ということもあったので、将来の目標設定についてもいろいろと話をしてきました。また来年もうかがえるチャンスをいただきたい! と思いました。

講座「攻めの農業経営Ⅰ:世界と闘う日本の農業」

10月11日(木)、1年生を対象に、「JTB中国四国」エグゼクティブプロデューサー・岡山県教育委員会留学コーディネーターの田村秀昭先生に来校していただき、講演会を実施しました。

今回の講演の目的は、グローバルな視点に立って、産官学との連携強化を図りつつ、農業学習を通して、地域創生に貢献する人材育成のカリキュラムを開発する「おかやま創生高校パワーアップ事業」の一環として、各界の講師をお招きし、世界や日本の農業や農業の6次産業化、農産物輸出等について学び、生徒の興味・関心を喚起させることです。

田村先生には、海外からの旅行客の現状や、今後の日本の農業や観光のあり方についてたくさんのヒントをいただきました。「農業がこれからの日本を救う」という言葉が、1年生のやる気に火をつけたようでした。

 

講座「攻めの農業経営Ⅱ:アグリビジネスのケーススタディ」

10月10日(水)、2年生を対象に、「株式会社卵娘庵」代表の藤井美佐先生に来校していただき、講演会を実施しました。

今回の講演の目的は、グローバルな視点に立って、産官学との連携強化を図りつつ、農業学習を通して、地域創生に貢献する人材育成のカリキュラムを開発する「おかやま創生高校パワーアップ事業」の一環として、各界の講師をお招きし、世界や日本の農業や農業の6次産業化、農産物輸出等について学び、生徒の興味・関心を喚起させることです。

藤井先生には、鶏卵の生産や廃鶏の肉の活用、プリンやお菓子の製造・販売、働き方改革等の会社運営についてなど、農業経営を戦略的に展開されていることをお話ししていただき、生徒はたくさんのヒントをいただきました。また、7月の豪雨で被災されたそうですが、「乗り越えられるピンチしか来ない」と信じて立ち向かう姿勢に、生徒は感動していました。