3月5日、生活デザイン科2年生保育類型の生徒19名は、中国学園大学及び中国短期大学を訪問し、子ども学部子ども学科及び保育学科の学科での保育に関する模擬授業を受講しました。保育の学習に関する専門性を高め、高校での保育活動などの学びに活かします。
写真① 学長講義 中国学園大学・中国短期大学を訪問し、学長先生のお話を伺いました。
「楽習力(=楽しく学ぶ)」を磨くという考え方をご紹介いただき、普段から、どのような「視点・発想・考え方」をもって物事を見たり聴いたりできるかが大切だと感じました。例えば、保育者に必要な「聞く」という行為も「聴く=耳と目と心で全身できく」ことが大切であること、朝目覚めることの有難さや「有難う」の本来の意味など普段の生活で大切にしたいことに気づかされました。先生の「ありがとうの花」という歌も温かい気持ちになれる歌でした。
写真② ボディ打ンス 中国短期大学 保育学科 大山佐知子先生に音楽リズム表現技術の分野から、「ボディ打ンス」を教えていただきました。「ボディ打ンス」は「ボディパーカッションとダンスを組み合わせたもの」で、平成24年度から学生さんが取り組まれている表現技法です。幼児に取り入れる場合、ソルフェージュ能力から女児が3才半、男児が4才頃からが望ましいそうです。私たちはグループごとに「ぶんぶんぶん」の歌に手拍子やボディパーカッション、ふりをつけた創作表現を考えてみました。最近はメディアで様々な動画も手軽に見られるようになりましたが、幼児にとっては画面は平面にすぎず、何よりも実演することが大切なのだそうです。今後の保育実習にも役立てたい貴重な講義でした。