カテゴリー別アーカイブ: 各学科

今日の総合実習(果樹類型1年生)

3月14・15日、農場の桜のつぼみが膨らんでいます。
3月からブドウの実習で「粗皮はぎ」を行っていますが、今日の実習では、ブドウの樹に殺菌・殺虫効果のある「石灰硫黄合剤」を、ゴーグルやゴム手袋の装着など安全性に配慮して塗布しました。生産量や品質向上のために、さまざまな地道な作業があることを改めて感じているようでした。生徒全員、無我夢中で粗皮をはぎ取り、薬剤を塗布した一日でした。

シクラメン栽培をゴールから逆算!?

3月12日(火)、園芸科学科草花類型2年生が、課題研究でシクラメンの形態調査を行いました。形態とは、花や花梗(かこう:花が咲く茎に似たところ)、葉、茎、球根等シクラメンの器官(部位)のことです。それぞれの器官の数や大きさなどをノギス等を使用して調査しました。参加した9人の生徒が、それぞれ今満開のシクラメンを分解すると、その中には70以上の花や葉があるものもありました。
今回、春の実習でシクラメンのポット上げを行う前に、「ゴールに向かって今から逆算」方式で、この「シクラメンにおける基礎実験」を行いました。この実験によって、栽培した環境(光や温度、土壌、鉢の大きさなど)を振り返りることができ、今年の潅水(かんすい:水やり)や施肥(せひ:肥料やり)、鉢上げのタイミングなどの各管理の役目や修正点が分かります。11月にきれいな花がたくさん上がるように逆算してシクラメン栽培開始です!!!

 

課題研究プレゼンテーションwith瀬戸&瀬戸南高校

3月12日(火)、赤磐市中央図書館1階の多目的ホールで開催された赤磐市主催の「課題研究プレゼンテーションwith瀬戸&瀬戸南高校」に参加してきました。本校からは、パスクラサンの研究発表とブドウの鮮度維持の研究発表を行いました。先輩から引き継いだテーマをこれから発展させて、調査・研究に励もうと考えているときに、このような発表の機会を得ました。

また、瀬戸高校さんのポスターセッションも行われ、7つの発表を聞くことができました。自分たちの進路研究をベースに、調査したり企業に商品開発提案を行ったりと、私たちの研究に通じるものがあり、また、個性ある演出を交えながら発表をされていて、本当に勉強になりました。

モチベーションがとても上がる機会となり、これからのテーマ設定や研究活動に役立てていきたいと思います。
赤磐市の方々、瀬戸高校のみなさん、ありがとうございました。

酪農インターンシップ しました!

生物生産科飼育類型の1年生が、3月9日~11日の3日間、松﨑牧場でインターンシップ(農業体験)をしました。生徒は乳牛がとても大好きで、酪農(乳牛)関係の仕事に進むかどうかを考えているのですが、瀬戸南高校では乳牛を飼育していません。そこで、西大寺地区にある松﨑牧場にお願いし、朝7:00から餌やり、除糞、搾乳の手伝いなどを行い、その後併設されたジェラート製造・販売所でも体験をさせていただきました。
最新の設備や高度な飼育技術、乳加工品の製造販売に取り組む経営など、松﨑牧場で体験したこと、見たこと、聞いたことなどすべてが、将来の進路決定にきっと役立つと思います。お疲れ様でした。

 

春作メロン 始まりました

卒業式も終わり、新年度に向けていろいろなところで栽培が始まっています。園芸科学科野菜類型では春作の水耕栽培メロンの種まきをしました。本校のメロン栽培はロックウールを培地とした水耕栽培です。まず、種をまく前にロックウールの表面を少しほぐしたり、種が入る溝をあけるなどの準備をします。準備が出来たら種の向きを確認しながらロックウールに入れます(まきます)。

 

 

 

 

3日後に出た芽

3日~5日もすると種から芽が出ます。気が早いですが順調にいけば5月の連休明けに人工授粉をし、7月に収穫をすることが出来ます。美味しいメロンができるよう頑張って管理しましょう。

今日の総合実習(果樹類型1年)

3月4日(月)。今日もあいにくの雨です。少しばかり肌寒く感じます。
今日は、ハウスブドウの「粗皮はぎ」を行いました。これは、古くて厚くなった樹皮をはがす作業で、樹皮の中に隠れて越冬している害虫・病原菌の除去を目的としています。新梢を傷つけないように、慎重に行っていきました。初めての実習でしたが、順調に作業が進み、予定以上の速さで終えることができました。おいしいブドウを食べるまでに多くの作業があることを改めて実感しました。これからの実習も貪欲に頑張っていきます。

卒業式の生花コサージ作り 

2月27~28日、園芸科学科草花類型の2年23人と1年25人が園芸実習室に集まり、3/1の卒業式で3年生が身につけるコサージを作っています。これは、生花コサージ作りを通して「いのちと心の教育でひとづくり」を体現する、平成18年から継続している大切な行事です。今日は、カスミソウとレザーファン、そしてカーネーションの下準備をしました。今まで練習を重ねてきたので、比較的スムーズに作業は進行しています。明日28日は、メインのシンビジウムの下準備をし、その後に各パーツを組み合わせ、リボンをつけて完成です。3年生のために心を込めて、一生懸命作ります。

 

大玉トマト「麗夏」の栽培はじめました ~園芸科学科~

今日は、園芸科学科1年生が大玉トマト「麗夏」の鉢上げをしました。今年もおいしい大玉トマトを生徒と作ります。

鉢上げとは、セルトレイなどたくさんの苗が生えている箱から、ビニルポットなどの鉢に苗を移し替えることです。鉢の大きさはホームセンターなどで販売されている苗と同じです。慣れない作業で少し時間がかかりましたが、そのうち早くできるようになるでしょう。

2月初めに種をまいて約20日間たっており、しばらく見ていなかった苗が大きく成長している姿に、生徒も感心していました。

「苗半作」です。よい苗になるようしっかり管理しましょう。

 

鉢上げ

春野菜の種まき、はじまりました

4月の苗物販売にむけて、春野菜(トマト、ナスなどの果菜類)の種まきが始まりました。今日はナスとピーマンです。種のまき方にもいくつかポイントがあるので、しっかり説明を受けて、園芸科学科野菜類型の1年生が丁寧にまきました。この後、ポリポットに移す鉢上げなどの管理もあります。しっかり学んで良い苗ができるようになりましょう。

パクチー料理で瀬戸南おかき関係者が国際交流

2月22日(金)、課題研究で瀬戸南おかきの開発・販売をしている生物生産科の3年から1年の13名が、環太平洋大学にベトナムから来ている留学生と、瀬戸南高校の調理実習室で料理交流会を行いました。この会のきっかけは昨年11月の「国際かかしフェスティバル」で、ベトナムの家庭料理にパクチーが使われていることや、留学生の方たちが自炊をされていることを生徒が知り、おかき製造でパクチーを加工していながらパクチー料理を食べたことがなかったため、ぜひ本場のパクチー料理を食べてみたいとお願いして実現したものです。

5人の留学生から料理の手ほどきを受け、パクチーを使ったベトナム家庭料理のフォーと生春巻きを作りました。料理をしながら留学生と料理の話や、学生生活、語学の勉強などについて楽しく会話することができました。
この会は、3年生とのお別れ会も兼ねており、瀬戸南おかきの開発・販売に関わったパクチー生産者、岡パク黄ニラ大使、おかき製造会社社長も参加してくださり、卒業を迎える3年生と懇親を深めました。
活動を引き継いだ2年生と1年生は、これからの活動目標を報告するとともに、自分たちで作詞・作曲して完成したばかりのおかきの歌「瀬戸南おかき」を披露し、盛大な拍手をいただいてこれからの活動への決意を新たにしていました。

 

 

 

 

 

 

なお、この様子はNHKの「もぎたて!」で放映されました。

 

種イモ、植えつけました

2月21日(木)、生物生産科栽培類型1年生が、ジャガイモ(デジマ)の種イモを植え付けました。2年生19名、1年生20名が混合で4人の班になり、先生の説明の後、2年生から植え方を教わりながら、各班約50メートルのうねに30㎝間隔で種イモを合計5アール分植え付けました。2年生は、自分で植え付けるより人に伝わるように説明することが難しいことや、説明するためには正確な知識と見本を見せるための技術が必要なことを実感していました。1年生は、4月から入学してくる後輩達に教えられるように、今まで習ったことをしっかりと身につけていって欲しいです。

今日の総合実習(果樹類型1年)

2月8日(金)。今日は、モモの「摘蕾」について学びました。枝の種類の復習をした後、摘蕾の方法をグループごとに練習し、休眠期に行う摘蕾の実技をほ場で行いました。モモには1本の樹に1万以上の蕾がありますが、生育の良い美味しい果実を実らせるために、摘蕾、摘花、摘果という作業をして、最終的に200個程度にまで選抜します。1年生が、モモと一緒にスタートを切りました。

仕込んだ黒大豆醤油を味見!

生物生産科2年生の醤油プロジェクトメンバーが、近隣の醤油醸造元で仕込んだ醤油を味見しました。この醤油は6次産業化の学習として、学校で生産した黒大豆を昨年の3月に生徒達が仕込んだものです。9月に観察したときよりも、もろみから良い香りがして良い醤油になってきていました。今後の予定として、試しに絞ったもので食味アンケートを実施し、さらに搾り粕を利用して漬け物の作成などを計画しています。黒大豆醤油の販売は、さらに半年樽で熟成させ、9月に搾って瓶詰めをして10月からしていく予定です。

  

 

 


模擬会社の株主総会

1月31日(木)、園芸科学科草花類型2年生が、授業の中で1年間行ってきた模擬会社の活動を締めくくる株主総会を開催しました。これは、株券を先生方に発行して資本金を集め、自分たちで育てた草花を利用して加工品を作り、それを販売して利益を上げようという6次産業化の起業家教育の取組です。生徒の中から社長、副社長、部長などを選出し、各自が生産、加工、営業、経理の部署に分かれて担当の仕事をしてきました。試作で起きたいろいろな失敗を乗り越えて完成した今年の商品はハーバリウムです。総会では、株主の先生方からいろいろな質問を受けて対応に苦労していましたが、無事、黒字の決算報告をすることが出来ました。お疲れ様でした。


テーブルマナー講座

1月31日(木)、生活デザイン科3年生がホテルグランビアにて、テーブルマナー講座を受講しました。フランス料理のフルコースをいただきながら、ナイフ、フォークの使い方やナプキンの使い方など洋食のマナーを学びました。食後は、ホテル内のチャペルや結婚式場、貸衣装室を見学させていただき、有意義な時間を過ごすことができました。

卒業後の社会生活に向けて、準備が着々と進んでいます。

 


今日の総合実習(果樹類型1年)

2月1日(金)、今朝は、とてつもなく冷えました。そんな日でも元気に実習です。
今日の実習では、モモの接ぎ木の勉強のため、病気に強い野生種の台木と既存の美味しい栽培種の種子を集め、それをポリポットに播種しました。種子は、ハンマーで中身を取り出し、培養土に植え付けました。また、アーモンドの種子も実験的に播種しました。その後、前回学んだ「男結び」の復習を行いました。接ぎ木の際も、ロープワークは必要なので繰り返し学習しています。果樹栽培の学習も多岐にわたります。しっかり学んでいきたいと思います。

 

 

 


うまく運転できるかな?

生物生産科2年の農業機械の授業では、トラクタの運転操作を練習します。グラウンド内にコーンを置き、S字に前進後進を行う際のハンドル操作とコーンまでの幅寄せを行いながら、学校にある3台のトラクタの車体感覚を身につけていきます。内輪差に気を付けながら後進するのはなかなか難しく、スムーズなS字にならないことも・・・。今後は、水田の耕うんや代かきなど、実習で行っていきます。


味噌、仕込みました!

生物生産科栽培類型(1~3年生)では、今年も1月14日より、生徒が育てた米と地元産の大豆で味噌の仕込みを行っています。
寒い時期の器具の洗浄に始まり、洗米・浸漬、米麹作り、洗豆・浸漬、そして樽への仕込みと、一連の工程を行いました。仕込んだ味噌は、9月にミンチ機にかけ再仕込みをして、10月中旬からパックに詰めて販売する予定です。保存料無添加で引き継いできている伝統の味を、是非買いに来てください。