カテゴリー別アーカイブ: ①生物生産科

国際稲刈り交流を行いました(生物生産科栽培類型)

10月16日(水)、生物生産科3年栽培類型19名と環太平洋大学の留学生23名が稲刈り交流を行いました。6月に一緒に手植えをし、生徒が管理をして育てた稲が黄金色に実り、刈り取り時期を迎えました。ベトナム、中国、タイからの留学生に稲刈りの仕方を説明したのちに、留学生が稲を刈り取り、高校生が結束をしていきました。作業をしながらお互いに趣味の話などして会話が盛り上がっていました。最後にみんなで稲をコンバインまで運び、脱穀作業をして7aの稲刈りが終了しました。

生徒や留学生から、今度は収穫したお米を使った交流がしたいという声が上がるほど楽しいひと時を過ごしました。お疲れ様でした。

おかき戦隊もち米を収穫(生物生産科栽培類型)

10月15日(火)。「おかき戦隊瀬戸南じゃ~」のメンバーが大型コンバインを操作して、「瀬戸南おかき」の材料となるもち米を収穫しました。コンバインの操作方法を学び、最初は先生についてもらいコツなどを教えてもらいながら練習した後は、一人で操作しました。

作業の様子は、ドローン操作を学んだほかのメンバーが、ドローンを使って画像と動画を撮影しました。今後のDVD作成などに活用したいと思っています。

イネ刈り交流会♪(生物生産科栽培類型)

10月9日(水)、生物生産科栽培類型の3年生19名と江西小学校5年生103名が、本校の3号田で「イネ刈り交流会」を行いました。6月19日に「田植え交流会」で植えた「きぬむすめ」を、本校生徒の指導のもと刈り取りしました。3株1束にして、束が集まったらコンバインで脱穀しました。収穫したお米は、乾燥・もみすり・精白を行い、12月にお米パーティーにてみんなでいっしょに食べる予定です。

交流後、コンバインで仕上げ刈りを行いました。10月7日から開始した「きぬむすめ」の刈り取りが本日で終了しました。あと3品種です。どんどん刈っていくぞ!

瀬戸南醤油ビン詰めしました(生物生産科)

10月4日(金)。先月もろみを搾って寝かせた黒大豆醤油の澱が沈み終わったので、殺菌のための火入れと、ビン詰め作業を笹埜醤油醸造元でおこないました。醤油プロジェクトのメンバーが一ビンずつ手作業で醤油をビンに詰めました。後日、確認作業をしながらラベルを貼れば完成です。1年生の3月に仕込んだ黒大豆醤油が販売できることを生徒たちは楽しみにしています。

ヒナの管理実習③(生物生産科)

10月2日(水)、生物生産科1年生が3回目のヒナの実習を行いました。産まれてから21日が経ち、体重も約250gと、生まれた時の約7倍に成長しました。成長が進み、現在のケージでは狭くなってしまったため、「大すう室」という大きな部屋にヒナを移動しました。そしてただ移動するだけでなく、水の飲み口に口ばしをあててやり、飲み口を覚えさせる作業も行いました。約470羽を、一羽一羽ていねいに覚えさせました。

ヒナ達も「ケージ」から「大きな部屋」に移動したため、走り回ったり、砂浴びしたりと嬉しそうでした。生徒たちもヒナとふれあい癒されているようでした。

瀬戸南醤油の研究(生物生産科)

生物生産科の3年生が、瀬戸南醤油の研究を行っています。今回は、黒大豆を仕込んで作ったもろみから醤油を搾ったあとの「搾りかす」の有効利用として、「食べる味噌」と「ふりかけ」を作ってみました。食べる味噌は、豆板醤、ネギ、エノキタケ、しょうが、にんにくなど入れて作りました。ふりかけは、柚子、シソ、鰹節、ゴマなどを混ぜて作りました。

来週は、搾った醤油の火入れ、ビン詰めをおこない、「瀬戸南醤油」が完成します。

生徒の感想

○食べる味噌はピリ辛な仕上がりになり、「ごはんと食べると美味しい!」と好評でした。

○先生方からは、「もう少し砂糖が多くてもいい」「水あめを入れてみたら?」というアドバイスを頂きました。次の機会に試したいと思います。

○搾りかすを利用して、ダイコンなどの漬物も作成してみたい。

ヒナの管理実習②(生物生産科)

  9月24日(火)、生物生産科1年生が2回目のヒナの実習を行いました。前回から1週間が経ち、体重が更に2倍にも成長したヒナを見て、驚いている様子でした。

今回は「ワクチン接種」を行いました。ワクチン接種には様々な方法がありますが、今回は「点眼法」という方法で行いました。「点眼法」とは、人間でいう目薬を差すように行う方法です。

  初めてのワクチン接種ということで、やり損じがあるといけないので、緊張感をもって全員が取り組むことができました。また、生徒同士でヒナの持ち方を教え合うなど、良い学習環境が作れているなと感心しました。

ヒナの管理実習①(生物生産科)

9月17日(火)、生物生産科の1年生がヒナと対面しました。初めて見るヒナに感動する生徒や驚く生徒など、反応も様々でした。先週は37~40gだった体重も、1週間で約70gまで成長しました。順調に大きくなっています。

今回は「デビーク」という、ヒナの口ばしを切る作業をしました。ヒナにとってもストレスがかかる作業です。しかし、ニワトリは口ばしでお互いをつつき、傷つけあってしまいます。最悪の場合は死にいたることもあるので、それを防止するために行う作業です。

1年生にとっては初めての管理でしたが、まだまだ慣れない手つきでした。来週はワクチン接種を行います。

牛の去勢実習(生物生産科飼育類型)

9月13日(金)。2年生の「畜産」の授業で、雄子牛の去勢実習を行いました。

肉用牛の雄は、肉質を良くしたり、牛同士の争いを軽減したりする目的で、生後1.5 ~2か月のころに精巣の機能を除去する「去勢」を行います。今まで学習してきたロープによる保定法で牛をつなぎ、メスを使用する観血去勢法を学習しました。ほとんど血を流すことなく、安全に精巣を摘出することができました。お疲れ様でした。

味噌加工、始まりました(生物生産科栽培類型)

9月になり、生物生産科栽培類型では味噌加工が始まりました。この時期は、1月に学校で生産した米と地元の大豆で仕込んだ味噌を、豆の形状が残らないように味噌くり機(ミンチ機)ですりつぶして、再仕込みをする作業をおこないます。1年生から3年生まで、各学年の総合実習の授業で行っています。 お客さんに販売することを意識して、体調管理、服装、器具の点検、洗浄、安全な作業など、食品製造で必要なチェックをみんなで行い、衛生管理を徹底することを学びます。

再仕込みをして1か月ほど熟成させた味噌は、10月からパック詰めをして、販売をしていきます。 今しばらくお待ちください。

ヒナが瀬戸南高校の仲間入り(生物生産科飼育類型)

9月11日(水)、本校に鶏のヒナが仲間入りしました。「ボリスブラウン」という品種で、卵を生産することを目的に改良された、赤玉系の卵を産む採卵鶏です。今は生後1~2日のヒナですが、約4か月経つと卵を産み始めます。今は抵抗力が弱いので、一つひとつの管理に細心の注意が必要です。

今日は、生物生産科飼育類型の3年生が、飲水とえづけを行いました。一羽一羽、給水器に顔をつけてやることで、飲み水の在りかを覚えさせることができます。 今回、仲間入りしたヒナについては、主に生物生産科1年生が管理(デビーク、ワクチン接種など)を行っていきます。尊い命です。しっかり管理していきましょう。

ハクサイ定植・ダイコン播種しました。(生物生産科)

9月11日(水)、生物生産科1年の「農業と環境」の授業で、でハクサイの定植とダイコンの種まきをしました。ハクサイの苗は1人6株を植え付け、大根は5ヶ所に種まきをおこないました。どのように植え付けると、後の生育が良いのか、病害虫対策はどのように行うかなど学習しながら、植え付けを行いました。きちんと植え付けや種まきをしているかが今後の生育に現れてくるので、ドキドキしますが楽しみです。

最後に水田で稲の花の観察をして、開花・受粉・受精について学びました。

オオカナダモの視察見学(生物生産科・園芸科学科)

生物生産科栽培類型と園芸科学科草花類型が共同で岡山市農林水産部の依頼を受け、水草のオオカナダモの肥料化実験に取り組んでいます。オオカナダモは県南の水路に大量繁殖しており、水路管理の妨げとなるため市が除去をしています。その除去した藻を資源として利用できないか?と考え、栽培類型はイネを、草花類型はシクラメンを対象作物として肥料化実験を行っています。

今日は、生物生産科栽培類型の2年生20名と園芸科学科草花類型の3年生4名が、岡山南区役所で市農林水産部の方や浦安土地改良区の方からオオカナダモに関する講演を聞き、浦安地区の用水路の現地視察を行いました。また、生徒が現在までの研究の中間報告を行ったところ、本研究にとても期待していると言ってくださいました。

今日学んだことをこれからの研究に生かしていきます。

なお、この様子は、9/7付けの山陽新聞にも掲載されました。

子牛の体重測定!(生物生産科飼育類型)

生物生産科3年生の総合実習で子牛の体重測定を行いました。7月末に生まれた子牛なので、約1か月でどれくらい成長したのか確かめました。生まれたときには47kgでしたが、72kgにまで成長していました。子牛にとっては母牛から離れるのは初めての経験だったので、体重計まで誘導するのがとても大変でした。これからもすくすく健康に育ってほしいです。

家畜審査競技(肉用牛の部)に出場!(生物生産科飼育類型)

9月4日(水)、岡山県農林水産総合センター畜産研究所を会場に、家畜審査競技(肉用牛の部)が開催されました。家畜審査競技とは、簡単に言うと複数の家畜(今回は黒毛和種)を見比べ、順位付けをする「審査眼」を競う競技、いわば「牛のミスコン」です。結果は残念ながら入賞することはできませんでしたが、他校の様子も知ることができ、良い経験となりました。 今年度は1・2年生が出場したので、来年以降上位入賞できるよう頑張っていきたいと思います。  

今回の競技を開催するにあたって、会場と出題家畜を提供していただき、また審査長として講評していただいた岡山県農林水産総合センター畜産研究所の皆様に感謝申し上げます。

瀬戸南醤油圧搾しました(生物生産科)

9月4日(水)、生物生産科3年の醤油プロジェクトメンバー6名が、近隣の笹埜醤油醸造元で黒大豆醤油の圧搾を行いました。この醤油は、プロジェクトメンバーが1年生の時に学校で栽培した黒大豆を、3月に麦麹と塩と水で仕込み発酵させたものです。もろみを布に広げて袋状に折り畳み、その上にまた布を敷いてもろみを広げていく。この工程を何度も繰り返し、自然に醤油が垂れてくるのをまちます。圧力をかけて搾るのは明日になります。そして、搾った醤油は樽に入れてしばらく寝かせ澱を沈ませます。

搾りたての生醤油の味見もしました。「うどんにそのまま付けたらおいしそう」という意見がありました。 10月に加熱後、瓶詰をして販売する予定です。黒大豆の醤油、楽しみにしていてください。

和牛の子牛誕生!(生物生産科飼育類型)

9月3日(水)、午前7時頃に黒毛和種の子牛(オス)が生まれました。体重は40kgで平均より少し大きい子牛でした。

分娩は午前6時頃から始まり、前肢が出てきてからちょうど1時間程度で終わりました。母子ともに健康で安心しました。元気で立派に成長してくれることを願っています。

おかき戦隊、吹屋でトウガラシを収穫!(生物生産科)

8月29日(木)、おかき戦隊せとなんじゃーのメンバー4名が、高梁市吹屋でトウガラシの収穫をしました。天気予報では雨でしたが、作業を始めると奇跡的に雨がほとんど降らず、最後まで収穫作業をすることができました。収穫した約10kgのトウガラシは、吹屋地区にある佐藤紅商店で柚子と塩を混ぜて「柚子胡椒」に加工されます。その柚子胡椒を使った柚子胡椒味のおかきを生産し、10月27日の高梁市のお祭りで販売する予定です。是非、足を運んでみてください。

なお、この日は山陽放送の取材があり、瀬戸南おかきの歌を歌いながら収穫している様子がRSKイブニングニュースで放送されました。山陽放送の方々、ありがとうございました。

ハクサイの播種をしました。(生物生産科)

8月26日(月)、生物生産科1年生がハクサイの播種を行いました。種子のまき方やポイントなどの説明を受け、セルトレイにハクサイ(品種:黄ごころ75)を播種しました。全員で協力しながら、説明どおりに播種することができました。

翌日には種子から芽が出ていました。9月中旬に定植、11月に収穫する予定で、収穫したハクサイは販売したり、家庭に持ち帰って味わってもらいます。大きく育てるぞ!

瀬戸南の黒大豆醤油、完成間近!(生物生産科)

8月26日(月)、生物生産科3年生の醤油プロジェクトメンバーのうち3名が、醤油製造を委託している近隣の醤油醸造元に醤油の状態を確認に行きました。この醤油は、学校で育てた黒大豆を材料に、メンバーが1年生の3月に醤油醸造元で仕込み、定期的に状態を確認してきたものです。

今後の予定ですが、9月上旬にもろみを搾って寝かせた後、10月に火入れ(加熱)をして瓶詰めを行います。10月のシクラメン祭で販売できるように、ラベルの作成や販売方法を生徒たちで考えていきます。今年限定の黒大豆醤油、楽しみにしていてください。