3月16日(月)の果樹園の様子です。新型コロナウイルスのため休校が続いていますが、モモやブドウは順調に生育しています。モモは蕾が大きくふくらみ始め、一部の品種は咲き始めました。本来なら摘蕾・摘花の時期ですので、実習ができるようになったら頑張りましょう。ブドウは、ブリージング(せん定した枝から水が出始め、これから芽が膨らんで枝が伸びるサイン)が所々起きています。こちらも、伸びた枝の誘引実習を頑張りましょう。
19日(木)の登校時には自分の担当区を見て、今後の管理計画を立ててください。






3月16日(月)の果樹園の様子です。新型コロナウイルスのため休校が続いていますが、モモやブドウは順調に生育しています。モモは蕾が大きくふくらみ始め、一部の品種は咲き始めました。本来なら摘蕾・摘花の時期ですので、実習ができるようになったら頑張りましょう。ブドウは、ブリージング(せん定した枝から水が出始め、これから芽が膨らんで枝が伸びるサイン)が所々起きています。こちらも、伸びた枝の誘引実習を頑張りましょう。
19日(木)の登校時には自分の担当区を見て、今後の管理計画を立ててください。
新型コロナウイルスの影響で学校が休業になり、農場に生徒がいない毎日です。そこで、教員でせっせと動植物の世話をしています。草花類型では、シクラメンや草花苗のポット上げ、サイネリアの手入れをしていました。生徒と販売ができるよう愛情込めて育てていきます。
3月11日(水)の14:00頃、和牛の子牛が産まれました! メスの子牛で体重は37kgありました。陣痛が始まったのが10:00頃だったので、分娩に約4時間かかりました。娩出後はすぐに立ち上がり、母牛から母乳をもらっていました。元気な子牛が産まれてくれてひと安心です。
この子牛は「ET産子」と呼ばれるもので、受精卵移植という繁殖技術を用いて産まれています。以前の記事でも紹介しましたが、牛の改良を早める目的などで使われている技術です。母乳をもらっている母牛とは血縁関係はありませんが、それでも母牛の母性本能は本物です。こちらが牛房に入るだけで怒られてしまいます。今後も、母牛からの愛情を受けて元気に育ってほしいです。
「受精卵移植」とは、供卵牛(ドナー牛)から優秀な能力をもった着床前の受精卵を採取し、他の受卵牛(レシピエント牛)の生殖器に移植する技術のことです。この技術によって、優秀な能力をもつ子牛を数多く生産することができ、能力の改良が早まると言われています。今回は、岡山家畜保健衛生所の獣医師にご来校いただき、施術していただきました。うまくいけば、今年の12月が出産予定日になります。順調に胎仔が育ってくれることを祈っています。
生徒達が臨時休校で登校することができないので、久しぶりのブラッシングをしました。牛房に入ると、「ブラッシングをしてくれ!」と言わんばかりに近寄ってきます。4月に出荷予定の子牛なので、生徒達の代わりに愛情を注ぎたいと思います。
3月6日(金)。卒業式当日に体調不良のため欠席していた生徒の卒業式を、ホームルーム教室で行いました。後輩達からの黒板アートメッセージや生花のコサージュ、フラワーアレンジメントが用意されており、卒業式の雰囲気を高めてくれました。卒業生が一人しかいない卒業式でしたが、たくさんの人達からのエールを感じることができる式典でした。式典後のホームルームでは、卒業生が将来の目標を生き生きと語ってくれました。
3年生が卒業していくということは、嬉しい反面寂しいことでもあります。彼らのこれからの活躍をそばで見ることができないのが残念ではありますが、それぞれの進路先での活躍を願っています。
3月6日(金)。3月1日の卒業式に発熱のため参加できなかった一人の卒業生の卒業式を教室で行いました。そのためのコサージと、カーネーションのバスケットを先生方のお力を借りて作製しました。オアシスを2つのバスケットの大きさにセットして、カーネーションをドーム型に挿していきました。形ができあがったら、レザーファンをすき間に入れていきます。最後に形を確認して、1つにはカスミソウを、もう一つにはレザーファンをさらに入れました。30分足らずで完成しました。ありがとうございました。
新型コロナウイルスの影響で生徒の登校を禁止しているので、春の実習ができません。しかし、動植物は日々成長し、生徒が来るまで待ってくれません。そこで、体育の妹尾先生と近藤先生がメロンの播種のお手伝いに来てくれました。これで、育苗ハウスで元気なメロンの苗ができることでしょう。また野菜の苗も、4月の販売会に向けて元気に育っています。ご期待ください。
3月5日(木)。農業クラブ全国大会岡山大会(平成29年度)で使用した花のボードを利用して、農マル園芸吉備路農園のディスプレイを作りました。新型コロナウィルスの感染防止対策のため、生徒は不参加となりましたが、一緒に考えたデザイン案を採用して、教員で制作しました。 カタカナで「ラン」と読めるようにビオラをドットパネルに入れていき、4つの角には右上から時計回りで、本校産のミニカトレアとタマシダ、ワーネッキー、タマシダやエピデンドラムとグズマニア、そしてミニカトレアとレッドスターを入れました。隙間には、ラン栽培に最適なミズゴケを入れました。パネルの側面と裏面には、本校の敷地に面して自生している竹(ハチク)を利用しました。
蘭祭りは3月7日(土)~22日(日)まで開催されるそうです。
3月3日(火)。本校で栽培するシクラメンの中で、一番大きな花が咲く「AR」という品種をポット上げしました。2.5号という直径7.5cmの小さなポットです。固化培地で発芽してから、初めての土への植え付けです。今後、4号、5号、6号と鉢上げを繰り返し、11月には写真の後ろにある花のように大きく育てます。
これから一生懸命世話をしていきます。瀬戸南高校のシクラメンをよろしくお願いします。
3月1日(日)。第93回卒業式を挙行いたしました。新型コロナウイルスの影響で、在校生、来賓不在となりましたが、たくさんの保護者の方に参列していただき、151名の卒業生が立派に巣立っていきました。
卒業生の皆さん、この先もいろいろなことがあると思いますが、瀬戸南高校はこれからも皆さんを応援しています。また、元気な顔を見せに来てください。がんばれ~!
2月28日(金)。卒業式のコサージを3日間連続で部分的に作り、いよいよ完成させる日となりました。まず、シンビジウムをフックメソードとクロスメソードという手法でパーツに仕上げました。そして、昨日作ったカーネーションとカスミソウ、レザーファンを順番に組み合わせ、ワイヤでくくってテーピングをし、最後はリボンをつけて完成させました。先輩の卒業式のために3学期はコサージ製作を何度も練習してきたので、とてもスムーズに、そして気持ちよく完成させることができ、ほっとしました。赤、オレンジ、黄、ピンクとクラス別に分けたカーネーションがどのクラスに渡るか楽しみにしていてください。
3年生の先輩方、今まで楽しい思い出をいっぱいありがとうございました。そして、卒業、おめでとうございます。
2月28日(金)、同窓会入会式と表彰伝達式が行われました。新型コロナウイルスの影響で、例年よりも時間短縮と規模縮小で実施することになり、同窓会入会式は本校の同窓会職員により実施しました。1・2年生が参加できず少し寂しい式となりましたが、多くの3年生が表彰されました。明後日は卒業式。3年生が旅立ちます!
2月27日(木)。草花類型の1・2年生が集まり、カーネーションを切り分けました。そして、1年生が切り分けておいたレザーファンとカスミソウそれぞれにワイヤーをかけ、テーピングをしてパーツづくりを終えました。
明日は、シンビジウムの加工をし、課題で作ってきたリボンをかけて仕上げまで行います。お世話になった3年生のために心を込めて作ります。
「ウシの爪切り」 あまり聞いたことがない言葉だと思います。いわゆる削蹄(さくてい)のことです。ウシの蹄(ひづめ)は人間の爪の様に伸びてきます。放っておくと、繁殖不良や食欲不振などウシの体調に様々な悪影響が生じます。本校では1年に1回程度、削蹄してもらいウシのコンディションを保つようにしてもらっています。
削蹄は「削蹄鎌」と呼ばれる刃物を使って行われます。蹄の状況を見て、ベストな状態になるように切ってもらいます。蹄は裏側も伸びていくので、ウシの足を持ち上げなければなりません。嫌がるウシにケガをさせずに削蹄を行うのは至難の業で、素人にはできません。そこで、削蹄を行うプロである「削蹄師」と呼ばれる方に依頼しています。ウシを飼うということは本当に裾野の広い生業だと改めて感じさせられました。
ちなみにバーナーで蹄を炙っているのは、切りやすくするためです。炙ることで、硬い蹄をバターのように切ることができます。もちろん削蹄師さんの技術があってこそです。簡単に切れるようになるので、深く切りすぎるとウシが立てなくなってしまうこともあります。
2月26日(水)。卒業生につけてもらうコサージ製作がいよいよ始まりました。今日は、草花類型の1年生で花材(カスミソウ、レザーファン)の切り込みを行いました。ひとつずつ丁寧に切り分け、萎れないように切り口を水につけました。
新型コロナウイルスの影響で、在校生が卒業式に参加できなくなりました。綺麗なコザージを作製し、遠くからにはなりますが卒業生を心から送り出したいと思います。明日は、草花類型1・2年生でパーツ製作の予定です。
一か月ほど前に生まれた子ウサギの様子を紹介します。4羽生まれた子ウサギですが、全羽元気に成長しています。生まれてからしばらくの間は親ウサギが人間の匂いを嫌がるので、子ウサギたちに触ることができませんでしたが、十分に成長したので初抱っこをしました。生徒たちは、「ふわふわでかわいい」と、口々に感想を述べていました。今後も元気に育ってほしいです。
第3回和牛甲子園に出品した「かつよしもり」号の試食を行いました。「可哀そう」と感じる方もいらっしゃると思います。しかし、農業高校では生産技術を学んでいます。「試行錯誤した末にできたものを自分で確認する」ということは非常に大切なことです。これを経験することで、飼育方法の改善や新しい技術への挑戦など、今後の学習へのモチベーションにも繋がっていくと考えています。来年度の研究に向けてアンケート調査を行ったグループも試食しましたので、今後の取り組みをより充実したものにするきっかけになったことと思います。では、試食した生徒の感想です。
「実習の時に見ていたあの「生きている」ウシが「死んで」今ここに肉としているということに、自分達が普段食べている肉の大切さを実感することができた。そして、そのウシが商品としてあることを目にして、自分達以外にも様々な人が関わっていることも感じた。」
「オレイン酸を高める餌の工夫をしてみて、検査結果も高く出ていたのでどんな味がするか気になっていた。実際食べてみると、しつこくなくて、ムカムカしない感じだった。オレイン酸が高い牛肉がどんなものか理解することができた。」
「いつも食べている牛肉より、脂が甘くて旨味が凝縮されている感じがした。やわらかくてとろける感じがオレイン酸かなと思った。一生懸命に育てた甲斐があったと感じました。かつよしもりに感謝です。」
2月21日(金)、学年末考査最終日。生活デザイン科保育類型の2年生19名が、1月から取り組んできた課題曲のピアノ発表会を行いました。福祉類型の2年生や保育類型の1年生、先生方を前にして、約1ヶ月間の努力の成果を観てもらいました。ピアノの腕前には個人差がありますが、失敗しても最後まで、一生懸命に演奏する姿がステキでした! ブラボー!!
2月20日(木)。2月とは思えない暖かい天気のなか、生物生産科栽培類型ではジャガイモの種イモを植え付けました。前日に2年生が管理機で約50mのうねを14列整え、植え付けの用意をしました。そして今日は、うねにジャガイモを並べて植え付けです。
まず2年生20名は、品種の比較実験のために15種類のジャガイモを植え付けました。そして1年生20名は、植え付けの深さや覆土の仕方など注意することを2年生から教わりながら植え付けていきました。
教える側も教わる側も真剣に取り組んでいました。 寒さに負けず、4月には無事に芽が出そろうことでしょう。