こども園見学実習(生活デザイン科保育類型)

5月15日(水)。生活デザイン科保育類型の2年生が、「子ども文化」の授業で、瀬戸町内にある「岡山市千種認定こども園」に見学実習に行ってきました。初めての実習で緊張している様子でしたが、子どもたちの顔を見ると緊張も和らぎ、安心して見学をさせていただくことができました。「子どもたちの遊び方」「先生の園児への接し方・注意の仕方」「年齢ごとの教室の違い」など、特に意識して学びたい項目は生徒それぞれ違いましたが、一人ひとりの視点でしっかり学べたようです。10月の実習を楽しみに、今日も19人で学んでいます!

 


和牛の直腸検査(生物生産科飼育類型)

5/15(水)、総合実習で和牛の直腸検査を行いました。直腸検査とは、直腸に手を入れて、卵巣や子宮の状態を触診することです。人工授精や妊娠鑑定などにも用いられる技術です。「めっちゃ温かーい」、「これかなー?」と熱心に実習に取り組む姿が印象的でした。今回の実習を通じて、よりウシを好きになってほしいです。

 

「課題研究」(園芸科学科果樹類型3年地域貢献グループ)

5月14日(火)。ワインの製造について学ぶため、赤磐市にある「サッポロビール株式会社岡山ワイナリー」を視察しました。総務部の吉田さんと近常さんに、工場とブドウ畑を案内していただきました。近隣にある施設ですが行ったことがなく、とても楽しみにしていました。ワインの製造について事前に少し学習して行きましたが、それでもたくさんの学びがありました。また、本校でも栽培している「マスカット オブ アレキサンドリア」をワイン用に栽培されており、その仕立て方が全く異なることに驚きました。懇切丁寧な説明に、生徒たちもとても感激しました。これからの自分たちの研究に役立てていきたいと思います。

メロンの人工交配しています(園芸科学科野菜類型)

5月に入り、園芸科学科野菜類型の3年生が育てている水耕栽培メロン(アールス系)もしっかり生長し、人工交配が始まりました。

メロンは雌花が果実になります。雌花は両生花なのですが葯が退化している場合が多く、受粉・受精するために雄花の葯に入っている花粉を利用して人工交配をします。3月始めに種をまき、3月終わりに定植すると大体この時期に人工交配をするようになります。生徒はまず始めに説明を受け、自分が担当しているメロンから雌花を探し、その雌花の柱頭に雄花の花粉を優しくつけます。この時、花粉がきちんと着いたかもポイントになります。受粉・受精が成功すると2~3日後には果実が膨らんでくるので、生徒も自分が育てている感じがでてきて実習が楽しくなります。

 

雌花を探してます
人工交配中です
受精が成功して大きくなっている果実

 

 

 

 

 

さて、交配は上手くいくでしょうか。頑張って交配しましょうね。

環境に優しい種もみ温湯消毒(生物生産科栽培類型)

5月10日(金)、生物生産科2年生が種もみの温湯消毒を行いました。温湯消毒は農薬を使わない種もみの消毒方法で環境に優しい農法です。種もみを60℃のお湯に10分間漬けることで、種もみの消毒ができます。注意しなければならないことや、コツを学びました。消毒した種もみは、来週の種まきに向けて水につけて吸水させていきます。

種もみの消毒の後は新タマネギを収穫して、販売のために計量・袋詰めをしました。
その後、無農薬栽培トマトに支柱を立て、整枝(えき芽取り)と誘引の仕方を学びました。
2時間の授業の中でたくさんのことが学べました。

感謝の日のカーネーション作り講習会(家庭クラブ活動)

家庭クラブ週間の行事として、5月9日(木)に「感謝の日のカーネーション作り講習会」を実施しました。

2・3年生の家庭クラブ役員8名の指導のもと、生活デザイン科1年生の40名がカーネーション作り(ペーパーフラワー)にチャレンジしました。2・3年生の先輩にやさしく教えてもらいながら、一生懸命、感謝の気持ちを込めてカーネーション作りをする1年生の姿が印象的でした。完成した赤とピンクのカーネーションは花束にして、メッセージカードと共に日頃お世話になっている大切な家族にプレゼントしました。

 

 

 


花の標本しおり作り(園芸科学科)

5月8日(水)、9日(木)。園芸科学科1年BC組が、植物バイオテクノロジーの授業でパンジー・ビオラの標本しおり作りを実践しました。3週間前の4月17日、18日に花壇に咲いているパンジー、ビオラを採取しました。キッチンペーパーを1枚敷いた上に採取した花を置き、その上にキッチンペーパーをもう1枚被せ、雑誌のページに挟み込み水分を吸収させました。できあがりの中できれいなものを選び、ラミネート加工します。その際、学名、和名、採取場所、採取日、採取者を書いたラベルを一緒に入れます。生徒たちは完成品を見て、できばえに感動していました。

おにぎり握ったよ!(生活デザイン科)

生活デザイン科の1年生では、「フードデザイン」という食物や調理、栄養などについて学ぶ授業が週2時間あります。5月8日(水)、調理室に慣れようというテーマで、炊飯した熱々のごはんでおにぎりを握ったり、野菜の切り方を練習した後、マカロニサラダを調理したり、加熱実験を兼ねてゆでたまごを作ったりしました。初めて素手でおにぎりを握った生徒もいたようでしたが、自分で握ったおにぎりでの昼食となりました。

 

 

和牛の血液検査(生物生産科飼育類型)

和牛の血中のビタミンAの濃度を測定するために、血液検査を行いました。岡山家畜保健衛生所の職員の方に検査を依頼しました。ビタミンAの濃度は飼料によって決まり、これをコントロールすることは、いわゆる「霜降り肉」を生産することにつながります。検査結果を元に、生徒と今後の飼料調整をしていきたいと思います。

おかき戦隊 柚胡椒味開発開始(生物生産科)

5月8日(水)、課題研究の授業で「瀬戸南おかき」の開発と地域交流をしている生物生産科3年生の5名が、新たな味の開発として高梁市吹屋地区でこだわって作られている佐藤紅商店の柚胡椒加工の見学を行いました。
柚胡椒の原材料やその保存方法、加工方法や販売について話を伺いました。また、開発のきっかけなど、6次産業のキーワードになるような話も聞けて大変参考になりました。
トウガラシの苗もゆずって頂き、学校でも栽培してみることになりました。トウガラシの収穫時期にはお手伝いにまた行かせていただきます。
吹屋のベンガラの町並みも見学できて楽しい研修となりました。
今後は頂いた柚胡椒でおかきの試作を行い、製品化に向けた検討を行います。

 

「果樹」授業風景

5月8日(水)、GWが終わり、授業が再開されました。今日の園芸科学科3年の「果樹」の授業では、果樹栽培における施設栽培について学習しました。日本では、ウンシュウミカン、オウトウ、ブドウがハウス等で栽培され、労働力を分散したり出荷時期を早めて高値を期待したりする経営が行われています。本校においても、ブドウはガラス温室やビニルハウスで栽培を行っています。技術だけではなく、経営の視点からも果樹の学習は行われています。

「課題研究」園芸科学科3年果樹類型

日増しに熱くなり、果樹圃場のブドウは咲き、モモの摘果もはじめました。
5月7日(火)、課題研究の授業で、ビワ班は「袋掛け(ふくろかけ)」を行いました。袋掛けの目的は、病害虫や日焼けの防止をはかるとともに、果実の表面をきれいに仕上げる目的で行います。
イチジク班は「定植(ていしょく)」を行いました。イチジクには、夏果専用(7月上中旬収穫)、秋果(8月下旬~11月上旬収穫)及び夏秋果兼用品種の3品種があります。今回定植したのは、夏秋果兼用品種です。
オリーブ班は、「剪定(せんてい)」と「定植(ていしょく)」を行いました。オリーブは本校の生徒にも出身者がいますが、牛窓特産の果樹です。本校の緯度は、牛窓より北にあり、海からも遠いので気候的に栽培は難く、例年、なかなか結実してくれないのですが、地域の特産物を知るために栽培に取り組んでいます。
どの班も、良品生産のために、地道な作業を忍耐強くこつこつと進めた一日でした。

 

 

 

ひよこの引越

5月7日(火)、約1ヶ月間「育すう器」と呼ばれるゲージで育てられたひよこが、大きな鶏舎に引越しました。生徒達がくちばしを給水器に近づけて、鶏舎での水の飲み方を教えてあげていました。立派なニワトリに成長し、おいしい鶏卵を産んでくれることを楽しみにしています。

シクラメン講座1回目 「平成のシクラメンを令和にも咲かそう」

5月7日(火)  11時~12時 本校農場職員室北側のこもれび(木小屋)で、14年目のシクラメン講座1回目を開講しました。今年度の構成メンバーは、昨年度までの方10名と新しい方が2名、担当の生徒が2名、名誉顧問(校長)1名、顧問1名の計16名です。今まで手塩にかけてこられた自慢の一鉢を持っての自己紹介から始まりました。担当の生徒が「私は、草花の可憐であるけど凜として太陽に向かって素直に伸びるところが好きです。そして、私の母も草花が好きですが、母に教えられるように、受講されている皆様から教えていただきながら、勉強していきたいと思います。よろしくお願いします。」と元気に言えたのが印象的でした。
今回は「非休眠方法」について学びました。シクラメンはもともと冬が旬で、夏の暑さ、特に高温多湿をとても嫌がります。暖かくなってきた5月以降、灌水を続けていく「非休眠法」と灌水を休止して休眠させる「休眠法」があります。その見分け方を見極めるというものでした。
もう一度、今年の冬に花を咲かせる技術を、自分だけの育て方で挑戦したいと思います。講座に参加される受講生の皆様、今年もよろしくお願いします。

「課題研究」園芸科学科果樹類型

5月7日(火)、園芸科学科果樹類型3年「課題研究」の地域貢献グループの取組のために、赤磐市地域おこし協力隊の山本隊員と成田隊員が来校されました。
昨年に引き続き「パスクラサンの研究」をテーマに、パスクラサンの商品開発に着手しました。また、「是里ワインの研究」も新たなテーマとして設定し、シャインマスカットを利用したワインの製造も企画しています。
赤磐市との強固な連携が、私たちの研究活動を支えてくださっています。少しでも私たちの取組が役立てばと、生徒たちも張り切っています。

第14回旭東地区ソフトテニス交流大会(団体)

5月5日(日)、地区予選会の熱気が冷める間もなく、翌日に備前テニスセンターで開催された旭東地区ソフトテニス交流大会(団体)。個人戦とは違い3ペアによって勝敗を決めるため、総合力の勝負が団体戦の醍醐味です。
男子4チーム、女子1チームが出場。男子はAチームが前日の個人戦の優勝・準優勝ペアを有する西大寺Aとの決勝戦で、ファイナルゲームにもつれる熱戦を粘り強くボールをつないで2対0で勝ちきり、3年ぶり3回目の優勝。女子は前日個人3位の笹岡ペアを中心にまとまりを見せ、決勝戦は惜しくも1対2で敗退しましたが昨年よりも一つ順位を上げ、価値のある準優勝でした。
決勝戦へ進んだレギュラー陣はもちろんですが、負けてもチームのために声を張り上げ最後まで応援をしてくれた全部員たちに感謝。いつも支えてくださり応援にまで来てくださった保護者の方々に感謝。いろいろな方々に支えられた優勝と準優勝を自信に、県総体でも「感謝」を胸に頑張ります。

 

全日本・中国高等学校ソフトテニス選手権大会(個人)旭東地区予選会

高校生が目指す一番大きな大会、全国高校総体(インターハイ)。その最初となる地区予選会が、5月4日(土)の好天のなか備前テニスセンターで開催され、県大会への出場枠(男子7ペア/女子8ペア)をかけて熱戦が繰り広げられました。
本校からは男子13ペアと女子4ペアが出場し、男子の長谷川・日笠ペアが第3位、惜しくもベスト4を逃し順位決定戦に回った福田・吉原ペアが第5位、林田・木下ペアが第7位、女子においては笹岡・岸本ペアが第3位に入り、それぞれ県大会への出場枠を獲得しました。
その他のペアも精一杯頑張りましたが、残念ながら力及ばず敗退となりました。県大会への出場枠を獲得したペアは、一緒に頑張っている部員たちの思いを胸に、地区の代表として全日本・中国大会の出場を目指して一日一日を取り組んでもらいたいと思います。

 

 

「半田山春の花まつり」(園芸科学科草花類型)

5月4日(土)、みどりの日。園芸科学科草花類型3年のシクラメンの里研究班3名が「半田山春の花まつり」に参加しました。天気も良く、半田山植物園は大勢のお客様で賑やかでした。8年前、「クリスマスローズの会」の方と一緒に、クリスマスローズの花壇に本校産の原種シクラメンを混植させていただいたのをきっかけに、毎年、春と秋の2回、販売と観察会をかねて参加させていただいています。
私たちが丹精込めて育てたサルビアやマリーゴールド、ペチュニアなどの花壇苗と寄せ植えを持ってきました。令和になって初めてのイベントだったためか、多くのテレビ局の方や新聞社の方が来られ、慣れない取材にとても緊張しましたが、お昼のニュースに早速流れ、それを見て買いに来てくださったお客様がいらっしゃったのには、とても驚きました。なかでも、「瀬戸南高校の苗はプランターや畑に植えると、とても元気に多くの花が咲くから買いに来たのよ」とお褒めの言葉も頂き、とてもやりがいを感じました。
今回は「ハーブの会」の方と同じテントで販売をさせていただきました。仲良くしていただいて、とてもほのぼのとした時間を感じることができました。大変お世話になりありがとうございました。とても楽しかったです。秋の花まつりでの再会を約束しました。「絶対行かせていただきます。」