6月5日(金)。本日、今年度2回目の園芸科学科1年「総合実習」の授業をしました。授業は、エダマメの播種と定植を同時に行いました。種子の向きや定植の方法、注意点などを先生から受け、初めてのことばかりで時間もかかりましたが暑い中頑張りました。美味しいエダマメを作りたいです。
野菜だよりVol.19「収穫楽しい」
6月4日(木)。今日は野菜園芸類型2年生で栽培している大玉トマト「麗夏」を収穫しました。収穫は今回で2回目なので、少し慣れてきました。トマトの着色具合をよく観察して、丁寧に取りました。管理は少し大変ですが、おいしそうなトマトを収穫するのは「楽しい」です。
果樹園だよりvol.39「朝から課題研究」
6月4日。少し肌寒い朝を迎えました。 始業前のブドウハウスで、園芸科学科3年果樹類型の生徒が、自身の研究の取組みをしていました。彼女は、電気刺激がブドウの品質や糖度に与える影響を研究しています。先生と相談しながら、ハウス内にどのような方法で実施できるかを試していました。頑張れ3年生。

アイマスク実習 (生活デザイン科2年(福祉類型))
6月2日(水)福祉類型「生活支援技術」の授業で、アイマスク実習をおこないました。 アイマスクをつけて、目の不自由な方への接し方や誘導の方法を学びました。 新型コロナウィルス感染症対策として、実習前後の手洗い、消毒をし、分かりやすく短い言葉かけをする工夫をしました。
【生徒感想より】 アイマスクをして校内を歩くと、普段は気づかない段差がとても大きなものに感じました。 段差や階段も、介助の人が丁寧に教えてくれてすごく安心したし助かりました。 階段は上るよりも、降りるときの方が怖かったです。 介助するときは、小さな段差やマットの上に乗るときも、声かけをしました。どう伝えたら分かりやすく安心して歩いてもらうことができるか考えさせられました。
野菜だよりVoⅼ.18「玉吊り」と「傘かけ」
6月3日。野菜園芸類型3年生で栽培している「水耕メロン」。今日は、「玉吊り」と「傘かけ」及び下葉かぎの実習をしました。「玉吊り」は専用のフックを使い、結果枝を収穫後左右同じ角度にさせるためにします。「傘かけ」は、この時期、日中の光線が強く「日焼け」を起こすのでその対策としてします。葉は下から枯れていき病気にもなりがちなので少しずつ摘みとっていきます。久しぶりにのハウス内の管理で、暑い中でしたけど頑張ることができました。
野菜だよりVol.17「実習始まりました」
6月3日。今週から学校が再開し、授業実習も始まりました。今回は野菜類型3年生「課題研究」を紹介します。
今日は、再度授業に対するガイダンスを再確認して自分の研究する野菜を管理したり、生育の早いオクラやビニルハウス内のミニトマトを収穫、腋芽かき、主枝の誘因をしたりしました。しっかり調査・研究してレポート作成や発表ができるよう頑張りたいと思います。

果樹園だよりvol.38「園芸科学科3年果樹類型”グリーンライフ”」
6月2日。曇天ですが気分は快晴です。
今日の「グリーライフ」の授業では、農業体験プログラムの立案と運営の授業の一環として、ブドウの講習会のリハーサルを行いました。副梢管理や摘粒、ホルモン処理などを講師役と生徒役に別れて行いました。教わることはあっても教えることはないのでとても緊張しましたが、教え方のコツを少しつかんだような気がします。
学校がかわる「学校再開」
6月1日。いよいよ学校再開です。 今日、朝のSHRの際、校長先生から学校再開についてZOOMを利用してのお話がありました。各クラスでのモニターを通じて、今後の学校生活のことについて話がありました。新型コロナウイルス感染症防止のために、オンラインで各教室において、全館放送ではない新しい形で話を聞きました。
<校長先生より>
おはようございます。いよいよ今日から本格的に学校が再開します。みんなはそれぞれ、昨日まで外出するのを我慢して家庭で勉強をしてきたと思います。今日の学校再開を本当に楽しみにしていたと思いますが、その気持ちは、みんなだけでなく、先生方も全く同じ思いです。しかし、学が再開したと言っても、去年までとは全く違った環境での学校再開となります。現実として、オリンピックが延期されたり、夏の甲子園大会が中止になったりしたように、農業クラブの全国大会や岡山県大会も全て中止となりました。本当に残念ですが、今の状況では仕方のないことだと思います。 さて、今日からの学校生活では、ここ2ヶ月できていなかった授業を優先していく必要があります。しかし、それ以上に大切なのは、完全に消滅していないコロナウイルスに、みんなが感染しないことです。東京では、最近20代、30代の若い人の感染が半数以上になっています。また、昨日北九州市では小学生が5人、中学生も感染し、第2波が来ています。コロナウイルスは、エイズウイルスなどと違って感染力が強いとされています。また、感染しても症状の出ない「無症状感染者」を介してウイルスがさらに広がっていきます。家族に高齢者や幼児など体力の弱い人がいると、自分は重症化しなくても、命に関わる事態に発展する確率が高まります。そして、何より未だに治療法が確立されていません。本来であれば、人と人の接触を避けるのが一番ですが、学校は集団生活の場なので、そういうわけにもいきません。防止策は、やはり密閉・密集・密接の「3密」の場面をつくらないこと。具体的には、毎朝、必ず検温をしてきてください。そして、マスクの全員着用、手の消毒は、教室前にある消毒液で一日何度でも消毒をしてください。そして、「無言はおもいやり」と考え、友達と話をしていると、ついつい近寄ってしまいますが、いつも以上に社会的距離を取り、大きな声で話すのは唾液の飛沫感染につながるので止めてください。ヨーロッパで一番早く学校を再開したデンマークでは、手洗いの他、文房具や食べ物を交換しないなどの感染対策を徹底しているそうです。
繰り返しますが、特に学校内では500人を超える人が活動しています。密になりやすい環境なので、全員マスクを着用してください。授業中は当然ですが、休み時間の廊下でもマスクをしてください。マスクは自分の命を守り、相手の命を守り、自分や相手の家族、お年寄りの命を守る一番の方法です。先生方は、万が一、マスクをしていない人がいたり、密接に話をしている人や大きな声を出している人を見かけたりすると注意をします。これは命を守るためです。 また、登下校の時、特に電車やバスといった密閉された空間では、自分は大丈夫と思っている人がいるかも知れませんが、周りには基礎疾患を持った方やお年寄りも大勢おられます。
マスクをしていない人を見て、直接注意はされなくても、心の中で「どうしてこんな時にマスクをしてないのか」と腹立たしく思っている人も必ずいます。今はマスクをすることが相手への一番の思いやりです。校内では授業中も休み時間も全員着用ですが、体育や農業の実習などでは、その内容によって、マスクを外す場面があると思います。その時は、先生方がきちんと指示をしますので、その指示を守ってください。
最後に、世界中が、人類が今までに経験したことのない状況が続いている中での学校再開ですが、みんなが健康で有意義な学校生活を送ってくれることを願って、学校再開にあたっての挨拶とします。

果樹園だよりvol.37「園芸科学科2年果樹類型ブドウ班」
6月1日。ついに授業が始まりました。 今日の園芸科学科果樹類型2年の「総合実習」の授業では、枝の脇から伸びる「副梢」の管理とブドウの粒を間引く「摘粒」を行いました。先生の説明の後、限られた時間で精一杯ブドウの管理実習を行いました。気がつけばブドウが大きくなり、ハウスいっぱいに実ったブドウの姿に感動しました。

瀬戸南に新しい家族が誕生!!(生物生産科飼育類型)
6月2日の朝、いつものように牛舎に向かうと新しい瀬戸南家族が誕生していました。 28kgの雄牛でした。6月1日から学校が再開されましたが、生徒の成長とともに、この仔牛も大きく成長してほしいと思います。

飼育類型:「ついに!!1年生初めての実習」
6月1日(月)。快晴の中、生物生産科一年生は新品の実習服に着替え、初めての「総合実習」を行いました。ウシとニワトリの2グループに分かれて実習を行いました。生徒にとっては初めての体験がたくさんありましたが、真剣に取り組むことができました。
ニワトリグループは、鶏舎の入り方や、実際に卵を集める集卵(しゅうらん)作業、割れている卵の見極め方等について説明を受けました。実際に新しい卵と古い卵のゆでたまごを使って、どちらの殻が剥きやすいか、しっかり考え、日常生活のちょっとした豆知識も得ることができ、非常に深い学びとなりました。
~ちょこっと豆知識~
ゆでたまごは、新鮮な卵より、古い卵の殻のほうが剥きやすいです。それは、新しい卵の白身に炭酸ガスが多く含まれていて、茹でたときに薄皮が圧着するので、剥きにくくなります。逆に、古い卵はその炭酸ガスが抜け、卵と殻の間に隙間ができ剥きやすくなります。
果樹園だよりvol.36「ブドウの歴史こぼれ話」
6月1日。いよいよ学校再開の日を迎えました。 ハウスのブドウはすくすく育ち、かなり大きくなっているものもあります。 粒もどんどん成長しています。
さて、壁画で有名な高松塚をはじめ、日本各地から出土している古鏡の中には海獣葡萄鏡があります。薬師寺の薬師如来の台座にブドウの浮き彫りもあるくらいですから、古くからかなり身近な植物であったことがうかがえます。ただ、食したかどうかの記録は残っていないようです。
野菜だよりVol.16「今週の圃場」
5月29日(金)。今週の野菜圃場をお伝えします。ビニールハウスではトマトの収穫が始まり、花は6花房(下から数えて6段目)まで咲きました。トウモロコシは茎が太くなり、分けつが生えてきました。
露地圃場では、ナスやピーマン、カボチャ、オクラが大きくなっており、もう少しで収穫できるオクラも出てきました。圃場も生徒のみなさんをを待っています。
果樹園だよりvol.35「大般涅槃経」
5月29日。今日は1年生の登校日でした。今回は、本校の「ビワ」の実の写真を掲載したいと思います。綺麗に色づき、まもなく収穫を迎えるものもあります。
ビワは、原産地は中国南部やインドとされており、古くから薬効があるとされてきました。今から3000年も昔のインドの「大般涅槃経(だいはつねはんぎょう)」という経典にも、その薬効について記載があります。そして、ビワの木のことを「大薬王樹」、ビワの葉のことを「無憂扇」と呼んでいました。「大薬王樹」とは最高の薬木、「無憂扇」は病気を治して憂いをなくす扇(葉)といった意味があります。ビワの木や葉の薬効に、最高の評価が与えられていたことがわかります。

生物生産科:「2年生久しぶりの実習」
5月28日(木)。本日は、2年生の登校日でした。健康観察の後、課題を提出し、HR後に約1時間程度「総合実習」の補充を行いました。約1か月ぶりの実習でしたが、作業内容を思い出しながら、真剣に取り組むことができました。 新型コロナウイルス感染症の対策として、実習前には使用する道具やドアノブ等を消毒し、熱中症に十分配慮してマスクを着用。実習の際も密接にならないよう、常に間隔をとって作業に取り組みました。
慣れない実習に戸惑いながらも、さすが2年生!しっかり順応し、楽しみながら学び、汗を流すことができました。
距離を保っての収卵 収卵作業 選卵 間隔をとってヒナの観察
果樹園だよりvol.34「2年ブドウの調査区設定」
5月28日。今朝は2年生の登校日でした。 健康観察や課題の提出、来週からの学校再開の注意を受けた後、園芸科学科2年(果樹園芸類型)では、果樹園(ブドウハウス)でブドウの観察を行いました。2年次から「果樹」の授業で、自分たちの調査区を設定し、生育調査を行います。今日は、その調査区のマーキングと新梢や房の長さを計測し、ジベレリン処理を短時間でしたが行いました。来週からいよいよ授業再開です。楽しみです。


果樹園だよりvol.33「ブドウの肥大化」
5月28日。今朝は少し気温・湿度が低く、気持ちのよい朝となりました。 ハウス内のブドウは、日々肥大化しています。摘粒をしているため、ブドウの房の形が見えてきました。14品種あるブドウは順番に管理作業を待っています。2つの写真は肥大する前のものと肥大した後のものです。かなり差があることがわかると思います。
肥大初期 一週間後
R2_1学期行事予定表を更新しました。
野菜だよりVol.15「天敵と害虫」
5月27日。栽培している野菜を確認するために圃場を歩いていると、白ネギが数本、切れて倒れていました。その犯人は「ネキリムシ」で、切れた白ネギの周辺を掘り返すと見つけることができました。土の中で越冬して、この時期に野菜へ被害を与えます。

次は、アブラムシの天敵である「アブラバチ(アブラコバチ)」です。成虫は2ミリほどでアブラムシに卵を産み付け、幼虫が大きくなると「マミー」を作るので存在を知ることができます。画面中央の丸い物体がそれです。アブラムシが多くなると発生し、少なくなるといなくなります。圃場にはいろいろなことが起きているので面白いです。

果樹園だよりvol.32「ホルモン剤」
5月27日。今日もとても蒸し暑く、汗が噴き出しています。 今日は、「課題研究」の取組の一つで、赤系ブドウの「ゴルビー」のホルモン処理について学びました。ジベレリンは、種なし処理を行う植物ホルモンですが、そのおもな作用は「茎の伸長促進」「休眠の打破」です。この植物ホルモンは植物自身が体内でつくっている物質であり、極めて微量で様々な生理作用を示します。 種なし処理をする際の濃度や注意点を先生に教えていただきました。
