草花だより17話 「葉組」

 9月2日。
 シクラメンを栽培して、最も大変な作業は「葉組み」です。葉組みとは、葉をたくさん出させるために、球根の中心にある芽点(がてん)に光を当てるため葉を外に広げリングを引っかけていく作業です。この時、長い葉を下に短い葉を上にしていき、全体を球体に整えていきます。出荷までに、何度も行います。シクラメンは、葉の数だけ花が咲くので、この作業をして葉の枚数を出させるのが、良いシクラメンを作るポイントです。

「授業スタート!!」(生物生産科)

 9月2日から授業が開始されました。生物生産科2年生の「農業機械」の授業で、学校の農場で改善・効率化を図れる点を考え、新たな農業機械を導入するのなら何がよいかをクラスで考えました。付箋に自分の意見を書いて、アウトプットし、共通のカテゴリーに細分化することで、自分の考えをクラスのみんなに伝えやすくし、他の生徒の考えもしっかり聞くことができ、有意義な学びとなりました。

草花だより16話 「原種シクラメン『ヘデリフォリウム』」

 9月2日。
 原種シクラメンが咲き始めました。花も無い、葉も無い、植木鉢に水をやること半年、花が出始めました。秋咲きの「ヘデリフォリウム」という品種です。葉が「ヘデラ」に似ている事が名前の由来だそうです。今は花だけ、この後葉が出てきます。小さくかわいらしい品種です。

草花だより15話 「オオカナダモパネル」

  8月の19日、20日に岡山市役所において、環境保全型農業推進パネルを展示してきました。「オオカナダモ」を堆肥化し、花苗を栽培した実験結果をパネルにして展示しました。本校ではイネでもオオカナダモを使って栽培実験を行って、パネル展示にしました。オオカナダモの栽培実験は、花苗(サルビア、マリーゴールド)に続き、シクラメンでも実験中です。

介護職員初任者研修スタート (生活デザイン科 2年 福祉類型)

 8月30日、介護職員初任者研修がスタートしました。 社会福祉法人ふれあい福祉会の介護士の方から講義をいただく予定でしたが、緊急事態宣言発令下であることを踏まえ、校内教員による講義となりました。 暑い中でしたが集中して取り組み、様々な介護サービスや介護職の仕事を学びました。

野菜だよりVol.65 2年生総合実習「秋作準備3」

 8月27日。
 今日は、園芸科学科野菜園芸類型2年生の「総合実習」」で、秋作ハウスキュウリ栽培用のネット準備と定植位置を決めるマーキングをしました。キュウリは、トマトと異なりネットを利用して誘引します。2人で1枚のネットを使うので合計12枚使用しました。 
 次回は、いよいよキュウリの定植です。キュウリの苗も大きくなっていたので楽しみです。

野菜だよりVol.64 2年生総合実習「秋作準備2」

 8月24日。
 今日の「総合実習」は、園芸科学科野菜園芸類型2年生が、ビニルハウスでキュウリを栽培するために畝を立てマルチングを行いました。続いて、発芽したキュウリのポットに「置き肥」をしたり、露地畑に「基肥」をまきました。2回目の栽培準備は、忘れていたこともありましたが、以前よりスムーズにできたと思います。

草花だより14話 「フラワー装飾技能検定」

 8月3日。
 フラワー装飾技能検定の実技試験がありました。花を扱う業態の方々が取得する国家資格で、本校生徒4名は3級を受けました。課題1:花束及びリボン、課題2:バスケットアレンジメント、課題3:ブートニアの3つの課題が出題され、それぞれを制限時間内に制作しなければ行けません。何度も何度も繰り返し練習をして試験に挑みました。

果樹園だよりvol.77「ブドウの品種」

 8月23日。
 今日は、「高尾」というブドウの品種を紹介します。本校には1本だけ栽培している品種で、県内でもかなり珍しい品種のようです。1975年に品種登録されている歴史ある品種で、ラグビーボールのような形をしている紫黒色の品種です。作出地の東京近郊の観光農園で栽培されていますが、近年では希少価値のある品種となっているようです。

和太鼓同好会 「パナソニック(備前陣太鼓)より、長胴太鼓を寄贈していただきました」

 8月24日。
 7月末にパナソニック岡山工場(備前陣太鼓)様より、長胴太鼓6台を寄贈していただきました。備前陣太鼓は、1987年10月松下電器産業(株)(現在のPanasonic)労働組合10周年を契機に、備前岡山の地に陣を構え社会貢献していく願いを込めて結成された和太鼓グループです。郷土芸能 和太鼓同好会は、この勇壮な太鼓に魅せられ、備前陣太鼓のメンバーの方々から献身的なご指導をいただきながら、稽古に汗を流してきました。
 太鼓と共に、備前陣太鼓の名前、曲、並びに思いを受け継ぎ、これからも日々練習に励んで後輩たちへとバトンを渡していきたいと思います。

家庭クラブ ~桃を救おう!④~

 今年のスクールプロジェクトは、食品ロスについて考える活動をしています。このブログでは「虫食いや打ち身で商品に出せない桃を救おう」をテーマに活動した内容を紹介します。  今回は夏に食べやすいスイーツを考えました。冷たいものを作るために、あらかじめ凍らせておいた桃のコンポートを活用し、桃のパフェと桃のシャーベットを作りました。溶ける前に調理を済ませるのがなかなか難しかったです。また、前回作った桃のジャムを活用する方法を考え、桃のグミを作ってみました。

いのちと心の教育で人づくり