全国お米甲子園2024プレゼンテーション部門優秀賞

 12月7日。山梨県北杜市で開催された全国お米甲子園2024プレゼンテーション部門最終審査に、生物生産科のお米プロジェクトチーム「PioneerR.G.」の5名が出場しました。これまで3年間取り組んだ「自動操舵システムを活用した多数回中耕除草による無肥料・無農薬栽培のイネ作り」について発表しました。1年生メンバーも参加し、プレゼンテーションを行いました。最後にリーダーの「コメ作り最高!」という叫びで発表を終えました。結果は優秀賞で2年連続グランプリとはならなかったものの、2度もこの大きなステージで発表できたことは大きな喜びになりました。3年生にとってはPioneerR.G.(コメ作りの先駆者)というチーム名で新しい農法にチャレンジしてきた集大成になりました。

みえるらべる取得(生物生産科)

生物生産科ライスコースでは、肥料や化学肥料を使わないイネ栽培を行っています。そこで、農林水産省が取り組んでいる農産物の環境負荷低減の取り組みの「見える化」に挑戦してみました。これは消費者に環境負荷低減が図られた農産物を選択してもらえるよう、「温室効果ガスの削減への貢献度合い」「生物多様性保全への配慮」を☆の数でラベル表示をして「見える化」したものです。

 今回はこの時期に販売しているもち米への表示を目的として、「温室ガス簡易算定シート」を作成し、中四国農政局に提出しました。そして12月5日に農水省に算定結果が認められた通知が農政局から届きました。温室効果ガス削減3つ星、生物多様性保全2つ星のラベルを貼ることができるようになりました。この「みえるらべる」の取得は岡山県の高校では一番最初になりました。「もち米」と、それを原料に使用している「瀬戸南おかき」にこのラベルを貼っています。

フラベジだより49話「佐伯中学校出前講座」

 12月19日(木)。佐伯中学校出身生徒4名が母校である佐伯中学校を訪れ、出前講座を行いました。高校生が教えることで、中学生のみなさんに「多肉植物寄せ植えづくり」を楽しく体験してもらうことができました。高校生にとっても母校の先生方に成長した姿を見せることができ、貴重な経験になりました。