ある秋晴れの日の農業実習。
牛のエサとなる稲ワラ集めがありました。水田で栽培した稲のワラ(茎や葉)を乾燥させ、専用の機械(ロールベーラー)で、直方体(四角い固まり)に整形し、牛のエサとして利用します。今日の実習は、その稲ワラを貯蔵用のハウスに運ぶ作業です。大変な力仕事ですが、生物生産科2・3年生の飼育類型が力を合わせてがんばりました。
岡山市市民局生活安全課消費生活センターの水内副主査をお招きし、総合学習で3年生が消費者教育の講演を受講しました。高校生が巻き込まれやすいネットトラブルや、卒業後の社会生活で陥りやすいマルチ商法について、具体的な例を挙げてわかりやすく説明していただき、生徒も教員も大変勉強になりました。「トラブルが発生したら、1人で抱え込まずにまず消費生活センターに電話を」という言葉が、生徒にはとても心強く感じられたようでした。