おいしく食べる!をデザインしよう。SETONA米粉の誕生から

☆家庭クラブスクール

プロジェクトの概要

瀬戸南産米粉の誕生をきっかけに、家庭クラブでは、米粉を美味しく食べるための活動として、「材料・作る楽しみ・食べる楽しみ」をデザインすることに取り組みました。

「材料をデザイン」として、米粉シフォンケーキの開発をはじめ、瀬戸南の米粉と農作物を使ったレシピの開発に挑戦しました。た、赤磐商工会、「石釜パン工房 麦のひげ」との連携によりシフォンケーキの商品化も実現し、地元赤磐産米粉商品の一つとして定着してきています。

 

「作る楽しみをデザイン」として、小学生料理教室(米粉ピザ作り)を実施し、自分で作ることの楽しさを小学生に実感してもらえたのではないかと思います。

「食べる楽しみをデザイン」として、誰もがおいしく食べられる米粉とろみスープの開発や、来年の1月13日には地域の健康教室での嚥下体操などの実施を予定しています。

今後も、子どもから高齢者まで幅広くアプローチできる瀬戸南高校の強みを活かして、誰もがおいしく食べるための研究を続けていきたいと思います。

 

福祉体験発表会レポート 12月14日

西川原プラザで行われたこの会には岡山県下で福祉を学ぶ生徒80名が参加し、参加校10校から16題の発表がありました。瀬戸南から生活デザイン科3年武本玲奈さん(長船中出身)が出場し見事な発表をしました。いずれの発表も印象深く、多くの生徒が福祉施設を現場という言葉で表現し、強い衝撃を受けた後、それを勇気を持って乗り越えようとすることから得られる学び、世界観の変化、その道で生きる覚悟をする、そんな心の成長がしっかりと聴衆者に伝わってきました。共有体験のある生徒達はことさらに強い共感と力を得たようでした。

 

第一回シクラメン検定 12月14日

園芸科学科草花類型3年生を対象にシクラメンの特性や栽培技術についての知識や技術に関するシクラメン検定試験を実施しました。4者択一問題が40問出題され、7割以上が合格ラインで、今回は19人が受検して10人が合格しました。 なお、園芸科学科3年久保榛夏さん(富山中出身)が最高得点で合格しました。

 

第一回食のサミットに参加 12月11日

くらしき作陽大学主催のこの会に「地域の食材を使った安心安全や健康志向の商品開発」に取り組んでいる県内の高校5校が参加し、商品の説明と試食を行いました。本校の生活文化研究会は、シフォンケーキに続く第2弾ともいえる「米粉チュィール」を出品しました。会場では程よい甘さと食感がよいととても好評でした。これらの取組みを通して地域への理解が深まり、大きな自信につながったことは間違いありません。

 

第40回シクラメン祭 12月3日

前日からの雨がようやく上がり、少し重たい曇り空の中、第40回を迎えるシクラメン祭が無事に行われました。今年も開場と共に列に並んで下さった地域の方々には、PTAのお茶のサービスや生徒によるスモークチキンの解体ショー、シクラメンクイズなどの40回記念企画を楽しんでいただきました。

オープニングの和太鼓演奏が始まると会場全体が、和太鼓の音を味わうように静かになり、駆けつけた生徒達は何かを確認するかのように聴き入っていました。演奏後の「よっしゃ頑張ろう!」という声がとても印象的でした。第40回記念の餅つきイベントも行われ、会場はとても活気づいていました。

農場生産物として種まきから丹精込めて栽培したシクラメン・パンジー・葉ボタンなどの草花や寄せ植え生徒作品、ハクサイ・キャベツ・ダイコン・お米・柿などの太陽の恵み一杯の農産物に加えて瀬戸南名物のスモークチキンやローストチキンに瀬戸南オリジナルのシフォンケーキとおこわなど人気の商品が並びました。足下の悪い所をご来場下さいました地域や保護者の皆様に厚く御礼申し上げます。