カテゴリー別アーカイブ: 各学科

果樹園だよりvol.48「ブドウの袋かけ」

  6月24日。今日もとても日差しがまぶしいです。

  今日の園芸科学科3年果樹類型「総合実習」では、ブドウの袋かけの実習を行いました。袋かけの目的は、病害虫から果実を守ったり、上部の日焼け防止のために行ったりします。また、着色を促進したりもします。品種によって、異なったタイプの袋かけを行います。 今週と来週ですべてのブドウの袋かけを行う予定です。

果樹園だよりvol.47「炊き出し訓練」

  6月23日。今日もとても暑いです。

 今日の園芸科学科3年果樹類型「課題研究」地域貢献グループは、ブドウのせん定枝を活用したプロジェクトの一環として、枝を燃料にした炊き出し訓練を行いました。材料は、本校のほ場で収穫されたもの(ジャガイモ・タマネギ)や加工されたもの(ミソ)を中心に使いました。豚汁を作り、園芸科学科果樹類型3年のメンバーで試食しました。 万が一の時、本校の農産物やせん定枝を活用すれば、炊き出しが可能となることを証明していきたいと思っています。

草花だより 第18話 「タマツゲの剪定」

 6月19日。園芸科学科1年生の「総合実習」では、毎年ほ場内のタマツゲの剪定をしています。先日、その剪定を行いました。生徒は慣れない大きな刈り込みばさみで、怪我のないように気をつけながら剪定しました。天端(てんぱ:上の面)をきれいに揃えるのに苦労しましたが、協力して揃えることができました。

果樹園だよりvol.46「色づきはじめました」

    6月22日。最近、朝夕が少しだけ過ごしやすい日が続いています。

    今日の園芸科学科2年果樹類型「総合実習」では、摘粒と副梢管理を引き続き行いました。次第に作業速度も上がり、効率よく実習ができるようになりました。 ブラックビート・藤稔の2品種がついに色づきはじめました。今週から「袋かけ」を行い、約一ヶ月後に収穫が始まります。楽しみで仕方ありません。

令和2年度田植え開始!!(生物生産科)

 6月17日。生物生産科栽培類型3年生が令和2年度の田植えを開始しました。 この日は4号田(60a)に、成苗まで育苗した「にこまる」の苗植付けを行いました。成苗という苗の種類は、岡山県のメーカーみのる産業(株)が開発したポット育苗システムで育苗します。 田植えの手順は、まず、苗代から苗箱を田んぼまで運びます。次に田植え機に苗箱をセットします。そして、田植え機を操作しまっすぐに植え付けていきます。初めて操作する田植え機に緊張した面持ちの生徒もいましたが、無事に1枚目の田んぼの田植えが終了しました。明日は3号田(50a)、「きぬむすめ」成苗の田植えです。明日もがんばります。

ニューウェポン ドライブハロー(生物生産科)

 6月17日。生物生産科栽培類型3年生が田植え前の代かきを行いました。 代かきの目的は、耕うん後の田に水を入れ、土を細かく砕き、田面を平らにすることです。 今年は代かき専用の作業機「ドライブハロー」を導入しました。トラクタに標準で装備されているロータリより砕土・撹拌能力に優れ、田土をより細かく砕き田面を平らにできます。これにより、均一な田植えを実現できます。機械操作に慣れた3年生が丁寧に代かきを行いました。これからおいしいお米をつくるために田植えをがんばります。

昔の遊び (生活デザイン科2年福祉類型)

 6月17日、生活デザイン科福祉類型「生活支援技術」の授業で昔遊びとして、あやとり、けん玉、お手玉にチャレンジしました。 本やプリントを見ながらも、「どうだったかなぁ」「できた」「難しい」と様々な声があがるなか、上手にできる生徒が積極的に教える場面もありました。昔ながらの遊びを楽しむことができました。

草花だより 第17話 「シクラメンの夏越し6月版」

 6月9日。 園芸科学科草花類型。「昨年度のシクラメンを今年も咲かそう」という課題研究のプロジェクトで「シクラメン講座」を学習しています。シクラメンは高温多湿を嫌う特性があり、いかにストレスをかけないように管理するかがポイントです。 今日は、開花後の種子を取得する管理実習をしました。枯葉や枯花の除去をして病害虫防除も行いました。

野菜だよりVol.24 「今週のメロン」

 6月17日。今日は、枯れてきた葉を摘みとる「下葉かぎ」と、メロンの果実を拭く「玉拭き」をしました。「下葉かぎ」は弱い葉を取って病気にならないようにするためにします。「玉拭き」はネットや花痕から病気を侵入させないために農薬を含ませた布で拭きます。日本は湿度が高いので病気になりやすく、農薬の散布も必要ですが、最小限にとどめたいので本校では1000倍に希釈した農薬で拭きます。下葉かぎをして、風通しもよくなりました。

野菜だよりVol.23「おいしい基準」

 6月15日。野菜園芸類型2年生で「トマト」をたくさん収穫しました。今回は、収穫するトマトの基準(色つき)と意味について説明をしました。私たちは、赤く熟れた果実を収穫します。トマトの株で赤く熟れることを「木熟れ」といい、熟れるまで栄養が入るのでおいしいといわれています。お客様に喜ばれるトマトを出荷していきます。

果樹園だよりvol.45「切り接ぎ」

   6月17日。梅雨ですが、天気は快晴です。

 今日の園芸科学科3年果樹類型「総合実習」では、モモの接ぎ木について学習しました。接ぎ木の目的は、抵抗性の台木使用によって、耐寒性や耐水性などを向上させたり、結果樹齢を早くしたりすることにあります。台木を準備し、カッターで切れ目を入れ、穂木の形成層の幅を調整しながら差し込み、テープで固定します。3年生全員がマスターしました。

壁に彩りを!! (生活デザイン科2年福祉類型)

 6月17日、生活デザイン科福祉類型「生活支援技術」の授業で壁面製作に取り組みました。 童謡からイメージする情景を画用紙を使って表現しました。ちぎり絵をしたり立体的にしたり、工夫を凝らしたものになりました。 完成した壁面は廊下や教室内に掲示し、他の生徒にも見てもらいたいと思います。

果樹園だよりvol.44「うどんこ病防除」

 6月16日。梅雨のため湿度が・・・。

 ブドウのハウスでは、たわわに実った果実が私たちを迎えてくれます。しかし、多湿な日本では、病気との闘いが待っています。日本で被害が大きい病気はほとんどがカビ系です。その中の「うどんこ病」を昨日発見したので、防除を行いました。葉の表面や果粒が灰色のカビで覆われる病気です。幼果は落下し、成果も果粒が奇形になったり裂果したりします。せっかくここまで管理してきたので、少しでも被害を抑えたいと思います。

草花だより 第16話 「園芸装飾検定の勉強をしたよ」

 6月13日。 園芸科学科2年草花類型。新型コロナウイルス感染症対策で様々な生徒の活躍の場が失われています。前期日程の種目はすべて中止となり、当検定は実施されなくなりました。しかし、この検定により道具の使用方法、片付け、手入れなどをとおして就職してからとても大切な「準備や仕込み」のことが学べます。また、植物の配置を何度も反復練習を重ねていくので、花壇装飾や寄せ植えをしていく上での配置やバランスを考える絶好の場となります。

 今年の検定はありませんが、パートの練習を授業内に行うなどして、様々な道具の使い方や植物の扱い方を勉強していきます。一つずつ覚えて頑張ります!!

「ロープワークの練習成果を確認!」

 6月12日。生物生産科2年生の「畜産」の実習において、新型コロナウイルス感染症の休校期間中から練習してきた「ロープワーク」の練習成果を確認しました。実際にウシの鼻先を「男結び」でつなぎ、ウシを散歩させました。つながれて運動するのが初めてのウシもいましたが、10分ほどで”人牛一体”の関係(右上写真)にまでなりました。その後、柵に保定して毛ブラシで牛体のブラッシングをしました。練習したロープワークはほどけることなく、技術の習得を実感できました。