カテゴリー別アーカイブ: 各学科

和牛甲子園に参加して(生物生産科飼育類型)

和牛甲子園に参加してきました。全国17都道府県30校から44頭の出品がありました。育てた肥育牛の枝肉成績と日頃の取り組み発表で競いあいました。本校はどちらも入賞することはできませんでしたが、和牛肥育に取り組む全国の高校生と交流することができ、良い刺激を受けているようでした。

今回出品した「かつよしもり」号の他に、「ふじさくら」号という肥育牛が出荷を控えています。和牛甲子園で得たことを活かして最後まで飼育していきたいと思います。

総合実習「ブドウのせん定」(園芸科学科果樹類型)

今年は暖冬で、ブドウの樹の休眠が心配な今日この頃です。

1月17日(金)、1年生の総合実習でブラックビートのせん定を行いました。せん定ばさみで慎重に枝を切り落とし、芽を一つ残してせん定しました。その後、切り口に殺菌剤を塗布しました。せん定枝は、農業残渣として燃やされる状況にありますが、何か活用できないかと考えているところです。

生花のコサージ パート1(園芸科学科草花類型)

草花類型2年生と草花類型1年生が、3月1日の卒業式に向けて生花のコサージ作製の練習を開始しました。本番で使用するコサージは2月28日に完成させますが、それぞれのパーツ作りの練習です。 フォーカルポイントに使うシンビジウムなどのラン、フォーカルポイントを引き立てる脇役のマスフラワーとしてのスプレーカーネーション、空間を埋めるフィラフラワーとしてのカスミソウ、葉ものとしてのレザーファン。それぞれの役割とワイヤリング、テーピングの方法を理解しました。また、出来上がりを見て、触って、確かめました。 今回は前半のランだけを練習しましたが、次回からスピードを上げていきます。そして、過去の先輩達がとっても苦労した「リボンワーク」もやっていきます。頑張っていきましょう!

トラクタの運転練習(生物生産科)

生物生産科2年生の生徒が、農業機械の授業で大型トラクタの運転練習を行いました。トラクタの運転は初めてという生徒が多く、操作の仕方を教えてもらいながら運転しました。 上手に運転できた生徒からは歓声が上がるなど、真剣な取組の中に楽しい雰囲気もありました。今後はスラロームなど、最終実技試験に向けて練習を繰り返していきます。

園芸科学科課題研究発表会

1月15日(水)。園芸科学科3年生が果樹・野菜・草花の3類型に分かれ、課題研究発表会を2年生を前にして3会場でそれぞれ行いました。3年生が1年間に渡り、計画、栽培、調査、分析、考察を行った課題研究。努力の結晶が伝わるようにプレゼンテーションも作ってきました。2年生からの鋭い質問に動揺することもありましたが、全員が無事に堂々と発表できました。3年生のみなさん、お疲れさまでした。

2年生のみなさん、来年の課題は見つかりましたか? 早めに取り掛かって、さらに良い課題研究発表会にしていきましょう!

生物生産科課題研究発表会

1月15日(水)、生物生産科の課題研究発表会が行われました。3年生がグループで取り組んだプロジェクト活動について、計画・実施内容・結果・考察にまとめ、プレゼンテーション形式で発表しました。

聴衆の2年生からは多くの質問があり、3年生はそれに対してきちんと答えるなど、大変活発な会となりました。飼育類型と栽培類型から代表に選ばれた2班と中国ブロックで優秀賞の「おかき戦隊瀬戸南じゃー」が、21日(火)に行われる校内課題研究発表会に出場します。

発表題目のみ紹介します。

「より効率的な除糞方法の検討」 「Making Red Egg ~卵黄の赤化と加工品の製造~」 「畝の高さによって枝豆の収量が変わるのか?」 「交流で地域活性化を目指して!~歌え♪おかき戦隊瀬戸南じゃー!!~」 「親鳥加工による食べやすい鶏肉料理」 「ブラックボール2を四画にしよう」 「いくぞ!!お米甲子園」

行くぞ!和牛甲子園!!(生物生産科飼育類型)

 1月14日(火)。1月16日~1月17日に東京都中央卸売市場食肉市場・品川グランドホールで開催される「第3回和牛甲子園」に出品する「かつよしもり」号を送り出しました。「かつよしもり」号は、今の3年生が入学した平成29年の10月に生まれたウシです。ちなみに後ろで見送っているのが3年生です。和牛肉を生産するには長い期間が必要だということを改めて実感しました。

  どんな枝肉になるかは出荷先で検査をしてみなければ分かりませんが、約3年間の取り組みの成果が試される瞬間です。当日の枝肉成績が楽しみです。

松花堂弁当でお・も・て・な・し(生活デザイン科)

1月9日(木)。生活デザイン科3年生のフードデザインの授業で、お世話になった先生方と同窓会長をお招きし、心を込めて作った「松花堂弁当」を食べていただきました。

3年間の集大成として、昨年から日本料理の先生にご指導いただき、献立を考え、試作を重ねてきた松花堂弁当。先生方からは「美味しい!」「きれい!」「上品!」と、お褒めの言葉をいただきました。

高校生活もあと少しです。

建設機械の資格取得に挑戦!(生物生産科・園芸科学科)

12月25・26日に、生物生産科2年生(8名)と園芸科学科2年生(3名)の生徒が小型車両系建設機械の資格取得に挑戦しました。キャタピラー教習所の方の指導のもと、学科講習と実技講習を受講しました。

写真の機械は、地面を掘ったり整地したりする建設機械で、工事現場でよく見かける小型のショベルカーです。 実技講習では、初めて操作する機械に戸惑いや不安がありましたが、慣れてくると上手に掘削作業や整地作業ができるようになりました。無事に資格を取得することができるかな? 

取れる資格はたくさん取って、進路の幅を広げよう!!

でかい牛(生物生産科飼育類型)

今日は、肥育牛の体重測定の日です。本校で生まれておよそ2年と5か月の間、飼養管理してきました。生まれた時の体重は30kg程でしたが、今日の体重測定では700kgを超えていました。つまり、約900日で670kg体重が増え、計算すると1日当たり約750gずつ体重が増えたことになります。

来月に出荷を控えているので、枝肉でどれ位の成績が残せるのか楽しみです。

パスクラサンに学ぶ(園芸科学科果樹類型)

12月23日(月)。パスクラサンの研究を2年生が引き継ぎ、新たなプロジェクトがスタートしました。果樹類型の生徒4名が新商品の開発を目指します。 今日は、規格外のパスクラサンをいただきに福島さんのもとへうかがいました。いろいろなお話をうかがうことができた上に、試食までさせて頂きました。

また、赤坂の直売所にも足を運び、市場調査も行いました。生徒の瞳が輝いていました。

ウシを繋ごう(生物生産科飼育類型)

ウシを繋ぐための技術を身に付けるためにロープワークに取り組みました。課題は「男結び」、「頭絡(とうらく)の装着」、「繋留(けいりゅう)」です。男結びは、鼻環とロープを結ぶのによく使われる結び方です。頭絡というのは、鼻環をつけていない子牛などを繋留するために頭部に装着するロープのことです。写真では紫色のものです。最後の繋留とは、柵などにウシを繋ぐことです。

今回は1、2年生合同実習でしたので、先輩が後輩に教えてあげながら技術の習得に取り組みました。「男結び」、「頭絡の装着」、「繋留」は、ウシを飼うために必要なロープワークの基礎です。しっかりと身に付けてほしいです。

☆おまけ

ロープワークの練習をしていると、肥育牛の牛房から2頭の肥育牛が興味津々な様子でこちらを見ていました。かわいいですね♥

エコー検査を使った肉牛の評価に挑戦(生物生産科飼育類型)

牛肉は「枝肉格付け」と呼ばれる基準で評価されています。例えば、「A5ランク」といった感じで誰しも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。消費者にとっては分かりやすい基準で、購入する際の指標になると思います。

一方、生産者からするとブランドや売却価格に直結するため、一番の関心事です。しかし、この枝肉の格付けというのはウシを屠畜して枝肉にしてみないとわかりません・・・。もし、生きている間に肉の様子を確かめることができたら…。 この課題を解決する技術として登場したのが、「エコー検査」を使った評価方法です。これを使うことで、ロースの大きさや霜降りの入り具合、余分な脂肪の厚さなどを推定することができます。

今回、2頭の肥育牛を測定し、比較しました。この2頭は、来年の1月に開催される「和牛甲子園」の出品候補牛で、この度の測定でより良好な枝肉成績を残す可能性がある肥育牛を選定することができました。

測定をするに当たって岡山県農林水産総合センター畜産研究所の職員の方からご指導をいただきました。この場をお借りして御礼を申し上げます。

「パスクラサンを知る」(園芸科学科果樹類型)

12月18日(水)。園芸科学科果樹類型3年生のパスクラ研究班が、岡山高島屋さんでパスクラサンの販売実習を行いました。福島農園から仕入れたパスクラサンを、特設ブースで試食していただきながらPRしました。多くの方々に興味を持っていただき、私たちのこれまでの取組が報われたような気持ちになりました。生産者の福島さん夫妻も来店され、記念撮影も行いました。

来年度も、この取組を後輩たちが引き継ぎ、新たなプロジェクトを立ち上げてもらいたいと思いました。

なお、この様子が12月19日の山陽新聞の岡山市版に掲載されました。

「おかき戦隊」高島屋でおかき販売(生物生産科)

12月18日(水)。「おかき戦隊 瀬戸なんじゃ~」のメンバー4名が、「瀬戸南おかき」4種類と黒大豆で作った醤油「瀬戸南醤油」を高島屋さんで販売しました。今回の販売は、赤磐市の洋ナシ「パスクラサン」のPRのために赤磐市職員さんと果樹類型の3年生が一緒に行う販売会にコラボしたものです。

「味噌」「パクチー」「柚子胡椒」「瀬戸南醤油」おかきの試食を勧めながら商品の説明を行いました。おかきの歌を口ずさみながら楽しい販売会となりました。

「瀬戸南おかき」と「瀬戸南醤油」は、今月22日(日)まで高島屋の地下2階の食品売り場で販売してもらっています。是非、お買い求めください。

シクラメン講座(5回目)(園芸科学科草花類型)

12月17日(火)。「平成から令和のシクラメンを咲かそう」と開講した本年度のシクラメン講座も、いよいよ5回目の最終回となりました。あいにくの雨模様でしたが、受講生の方々もほぼ全員ご参加くださいました。

今日は、皆さんのシクラメンの管理方法についての情報交換がメインで行われました。夏の高温対策に悩まされ、毎年の気候の変動に対応することができずに株を枯らしてしまった方が多かったです。特に、水のやり過ぎなどが多かったように思います。 そこで提案したのが、底面給水鉢の底皿を外した管理方法でした。この方法だと底皿がないために潅水に注意が払われます。また水が多すぎても、下の皿がないために余分な水が抜け、意外と元気な状態をキープできるという長所があります。     

また、夏越しをしていく中で失敗?してしまった株も、手入れをすることで球根から植物の生命力のすごさを感じることができる、シクラメンの「コーデックス」について勉強しました。これは、シクラメンがきれいな塊根植物であり、球根から葉柄(葉の茎)や花梗(花の茎)が生えるところを見て、わび・さびを感じることが最近ブームになっているものです。紹介後は、実際に植え込みをして、きれいに仕上げました。

受講生の皆様、1年間お世話になり、ありがとうございました。来年もシクラメン講座を行う予定ですので、よろしくお願いいたします。

最近の実習の様子PARTⅠ(生物生産科飼育類型)

①牛体測定   子牛の発育状態をチェックするために牛体測定を行いました。今回は備前県民局とJAの職員の方に測定していただきました。牛体測定をしていただくだけでなく、関係機関の職員の方から話をしていただき、学びを深める機会となりました。この測定結果は今後の飼養管理の改善に役立てたいと思います。

②飼料給与(ヤギ)   本校ではヤギの飼育にも取り組んでいます。写真は、濃厚飼料を給与している様子です。飼料を報酬として給与することで、足の周りを回る芸を仕込もうとしているところです。ちなみにこのヤギは今年の4月に生まれたヤギで、飼料を与えている生徒が分娩を介助してくれました。非常に微笑ましい風景でした。

東備畜産研究会「先進地視察」で笠岡へ(生物生産科飼育類型)

東備畜産研究会の先進地視察に同行し、笠岡市のベイファームの希望園にお邪魔させていただきました。県下最大級の牧場で、大規模な畜産経営を実際に見学さていただくことができました。その中でもローターパーラーは圧巻でした。一度に80頭近いホルスタインの搾乳がズムーズに行われる様子は、飼養管理をされている方の努力や工夫が感じられる場面でした。

また、飼養管理上の工夫だけでなく、オゾン発生装置や大量に発生する糞尿を処理するための堆肥場など今日の畜産が抱える課題の解決に向けて積極的に取り組まれていました。未来の畜産業を担う生徒達にとって非常に有意義な視察となりました。

終わりになりましたが、今回の視察に当たって、視察の場を提供してくださいました有限会社希望園の皆様、視察の機会を提供してくださいました東備畜産研究会の皆様、そして、視察に当たって準備をしてくださいました備前県民局の農産物生産課の皆様に御礼を申し上げます。