6月25日。生物生産科3年栽培類型20名が「グリーンライフ」の授業の中ででソーセージを作りました。この授業は農村生活を体験したりスローフード活動を行ったりしています。前回は豆乳でプリンや充填豆腐を作りましたが、今回は家庭で作れる方法でソーセージを作りました。 搾り袋を利用して、人工腸に香辛料などで味付けしたミンチ肉を詰めました。70℃で40分ボイルした後に軽く焼いて試食をしました。最後に味や作業工程についての感想や改善点についてまとめました。初めての体験活動でうまくいかないこともあり、ドキドキしながら完成させ楽しく学べました。
カテゴリー別アーカイブ: ①生物生産科
令和2年度田植え開始!!(生物生産科)
6月17日。生物生産科栽培類型3年生が令和2年度の田植えを開始しました。 この日は4号田(60a)に、成苗まで育苗した「にこまる」の苗植付けを行いました。成苗という苗の種類は、岡山県のメーカーみのる産業(株)が開発したポット育苗システムで育苗します。 田植えの手順は、まず、苗代から苗箱を田んぼまで運びます。次に田植え機に苗箱をセットします。そして、田植え機を操作しまっすぐに植え付けていきます。初めて操作する田植え機に緊張した面持ちの生徒もいましたが、無事に1枚目の田んぼの田植えが終了しました。明日は3号田(50a)、「きぬむすめ」成苗の田植えです。明日もがんばります。
ニューウェポン ドライブハロー(生物生産科)
6月17日。生物生産科栽培類型3年生が田植え前の代かきを行いました。 代かきの目的は、耕うん後の田に水を入れ、土を細かく砕き、田面を平らにすることです。 今年は代かき専用の作業機「ドライブハロー」を導入しました。トラクタに標準で装備されているロータリより砕土・撹拌能力に優れ、田土をより細かく砕き田面を平らにできます。これにより、均一な田植えを実現できます。機械操作に慣れた3年生が丁寧に代かきを行いました。これからおいしいお米をつくるために田植えをがんばります。
「ロープワークの練習成果を確認!」
6月12日。生物生産科2年生の「畜産」の実習において、新型コロナウイルス感染症の休校期間中から練習してきた「ロープワーク」の練習成果を確認しました。実際にウシの鼻先を「男結び」でつなぎ、ウシを散歩させました。つながれて運動するのが初めてのウシもいましたが、10分ほどで”人牛一体”の関係(右上写真)にまでなりました。その後、柵に保定して毛ブラシで牛体のブラッシングをしました。練習したロープワークはほどけることなく、技術の習得を実感できました。
ヒナの成長記録VOL.7:「鶏痘(FP)ワクチン接種!!」
6月16日。生物生産科2年生の生物活用の授業で、ヒナのワクチン接種を行いました。今回接種したのは鶏痘(FP)ワクチンです。前回のILTワクチンは目薬のように眼にワクチンを投与する点眼方式でしたが、今日は穿刺(せんし)という方式でワクチンを投与しました。 穿刺法とはワクチンを鶏の翼膜(写真1:赤三角部分)に穿刺し、投与するやり方で、穿刺部位の皮膚でワクチンウイルスを増やし、免疫を付けさせます。生徒の皆さんはかわいそうという気持ちになりつつも、鶏が伝染病にかからないためだとしっかりと理解し、実習を行うことができました。
作業でのポイント
① 翼膜(写真1:赤三角部分)付近の羽を取り除き、穿刺する際にワクチンが羽毛につかないように注意する。
② 穿刺する際に針が血管に打ち込まないようにする。
③ ペアで作業する場合、自分と相手に刺さないように注意する。
 - 写真1 
 - 写真2 
 - 写真3 
 - 写真4 
田植え機の整備(生物生産科)
芒種の時候を迎え、田植えの時期が近づいてきました。6月10日生物生産科栽培類型3年生が田植え前の田植え機の点検・整備を行いました。 今日は稚苗用田植え機のエンジンやミッションのオイル量、植付け部の動作確認を行いました。エンジンオイルの汚れを確認したので交換を行いました。ミッションオイルも規定量より減っていたので継ぎ足し、植付け部のグリスアップを行いました。 きちんと整備できたので、再来週からエンジン全開で田植え実習をがんばります!
ジャガイモ収穫(生物生産科)
6月8日、生物生産科2年生20人がジャガイモの収穫を行いました。品種はデジマです。 2月20日(木)に定植したたねイモが大きく成長し、収穫期を迎えました。地中のイモを傷つけないように、剣先スコップで株の周りを掘り起こして収穫をします。暑い中でしたが、協力して取り組むことができました。今年の出来栄えは・・・、小粒のものが多く、収穫量も少なかったです。また来年の作付けを頑張ろと思います。
飼育類型:「大きくなったヒナにワクチン接種!!!」
6月9日(火)。今日は卵の日です。「卵」という漢字が「69」の数字に似ていることと、夏前に卵を食べて体力増進を図ってほしいという願いとかが込められているそうです。
さて本日、生物生産科2年の「生物活用」の授業で、鶏伝染性咽頭気管支炎(以下ILT)ワクチンを点眼しました。ILTは届出伝染病に指定されており、感染して重症化すると異常な呼吸音となり、血痰で窒息死する場合があります。そのため、ワクチンを点眼し、免疫を補強する必要があるのです。
4月14日に入すうした際は体重35g前後でしたが、今では平均700g前後としっかり成長しています。2年生は1年生の実習で一度、点眼をした経験があるため、その経験を活かし、集中して取り組むことができました。466羽の点眼を90分程で終えることができました。そして、暑い中での実習でしたが、久しぶりに触れ合うヒナの可愛さに癒されていました。残りの時間は、ワクチンの解説と、次回の実習で行う鶏痘(FP)ワクチン投与の説明を受け、学びのある実習となりました。
瀬戸南に新しい家族が誕生!!(生物生産科飼育類型)
6月2日の朝、いつものように牛舎に向かうと新しい瀬戸南家族が誕生していました。 28kgの雄牛でした。6月1日から学校が再開されましたが、生徒の成長とともに、この仔牛も大きく成長してほしいと思います。

飼育類型:「ついに!!1年生初めての実習」
6月1日(月)。快晴の中、生物生産科一年生は新品の実習服に着替え、初めての「総合実習」を行いました。ウシとニワトリの2グループに分かれて実習を行いました。生徒にとっては初めての体験がたくさんありましたが、真剣に取り組むことができました。
ニワトリグループは、鶏舎の入り方や、実際に卵を集める集卵(しゅうらん)作業、割れている卵の見極め方等について説明を受けました。実際に新しい卵と古い卵のゆでたまごを使って、どちらの殻が剥きやすいか、しっかり考え、日常生活のちょっとした豆知識も得ることができ、非常に深い学びとなりました。
~ちょこっと豆知識~
ゆでたまごは、新鮮な卵より、古い卵の殻のほうが剥きやすいです。それは、新しい卵の白身に炭酸ガスが多く含まれていて、茹でたときに薄皮が圧着するので、剥きにくくなります。逆に、古い卵はその炭酸ガスが抜け、卵と殻の間に隙間ができ剥きやすくなります。
生物生産科:「2年生久しぶりの実習」
5月28日(木)。本日は、2年生の登校日でした。健康観察の後、課題を提出し、HR後に約1時間程度「総合実習」の補充を行いました。約1か月ぶりの実習でしたが、作業内容を思い出しながら、真剣に取り組むことができました。 新型コロナウイルス感染症の対策として、実習前には使用する道具やドアノブ等を消毒し、熱中症に十分配慮してマスクを着用。実習の際も密接にならないよう、常に間隔をとって作業に取り組みました。
慣れない実習に戸惑いながらも、さすが2年生!しっかり順応し、楽しみながら学び、汗を流すことができました。
 - 距離を保っての収卵 
 - 収卵作業 
 - 選卵 
 - 間隔をとってヒナの観察 
生物生産科「苗代づくり」~こんな時こそ瀬戸南家族の力が試されます~
5月21日晴天の中、水稲の苗を作る苗代(なわしろ)づくりを行いました。新型コロナウイルス感染症の影響で、本来生徒が実習で学ぶこの作業を、教員のみで対応せざるをえないため、非常に大変です。しかし、体育科の先生方をはじめ、作物担当以外の農業科の先生も一丸となって作業を行ったため、無事に完成することができました。 苗代をつくる際に使用した均平機(きんぺいき)は地元の農家さんからお借りしたもので、きれいな苗代をつくることができました。
苗代(なわしろ)とは、イネの苗を田植えが、できるくらいまで大きくする場所のことを指します。ちなみに本校は、移植栽培のため、この苗代でしっかりと育苗してから田植えを行います。
ヒナの成長記録VOL.5:IBDワクチン投与!!
本日、大すう舎に引っ越したヒナ達にワクチンを投与しました。ワクチンの投与方法は「飲水(いんすい)」です。飲水とは読んで字のごとく、乾燥ワクチンを水に溶かして一緒に飲ませるという方法です。その際、すべてのヒナにしっかり投与できるように、あらかじめ断水をしておきます。
今回投与したワクチンは「IBDワクチン」です。鶏伝染性ファブリキウス嚢病に効果があります。この病気は、届出伝染病に指定されており、ヒナの時期に発生しやすいとされています。もしこの病気にかかってしまうと、急に元気がなくなり、白色や緑色の下痢を起こし、最悪の場合死んでしまうため、しっかりとワクチンを投与し、免疫をつけさせる必要があります。
~ちょこっと雑学~
今回飲水に使用した水は、一夜汲み置きしたものです。各家庭の蛇口からでる水道水の遊離残留塩素濃度は、1リットル当たり0.1mg(0.1ppm)以上の濃度を保持することが義務づけられているため、塩素を含んでいます。そのため、カルキ抜きをしたものを使用します。
ヒナの成長記録「大すう舎へお引っ越し」
5月11日(月)に、ヒナ(採卵鶏:ボリスブラウン)を育成舎から、大すう舎へ移動させました。新型コロナウイルス感染症の影響で休校が続き、生徒のみなさんがいないため、教員のみで管理を行いました。作物担当教員をはじめ、普通科担当の教員、合計6人もの先生方がお手伝いにきてくださいました。助っ人に来てくださったおかげで、約30分で作業も完了し、ヒナの可愛さに日々の仕事の疲れを忘れ、大すう舎が温かい雰囲気に包まれました。ヒナの管理を通して瀬戸南家族が、より団結したように感じます。 ヒナがはじめて学校にきた、4月14日(火)の時は体重が平均35gで、とても小さかったですが、27日齢となり、体重も約10倍の350g。中足骨長もしっかり伸び、バタリーの天井に頭がつきはじめていました。幼ビナから中ビナへと成長した彼女らはようやく広い大すう舎へ移動でき、とても喜んでいる様子でした。


(ニップルドリンカー)
ヒナの成長記録:点眼「大変な時こそ助け愛」(生物生産科)
本日、臨時休校で生徒の皆さんがいないため、教員のみでボリスブラウンのヒナ約460羽分の点眼ワクチン接種を行いました。頼もしい助っ人として、家庭科の先生も手伝いに来てくださり、予定よりも、早く終わることができました。ありがとうございました!! ちなみに、今回点眼したワクチンのNB(ポールバックコンビ)は、ニューカッスル病及び鶏伝染性気管支炎の予防に効果があります。新型コロナウイルス感染症の影響で、大変な今こそ教員同士の助け合いが重要であり、力を合わせる時だと感じました。
 - 1.生田先生がお手伝いに 
 - 2.点眼の様子 
 - 3.点眼の様子 
 - 4.NB(ポールバックコンビ) 
「ヒナの成長記録:2週齢目ぐんぐん成長中!!!(生物生産科)」
今週で、ボリスブラウンのヒナが2週齢目となり、練り餌から普通給餌となりました。とい給餌・給水にも慣れ、毎日しっかり食べて飲み、成長しています。体重も初めて入ってきた頃に比べ、平均105gと約3倍にも増え、黄色の初生羽から白い若羽が生え始めています。今後もヒナの発育段階に応じた管理を行い、成長記録を更新していきます。
 - 体重測定 
 - 若羽が生えてきているヒナ 
 - ③給水床 
 - 給餌床 
ウシの除角、鼻環装着!(生物生産科飼育類型)
4月18日(金)。生物生産科2年生が、校内の黒毛和種の除角作業と鼻環の装着作業を行いました。新型コロナウイルス感染症の影響で実施が予定より遅くなりましたが、ケガをすることなく実施することができました。除角の効果としては、管理者への危険の減少や、ウシ同士の突き合いによるストレスの減少などがあります。また、管理しやすいよう、鼻環の装着作業も行いました。最近では、ワンタッチで装着できる合成樹脂タイプの鼻環が主流となってきています。
牛結核病の判定と牛の妊娠鑑定(生物生産科3年飼育類型)
岡山家畜保健衛生所の先生方に、牛結核病の診断について教わりました。牛結核病の診断には人間と同様でツベルクリン反応検査で行います。3日前にツベルクリンを接種し、尾の根元の腫れ具合で診断を行います。本校の牛は全頭陰性でした。最近では数十万頭の検査で1頭が陽性となるレベルまで清浄化が進んでいる病気です。

続けて、受精卵を移植した牛の妊娠鑑定も行いました。受精卵移植とは、受精した母牛から受精卵を採取し別の母牛に移植して妊娠させるという技術です。 3月に実施した母牛が妊娠しているかをエコー検査で鑑定していただきました。「しんひでなみ号」は無事に親指サイズの胎児を確認することができました。安定期となる60日頃までは流産しないよう慎重に管理を行っていきます。


トマト定植しました。(生物生産科)
4月17日に生物生産科栽培類型2年生がトマトの定植を行いました。事前に野菜の授業でトマトの栽培について学び、3葉ごとに花房が同じ向きにつくなど成育特性を考えて、植えつけを実践しました。害虫を寄せつけにくいシルバーマルチを使用し、支柱の立て方や8の字誘因など基礎的な技術も学びました。品種は大玉トマトの「麗夏」とミニトマトの「CF千果」です。
出会いの春:瀬戸南高校に新たな仲間がやってきた!!
4月14日。本校にかわいいニワトリのヒナ(ボリスブラウン)が468羽仲間入りしました。一日一日すくすくと大きくなり、成長の速度がとても早いことを感じます。新型コロナウイルス感染症の影響で、今週から休校になりますが、生徒の皆さんもヒナに負けないくらいの成長ができるよう、努めてください。


 
		















































