カテゴリー別アーカイブ: ①生物生産科

菜の花田んぼでジャンプ!環境に優しい農業へ(生物生産科栽培類型)

生物生産科の田んぼには、毎年、菜の花を栽培している田んぼと、レンゲを栽培している田んぼがあります。環境保全型の循環式農業への取り組みとして、菜の花やレンゲを育て、田んぼに緑肥として入れることで、様々な効果があり、化学肥料や農薬を使用せずに稲を栽培することができます。稲刈りの副産物として生産された稲ワラは牛の飼料になり、くず米は鶏の飼料として利用されています。そして家畜の糞は、再び堆肥として田んぼで稲作に利用されています。
まもなく稲の籾まきが始まります。これからも環境保全を意識した農業に取り組んでいきます。

 

米ぬかでパウンドケーキ(生物生産科栽培類型)

4月24日(水)、生物生産科栽培類型3年の課題研究米班が、米ぬかを利用してパウンドケーキを作りました。
米班はお米甲子園で金賞になることを目標に、良食味米の生産に適した肥料の研究をしています。同時に米を精米したときの副産物である米ぬかを利用した新商品の研究もしています。今回は米ぬかを使い、プレーンタイプとチョコレートタイプの2種類のパウンドケーキを作り、アンケート調査をしました。プレーンタイプは改良が必要ですが、チョコレートタイプは美味しいという評価をいただきました。
今後は米ぬかを使ったクッキー、漬け物などを試作していきます。

トップカーの運転練習で安全な実習を!(生物生産科)

4月24日(木)、生物生産科2年生がトップカー(動力運搬車)の運転練習をしました。乗用タイプ(4輪)と、歩行用タイプ(3輪)の特性を学習し、安全に実習に取り組めるよう実技講習会を行いました。生物生産科では堆肥や稲ワラの運搬などにトップカーを使用して実習することがよくあります。しっかり学んで、安全を意識した実習に取り組んでいます。

「春の苗もの販売会」大盛況!

4月20日(土)9:30~11:00
「第14回春の苗もの販売会」が晴天の下、本校農場で行われました。
トマト・ナス・キュウリなどの野菜苗を始め、ローストチキン・味噌・卵などの生鮮食品、サルビア・マリーゴールドなどの草花苗、そして本校産の餅米で制作した「おかき」を販売しました。
校長先生のあいさつの後、生徒の元気な「いらっしゃいませ!」から、車で帰られるお客様への「ありがとうございます!!」までの繰り返しが1時間30分間ずっと続きました。
今回は販売物に追加して「おかき戦隊」によるギター演奏「瀬戸南おかき」の校内初披露があり、お客様から手拍子も頂いて盛り上がりました。おいしい麦茶の振る舞いや、ブドウに関するアンケートも実施されました。販売所とは少し離れたところでしたが、動物飼育同好会によるふれあい動物園も大人気でした。幼いお子様とご両親の笑顔がとても印象的でした。
今春入学したばかりの新入生も元気よく参加できました。今年度もお客様に私たちが学んでいる日常の学習成果を発表することができ、大変満足しています。ありがとうございました。

用水路清掃大作戦!

4月19日(金)、生物生産科2年生が用水路の掃除を行いました。農業にとって水は不可欠であり、地域においても大切な資源です。用水路の清掃を通して、地域貢献とともに水の大切さを学ぶことができました。お疲れ様でした。

春の苗もの販売会場づくり

4月17日(水)、園芸科学科野菜類型と草花類型の3年生が、今週末20日(土)に行う「第14回春の苗もの販売会」の会場準備を行いました。シートを敷き詰め、テントを15張たて、柱に重りをくくりつけました。これで準備OKです。

野菜類型の生徒は、Oniビジョンの取材も受けました。また、明日の朝刊には広告が入る予定です。ぜひ、お買い物に来てください。

「おかき戦隊瀬戸南じゃー」が「がいせん桜まつり」に現る!

4月14日(日)、生物生産科3年生5名と2年生3名が、真庭郡新庄村で行われた「がいせん桜まつり」で「瀬戸南おかき」を販売しました。
色違いのつなぎを着て「おかき戦隊瀬戸南じゃー」に変身した生徒達が、作詞作曲したオリジナルソングを歌いながら、おかきの販売をしました。「地域との交流と応援」をテーマに活動をしており、パクチーおかきの材料である岡山パクチーの知名度をアンケート調査したり、生のパクチーを見てもらったりもしました。会場となったメルヘンプラザでは、杵での餅つきに参加したり、はやりの歌をギターに合わせて歌うなど、地域の方々としっかり交流することができました。また、つきたてのお餅や、もち米の麺で作ったイノシシチャーシュー入りのラーメンなども頂き、暖かく迎え入れて頂きました。
歴史あるがいせん桜通りの町並みも見学してきました。ラジオや新聞の効果もあり、声をかけてくださった方も何人かいらっしゃいました。ありがとうございました。今後とも「地域の応援隊」として、「瀬戸南じゃー」はおかきの販売をしていきます。

おかき戦隊、つなぎ姿を披露(生物生産科)

4月8日(月)。始業式のあと、瀬戸南おかきのプロジェクトのメンバーが「おかき戦隊」として活動するためのつなぎを着て、来週14日(日)に新庄村の「がいせん桜まつり」でおかきを販売するときに披露する「おかきの歌」の練習をしました。是非、新庄村まで足を運んでいただき、おかき戦隊の勇姿を見ていただけたらと思います。
なお、山陽新聞の取材も受け、生徒達はおかき販売への意欲を記者に伝えていました。この内容は2~3日後に紙面に掲載される予定です。

ニワトリの飼育管理(^_^)/ (生物生産科飼育類型)

瀬戸南高校では、約1,400羽の採卵鶏を飼育して鶏卵を生産しており、生物生産科飼育類型の1・2年生が、春休み中も当番を組んで飼育管理の実習をしています。毎日、鶏舎で卵を集める「集卵」をし、卵を洗って商品にする「洗卵」をします。そして、カキガラの給与や掃除もていねいに行います。毎日決まった管理を確実に行う・・・。生き物を飼育管理する上でとても大切なことです。生徒のみなさん、これからも良品質の鶏卵を生産していきましょう!

黄ニラ大使と農業体験(生物生産科)

3月26日(火)、生物生産科の「瀬戸南おかき」プロジェクトに取り組んでいるメンバーのうち4名が、「瀬戸南おかき・パクチー」の材料となるパクチーを栽培されている「黄ニラ大使」こと植田輝義さんの圃場にお邪魔して、岡山パクチーの収穫、洗浄、選別、計量、箱詰めの作業を体験しました。機械での出荷箱作りなど学校では体験できない事をしたり、作業での苦労話などを聞くことができました。プロジェクトメンバーで新しく作ったカラフルなつなぎを着て訪問し、楽しく農業体験ができ、植田さんにも大変喜んで頂きました。お忙しい中、ありがとうございました。

ウシの受精卵の採取 (@_@)!!(飼育類型)

3月15日(金)、本校の牛舎で、ウシ(黒毛和種)の「はなゆり号」から受精卵を採取しました。今回は、岡山家畜保健衛生所と岡山県農林水産総合センター畜産研究所のご協力により実施することができました。生物生産科飼育類型の1・2年生は、獣医さんや研究員さんの作業を見学するとともに、実体顕微鏡でウシの受精卵や精子などの生殖細胞を観察しました。とても貴重な経験をすることができました。ありがとうございました。

課題研究プレゼンテーションwith瀬戸&瀬戸南高校

3月12日(火)、赤磐市中央図書館1階の多目的ホールで開催された赤磐市主催の「課題研究プレゼンテーションwith瀬戸&瀬戸南高校」に参加してきました。本校からは、パスクラサンの研究発表とブドウの鮮度維持の研究発表を行いました。先輩から引き継いだテーマをこれから発展させて、調査・研究に励もうと考えているときに、このような発表の機会を得ました。

また、瀬戸高校さんのポスターセッションも行われ、7つの発表を聞くことができました。自分たちの進路研究をベースに、調査したり企業に商品開発提案を行ったりと、私たちの研究に通じるものがあり、また、個性ある演出を交えながら発表をされていて、本当に勉強になりました。

モチベーションがとても上がる機会となり、これからのテーマ設定や研究活動に役立てていきたいと思います。
赤磐市の方々、瀬戸高校のみなさん、ありがとうございました。

酪農インターンシップ しました!

生物生産科飼育類型の1年生が、3月9日~11日の3日間、松﨑牧場でインターンシップ(農業体験)をしました。生徒は乳牛がとても大好きで、酪農(乳牛)関係の仕事に進むかどうかを考えているのですが、瀬戸南高校では乳牛を飼育していません。そこで、西大寺地区にある松﨑牧場にお願いし、朝7:00から餌やり、除糞、搾乳の手伝いなどを行い、その後併設されたジェラート製造・販売所でも体験をさせていただきました。
最新の設備や高度な飼育技術、乳加工品の製造販売に取り組む経営など、松﨑牧場で体験したこと、見たこと、聞いたことなどすべてが、将来の進路決定にきっと役立つと思います。お疲れ様でした。

 

パクチー料理で瀬戸南おかき関係者が国際交流

2月22日(金)、課題研究で瀬戸南おかきの開発・販売をしている生物生産科の3年から1年の13名が、環太平洋大学にベトナムから来ている留学生と、瀬戸南高校の調理実習室で料理交流会を行いました。この会のきっかけは昨年11月の「国際かかしフェスティバル」で、ベトナムの家庭料理にパクチーが使われていることや、留学生の方たちが自炊をされていることを生徒が知り、おかき製造でパクチーを加工していながらパクチー料理を食べたことがなかったため、ぜひ本場のパクチー料理を食べてみたいとお願いして実現したものです。

5人の留学生から料理の手ほどきを受け、パクチーを使ったベトナム家庭料理のフォーと生春巻きを作りました。料理をしながら留学生と料理の話や、学生生活、語学の勉強などについて楽しく会話することができました。
この会は、3年生とのお別れ会も兼ねており、瀬戸南おかきの開発・販売に関わったパクチー生産者、岡パク黄ニラ大使、おかき製造会社社長も参加してくださり、卒業を迎える3年生と懇親を深めました。
活動を引き継いだ2年生と1年生は、これからの活動目標を報告するとともに、自分たちで作詞・作曲して完成したばかりのおかきの歌「瀬戸南おかき」を披露し、盛大な拍手をいただいてこれからの活動への決意を新たにしていました。

 

 

 

 

 

 

なお、この様子はNHKの「もぎたて!」で放映されました。

 

種イモ、植えつけました

2月21日(木)、生物生産科栽培類型1年生が、ジャガイモ(デジマ)の種イモを植え付けました。2年生19名、1年生20名が混合で4人の班になり、先生の説明の後、2年生から植え方を教わりながら、各班約50メートルのうねに30㎝間隔で種イモを合計5アール分植え付けました。2年生は、自分で植え付けるより人に伝わるように説明することが難しいことや、説明するためには正確な知識と見本を見せるための技術が必要なことを実感していました。1年生は、4月から入学してくる後輩達に教えられるように、今まで習ったことをしっかりと身につけていって欲しいです。

仕込んだ黒大豆醤油を味見!

生物生産科2年生の醤油プロジェクトメンバーが、近隣の醤油醸造元で仕込んだ醤油を味見しました。この醤油は6次産業化の学習として、学校で生産した黒大豆を昨年の3月に生徒達が仕込んだものです。9月に観察したときよりも、もろみから良い香りがして良い醤油になってきていました。今後の予定として、試しに絞ったもので食味アンケートを実施し、さらに搾り粕を利用して漬け物の作成などを計画しています。黒大豆醤油の販売は、さらに半年樽で熟成させ、9月に搾って瓶詰めをして10月からしていく予定です。

  

 

 


うまく運転できるかな?

生物生産科2年の農業機械の授業では、トラクタの運転操作を練習します。グラウンド内にコーンを置き、S字に前進後進を行う際のハンドル操作とコーンまでの幅寄せを行いながら、学校にある3台のトラクタの車体感覚を身につけていきます。内輪差に気を付けながら後進するのはなかなか難しく、スムーズなS字にならないことも・・・。今後は、水田の耕うんや代かきなど、実習で行っていきます。


味噌、仕込みました!

生物生産科栽培類型(1~3年生)では、今年も1月14日より、生徒が育てた米と地元産の大豆で味噌の仕込みを行っています。
寒い時期の器具の洗浄に始まり、洗米・浸漬、米麹作り、洗豆・浸漬、そして樽への仕込みと、一連の工程を行いました。仕込んだ味噌は、9月にミンチ機にかけ再仕込みをして、10月中旬からパックに詰めて販売する予定です。保存料無添加で引き継いできている伝統の味を、是非買いに来てください。

 

 

 


 

黄ニラ大使 瀬戸南に参上!

1月24日(木)、生物生産科の課題研究で「パクチーおかき」を開発したご縁で、黄ニラ・パクチー生産者で「黄ニラ大使」として有名な植田輝義氏をお招きし、講演会を開催しました。農業に就きトレードマークの黄色いつなぎを着て活動している理由、農業に取り組む思いなどお話していただきました。黄ニラやパクチーをもっと知ってもらい、産地を活性化していきたいという熱い思いが強く伝わりました。生徒から多くの質問も出て、植田さんからも「若い人たちが各方面で頑張ってくれたらうれしい」と励ましの言葉をいただきました。